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端末の型番と対応周波数

hikok
hikokさん
レギュラー

以前から疑問に思っていることがあります。
どなたがご存知の方がおられましたらご教授下さい。
例えばAsusのZenfoneにはいわゆるグローバル版と国内版があります。
SamsungのGalaxyには国内のそれぞれのキャリア向けのものとグローバル版でもアメリカ向け、アジア向け、欧州向けなどで型版が異なっており対応周波数が異なります。
これらの周波数の違いは始めから
1)通信モジュールが異っているのでしょうか。
2)それともモジュールは同じでファームウェアだけがことなるものなのでしょうか。

極端な言い方をすればもし2)であれば技術があったとしての話ですがファームウェアを焼き直せば別のエリアで使用する周波数に対応するのでしょうか。
1)ならエリアを変更するためのファームの焼き直しは徒労に終わります。

もちろんワンセグやお財布などはモジュールが必要であることは存じております。
1つの型版にはチャイナモバイルのTD-LTEバンド41が含まれておらずファームを焼き直すことによりTD-LTEバンド41に対応できるかという質問です。日本の各キャリア向けの端末はドコモのファームを焼き直してドコモのプラチナに対応したという話も聞きますから基本的には同じモジュールと思いますがグローバル版で各エリア向けの端末はどうでしょうか。
マイネオに関した話題からは外れてしまいますがどなたかお詳しい方がおられましたらご教授いただければと思います。


4 件の回答
ベストアンサー
ベストアンサー
PAL
PALさん
ベテラン

Reno7 A(docomo) ベストアンサー獲得数 8 件

スマホの対応周波数が販売地域によって異なるのは、無線通信回路のハードウェアの違いが主要因だと思います。
3Gの時代までは米国系バンド(B2,B4,B5)と欧州系バンド(B1,B3,B8)に対応しておけば、ほぼ世界中で使える端末が作れました。
しかし、4Gは国や地域によってバンドがバラバラで、世界中で使えるようにするには多くのバンドに対応した部品を搭載しなければならず、コストが非常に高くなってしまいます。
iPhoneは他の端末よりも売価が2倍近く高く、原価が多少高くなっても利益が得られるので、ほぼ全世界で使えるような共通設計ができるのだと思います。
3~4種類のハードで世界の地域をカバーすると、開発費と原価のバランスが良くなるようで、多くのスマホメーカーはこのような構成を取っていると思います。
ソフトやNVの書き換えで対応バンドを増やせるのは、キャリアの要求等で、元々搭載しているハードの一部を使用していない場合です。
(アジア地域で使えるように設計された端末を販売先キャリアの運用バンドのみで動作するように制限している場合があります)
ベストアンサー この回答はベストアンサーに選ばれました。
  • 23
hikok
hikokさん・質問者
レギュラー

>>23 PALさん

なるほど、そういうことだったのですか。
よくわかりました。
むしろiPhoneが例外だったようですね。
PALさんの説明を読むとApple以外の端末メーカーでもハイエンド機種ほどLTEの対応周波数が多いのがよく解ります。
例えばSamsungのS6~S7やSonyのxシリーズのハイエンドなど。
有り難うございました。
疑問が氷解しました。
他の方々も色々ご教授下さり有り難うございました。
  • 25
PAL
PALさん
ベテラン

Reno7 A(docomo) ベストアンサー獲得数 8 件

>>25 hikokさん

ベストアンサーに選んでいただき、ありがとうございました。
多少なりともhikokさんのお役にたてたなら嬉しいです。

iPhoneの分解記事を見ると、「よくもあんなに小さなスペースにこれだけ多くのバンドを実装できるなあ」と感心します。
アップルの設計陣の技術力も凄いですが、アップルの要求に応えられる部品メーカー(多くは日本メーカー)の技術も凄いと思います。
  • 26

iPhone 12 mini(mineo(docomo)) medal ベストアンサー獲得数 653 件

01_1.png.png

hikok さん、こんばんは。

グローバル版は技術基準適合証明(技適マーク)がない事が多くあります。
まずは、対象機種に技適マークがあるかの確認が必要です。

マイネ王 運営事務局さんから、下記のコメントが出ています。
「技術基準適合証明がない端末の使用は、通信と関わりの深い法律(電波法)に違反する恐れがあるため、お控えいただきますようよろしくお願いいたします。
ですので、基本的には事務局側で把握した投稿やコメントについては、削除させていただいております。
引き続きmineo、マイネ王をよろしくお願いいたします。」

画像は技適マークの表示の例です。
  • 1
あいだの4件を表示

iPhone 12 mini(mineo(docomo)) medal ベストアンサー獲得数 28 件

>>16 hikokさん

私も詳しくはないですが、ハードだけでは電波は送受信できないので、ファームウェアとハードは一体との認識でしたよ。
  • 19

iPhone 12 mini(mineo(docomo)) medal ベストアンサー獲得数 28 件

>>19 ひみつ77

補足です。
技適の場合だと「ファームウェアの書き換えが工事設計認証を無効にする可能性もある」という事らしいです。電波の制御に関わる部分だと問題があるんですかね。
  • 21

medal ベストアンサー獲得数 153 件

1)通信モジュールが異っているのでしょうか。

個人的には上記ではないかと考えます。2)の場合,逆に考えるとファームウェアで対応周波数を制限していることになるわけで,メーカーとしてそうしなければならない理由が思いつきません。

例えばiPhoneのように,できるだけ対応周波数が多い状態で準備した方が汎用的で,コストを低く抑えることができます。

また,ファームウェア更新によって対応周波数を増やした・変更したという例をこれまで耳にしたことがありません。

> 日本の各キャリア向けの端末はドコモのファームを焼き直してドコモのプラチナに対応したという話も聞きますから

上記に関して情報源を挙げていただけましたら,非常に勉強になります。

一意見ということで,ご参考まで。
  • 4
あいだの7件を表示

medal ベストアンサー獲得数 153 件

>>9 hikokさん

> 起動時にOrangePolandのロゴが出てきました。ロムを焼き直したところいきなりVodafoneUKのロゴが出てきてオッと思いました

なんだか,同じ場所にいながら,海外旅行気分になれますね(^o^)
  • 12

medal ベストアンサー獲得数 153 件

>>9 hikokさん

特にAndroidの場合,SIMロック解除しても,使えるLTEのBandについては注意が必要ですと,IIJ meetingでも注意を促していました。

自分の端末についてよく調べておかないと,それは難しいよなぁという印象でした。
  • 13

iPhone 12 mini(mineo(docomo)) medal ベストアンサー獲得数 28 件

SCL23(GALAXY S5)に関しては、ROM焼きなどの情報が豊富なので、参考になるように思います。

SCL23では、ROM焼きだけでは、(SIMロック解除は可能だけど)対応バンドの変更は不可で、端末内モデムのNVRAMを書き換える必要があるようです。もちろん、元々のモデムがハード的に他のバンドに対応している必要があるようですが。。。。
  • 15
あいだの3件を表示

medal ベストアンサー獲得数 153 件

>>20 hikokさん

https://un-sim-lock.blogspot.jp/2014/11/au-iphone5-sim.html

あくまでApple側でのSIMロック解除の事情で,解除によって本体の仕様が変わるわけではないと思います。

http://news.mynavi.jp/articles/2013/08/13/ipadiphonehacks/

なお,iPhone5はハードウェア全て同一ではありません。


Appleの情報非公開のところと,Androidの地域別モデル展開のところを混同されないようご注意下さい。

少々疲れましたので,この辺で失礼します。

よろしくお願いします。
  • 22

Pixel 6a(au) medal ベストアンサー獲得数 66 件

>>15 ひみつ77さんの説明に追記

>元々のモデムがハード的に他のバンドに対応している必要がある
この部分の他のバンドと表現していますが、たしか
ハード的に対応している周波数なのだが、バンドが違うのでバンドの表記?を書き換え使えるようにする。
という裏技だったと思います。

ハードが元々対応なのに技適にその周波数が含まれてない(たしか事例あり)ならともかく、ファームの書き換えで元々対応していないバンドを使えるようになるという事は無いと思ってます。(事例を知りません)
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