ゆずるね。補完計画(仮)画面ロック解除時の宣言補助
MacroDroid というアプリを使用します。
Android 5.0 以降(7.0 以上を推奨)
大まかな流れ(最低限)は
① MacroDroid のインストール・設定
② マクロのダウンロード・保存
③ 利用開始
と言う感じになります。
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「ゆずるね。」の達成特典を得るためには「宣言」が毎回となりますが、毎回宣言するのがめんどくさい、忘れてしまうという事で「1カ月分ぐらいの宣言をまとめて出来る様にして欲しい」というアイデアファームへの投稿もちらほら見かけます。
「宣言」忘れへの対策としては、
・スマホのホーム画面にウィジェットを配置
・mineo アプリの未宣言時通知(朝8時半)
・時計アプリでアラーム設定(昼夜2回等)
などが考えられます。
毎回の宣言が面倒・忘れるという場合でも「1日数回はスマホを操作する」はずだと思うので、
画面ロックが解除された時に mineo アプリを起動する
という補助動作のマクロを用意しました。
※作りかけて放置だったので再調整^^;
宣言をするための補助を行うだけですので「自分で宣言」してもらう必要があります。
自動的に「画面ロック解除」~「宣言」を行う様な事も出来なくはないのですが、端末ごとの再設定にかなり手間と時間がかかるので「画面ロックが解除された時」に動作するものにしました。
普段スマホを使う際の操作は面倒ではないけど「宣言」に関してはどうしても面倒でしかないとなると、「宣言専用」の Android のスマホを用意して自動化に挑戦などを検討した方が良さそうですね(自動化したとしても、日々の状態確認は必要ですが)。
もくじ
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1. 必要なアプリのインストール
2. MacroDroid の起動と初期設定
3. マクロのインストール
3.1 マクロのダウンロード・保存
3.2 対象時間指定の変更
3.3 通知音の設定
4. マクロの記述について
4.1 トリガー
4.2 アクション
4.3 条件
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1. 必要なアプリのインストール
まず初めに MacroDroid というアプリを Google Play ストアからインストールします。
① Play ストアのアプリを起動
② MacroDroid を検索
③ アプリをインストール
アプリのインストールが終わったら Play ストアのアプリは終了しておきます。
MacroDroid - デバイス自動化
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.arlosoft.macrodroid&hl=ja
現在は Android 5.0 以上となっています。
後で色々と使うかも知れないなどを考えると最低でも Android 7.0 以上、出来れば Android 9 以上が良いと思います。
【補足】
MacroDroid は無料で利用できます。
無償版の場合は、
・広告が表示される
・保存できるマクロは5つまで
という制限がありますので適宜広告は閉じてください。
有償版へアップグレードすると広告表示なしで保存できるマクロが無制限となります。
2. MacroDroid の起動と初期設定
アプリのインストールが出来たら MacroDroid の初期設定を行っておきます。
① MacroDroid を起動、説明画面を進む
② アプリの右下にある「設定」をタップ
③ 「バッテリー最適化から除外」をタップ
④ 電池の最適化を無視:はい(許可)をタップ
「電池の最適化」についての確認画面が出なかった場合は、MacroDroid の画面下部の一番右にある「設定」から「バッテリー最適化から除外」を「許可」してください。
【補足】
アプリ導入時の手順などを掲示板に掲載してありますが、両方見るのも手間がかかるという事から使用する分のみを記載しました。
ゆずるね。補完計画(仮)アプリ準備編
https://king.mineo.jp/yuzurune/reports/126976
3. マクロのインストール
MacroDroid では起動条件や動作内容・処理を記述した物をマクロと呼んでいます。
「ゆずるね。」の「宣言」を補助する動作を記述したマクロをテンプレートにアップロードしてあります。
無償版の MacroDroid でもテンプレートからマクロをダウンロードして利用することが出来ます。
※テンプレートのアップロードは有償版のみ
3.1 マクロのダウンロード・保存
MacroDroid を起動し、テンプレートからマクロをダウンロードして保存します。
① 画面下部の「テンプレート」に切替
② 画面上部の虫眼鏡(検索)をタップ
③ 「手動宣言用」を検索
検索文字に「手動宣言用」と入力
キーボード右下の「虫眼鏡」をタップ
④ 検索結果のマクロをタップ
「ゆずるね宣言(ロック解除時:手動宣言用)」のマクロをタップ
⑤ マクロがダウンロードされて読み込まれる
⑥ ローカル変数の値を確認
初期値は大丈夫だと思いますが、念の為に
Yuzu_done(ローカル変数)を確認します。
a. 画面下部の「ローカル変数」をタップ
b. Yuzu_done が False なのを確認
True になっていたら False に変更
c.「ローカル変数」をタップして閉じる
Yuzu_done が True の場合は変更する
a. Yuzu_done の変数をタップ
b. False を選択し OK で決定
c. 値が変更される
d. 「ローカル変数」をタップして閉じる
⑦ 画面右下の(≡+)をタップしてマクロを保存
マクロ保存後、検索結果画面になります
⑧ 左上の ← でテンプレート画面に戻る
⑨ 画面下部の「マクロ」に切替
マクロが有効になっている事を確認する
(スライドスイッチが右側)
⑩ 動作テスト
一旦スリープ状態にする
画面ロック解除の操作を行う
「ゆずるね。」宣言補助画面が表示
注:11:25 ~ 13:15 の時間以外に確認
以上で「補助としての基本的な部分は使える」状態となります。
30分ぐらいで準備できると思いますが、これでも面倒となると「ゆずるね。」対象外で「宣言」不要の「マイそく」も検討した方が良いかもしれないですね…。
【注意事項】
mineo アプリを起動した時に「宣言」状態の更新に少し時間がかかる場合があります。
「宣言済み」のままになっている様な場合は残容量の更新を行うなどで「宣言待ち」の状態になってから「宣言」を行ってください。
【重要事項】
画面ロック解除時に mineo アプリを起動して「手動で宣言」を行うための補助を行いますが、マクロからは「宣言が行われた状態」がわからないので必ず宣言を手動で行ってください。
アプリの起動まで行っていれば数タップで済むと思いますし…。
mineo アプリを起動した後に「やっぱやめた」とか「ちょっと後でやろう」等の理由で「宣言」が行われなかった場合であっても「宣言」の処理済みという動作になりますので、次に画面ロック解除をした時間によっては確認画面は表示されなくなります。
3.2 対象時間指定の変更
13:15 にアプリ起動判定用の変数をリセットしている関係で画面ロック解除の判定時間を 13:15 ~ 11:25 にしています。
「宣言」は 11:30 までなので、終了時間を11:30 にするとアプリ起動した時には時間が過ぎてしまうので5分前にしてあります。
午後~夕方は余計な表示を出したくない等もあるかと思いますので、判定開始時間は生活習慣に合わせて変更してください。
mineo のメンテナンスを考慮すると開始時間は 20:00 ぐらいまでが無難だと思います。
対象時間を変更する場合はトリガーの「ロック画面の解除」条件にぶら下がっている「時刻」の設定を変更します。
① マクロをタップして内容を表示
② トリガーの「時刻」をタップ
③ 処理選択画面の「設定変更」をタップ
④ 「開始時間」を設定し OK をタップ
⑤ 「終了時間」を設定し OK をタップ
終了時間はそのままで良いかと
⑥ 画面下部の (✔) をタップして保存
3.3 通知音の設定
マクロの通知音設定は3ヶ所あります。
音が鳴らない方が良いという場合もあると思いますので、初期設定ではアクション無効や通知音なしに設定してあるので通知音は鳴らない状態になっています。
・動作開始時の通知音(サウンド再生)
画面ロック解除時に動作する際の音
初期設定:動作無効
・「宣言」を後で行う場合のダイアログ表示
次回の画面ロック解除時に再確認する表示
初期設定:動作無効(ポップアップ代用)
・宣言処理フラグクリア処理の通知
動作判定用変数クリアの通知時の音
初期設定:通知音なし
各動作で音を出したい、通知音を変更する場合は該当するアクションの内容(動作)から再設定して下さい。
動作を有効にする場合
① 対象のアクションをタップ
② 処理選択画面の「有効」をタップ
③ 画面下部の (✔) をタップして保存
通知音を設定・変更する場合
① 対象のアクションをタップ
② 処理選択画面の「設定変更」をタップ
③ 通知音の設定値(例:なし)をタップ
④ 一覧をスクロールして選択
⑤ OK をタップして決定
⑥ 画面下部の (✔) をタップして保存
【参考・関連記事】
ゆずるね。補助計画(仮)MacroDroid マクロ設定変更方法
https://king.mineo.jp/yuzurune/reports/127420
2.1 再生音の変更
2.2 アクションの有効・無効切り替え
4. マクロの記述について
MacroDroid のマクロは
・トリガー
・アクション
・条件
というブロック(要素・定義)で構成されています。
マクロを見れば大体の動作等は分かるだろうとは思いますが、いちおう内容を掲載しておきます。
4.1 トリガー
トリガーは動作が発動するための条件定義となります。
このマクロでは3つ指定してあります。
・「ゆずるね。」宣言補助処理
指定の時間に画面ロックが解除された時に、Yuzu_done の値が False になっている場合は「ゆずるね。」宣言の支援動作を行うための条件です。
初期設定の時間は 13:15 - 11:25 です。
・宣言処理フラグクリア処理
月曜から金曜の 13:15 に宣言処理済フラグの Yuzu_done をクリアするための条件です。
設定してある時間が 13:00 になっていないのは、復帰する少し前に Doze モードが解除されて通信が発生する事を避けるためです。
・月に1度システムログをクリア
毎月1日の 00:05 にシステムログをクリアするための条件です。
4.2 アクション
トリガーが発生した際に行う処理・動作を定義(記述)します。
「発生したトリガー条件」の判定が出来る様なので1つのマクロに複数の関連する処理を記述しています。
これにより「無償版」では「マクロは5つまでしか登録できない」という条件を少しでも緩和出来る事になります。
・「ゆずるね。」宣言補助処理
動作判定用の変数( Yuzu_done )が False になっている状態で、対象の時間帯に画面のロックが解除された時に動作します。
動作選択の確認ダイアログを表示し、宣言を行う選択をした場合は mineo アプリを起動して判定用変数に True をセットします。
今は宣言を行わないという選択をした場合は次回の画面ロック解除する旨をポップアップにて表示します。
・宣言処理フラグクリア処理
「ゆずるね。」宣言補助で mineo アプリを起動するかどうかの判定に使用している「マクロ内での変数」をクリアして「宣言待ち」という扱いに戻します。
フラグクリアを知らせる通知も行っています。
・月に1度システムログをクリア
ログが大量に増えて容量を圧迫するほどにはならないと思いますが、手作業でいちいち削除するのも面倒なので自動的に毎月クリアを行います。
4.3 条件
トリガーの条件を満たしていても発生しない例外要件を設定したい場合に利用します。
このマクロでは使用していません。
関連記事
ゆずるね。補完計画(仮)アプリ準備編
https://king.mineo.jp/yuzurune/reports/126976
ゆずるね。補助計画(仮)MacroDroid マクロ設定変更方法
https://king.mineo.jp/yuzurune/reports/127420
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ゆずるね。補完計画(仮)複数回線用マクロ編
https://king.mineo.jp/yuzurune/reports/127032
ゆずるね。補完計画(仮)ロック解除マクロ編
https://king.mineo.jp/yuzurune/reports/127199
ゆずるね。補助計画(仮)タップ座標確認方法
https://king.mineo.jp/yuzurune/reports/127084
ゆずるね。補助計画(仮)ロック解除画面編
https://king.mineo.jp/yuzurune/reports/126761
更新履歴
2022/09/29 初回作成
私の方ではゆずるね宣言を回線一覧から
行うように変更しました。
アニメーションの画面は特典達成画面に
切り替わることがあるので
うまく行かないです。
後は余程の事が無いと失敗する事は
無いですかね。
自分なりに改良できる方でないと
MacroDroidアプリを使って作成するのは
難しいかなとも思います。
改良ありがとうございました。😊
>> かさと さん
回線一覧の画面から行う方が余計な表示が少ない感じですね。「ゆずるね。」の画面に移動してから「宣言」を行う場合だと、アニメーション表示などもあるために待ち時間を少し長めに調整し直したりする必要があると思います。
回線状況・速度などによっても表示されるまでの時間が変わるので、8~12秒ぐらいの待ち時間を設定した後に達成表示の OK をクリックして閉じる(画面表示が出てこない場合でも空打ちする)などが必要になって来ると思えます。
自動化する場合は、例外的に出てくる画面(達成表示、不定期の広告など)の待ち時間と閉じるための操作(テキストタップや座標の微妙な調整)も込みになるので、検証と調整に数週間~数ヵ月必要とする事がありますし。
実際に一からやろうとすると、MacroDroid のマクロ作成も最初から調べながら行ったり、マクロの動作の流れや判定・分岐などでのプログラミング要素も含まれてくるのでハードルは高い状態になってしまいますね^^;
>> さすらいの亀三@お皿の上には🐱の夢😁 さん
少しでも使う人が出てくるといいんですけどね^^;一から行なおとすると初心者には、相当な時間がかかりそうですね。
自分なりに自分のモノにされた方でなければーー
🐱🍡わたくしには¿⁇猫に小判ーー何日かかるやら〜
また色々教えてくださいね。ありがとうございました🍡🍵
>> rabauru さん
そうですね^^;一から準備してやろうとすると、かなり時間がかかると思いますので途中で挫折してしまうだろうと…。
アプリの使い方(もろもろの設定方法など)をネットで探したり、どういう風に動かしたらいいのか(まぁ、要は何をどうしたいのか?)なども考えて・・・となると1カ月以上かかりそうですもんね。
>> ゆんたぬ11@ゆずるノラ🐱🍡🍊 さん
何もないところから構築していくとなると、1カ月~数ヵ月ぐらいかかりそうですね。以前は画面ロックの自動解除も行って~などもあったのですが、個々の設定が違うために「自分で画面をタップする座標を一つずつ調べて入力していく」などの作業が必須でした。
そういう「ちまちました作業」が出来る、ある程度慣れている人でも再設定には数日かかったりするので、導入のハードルが高いという事が避けられない状態でした。
で、導入しやすくする方法が無いかな~って考えていた時に、いっそのこと「画面ロックの解除操作」を捨てようと思ったわけです。
そうする事で本人が画面ロックを解除したら動く部分だけになりますし、初期設定(再調整)の手間も可能な限り省けて導入しやすくなるだろうと。
うちの場合は回線一覧から宣言する動作のものをベースにレーダーの起動、0時前にさんぽを起動(こっちはついでだけど置きっぱなしの端末なので歩数が1~5ぐらい)などで自動的に動作しています。
一応、毎日宣言状態の確認はしてますけど^^;
>> 真里亞 さん
「画面ロックの解除操作」を捨てる😳👌✨斬新なポイ捨てご教示ありがとうございます😁
自動的に動作⏰寝ざまし時計のイメージとマイ腹時計⏰のイメージですね😁🍡
一応、毎日宣言状態の確認👀やはりーー要りますね🍊🌱
承知しました…*^:ありがとうございます。
>> ゆんたぬ11@ゆずるノラ🐱🍡🍊 さん
うちの場合は「宣言専用」の端末から処理を行ってますが、自宅に置きっぱなしの Wi-Fi 専用機という事もあって画面ロック解除がスワイプになっているので解除操作の再設定は不要になってます。しかし、多くの場合は持ち歩くスマホに mineo アプリを入れて使っていると思いますので、どうしても画面ロックの解除操作で何かしらの操作が必要になってしまう部分が導入の際のハードルになってしまう事を避けられないんですよね…。
今は回線一覧からの宣言にしているので、余計な表示が出てこない感じなので宣言し損ねる事が無いですが、アプリのホームからだと非定期の広告が邪魔するなどで宣言できていなかったことがありました。