データから振り返る、第27回 6月度フリータンク予想レース&lite版...and more
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いつもお世話になっております、wzjmです。
この掲示板では、6/22〜7/1に行いました「第27回 6月度フリータンク予想レース&lite版」をデータの観点から振り返っていきます。
第27回 6月度フリータンク予想レース&lite版の結果はこちら
https://king.mineo.jp/my/wzjm/reports/36836
まずは、履行率からご報告いたします。
第27回 6月度フリータンク予想レース&lite版のアンケート回答およびご投稿のご協力、ありがとうございましたm(_ _)m
具体的な内訳は、
◯回答または参加が未確認...8件
予想レース;7件、lite版;0件、アンケート実数;1件
◯回答または参加が確認...62件
予想レース;51件、lite版;11件、アンケート実数;64件
◯回答総数...69件
予想レース;58件、lite版;11件、アンケート実数;65件
◯履行率
(回答または参加が確認【62件】÷回答総数【69件】)×100%≒89.9%
となり、履行率は89.9%となりました。90%を割ってしまいましたが、このアンケート回答は引き続き行ってまいります。
それでは、日次のデータから振り返ってまいります。
6月度の、日別のフリータンク残容量とIN容量とOUT容量の変化をグラフにしてみると...
...このようになりました。
6月度のフリータンク予想レースは、災害支援タンクと6/29 18:00~6/30 1:00?に配信された「フリータンクIN促進メール」という2つの要因によって相当振り回された、フリータンク予想レース史上最も難しい予想となったレースでした。
...で、「フリータンクIN促進メール」の威力は下記の表ですと、一目瞭然ではないでしょうか。
それまでは、1時間あたりのIN容量の増加は、200GB~300GBくらいのペースでしたが、配信直後からIN容量がじわじわ上昇しました。そして、翌朝7:00から一気にIN容量が増加し、最終的には過去最速&最大容量のINがなされました。
それでは、月度で見てみると...
...このようになりました。
6月度は、他のデータをはるかに超越するフリータンクへのIN/OUT(災害支援タンクを含む)が行われた、まさに記録づくめの月でした。
特に、日次のグラフのとおり、災害支援タンクが開放されてから全体的に6/19以降のIN容量が増加しました。...と同時に、災害支援タンクからのOUTも盛んに行われました。
6月度のOUT容量は、91,731,494MBとなりましたが、災害支援タンク開放前のフリータンク残容量は92,446,288MBでしたので、フリータンクにINされないと仮定すると、わずか714,794MBしか残らなかった...つまり、枯渇寸前までいくような容量が引き出された、ということになります。
しかしながら、1人あたりの数字を見ると...
...このようになり、フリータンクへINされる方は、2回・3回・...回と回数を積み上げてフリータンクにINし、フリータンクからOUTする方は、1回で許容全容量を引き出す、という傾向が強いようです。
7月度は少し落ち着きを取り戻し、ほぼほぼいつものフリータンクの動きに戻り、引き出しも38TB付近にいきそうかな...と思っています。
それでは、最終的にはフリータンクにINされる運命事務局宛へのチップは...
...このようになりました。
やはり、6/19の災害支援タンク開放が大きいですが、6/7のほうが多くなっています。これは、エココースのトライアル実施とmineo_Aプランの「超大幅増強」が影響していると思われます。
6月度の、運営事務局宛のチップは、34,350MBでした。先月度の最高値を更新しています。
以上、データの観点から第27回 6月度フリータンク予想レース&lite版を振り返ってまいりました。
...が、今回の「データから振り返る、...」はこれで終わりではありません!
...はい、タイトルに「...and more」とあります。
その「...and more」は...!
...災害支援タンクです!
今回は、フリータンク予想レースに多大な影響をもたらした、災害支援タンクを振り返ってまいります。
まず、そもそも、どの地域が災害支援タンク対象地域だったかを振り返ってみます。
災害支援タンク対象地域は、①災害救助法の対象地域に在住 かつ②登録住所が災害救助法の対象地域に入っている という、①②の条件を満たす地域となります。今回の「大阪北部地震」の対象地域は、
大阪市、豊中市、吹田市、高槻市、守口市、枚方市、茨木市、寝屋川市、箕面市、摂津市、四條畷市、交野市、三島郡島本町(いずれも大阪府)
の、以上12市1町となります。
それでは、I) 今回の災害救助法の対象地域にどのくらいのeoID連携済みのマイネ王ユーザーがいらっしゃるのでしょうか?
そして、II) 災害支援タンクからどのくらいの容量が引き出されたのでしょうか?
...実際は、個人情報等々の兼ね合いもあり、正確な人数やOUT容量を調べあげるには、相当な時間と根気強さと目の酷使が必須です。
ですので、ざっくりとした値ですが、各種資料から算出してみます。
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I) 今回の災害救助法の対象地域にどのくらいのeoID連携済みのマイネ王ユーザーがいらっしゃるのでしょうか?
ここで使うのは、以下の表とグラフです。
左側(F1.)は、スタッフブログに掲載されている「mineoユーザー層まとめ 2018春」
https://king.mineo.jp/magazines/special/819
で、右側(F2.)が平成27年度国政調査の人口の数字です。
図F1.によりますと、近畿のmineoユーザーの割合は、全体の35.5%とかなり多いですね。そして、7/3現在のマイネ王ユーザーは401,293名いらっしゃいます。よって、近畿のマイネ王ユーザーは、
401,293名×35.5%≒134,433名
と算出されます。
図F2.によりますと、近畿の人口は20,728,000名、災害支援タンク対象地域の人口は、5,258,500名となります。よって、近畿における災害支援タンク対象地域の、人口の割合は、
5,258,500名÷ 20,728,000名×100≒25.37%
と算出されます。以上から、災害支援タンク対象地域のマイネ王ユーザーの人口と割合は、
人口→134,433名×25.37%≒34,105名
割合→34,105名÷401,293名×100≒8.50%
と算出されます。
よって、災害支援タンク対象地域におけるeoID連携済みマイネ王ユーザーの人口は、eoID連携率を85%とすると、
34,105名×85%≒28,989名
と算出されます。
全体で見ますと、災害支援タンク対象地域におけるeoID連携済みマイネ王ユーザーの割合は8.50%だけですが、災害支援タンクは回数無制限で10,000MBまでOUTできますので、これだけでも結構な影響になります。
II) 災害支援タンクからどのくらいの容量が引き出されたのでしょうか?
ここで使うのは、以下の表です。カナリ小さくて申し訳ございませんm(_ _)m
日別のフリータンク残容量・OUT容量・IN容量の表から、
6/19~20のOUT容量...35,219,971MB
6/30~7/3のOUT容量...7,232,698MB
であることがわかりますが、上の表ではトータルの容量56,511,523MBしかわかりません。
まずは、6/21~29の、災害支援タンクからOUTされた容量を算出します。なお、合計容量の下にあるパーセンテージは、eoID連携済みマイネ王ユーザーのうち、フリータンクを利用した方の割合です。
6/21~29の、災害支援タンクからOUTされた容量を算出するにあたって、まず、6/29の、一般のeoID連携済みマイネ王ユーザーの人数を算出します。6/29のマイネ王ユーザーの数は397,581名ですので、eoID連携済みマイネ王ユーザーは、eoID連携率を85%とすると、
397,581名×85%≒337,943名
となります。一方、災害支援タンク対象地域におけるeoID連携済みマイネ王ユーザーは、
397,581名×8.50%×85%≒28,725名
となります。よって、6/29の一般のeoID連携済みマイネ王ユーザーの人数は、
337,943名-28,725名=309,218名
と算出されます。
ここから、引き出し容量を算出します。
eoID連携済みマイネ王ユーザーのうち、フリータンクを利用した方の割合の平均をとると、12.38%となります。よって、6/21~29の、一般のeoID連携済みマイネ王ユーザーが引き出したと想定される容量は、
309,218名×1,000MB×12.38%≒38,281,188MB
となります。
よって、6/21~29の、災害支援タンクからOUTされた容量は、
56,511,523MB-38,281,188MB-1,793,284MB(6/30OUT容量)=16,437,051MB
と算出されます。
以上から、災害支援タンクから引き出された容量は、
35,219,971MB+16,437,051MB+7,232,698MB=58,889,720MB
と算出されます。
災害支援タンクの振り返りは以上となります。
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次回の第28回 7月度フリータンク予想レース&lite版は、開催日程等々が確定しましたら、告知の掲示板でさせて頂きます。
以上、wzjmでしたm(_ _)m
もう毎月、促進メールを送ればいいのではと思います。
災害促進タンクの総引き出し容量が58,889,720MBですから、全員が10GB満額を引き出したと仮定すると、5,889人 (端数切り上げ) が引き出したと予測できます。対象地域のマイネ王ユーザは28,725名と推測されていますから、
5,889 ÷ 28,725 = 20.5%
が災害支援タンクを利用したと計算できますね。実際には10GB満額を引き出したユーザばかりではないので実際の利用率はこれより増えますね。でも「20%」というのは、なかなか高い数字ではないでしょうか。
さっそく台風7号に伴なう災害支援タンクが開放されました。今月もフリータンクの推移が見逃せませんね。状況に応じて早めのINを手配したいです。
マイネ王ユーザー1人当たりのIN/OUT容量の推移 のグラフを見ると
2017年1月から8月までが促進メールのあった月ですが
黄色の線のIN量を見ると、徐々に下がっていきます。
連続で出すと効果がなくなるようです。
なお、2017年1月の1人当たりのIN容量は240MB/人
2018年6月のIN容量は191MB/人となっています。
比率にすると、2017年1月に対して79.5%となっていますが
昔ほどの効果は出てないようです。
https://king.mineo.jp/magazines/special/886
大雨による、災害救助法適用が結構広がってますね。
本日スタートだと、7/21までが引き出し可能期間ですから、ギリ一般のユーザー引き出し可能期間に当たりますね。