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【SIM道楽】楽天miniに6個目のeSIM追加 DENT_eSIM(1GB/年/$4.99)初体験

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ネットで色々物色してみると 面白そうな eSIMって見つかるもので、今回は "DENT" という Global Roaming eSIMを 6番目eSIMとして楽天miniにインストールしてみました。その体験レポです。

DENT : World-Wide Mobile Data Wireless
https://www.dentwireless.com/worldwideplans

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今回の DENT eSIMプランとしては、世界50ヵ国対応 365日プランの中から↓を選択。

日本+49ヵ国で有効、 1GB/365日 US$4.99

ということで、eSIMに格納しておけば チョコチョコ接続テストなどしながら 1年間は遊べるという安価なeSIMプランのつもりでゲットしてみました。(あ、もちろん言うまでも無く、動作確認端末として 楽天miniはリストに載っていません(汗)~ということなので、不安な向きは手出し無用ということで(笑)

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購入は PayPalでUSドル決済しましたが、ここではDENTという仮想通貨が利用できるようで、アプリのユーザー登録と同時に おまけの 190・DENT がクレジットされていました。US$4.99=24,294・DENT ということなので、190・DENTなんて ほんの4円程度(笑)



さて、この時点で、当方の楽天miniには 5個のeSIMが既にインストールされています。(DENT_eSIMインストール前)【下↓スクショの最左画】

・ Rakuten / 有効
---------------------
・ Carrier (eSIM.net) /待機中 (PAYG)
・ MTXC /待機中 (PAYG)
・ Flexiroam /待機中
・ CMLink / 待機中



そして、今回購入した DENT eSIMプランが追加されることになるわけですが、DENT_eSIMでは QRコード(LPAアドレス)が配信されず、自動的に eSIMプロファイルがアプリにダウンロードされる方式を取っています。

さて、想定内ではありますが、その段階で、全てのeSIMがリストから消えるという楽天mini eSIMインストール時の既知の問題が発生しました。

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ここから
①慌てず、騒がず、驚かず(笑) まずは楽天miniの再起動。

②すると 「DENT」というeSIMプロファイルが「有効」になったものの、他のeSIMは未だ消えたままの状態になります。【中央左画】

③気にせず、APPのアカウント・ページに行き、プランの「アクティベーション」というボタンを押します。(この辺り 試行錯誤なので スクショを取り忘れました(汗))

④アクティベーションと同時に「ローミング設定」「APN設定」を行うことで シグナルバーが表示されるようになりました。

➄この状態でも eSIM一覧リストには「DENT/有効」のみ、他の5つのeSIMは消えたままです(汗)【中央左画】

⑥ここからは常套手段として、ダミー(Ubigi)のeSIM(QRコード)を追加読み込みさせます。すると、「DENT/待機中」を含め、全6つのeSIM(待機中)に加えて「ダミー(Ubigi/Transatel)eSIM/有効」を含め、eSIM一覧が表示されるようになりました。【中央右画】

⑦「ダミー(Ubigi/Transatel)eSIM/有効」を「DENT」に「切り替え」ることで、今度は「DENT/有効」にし、「ダミーeSIM/待機中」にしてから、速やかに削除します。【最右画】(「ダミー(Ubigi/Transatel)eSIM/待機中」を速やかに削除しておくことで、何らかの操作でまたeSIM一覧リストが表示されなくなった場合に、このQRコードは再利用できます。

(要注意!)
「ダミー(Ubigi/Transatel)eSIM/待機中」を削除しなかった場合に、エラー等で再度QRコードを読み込ませようとすると「このeSIMプロファイルはインストール済…」というエラーが発生し、再読み込みはできません。



ここまで一連の操作を完了すると、

・ DENT /有効
---------------------
・ Carrier (eSIM.net) /待機中 (PAYG)
・ Rakuten / 待機中 (Un-Limit)
・ MTXC /待機中 (PAYG)
・ Flexiroam /待機中
・ CMLink / 待機中

やっと、6つの eSIM が一覧リストに勢揃いしました。【↑最右のスクショ】




つづいて、
DENT eSIM (WorldWideプラン: 日本+49ヵ国、 1GB/365日 US$4.99)の接続状況を確認しました。

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国内接続先のローカルネットワークとしては

・DENT(4G)=Softbank(4G)
・DENT(3G)=Docomo(3G)

が割り当てられていて、ともに接続可能でした。

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ところで、興味は、この DENT_eSIMの SIMの管理(発行)元は

Country Code : il =Israel
SIM Operator Code : 42501 / Orange/Partner Comm.

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一方で、過去にイスラエルのPartner を利用したローミングSIMとして、香港系のMBというSIMがありました。この同じ il /Partner CommのSIMサービスで Tsukubaサーバーをターゲットとした以前のOoKla測定の場合でも PING=300ms程度だったことを考えても、637msは予想外に大きな値と思います。

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ということで、中東ベースのSIMということですが、PING=637ms と予想外に大きいのは、更に何処か経由したeSIM管理オペレーションがあるのかもしれません。普通、EU圏ベースのローミングSIMの場合ても PING= 450ms前後だったと理解しています。

↑ には DENT(4G)=Softbankと、DENT(3G)=NTT docomo の場合の接続情報を載せておきます。

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参考として、DENT(4G/Softbank) vs DENT(3G/NTT docomo)ネットワークで接続した場合のパフォーマンスを比較してみました。(測定時刻のズレはありますが、ご容赦!)




さて、ここまで何とか 6つの異なる eSIMプロファイルを、小さな1円楽天miniに詰め込んで接続テストを済ませてきました。これらのeSIMがどれくらいの実用性を示すのかは分かりませんが、それぞれのユーザーの使い方によって便利に使える人、楽しめる人、残念ながら失望する人、色々いるかと思います。が、当方としてはAndroid_eSIM機の初体験ということで、興味津々、今後のeSIM機の普及を前にしての、お勉強として、シッカリ楽しんでいます(笑)



とまれ、今回もまた興味ある方向け、いつもながらの勝手気ままなニッチな体験レポでした。


【楽天mini eSIMインストール関連の投稿】
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【SIM道楽】楽天miniに 5番目eSIMの CMLink_Global eSIMをインストール
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/76231

【SIM道楽】楽天miniに5月新発売 eSIM.NET-eSIM(Docomo+SB)回線を追加
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/75409

【SIM道楽】楽天miniで UnLimitから MTXC-eSIM(docomo)へ切替えに挑戦
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/75205

【SIM道楽】楽天Miniで Un-Limitに加え 複数eSIMをトライ…[追記あり]
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/74650

【SIM道楽】CUniq(中國聯通)・海外ローミングSIMが一新 eSIM化して登場!!
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/67707


11 件のコメント
1 - 11 / 11
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター

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DENT_eSIMアプリではデータ使用量を管理することが出来ます。
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター
毎度のことながら…

【重要・注意!!!】
*********************************************************
複数eSIMプロファイルを搭載した Rakuten MiniでのeSIMプロファイルの追加や切り替え操作では、しばしば エラーが発生します。上手く完了するのは、当方の経験的からみて 成功率 概ね50%(五分五分)位(?)というような感じです。なので eSIM操作に不慣れな方や、少しでも不安な方、復帰方法が分からない方は、安易なトライはお勧めしません。現時点で 積極的にお勧め出来る操作ではありません。
*********************************************************
Rakuten Miniへの eSIMプロファイル搭載は、基本として「1個のプロファイル…」で利用されるのが安全かと思いま用/使用済みになったeSIMプロファイルはタイムリーな削除が肝要です)
このDENT eSIM、10GBで365日有効、それで39.99ドルって随分安くね?と思ったので、iPhone SE2のほうに入れました。paypalでの支払いが4,472 円でした。

月当たりに直すと373円で0.83GBの計算になりますが、年2回購入したら月当たり746円の支払いで毎月1.66GB使える計算になります。

iPhone SE2のメインsimはドコモ本家のsimを使っていますが、楽天のeSIMでau回線、このDENT eSIMでソフトバンク回線をカバーして使うことにしました。

ところで、楽天miniは、やっと明日到着するみたいです。kc_iOS9.2.1さんの種々の報告をもとに、私もいろいろ試してみたいと思っています。
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター
>okitaomote さん
>10GBで365日有効、それで39.99ドル…

おおお、SE2用に早くも10GBをゲットされましたか。365日有効なのと、コスパ良好が有難いですよね有難いですよね。PING値が大きいのが気になりますが、eSIMに長期維持出来るプリペイドは便利です。

>楽天miniは、やっと明日到着するみたい…

おおお、これまた朗報。AndroidのeSIM機は当方がこれまで無縁だったのと、iPhone_eSIMに比べて道楽情報が少ないので自ら試行錯誤でチャレンジしていますが、そちらでも色々トライされてた情報シェアしていただければ有難いです。期待しています。
お~~、コスパの良いeSIMですね。
ただ、現状、出番がないので静観ですが....

|中東ベースのSIMということですが、
|PING=637ms と予想外に大きいのは

う~~~~~ん、ちょっと大きすぎですね。
日本でのインタラクティブな用途では、ストレスがありそうですね。
このRTTの件ですが、最近、丸紅ネットワークソリューションズさんが法人向けのフルMVNOサービスを開始されましたが、そのお話しを聞いたときに、
グローバルIoT通信サービス「WING」
https://www.marubeni-network.com/solution/global_communication/wing/
の事を聞きました。どこかが、このWINGを採用した(ローカルブレイクアウトを使った)RTTの最適化されたサービスを出してくれないかと思っています。
「WING」は、
「Nokia Worldwide IoT Network Grid(NOKIA WING)」
の事らしいです。
まだ以下には反映されていないですね。

https://esimdb.com/ja
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター

messageImage_1593329774081.jpg

>ひみつ77 さん
>PING=637ms と予想外に大きいのは…

先ほど知ったのですが、DENT は香港の会社でした。

本文中で Partner/Israel を使ったサービスとして【MB=Multi Byte Info】という Global SIMサービスというのを以前、利用したことがあるという話を紹介しましたが、

【MB】と DENT SIMサービスの類似点としては、

①【MB】、DENT ともに香港の会社のサービス
②SIMサービス管理に Partner(Israel) を利用
③一国内でマルチオペレータ/マルチローミングを採用
④Partner社は 3(Hutchinson-HK)資本系列

ということで、とても良く似たサービスに見えます。
ブランドを変え、サービスカバレッジを変えて登場する変幻自在な香港系のサービス拡大の一つなのかもしれません。

3HK、China-Mobile, China-Unicomも 最近一気に eSIMサービスに力を入れて来ているようなので、香港勢の同行が楽しみです。
>> kc_iOS9.2.1 さん

|DENT は香港の会社でした。

そうですか。となるとRTTが大きいのは納得できないですね。
香港のサーバー指定でスピテ(RTT測定)してみると何か分かるかも。
kc_iOS9.2.1
kc_iOS9.2.1さん・投稿者
Gマスター
追記情報 : 

本日、立て続けに、

DENT->Rakuten->Flexiroam->eSIM.net->CMLink->MTXC

の順番で一連のeSIMプロファイルの切り替えを実施してみましたが、eSIM一覧が 「消える…(一時的に表示されなくなる)」のエラーは一回も発生しませんでした。結果オーライなのですが、何が安定化させる要因なのか未だに見当が付きません(汗)
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