【SIM道楽】物理eSIMカード「eSIM.me」でMi 11 Lite 5Gをグレードアップ
最近話題の「物理eSIMカード」。eSIMを搭載しないAndroid機に eSIMプロファイルの複数搭載を可能にする物理SIMカードを使うことで eSIM機と同様の使い勝手にグレードアップさせようという斬新なサービスです。マイネ王でも既に紹介スレが投稿されています。
参考「Android用、e-sim対応の物理simカードが登場?」
by たけや姫さん 2022.05.07
https://king.mineo.jp/reports/180808
ネット上ではまだ情報は少ないものの、チャレンジャーな先陣の体験報告も見られますので3つほど下記URLしておきます。興味のある方は覗いてみて下さい。
「これを待ってた!すべてのAndroidスマホをeSIM化できる「eSIM対応のSIMカード」が登場!」
https://sumahodigest.com/?p=9785
「物理eSIMカード「eSIM․me」を使ってみた。eSIM非対応機種でもeSIMを使えるようにできる優れもの」
https://androplus.org/entry/esim-me-card-euicc/
「eSIM.me は商用かつ汎用の Removable eUICC カード」
https://cheerio-the-bear.hatenablog.com/entry/2022/03/04/172109
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今回「e-sim対応の物理simカード」としてゲットしたのは「eSIM.me」↓ eSIMプロファイルが5個まで格納できて US$29.95(送料別)のタイプです。
https://esim.me/esim-for-Xiaomi-Mi 11-5G?search=how to install&description=true&limit=75
届いたパッケージは SIMカード x1枚と簡単な説明書き。シンプルですが、オリジナルデザインの梱包袋も新サービス提供開始の意気込みを感じさせてくれます。
基本的には専用管理アプリ「eSIM.me」↓ をインストールしたスマホで起動させた後にステップ・バイ・ステップで進めていくことでeSIMプロファイルのインストール(複数)が可能になります。
eSIMプロファイルのインストールに際しては、
① QRコード・スキャン
② 写真ライブラリ内のQRコード読取り
③ 手動で入力 (コピペ可能)
以上の3通りの読込方法が提供されていますのでスマホ一台でもeSIMインストールが可能になっています。特に②では、メールで送られてきたQRコードを画面プリントで保存しておけば、それを読み取ってくれる機能なので地味に便利です。
さて、今回は身近なところで
1. IIJmio-eSIM (IIJ)
2. Rakuten-UnLimit eSIM (Rakuten)
3. Ubigi-eSIM (Transatel)
4. MTXConnect-eSIM (MTXC)
という x4 つの良く知られている eSIMをインストールしてみました。
通常 Android-eSIM機ではスマホ本体の設定から「モバイルネットワーク」>「携帯通信会社」を開くと eSIMプロファイルの一覧が表示されますが、「eSIM.me」カードに搭載された eSIMプロファイルは専用管理アプリ「eSIM.me」に一覧表示されます。
選択有効化されている eSIMは最上段に、それ以外の無効化(待機中)されている eSIMは下段に一覧表示されます。
専用管理アプリ「eSIM.me」の一覧に表示されるeSIMリストのうち、選択(有効化)されている eSIMのみが スマホ本体のモバイルネットワークページのスロットに表示されます。換言すると、スマホ本体の「設定」アプリから見えるのは常に「eSIM.me」に登録されているeSIMプロファイルの内の「有効化」されている1つのeSIMプロファイルのみです。
↑ のケースでは
・ eSIMが一つも有効化されていない場合には、「eSIM.me」カードが挿入されている本体SIMスロットには「eSIM.me」と表示され
・ eSIMのうち一つ有効化(MTXConnect)されている場合には、「eSIM.me」カードの挿入されている本体スロットにも「MTXConnect」と表示されています。
次に「eSIM.me」カード上にある複数のeSIMプロファイルの内 1個を選択し有効化(IIJmio-eSIM)した後に、Android(Mi 11 Lite 5G)機から「eSIM.me」カードを取り出して iPhone SE1(シングル物理スロット機)に挿入してみました。↓ そのまま稼働するか否かの検証です。
結果、「eSIM.me」カードは、選択し有効化した 「IIJmio-eSIM」SIMプラン としてシッカリ機能することが確認できました。
チョット横道に逸れますが、これができるということは~、IIJmioSIMサービスの場合、物理データ専用SIM(2GB)=740円/月に対して、eSIMデータ専用(2GB)=440円/月は 300円/月お安く使えるメリットも出て来るので、1年間使用すると考えれば「eSIM.me」カード費用を考慮しても「eSIM.me+IIJmio eSIM」の組合せで遊びながらオツリが来る~( ´∀` )/ ということにもなりそうです。。。
ここまで 4種類の eSIMを同時格納して上手く稼働することを確認してきましたが、未だサービス開始直後と言うこともあって幾つかの操作性の悪い部分を感じました。(あるいは 使用したAndroid機、Mi-11-Lite-5Gと「eSIM.me」の相性かもしれませんが…)
X1. eSIMプロファイルを切り替える際に、スマホ本体側で該当スロットを「オフ」にしておく必要がある。
X2. eSIMプロファイルを切り替える際に、トグルスイッチのオンオフだけでは切り替わらずに「リブート(再起動)」が必要になる。
上記 X1, X2の2点とも 1~2ステップの操作をすることで対応は可能ですが、スマホ本体内蔵eSIMの切り替えと比べると 若干操作性が落ちるように思います。
ユーザーが増え、アプリ更新も入ることで使い勝手が徐々に改善されていくことを期待したいと思います。
おまけ :
使い始めて慣れるまでに出て来たエラー表示
EID = 89086030XXXXXXXX~XXXXXXXXX (32桁)
IIJmioのeSIMはデータプランしかない(ルーターにうってつけのプランとも言える)ので、これがルーターで使えるようになることは大きい気がします。
今度ルーターからPCに差し替えようかと思っているSIMを置き換えたいですw
300円も安くなったらSIMを増やしても痛くないですし!
ただ、現状は海外通販の壁で導入が難しそうですorz
これ、興味あります。LinksMateがEIDの番号を2種類挙げたのは、実際にやってみてできたのがそれだったということだと思いますが、そもそもeSIMが使える機種が少ないのでたまたまその2種類しかまだ存在していなかったのかもしれないです。
結果報告を楽しみに待っています。
>> 夙川 さん
>IIJmioのeSIMを登録してそれをルーターに>差し替えても使えるってことですよね??
はい、IIJmio-eSIMを有効にした「eSIM.me」カードを、実際にMR04LNにセットして確認してみました。使えます。
ただし eSIMプロファイルの切り替えをするには、「eSIM.me」カードを元のAndroidスマホに戻してから切り替える必要があります。ルーターに入れたままでのesIM切り替えは出来ません。
>これがルーターで使えるようになることは
>大きい気がします
はい、ご指摘の通りeSIMは在庫管理費や物流費のコスト低減が見込めるので、物理SIMに比して手数料や月額プランの割安なものが提供されているケースがありますね。
>> 川辺@工作したい さん
>ルーターに使えるってことは>LTEモジュール搭載のPCにも使えますね…
スミマセン、SIMスロット付きのPCを持っていないので残念ながら確認は出来ませんでした。まぁ基本的には問題ないかと思いますが。
>> okitaomote さん
>LinksMateがEIDの番号を…>結果報告を楽しみに待って…
はい、道楽一道やってみます(爆)♪ 楽しみにお待ちください。
LinksMateは既にユーザーになっているのでeSIM追加のハードルは高くないです(笑)。また、 LinksMate-eSIMが利用できることが確認できるようであれば、SIM追加の際に、[物理SIM手数料(1,000円)+物理SIM配送料(1,000円)=2,000円] のところが [eSIM手数料=500円]だけで済ませられる「eSIM.me」は何とも ECOです♬
「eSIM.me」物理カードeSIMのスマホ対応機種について :
① ↑「eSIM.me」アプリ(左画)をAndroid(物理SIMスロット)機にインストールし、最初の起動で「eSIM.me」対応可否の「物理SIMスロット」が表示されます(右画)。
Xiaomi Mi-11-Lite-5Gの場合には2つある物理SIMスロットの内、「物理スロット#1」のみが「eSIM.me」カード対応と判定されました。(恐らくこのスロットでないとおそらく eSIMプロファイルの書き込み(インストール)や切替えが出来ないということかと理解しています)
②Android(eSIM非内臓)機で「eSIM.me」カードが利用できる機種・検索
https://esim.me/which-android-supports-esim/
LinksMate-eSIMを「eSIM.me」カードにインストール出来るか否か~ LinksMate-eSIMは EID=89049032XXXX, or 89033023XXXX のみが対応EIDと表示されているのに対し、「eSIM.me」カードはEID=89086030XXXX となっているので、LinksMateの説明を無視して強引にインストール出来るか否かの検証です。
結果 :
LinksMate-eSIMの「申込完了/決済完了」後、マイページに表示される「利用端末のEID」入力ステップのところで「eSIM.me」カードのEID=89086030XXXX~(32桁)を入力したらエラー(誤入力)でハジかれてしまいました。何とLinksMate-eSIMプロファイルをインストールする「QRコード読込み」操作以前の冷たい「門前払い」となりました。残念っ! (泣)
ahamo-eSIMや、日本通信-eSIMのインストールは未体験なのでLinksMate-eSIMと同様のEID判定ステップがあるのかどうか知りませんが、ドコモ系eSIMは要注意かもです。
>> kc_iOS9.2.1 さん
あら、EIDの番号をちゃんと区別していたんですか。驚きです。日本で販売されているeSIM対応のスマホで、89049032, 89033023以外のものってあるんでしょうかね。日本通信やアハモでどうなのか興味が出てきました。
>> okitaomote さん
>日本で販売されているeSIM対応のスマホで、>89049032, 89033023以外のものって
>あるんでしょうか
以前に探してみたところでは、
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SAMSUNG SM-N986B, R875FZSAKDI, F916B
89043051-20220000-XXXX~
SAMSUNGの一部に89043051を使っている機種が見つかりました。
また他方で SAMUSNG は
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SAMSUNG SM-G985F, G988B, G980F
89033023-42210000-XXXX~
一部の機種では指定されている 89033023を使っているのも見つかっています。
LinksMateの EID制限が何の制限を意味するのか不明です。
検証 : 登録済 eSIMプロファイルの削除操作
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eSIM.meにインストールした 4つのeSIMプロファイルの内、Rakuten UnLimit eSIMの機種変更(eSIM再発行)の完了後に、eSIM.me一覧からのから削除を試みました。
操作としては特に問題も無く、有効化していた IIJmio-eSIMプロファイルにも影響はありませんでした。
>> ノリ_@元気 さん
>いちばん安いやつで5129.6円でした先ほど確認してみたら、私の場合、昨年の5月購入で 4,737円(送料込み、US$-3.00 割引)でした。しかし、昨年は 6/30-7/01の Summer Saleで -22%(↑画)というのもあったので、今年もあるかもしれませんので、その機会を待つのもアリかと。。。eSIM.meカードは 結構楽しめます。
よくわからないままコメントしてます📝
とりあえず、情報は見るように見るようにしてるのですが笑
よろしくお願いします^_^