【SIM道楽】～飽きもせず～ 物理eSIMカード・9eSIM-V3 をゲットして体験レポ

　今回は 今年２月にiOS対応版がリリースされた「物理eSIMカード」の 最新版 9eSIM-V3 をゲットすることが出来たので、その体験レポです。
　9eSIMには３種類のバージョンがあって、それぞれ 9eSIM-V0, V2, V3となっています。( ↑↓ 画は AliExpressストアの商品説明からお借りしての転載です )

　最新版 9eSIM-V3は iOS標準装備アプリの「SIMアプリ」(SIM Tool Kit)に対応しているので、対応eSIMのモバイル設定ページに表示される「SIMアプリ」を使って 9eSIM-V3上に登録されている複数eSIMプロファイルを切り替えることが出来るというものです。https://www.9esim.com/

　今回は 9eSIM-V3を ↓ AliExpressからゲットしました。

「物理eSIMカード」を使うことで 物理SIMカードの一般的な再発行手数料(3,300円)から解放されること(無料･eSIM再発行で代替)を思えば十分にペイする価値有りかと思います(笑)

[ 参考 ] 2024.03.14【SIM道楽】楽天eSIMで物理SIMカード再発行の必要に迫られ…手数料 3,300円の回避策 !! https://king.mineo.jp/reports/266867

　さて、Xiaomi Mi 11 Lite 5G ( Slot#1のみ「物理eSIMカード」対応可) に今回ゲットした 9eSIM-V3を挿入し、早速 eSIMプロファイル ① GigSky, ② Ubigi をインストールしてみました。①,②とも QRコードを入手し、9eSIMの管理アプリ(LPAアプリ)から簡単にeSIMプロファイルの読込みインストールを完了しました。
　( Ubigi eSIMプロファイルの QRコードをゲットする方法は 以下のスレコメを参照。自分も昨日マイネ王で なおき☆さん(5berユーザー)に 教えてもらったばかりです。無料のeSIMプロファイルではQRコードはゲット出来ないので少しですが散財です～(笑) https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/301387/comments/6395345/reply#comment_section


<< 体験-1 >> : 9eSIMに①GigSky, ②Ubigi を読込後
　9eSIMアプリはアカウント登録なしで利用できるので、9eSIMを挿れたスマホで起動するだけで利用可能になりました。登録(読込み)後には9eSIMアプリから以下の情報が表示されることを確認しました。

物理eSIMカードに関する情報 としては :
・9eSIMの EID(上８桁) : 89044052

①GigSky・eSIMプロファイル(プラン)の情報 :
・SIMプロバイダ名 : GigSky
・SIM元の国籍 : USA
・PLMN : 31038
・SIMオペレーター名 : AT&T
・ICCID(上８桁) : 89104100

②Ubigi・eSIMプロファイル(プラン)の情報 :
・SIMプロバイダ名 : Ubigi
・SIM元の国籍 : Global
・PLMN : 90137
・SIMオペレーター名 : Transatel
・ICCID(上８桁) : 89882470


<< 体験-2 >> : ①GigSky, ②Ubigi プラン専用アプリで ①GigSky, ②Ubigiのデータ残量と有効期限は、問題無く表示されることを確認しました。

<< 体験-3 >> : ②Ubigi を使ってネット接続状況を確認しました。

・10:30am@4/30
・OoKla : TGTサーバー / Tsukuba
・DN = 30.4Mbps
・UP = 1.89Mbps
・PING = 128ms
・Docomo LTE=B3 接続


<< 体験-4 >> : 物理eSIMカード・9eSIM(①GigSkyを有効) をiPhone SE3へ移動し、iOS標準アプリの「SIMBアプリ」で、①GigSkyから ②Ubigiに切り替える手順を確認しました。

・「SIMアプリ」内に{9eSIM}項目が表示され、それを選択すると{ESIMLIST}が現れ、さらにその内部には既登録の①GigSky, ②Ubigiの各プランが一覧され、且つ{*GigSky}が選択されていることが確認できる
・①GigSkyから ②Ubigiへと切り替えるために Ubigiを選択タップしてから{ENABLE}をタップすると、有効eSIMプランが{*Ubigi}へと切り替えられた。

・再度 iPhone設定の「モバイル通信」に戻るとデータ接続が、Ubigi (Transatel)に切り替っていることが確認できた。

　ということで、iPhone(iOS)でも iOS標準装備のSTKアプリである「SIMアプリ」を使うことで物理eSIMカード・9eSIM内に登録されている複数のeSIM(プラン)プロファイルが切り替えられることが確認できました。

　現在自分の所有している物理eSIMカードの eSIM.me-OMNI, 5ber-Ultra, 5ber-Premium, EIOT, 9eSIM-V3の５つの中で、iPhone(iOS)の「SIMアプリ」による切り替えに対応しているのは 5ber-Ultraと、今回の9eSIM-V3の 2つになります。



　最後に、私的感想としては…
　どの「物理eSIMカード」も、Android機に対する専用管理アプリ(LPA管理 & STK管理)が充実してきたことで、使い勝手や安定性が大幅に改善されたように感じています。
　国内のAndroidスマホは内蔵eSIMを備える機種が増えているので、「物理eSIMカード」の利用を必要としないユーザーが大多数かと思いますが、残された物理SIMスロットに対してさらに機動性を求めたり、物理SIMカードの再発行コストを抑えたいユーザーにとっては便利なツールではないかと思います。

　最近はSIM関連の面白ツールの最新情報を求めつつ、すっかりAliExpressサンのお世話になっています。届くまでの１週間～15日間程度の待ち時間も、これまたお楽しみの一つになっています～(笑)

　いつもながらのニッチなSIM道楽、ここまでお付き合い頂けたなら感謝です。