こんなに簡単＆自由なmineoパケットギフトで容量不足を即解決!!

ユーザー同士で容量を譲り合い

格安SIMに限らず、スマートフォンを使う上で問題になるのがデータ通信容量。事前に容量を設定するため、使いすぎると昔のように莫大なパケット料金の請求はこないものの、通信速度が最大200kbpsに絞られるため、動画の快適な視聴などができなくなる。それを回避するためにパケットチャージ（162円（税込）/100MB）する方法もあるが、mineoの料金プランの差からすればかなり割高で、お財布がさびしくなってくる。かといって毎月の容量に余裕をもたせすぎるのはお金がもったいない。

データ通信容量に限りがあるなか、足りない人がいる一方で、余らせている人も必ずいる。もし、足りない人が余っている人から容量をもらえたら、なんとも合理的と考えたことはないだろうか。

mineoが9月から始めた「パケットギフト」は、まさにそれができるのだ。mineoのユーザー同士に限られるが、同一住所の家族などに限らず、パケットを贈ったり贈られたりが可能なところがミソだ。

やり方は簡単で、パケットを余らせている人がmineoのマイページへログイン、贈りたい容量を設定してクリックすれば、すぐにパケットギフトコードが発行される。一方、足りない人もmineoにログイン、余らせている人からもらったパケットギフトコードを入力すればすぐに容量が増える。

実際にやってみる

では、実際にやってみよう。1人ではできないので、mineo仲間である某編集者に協力してもらった。容量の受け渡しはPCでもスマートフォンでもWebブラウザから可能。スマートフォンの場合はmineoアプリからページを呼び出すこともできる。

PCのWebブラウザでマイページにアクセス。右下の入力欄に容量を入力するが、1MBの位に0が付いているので注意。試しに「100」と入力したところ、100MBのつもりが1GBになってしまったのは内緒だ。

容量を入れるとすぐに確認画面になり「ギフトを発行」ボタンで即発行となる。

パケットギフトのコードが表示され、これで贈る側の手続きは完了。

スマートフォンのWebブラウザでも同様に発行できる。

受取側も、まずWebブラウザでmineoのサイトにログインする。

マイページの下のほうまでスクロールして「パケットギフトを受け取る」ボタンをタッチ。

贈られてきたパケットギフトのコードを入力して「ギフト受取」をタッチ。

これで受取手続は完了。

試しに「mineoスイッチ」で容量を確認するとすでに反映済みであることがわかる。

容量は受け取ってから反映

贈る側がパケットギフトコードを発行しても、贈る側の容量に変化はない。贈られた人がパケットギフトコードを入力・反映した時点で差し引かれる。つまり、受け取らなければ宙に浮くことはない。

また、贈られた側も簡単に、もらった容量を自由に扱うことができる。パケットギフトコードを入力したら即使えるようになるほか、そのまま別の人へギフトすることもできる。

パケットギフトコードの有効期間は発行日の翌々日か月末の早いほうまで。もし、そのパケットギフトコードが使われなければそのまま何も起こらない。そして、移行した容量は翌月末まで有効だ。

容量が即移動できるので、活用法もいろいろ

やりとりが簡単できるということは、気前よくポンと大容量を他人にあげてしまった後、「多過ぎた」と思って後悔することもある。しかし、もらった容量をすぐ他にギフトできるということは、反対方向にギフトし返してもらえば容量を戻すこともできる。いったん多くあげておいて、使わなかったら返してね……的なギフトもできるということだ。

なお、パケットギフトは同じeoID間で贈ることはできない。1つのIDに2つ以上のmineo回線を契約していた場合、その回線間で容量のやりとりはできないのだ。ただしパケットシェアを申し込めば、毎月自動で余ったパケットをシェアできる。効率利用派にはうれしい仕組みだ。

iPhone 6s/6s Plusの発売直後なだけに、どうしてもDプランが注目されがちだが、周囲にmineoユーザーが多い人は、パケットギフトのフリーダムな仕様にも熱い視線を送っておくと吉だ。

ただ、これは裏ワザ(？)があり、仲良しの人がmineoを使っていれば、一時的にその人にギフトし、すぐにもう1つのmineo回線にギフトしてもらえば容量を移動できる。

たとえば、ID「甲」のA回線からID「乙」の回線に100MB分パケットギフトする。次にID「乙」の回線からID「甲」のB回線に100MB分パケットギフトすれば、結果的にID「甲」のA回線からB回線に100MB分のパケットが移動したことになるわけだ。

そしてもちろんのこと、auネットワークのAプラン、ドコモネットワークのDプランの区別なくパケットのやりとりが可能。auからドコモへ、そしてその逆も自在なのだ。

あまりに自由過ぎるので、今後、パケットギフトのルールが変わらないとも限らないが、うまく使えば便利なこの機能、ぜひ活用してみてほしい。

ASCII.jp側のコラボ記事

さて、ASCII.jp側では、iPhone 6sでも使える！ mineoドコモプランの申し込み＆使い勝手を検証と題し、ドコモプラン（Ｄプラン）のご紹介や申し込みや、パケットギフトについてご紹介している！

両方読むことで、mineoの「パケットギフト」を使いこなせるようになること間違いなし！ぜひどちらも読んでいただき、ご家族やご友人などとパケットギフトを贈りあうことで、容量不足回避に努めてほしい！

それでは、マイネ王側、ASCII.jp側の記事を読んでいただいたみなさん、感想やご意見があれば、コメントをよろしくお願いします！

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※ ASCII.jp側のコラボ記事は、各マイネ王記事の最後にリンクを掲載しています。