現金は誰のものなのか
結局は現金が一番。
と言う人がいる。
いつも行くスポーツジムが、
1月から、レジでの支払いは現金は受け付けず、電子マネーやクレジットカードのみの支払いになった。
通常、ジムでは、月会費はクレジットカードで支払われているので、クレジットカードを持っていませんという理由は言えないし、
このコロナの状況で、現金の直接の手渡しのやり取りを避けるためでもあるそうだ。
もし街中で、例えば、現金は取り扱わず、電子マネーやクレジットカードのみ支払い可能にしたら、コンビニ強盗や銀行強盗は減るのではなかろうか。
「おい!金を出せ!このカバンに金を詰めろ!」
と言われても、
「うちには現金は置いていません。」
と犯人も納得して断ることができる。
犯罪は少なくなるだろう。
まさか、
「このカードに10万チャージしろ!」
なんて足のつく、バカな強盗は、、、多分いないだろう。
以前そんな話をしたら、
もし、停電や通信トラブルが発生したり、
大規模な災害になったりしたら、
電子マネーやクレジットカードは使えない。
最後に頼りになるのは現金。
だからやはり自分は現金主義。
と言う方がいた。
それも最もだとその時は思った。
でも、待てよ。と。
なぜ、現金は信用されるんだろう。
電子マネーにしても、キャッシュカードやクレジットカードにしても、
その人の名前が入っているもので金額の数値がやり取りされるから信用性はあるのではなかろうか。
でも、現金の場合、
究極な話、その信用性はないのではなかろうか。
例えば今、財布の中にあるお札、小銭は本当にあなたのだろうか?自分のお金なのだろうか?
それを証明するものはあるのだろうか。
レジで現金で支払ったとき、
もしレジの店員から、
「このお金、本当にあなたの現金ですか?」
と、聞く人なんて今の世の中いないだろうけれど、もし聞かれたら、どう証明するだろうか?
キチンとは証明できないのではなかろうか。
もし、本当に証明するとなれば、
お札には、1枚1枚に固有番号が割り振られている。
その番号がサーバなどでリアルタイムで一括管理され、
今の時点ではあなたのもの、レジに渡されたら店のもの、とでも証明されれば、証明できるだろう。
え?!もうお気づきだろう。
その考え方、電子マネーやクレジットカードと一緒なのである。
でも、その管理にしたら、当然停電や通信トラブルが発生したり、
大規模な災害になったりしたら、現金さえ使えなくなる。
最後に頼りになるのは現金。
なんて言うけれど、
お札ならまだいい。小銭には固有番号さえ割り振られておらず、証明なんて皆無ではなかろうか。
そんな、自分のものと証明できない現金。それでも、最後に頼りになるのは本当に現金と言えるのだろうか。
本当は一番頼りにしてはイケないのが現金な気がする。
今度、現金を支払うタイミングがあったら、この書き込みを思い出しながら、現金を見ながら支払ってみると実感するかもしれない。
で、預けているお金をクレジット決済するのはメリットもあればデメリットもあるでしょう。
クレジットカードの不正利用が日常的に起きていること
不正アクセスによるカード情報の盗用
通販サイトのサーバーに不正アクセスしてカード情報が盗まれる。
メリットは便利
ですから、出かけるときに財布を持たない人が多く、私も現金はほぼ持ち歩きません。
支払い記録が残るというのもとても良いと感じています。
個人間での電子マネーやり取りも簡単にできます。
極たまにある、現金しか受け付けないような場所では、現金を電子マネーで誰かから購入、やり取りするという光景を見かけますね。
その反対で現金オンリーってお店は沢山有りますからね😥
自分は(お財布が膨らまない程度に)現金は持ち歩いてますが、おつりが面倒なのでできる限り電子マネー、電子マネーが使えなければクレジットカードで払ってます。
でも去年、上海行ったらトイレのティッシュ自動販売機が電子マネー専用だったのには焦った💦
事前にAlipayとかWeChat Payをスマホに登録しようと努力したけど無理だったんで😥
まぁ、手持ちのティッシュで事なきを得ましたが🤣
…なに、壮大すぎて無理?
現金って言うのは、凄く乱暴に説明すると「占有=所有」って扱われる特殊な「動産」なんです。
従って、「持っている人が所有者」として扱われます。
従って、「そのお金はお前の物か」なんて問いは通常は意味をなしません。
せいぜい、その人物に商品を売りたくない(orサービスを提供したくない)状況下で、お金の出所を指摘して拒否する理由にする程度でしょうか。
(なお、過去に侮辱罪が成立した事例もありますので、この質問をする場合は要注意です。)
なお以下余談ですが、スマホやカード式決済、クレジットカードだって盗難されて不正利用されている事例はいくらでもあります。
お店側の本人確認不備を認めた事例もなくはないですが、殆どの場合「本人が使用していない」ことを証明出来なければ支払わないといけません。
これが大変で、「カードの紛失に気付かずに1ヶ月後に高額請求で気付いた」や「盗まれて1週間後に紛失届を出した」という際に、免責を認めなかった事例もあります。
特にクレジットカードやオートチャージ式決済の場合、上限額まで使われる可能性が有り、ある意味で現金より厄介です。
紛失時は速やかに所定の手続きを取りましょう。カード会社の手続きが分からなければ、警察に紛失届や盗難届を出しましょう。
特に盗まれた場合は「即時」に手続きです。
今の流行りは、ランサムウエア&ビットコイン要求みたいなので、まんざらでもないみたいですよ^_^
あなたは本当にあなたなんですか?
あたたたた!おまえはすでに
貨幣自体、歴史を辿ればどういう成立だったか分かりますしね。
現在の貨幣制度も要は金本位制から成り立ってますし、所有権を疑い始めたらそもそも貨幣価値から疑うことにもなりかねないので。まあここは考えどころですね。
紙幣の価値は元々ゴールド(金)との交換で保証されていましたね。つまり、ゴールドという究極のお金を持ち運ぶ替わりに普段は紙幣や貨幣で代用して来たという事です。今の貨幣は金との交換が保証されていませんが、ゴールドが究極のミスターお金であるという事情は変わっていないと思います。日本政府や日本経済の信用が無くなれば日本円の価値は無くなりますが、ゴールドの価値は無くなりません。
何故なんでしょうねぇ〜😏
大規模な災害になったりしたら、
電子マネーやクレジットカードは使えない。
日本において長時間の停電や通話トラブルはおこりにくい。
大規模災害時はそもそも物が無いから現金も意味がない。
備蓄に頼るしかないでしょう。
面白い投稿でした。ありがとうございました。
そもそも国が価値を保証している「券」ですからね。
金本位制も「引換券」としての保証を裏付けるものとして有効でしたけれども、現在では富の増加によって金本位では足りませんし、為替取引などで価値の評価保証は多岐にわたっていますから。
それら全てが銀行券の価値の保証でしょうね。
私もキャシュレス化と言っても最後は現金が一番役に立つと思います。しかし、その現金が信用できないとなると
問題です。ここだけの話にしてもらいたいです。
違います
履歴が残らないからですよ😏
>> タケシ28 さん
災害で色々なものを失った時、現金そのものを持っている事でさえ珍しいと思われるほどの災害になるかもしれません。そんなとき、現金を出して支払った時に、本当にあなたの現金なのか疑われずに済むだろうか。
もしかしたら、あなたが頑張って人から盗んだ現金かもしれない。
でもその現金、紙幣、小銭には名前が書いていない。
ある意味、所有者のものなわけだ。
これがクレジットカードとかならば、後でも自分のものだと証明ができる。
自分が貼った、三井住友カードのCMの中で、小栗旬が、人は紙幣を信じすぎ、みたいな事を言っているが、まさにこのことではなかろうか。
現金が一番役立つということ自体を否定するわけではないけれど、信じ過ぎなのもどうなの?
正解はないかもしれないけれど、今一度考えてみては?という提案でした。