【SIM道楽】続-楽天G株主優待SIMでLink_Office分離運用のダミーは使用済プリペでもOK

　タイトルを見て「なんのこっちゃ～!?」と思われた方は、まず下記リンク先 (↓)の前回の投稿を参照して頂ければ～と思います。
　2025.07.27【SIM道楽】楽天G株主優待SIMで Link_Office (最新版)のSIM分離利用は可能でした https://king.mineo.jp/reports/315148

　さて、楽天G株主優待SIMと Link_Officeとの分離運用については、前回の投稿で検証したように、
・Rakuten･プリぺイド(MNO版・法人仕様・本家SIM) または
・Rakuten･プリぺイド(MVNO版・法人仕様・楽天コミュニケーションSIM)

　以上の二つの内のどちらかを「ダミーSIM」として利用することで、
・Link_Office 起動時の電話番号認証が可能、また
・Android機では「通話のデフォルト」に設定することで分離Link_Officeから相手方への「発信者番号通知」が正しく通知され
・iPhone機では「データ通信のデフォルト」に設定することで分離Link_Officeから相手方への「発信者番号通知」が正しく通知されることを確認しました。

　前回投稿での検証結果を一覧にして ↓ 表にまとめましたので参照して下さい。
(*1) : 前回投稿の本文内での検証結果 https://king.mineo.jp/reports/315148
(*2) : 前回投稿の追記内での検証結果 https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/315148/comments/6574000/reply#comment_section

　そして、このように「ダミーSIM」を一旦セットすれば、それ以降 その環境を維持している限り Link_Officeは使い放題、余った「楽天G株主優待SIM」は Link_Officeとは独立した運用が可能になり、他のスマホで利用しようが、WiFiルーターに挿してデータ通信専用として利用しようが、自由に使えるというメリットが得られます。

　しかし「ダミーSIM」として「Rakuten･プリぺイドSIM」が利用できることを確認してきましたが、「MNO版MNO版・法人仕様・本家SIM」も「MVNO版・法人仕様・楽天コミュニケーションSIM」も、この「ダミーSIM」操作の為だけに手配するには、やはりそれなりに費用が掛かってしまいます。安価なものとしては、「MVNO版・法人仕様・楽天コミュニケーションSIM」になりますが、10GB/360日プランでも 1,800円～2,000円前後程度が掛かってしまいます…(-_-;)
　また、「ダミーSIM」として使用中は、 Link_Officeを使用するスマホに同時搭載しておく必要があることから、せっかくの「Rakuten･プリぺイドSIM」自身の利用自由度も限定されてしまうという不便さも発生します。

　そこで今回の【SIM道楽 - 続編 】では、さらなるメリット追求ということで、「ダミーSIM」として「使用済み(有効期限切れ)」の 楽天プリペイドSIMの利用ができないものか～( ´∀｀ )/ ということで、以下の二つのケースについて検証チャレンジしてみました。

Case-[A]「使用済み」Rakuten･プリぺイド(MNO版・法人仕様・本家SIM) または
Case-[B]「使用済み」Rakuten･プリぺイド(MVNO版・法人仕様・楽天コミュニケーションSIM)

　結果 :
　これらの「使用済み」 Rakuten･プリぺイドSIMを「ダミーSIM」として利用した場合には、
<< Android機>>の場合には [A]、[B]どちらのダミーSIMを使っても
・Link_Office 起動時の電話番号認証が可能
・Android機の「通話デフォルト」に設定することで分離Link_Officeから相手方への「発信者番号通知」も正しく通知されました。
　しかし、
<<iPhone>>の場合には、 [A]、[B]どちらのSIMを使っても
・Link_Office 起動時の電話番号認証は可能となりましたが、
・iPhoneの「データ通信デフォルト」に設定しても、 [A]、[B]どちらのSIMを使ってもで分離Link_Officeから相手方へは「発信者番号」は正しく通知されませんでした。

　ということで、Rakuten･プリぺイド(MNO版・法人仕様･本家) または Rakuten･プリぺイド(MVNO版・法人仕様･楽天コミュニケーション)のいずれかのSIMを保持しているユーザーでは、

・Android機を使って「ダミーSIM」を(+「通話のデフォルト」設定)することで「使用中(有効期限内)」、「使用済み(有効期限切れ)」を問わず、また「使用済み(有効期限切れ)」SIMとしては [ A ]、[ B ]を問わず、「発信者電話番号を正しく通知」して利用出来ることを確認し、楽天G株主優待SIMと Link_Office との分離利用が可能なことを確認しました。(注○*3 )

・iPhone機の場合には、「使用済み(有効期限切れ)」SIMを「ダミーSIM」とした場合には、 [ A ]、[ B ]を問わず Link_Office起動時の「電話番号･認証」は可能でしたが、通話時の「発信者電話番号･通知」においては [ A ]、[ B ]ともに相手先で「番号非通知」表示となりました。(注 X*3 )

　結果を一覧にして ↓ 表にまとめました。
(*1) : 前回投稿の本文内での検証結果 https://king.mineo.jp/reports/315148
(*2) : 前回投稿の追記内での検証結果 https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/315148/comments/6574000/reply#comment_section
(*3) : 今回の本編投稿の追加内容

　楽天G株主優待SIMも、「使用済み(有効期限切れ)」のプリペイドSIMを上手く活用することで Link_Officeによる「通話かけ放題」と「データ通信 30GB/月」を独立的、効率的に利用することが出来ることを検証しました。


　以上、今回の【SIM道楽】は…　楽天G株主優待SIMユーザー向け、Link_Officeの分離利用に関する検証・続編 - 「使用済み(有効期限切れ)」プリペを使った場合の「発信者番号・通知/非通知」でした。


　( 要注意 !! ) 　今回の検証結果は、当方の「限られた環境 (機種、OSバージョン、デュアルSIM構成、WiFi環境等)」における確認結果なので、各ユーザ環境では異なる結果に至ることも考えられます。なので、楽天G株主優待SIMとLink_Officeの分離利用を試みるに際しては、各ユーザーにおいて自身の環境で再確認してから利用されることをお勧めします。