【大幅改定】mineoの料金設定って大丈夫なのか?
まず、2016年1月の契約構成(上図)を見て下さい。
http://mineo.jp/pdf/king1601.pdf
平均契約容量を計算すると2.2GB
平均契約料金を(シングルとして)計算すると888円
になります。
次に、2018年3月の契約構成(上図)を見て下さい。
https://king.mineo.jp/magazines/special/819
平均契約容量を計算すると3.2GB
平均契約料金を(シングルとして)計算すると1,027円
になります。
(500MB10.4%,1GB11.2%,3GB62.5%,6GB12%,10GB3.2%,20GB0.5%,30GB0.2%として計算)
このことより、2年2ヶ月で、
平均契約容量は2.2GBから3.2GBへと1.45倍の増加
平均契約料金(シングルとして計算)は888円から1,027円へと1.16倍の増加
ということになり、契約容量が1.45倍に増えているのに、契約料金は1.16倍にしか増えていないことが分ります。
これは、1GB契約と3GB契約の差が100円しかないことや5GBプランが料金そのままで6GBになったことなどが主な原因と考えられますが、この格安料金は、IIJを始め、他のMVNOもほぼ同じ値付なので特別にmineoだけが突出して格安な訳ではありません。
また、上図にあるように、MNOへ支払う接続料は下落の傾向にあり、2015年度のドコモとauの平均は約87万円なのに対して、2017年度は約65万円と、25%ほど安くなっています。
従って、契約容量が1.45倍に増えているのに契約料金が1.16倍しか増えていないことは、それほど不自然ではないと考えられます。
一方で、一ヶ月の消費パケットを「マイネなう」から計算(月末の「みんなの残容量」から月初の「みんなの残容量」を引く)してみると、
2016年1月の消費パケットは254TB
2018年3月の消費パケットは凡そ2.618TB
と、実に10倍以上に増えていることが分ります。
これに対して契約回線数はどうなっているかというと、上図の通り、
2016年1月の契約回線数は約20万回線
2018年3月の契約回線数は約100万回線
と5倍に伸びています。
以上より、一回線当たりの消費パケットを計算すると。
2016年1月は254TB/20万回線=1.27GB/回線
2018年3月は凡そ2.618TB/100万回線=2.62GB/回線
と、実に2倍以上に増えていることになります。
以上をまとめると、2年2ヶ月で、
****************************************
①平均契約容量は1.45倍に増えたが
②MNOへの接続料が25%ほど安くなったので
③平均契約料金は1.16倍程度の増加となっている
④しかし、平均消費パケットは1.45倍どころか、2倍以上に増えている
****************************************
ということになります。
ここから先は推測になりますが、IIJなどの3GB/900円は、例えば1.5GB程度しか使わない人が安いからといって3GBの契約をしても使い切らずに半分は消えていくことになり、結局は1.5GBを900円で契約させることに成功するシステムなのではないでしょうか。
ところがmineoの場合は、ギフトによる繰り越し延命が可能なので、余った1.5GBを長期的に繰り越して積み立て、途中で500MBなりの契約に変更することで、最終的には完全に契約容量を使い切ることのできるシステムになっています。
あるいは、家族間で、ハードユーザーの息子などに送って完全消費している人もいることでしょう。
さらには、フリ−タンクやおみくじなどでもパケットは増えますので、契約容量以上にパケットを消費している人も結構いると考えられます。
こうしたmineoならではの(パケットを多く消費されやすい)システムを今後も維持することを優先して値上げしなければならない事態を迎えるのか、値上げを避けるために(パケットを多く消費されやすい)システムを見直すのか、今は大きな舵取りを迫られているように見えます。
※この、2016年1月と現在を比較する発想は、hei720さんよりヒントを頂きました。
※MNOへ支払う接続料が下落の傾向にあることも計算に加味すべきとのアドバイスをちひろうさんより頂きました。
ちなみにですが、Dark Side of the Moonさんは
>参考までにIIJmioとmineoの回線数の伸びを重ね合わせた図をご紹介しておきます
としか仰っていません。
参考グラフとともに、これでミスリードされるのなら、それは真摯な姿勢で考えていない証であると判断します。
ミスリードとして狙っているのはむしろ「CMのおかげで契約数伸びてる」と勝手に思わせ、それに反論することで信用を下げさせることを目的としている、と思われても仕方ありませんよ。
って投稿しようとしたらDark Side of the Moonさんが直接ご説明されましたね。
彗星ひよこさん
ご発言は慎重になされたほうが良いかと。
南風ふくおか市民さん
>シングルよりも定着率が高いと踏んでキャンペーン対象を
>デュアルのみに設定してるんでしょうが、実際その通りに
>なってる風なデータって、何処かで見たことありますか?
プラン変更の場合は解約にはならないので、例の「低い解約率」データには反映されていないかもしれませんが、一度解約して(エントエイーコードなどを利用して)シングルで再契約している場合は反映されます。
従って、昨年までの実績としては、解約率1.11%ということであれば、キャンペーン後に離れていく人や解約してシングルに再契約している人は少ないようです。(プラン変更については不明)
フォロー有難うございます。m(_ _)m
その解約率であれば、長い目で見てデュアルのユーザーを増やしたいのは当然なのかも。
理解できました。
ありがとうございます。
アンケート(マーケティング)とは出たデータから推論するものです。
Dさんその図をよく見ると
5、6、7、8は緩やかで9月から伸びが大きいですよ。
それにキャンペーン効果が全く無いはずはないので、当然それによっても少しは上向くと思いますが、そんな小さな変動から何を伝えたいのでしょう?。
念のために繰り返し言っておきますが、この図の目的は、「IIJmioに追いついてきている」という事実をお伝えするためだけのものであって、「CM効果がある」ということを伝えようとしているものではありません。そのことにそろそろ気付いて下さいね。
>>テレビでわかなちゃんが「大盤振る舞いキャンペーン実施中、
>>マイネオ〜」と言っているのを聞いて関心を持った人が、色々
>>と調べた結果、「大盤振る舞いキャンペーンって本当に凄い」
>>と実感して契約した場合には、その人がmineoを選んだ理由は
>>「大盤振る舞いキャンペーン」になるわけです。
>の場合
>TVCMを見て
>と
>キャンペーンが魅力的だった
>が押される事になります。
アンケートの質問は「貴方がmineoを選んだ理由は?」ですよね?
CMはあくまで情報を伝える媒体であって、魅力的な商品やキャンペーンそのものではないのです。
従って、複数回答可であっても、「CMで選びました」なんていう回答が多く出てくるはずがないと私は思いますし、議論を重ねてもそこは変わることは無いと思います。
しかし、ひよこさんは「CMで選びました」という回答が多く出てこなければ即ち「CMの費用対効果がとても低い」に繋がるというお考えのようですので、そのお考えが変わらないのであれば、平行線のまま交わらないですね。
もしお考えが変わったらまたお越しください。
否定のための論理振り回さないでくださいよ。
アンケートの回答欄の一番上に
TVCMを見て
と目につく所に敢えて配置しておいたんですよ。
批判ばかりじゃないですか?
紳士的なお話する気ないのは誰ですか?
>アンケート(マーケティング)とは出たデータから推論するものです。
ですので、その「データ」から推論してくださいとお願いしているんです。
マイネ王内だけのごく限られたアンケートで何が言えるのか、そこから何が見えるのか。
マイネ王を使ってない人は?一個人のアンケート掲示板にはわざわざ投票しないという人は?
投票者がmineo契約者という保証は?
何の説明もなさらないで「ひねくれてる」と言うのは卑怯では?
>紳士的なお話なら大歓迎とか書いてましたが、
>批判ばかりじゃないですか?
Dark Side of the Moonさんはあくまで紳士的に話されていると感じます。
信頼に値する客観的な事実をもって丁寧に話されていると思います。
でも自分は批判しますよ。
自分の意見「しか」通そうとしない人の話は議論になりません。
5—8月の伸びにイチャモンつける程度の反論しか出来ないなら、やはり議論にならないでしょう。
少なくともDark Side of the Moonは、別の観点からお話したとしても建設的な議論をされているじゃないですか。
それを勝手に批判と受け止めるのはワガママでしょう。
>ひねくれてるの誰ですか???
すいません、まさに彗星ひよこさんだと思いますが。
母数のばらつきもありますが、他にもちょいちょいインターネット調査については賛否があるんですよね。
●ネットアンケートは政治の世論調査になるのか?って指摘
https://togetter.com/li/1218512
●インターネット調査の偏りについて(内閣府の研究所)
http://www.esri.go.jp/jp/prj/current_research/shakai_shihyo/questionnaire_survey/miwa_kouen.pdf
アンケート結果についてガチで議論するなら、この辺を踏まえないと正確に判断できないと思います…。
(なかなかこじれそうなので、またあとで、また続きを書きます。今、ちょいと忙しいので)
彗星さん:効果が低い
Dさん:効果は不明
…って主張ですよね?たぶん。
テレビCMについては、インターネットとかの成果報酬型の広告とは違うので「そもそも効果測定がしにくい」んですよね。
なので、マイネオの場合だと、CM放映した前後で契約数の変化をみるとかしないと分からない。
判断しにくいという点もあり、彗星さんの「テレビCMは高コストだ」という指摘については(CMの投下量次第ですが)数千万円〜億円する費用を考えれば、なんとなく理解はできます。
ただ、効果について言うと「何をもって効果の良し悪しを測るのか?」って点もあったりする点がややこしいんですよね…。
もし、経営陣が「短期間でコストをかけても入会者を増やしたい」って目標を掲げたのだとしたら、CMは最適な手段かも知れません。
んでもって、彗星さんのコメントを読んで推測しますが…
彗星さんの本筋は『CMという手段の是非』よりも「コストを割いてでも短期間でユーザを増やそうとする」その『目標が間違っている』という主張のような気もします。
問題は、手段なのか?目標なのか?
そういう話じゃないかな〜と。(憶測ですけどね)
ただ、おそらく確実に言えるのは「コストを使ってでも、早く100万回線の契約を達成したかった」という点です。
なぜ急ぐ必要があったのか?そこは気になるところ。
過去のマイネオ側の発言をみると「100万回線ちょっとで黒字化できる」とあるので、それかな〜と。
なので、コストをかけても早めに単月黒字化を狙ったんじゃないかな〜と推測。
しかし「100万回線いっても黒字化しない」というGMの発言があって「ありゃりゃ?」というのが、ずーーーっと私の疑問でして、それは既にマイネ王の各所に何度か書いている話なので、以下略。笑
ただ、その経営判断を妥当と思うか?否か?で、またみんなの判断は違ってくるのかも知れませんね…と思いました。
(長文連投失礼しました)
>過去のマイネオ側の発言をみると「100万回線ちょっとで黒字化できる」
>とあるので、それかな〜と。
>しかし「100万回線いっても黒字化しない」というGMの発言があって
>「ありゃりゃ?」というのが、
あれ?
上の二つは特に矛盾してないですよね。
問題は「ちょっと」がどのくらい先かですが、150万回線とかになるとまた2年くらいかかるので「ちょっと」とは言えませんが、下記のインタビューでは、「黒字化はもう少し先になりますが、事業全体を長期スパンで見たときに、2018年に黒字化して、累損(累積損失)が解消するという計画があり、それをもとに、キャンペーンやテレビCMなどの施策を打っています。」とあるので、年内には黒字化する計画ということであれば、「ちょっと」にギリギリ入っているということで大目に見てあげても良いのではないでしょうか?
(まあ、このへんは人それぞれですが…)
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1805/02/news042.html
CMで急いだ意図としては、3キャリアを使っているユーザーが、サブブランドや他社MVNOへ移る前に、囲い込みたいって点だと推測。
*「でもさ、MVNOはスイッチングコスト安いよ?」という点は理解した上で言っています。
https://news.mynavi.jp/article/20180122-mineo/
これね。
このスレでも何度か書いてるんだけど、マーケットリーダーのIIJが費用対効果が読めないからやらないと言っているんです。
企業である以上、何らかのリサーチ結果の元に発言していると考え、
本当にそうなのか?
という確認のため
アンケートを取りました。
そして結果はご覧の通りです。
そしてDさんはこの事を知っています。
なので否定のための論理は辞めてくださいとなってしまうんです。
矛盾はしませんが、予定通り100万回線ちょっとで損益分岐点を超えるなら「100万回線いっても黒字化しない」とは言わずに「100万回線いったので黒字化も近い」とか、言うんじゃないかな〜と思います。
ただ、別のスレかどこかに書いたけど、政治的駆け引きで上田GMさんが「100万回線いっても黒字化しない」と言っている可能性もあるとは思っていますが。
少なくても、
この2つを知っていれば
ここまで酷く批判する事はないよね。
悪いけど批判したいだけとしか思えません。
さらに参考に、藤野社長の発言も引用しておきます。(2017/07/19記事)
…全体でまだ黒字にはなっていない。黒字化が見えてくるのは加入件数が100万を突破してからだ。そこに到達するまでは、テレビコマーシャルを含めた販促の手を緩めるつもりはない。MVNO市場の寡占化が進んで、上位5社までしか生き残れない時代が来るとすると、小さいままではそこで終わってしまう。
http://tech.nikkeibp.co.jp/it/atcl/interview/14/269807/071300044/?ST=keitai&P=2
このくらい具体的に書いてあると、分かりやすいですね。
アンケートの取り方が悪いとかorz
TVCMを見てを
回答欄一番上に配置してるんだよね。
俺から言えばイチャモン着けてるとしか思えませんorz
>予定通り100万回線ちょっとで損益分岐点を超えるなら
>「100万回線いっても黒字化しない」とは言わずに
いやいや、「100万回線ちょっとで損益分岐点を超える」ではなくて、「100万件を超えたもう少し先に損益分岐点がある」ですから、「100万回線では黒字化しない」と言っても問題ないと思いますが、例の公取委での発言は、そこよりも、「接続料金が思ったほど値下げしないから黒字化しない」的な説明がおかしかったですね。
まあ、仰るように政治的な発言だとは思いますが…
引用ありがとうございます。
マイネオは150万回線超までいけば、予定通り黒字化する(そして、今は黒字化の途中)ってのが藤野社長の想定って事ですね。
このスレッドは、mineoの料金体系に関する検討スレッドだったと思っていたのですが、なんだかCMの効果についての「一方は『効果が無いと主張』、他方は『効果があるかどうかは言及していない』との、すれ違いの言い争い」が趨勢になってますね。
各種括弧が多くて解りにくい発言になっているのは謝ります。
ともあれ、CM効果に関して議論するのであれば、別スレッドをお建てになったら如何ですか?
本題。料金体系を検討する上での重要な指針のひとつに解約率がありますが、解約率の定義が解りません。どなたかご存じの方がいらしたらご教授ください。
よろしくお願いします。
150万超までいく必要があるかどうかは分かりませんが、(というか、2018年度中に150万は絶対無理)、「黒字化が見えてくるのは加入件数が100万を突破してから」であり、それまでは「テレビコマーシャルを含めた販促の手を緩めるつもりはない。」という決意だけはハッキリと語られています(笑)
4Lavieさん
>解約率の定義が解りません。
私が先程アップしたこのグラフに書かれている「解約率」のことですか?
mineoの資料には用語の定義は無いので、一般的な定義を引用すると、
解約率(%)=一定期間で失った顧客数÷期間前総顧客数(期間中に得た新規契約数は含めない)×100
になるようです。
https://www.turbine.co.jp/marketing-words/churn-rate1
こんなんで大丈夫でしょうか?
ありがとうございます。
一定期間で失った顧客数÷期間(前|末|平均)総顧客数
で迷っていました。
前なのですね。
また、測定期間は任意で良いと。
勉強になりました。
この定義がそのままmineoの解約率に適用されているのかどうかは正直分かりませんが、そうだとすると、注意しないといけないのは、2017年7〜12月の解約率1.11%には、2017年7〜12月の期間中に入った新規契約者が短期で解約した数は含まれていないということです。
つまり、アマゾンギフト券をもらった直後に解約する2ヶ月解約組や、パケットだけもらってギフトして解約する1日解約組などはこれに含まれていないことになります。
なかなか微妙ですね。
ご指摘の通りですね。でもそういった短期スパイクノイズを排除した方が経営状況を正しく把握できると言う見方も有ると思いますよ。
解約率の推移を質問するときに定義を知っておきたいとの思いで伺いました。
ありがとうございます。
質問が上手く行ったら、結果を報告しますね。
100万回線であれば、半年で1.11万回線が解約する計算ですから、月にするとわずか2000回線足らず。(新規契約は毎月2〜3万回線ほど)
定着率が相当に良いですね。
ちょっと意外。
これがFun with Fans!のKPIとして使えると思っています。
先月の『黙ってやっちまった事件』で解約率が悪化したか、変わらないか、
興味を持っていますので今月末のファンの集いで質問をぶつけようと思っています。
価格問題についていうと、割とネガティブ予想の多そうな「値上げ」ですが、缶ジュースもアイスも100円っていう基準価格で粘ってきたのに「どこか一社が120円に値上げした後、他社も追従」しちゃった印象あるんですよね。
マイネオとかMVNOの値上げは消費者の反応が気がかりではあるものの、そういう他業種のケースを踏まえると、IIJあたりが3GB料金を値上げしたら他社も追従…って可能性もあるとは思っています。
(通信やテクノロジーの価格って、コスパも上がっていきますので、サービス業や食品関連のような他業種の値上げとは比較しにくいのですけどね)
>IIJあたりが3GB料金を値上げしたら他社も追従…って
>可能性もあるとは思っています。
早くて1年後と予想していますが、その可能性は高い気がします。
(本来は400円値上げが適正価格ですが、実際は200円上げられるかどうか、といったところの攻防でしょうね。)
あれ?私価格レベルに関してコメントしてましたっけ?良いですけど(^_-)
改めて価格レベルに関して発言するなら、今は安すぎると感じています。
3日ほど前のDarkさんの試算によると、3GB契約で粗利は40円代。
100円値上げしたら粗利は3倍となってPOI大幅増強。最適化装置も売りはらえて雑収入も入る。
ハッピーですね。
〉mineoの料金体系に関する検討スレッドだったと思っていたのですが
…というコメントがありましたので、料金にかかわるコメントとして価格について私見を述べさせていただいた次第です。
なので、とくに深い意図はありませんが、値上げについてはネガティブな意見もちょいちょいあるので(値上げも必要って意見もありますが)、歴史的に考えれば価格の上昇は不可避ではないか?と推測しています。
(あくまでも推測)
このへんは、技術面で妥当な簡単ってのもあるけど、市場判断もあるので、ジュースとか踏まえると、せいぜい2割ぐらい?(200円弱?)
もしかしたら、50円とか100円程度かも知れません。
消費税率10%のタイミングもあるのでなかなか難しいけど、消費税率があがれば少なからず原価もあがりそうな気もしますし…。
価格談義に引き込まれてきましたね(笑)
3GB契約は全体の62.5%もいる最大派閥なので、100万回線として62.5万回線…これを100円値上げすると月額6250万円、年間で7.5億円の増収(200円値上げすると年間15億円の増収)になります。
mineoの未来はこの料金改定にかかっていると言っても過言ではありません。
mineoさんもこの処方箋について十分に理解していながら、客離れを恐れ、他社の動きにも注視しながら劇薬を盛るタイミングを見計らっているのかもしれません。
そのへんの本音をファンの集いで聞き出してきてくれると嬉しいですが、守秘義務付きでしか聞けないでしょうね。
>可能性もあるとは思っています。
あ~、なるほど。
これはありそうですね。
ただ、口火を切る(IIJ?)勇気があるかどうか。
失敗すると、孤立無援で墜ちていきそうですしね。
あと、他社の追従を狙うならある程度根回し(法に触れない範囲の意識誘導的な何か)が必要だと思うし、“他社”が多すぎるようにも思う。
チキンレースでもう少し“他社”の数を減ってからじゃないと、全部が追従してくるのも難しいんじゃないかなぁ、と。
本来は現在のMVNE数くらいの数がちょうどバランス良いように思えるんですけどね。
「再販型」を除いたMVNO数。
彗星さんが否定的なテレビCMについては「是が非でも肯定」って反論ではありません。
テレビCMは高いから、彗星さん的には疑問ってのは分かるんです。
しかし、自分の場合、テレビCMは高いのは当然として「それなら、何故やるのか?」ってビジョンに興味がある、っていうスタンスなのです。
もちろんテレビCMをやらずにコストを抑えて時間をかけて、黒字化を目指す手もあるとは思いますが、では何故、マイネオはテレビCMを行ったのか?
昨日書いた話の延長にはなりますが、おそらくケイオプは利益の源泉「光のブロードバンド」は長期的にはなくなると予想(←私の憶測)しているので、利益がでているうちにモバイル事業でシェアを握って安定黒字化させたいんじゃないかな〜と…。
(固定電話→ケータイ、自宅でパソコン→スマホの流れで、固定通信→モバイル通信となるだろうな〜と推測)
逆にいうと、彗星さんの期待通りにテレビCMをやらない場合、マイネオはどういうビジョンが描けるのか?
IIJ型を目指して黒字化ってルートもあるのかも知れませんし、諸々考察の余地があると思っています。(妙案がでたらコメントしますが、今はその案がありません)
テレビCMですが、勿論「高い」というデメリットもありますが、CMは投下する時間帯によって、特定ユーザに強く働きかけられるメリットも少なからずあります。
先日、マイネオのユーザ動向で「高齢者と女性が増えた」とありました。
これは、テレビCMを「MVNOの帯域に余裕がある平日の昼に多めに投下した結果、高齢者と女性(おそらく主婦層)のユーザが増えた」のかも知れません。
(私は、ほとんどテレビでマイネオのCMを見たことがないし、私みたいなライフスタイルのユーザーはCMの接触が低いという可能性も感じます)
つまり、テレビCMが有効に作用して、狙い通りマイネオは他のメジャーなMVNOよりも「昼間の帯域もカツカツになり、有効活用できている」状態なのかな〜なんて思いました。
>IIJ型を目指して黒字化ってルートもあるのかも知れません
IIJはその技術力を背景に法人契約やMVNE提供で利益を伸ばしていますので、もしかしたらそれほど旨味のない個人契約チキンレースに積極的に参加するつもりは無いのかもしれません。
一方mineoの場合は95%以上が個人契約ですので、IIJ型を目指すというよりは、giffgaff型(ユーザーコミュニティによる口コミや紹介を積極的に誘発するモデル)を目指したほうが理に適っているようにも思えます。
http://www.icr.co.jp/newsletter/report_tands/2011/s2011TS262_3.html
よくは分かりませんが。
「イギリスの格安SIM会社の画期的なマーケテイングとは?」
http://pointblankpromo.com/2017/09/03/giffgaff/
…質問に回答した顧客にはポイントが付与され、giffgaffの利用料金として使用できるだけではなく、現金として還元、慈善団体への寄付なども選択できます。
…これによってgiffgaffは、コールセンターや店舗を持たない運営が可能になり、質問者は素早い回答を得られるというwin-winの関係も成り立っています。
…また顧客がgiffgaffのSIMをブログで紹介したり、友人や家族などに紹介した場合は、それに対してもポイントが付与されます。
…2009年の設立以来、giffgaffはこのポイント付与に1000万ポンドを費やしました。
…「私たちの野望は、通信会社業界をリードするだけではなく、国を代表するようなブランドのひとつになることです」
→なかなかカッコイイですね。
だから、彗星ひよこさんのアンケートも
・キャンペーンが魅力的だった
・フリータンクやパケットギフト魅力的だった
を選んだ口です。
ただ、「選ぶ」よりも先に「知る」が必要なので、CMには一定の集客効果があることは容易に推測されます。
特に日本人はよく見聞きしているとか周りに使っている人がいるとかでないと「選ぶ」選択肢に入れてくれないので、短期的な費用対効果が見込めなくてもテレビCMで認知度を上げる必要が生じている模様です。
もしアンケートが
「貴方がmineoを選んだ理由は? 」
ではなくて
「貴方はどこでmineoを知りましたか?」
とかであれば、結果は大きく異なってくることが予測されます。
多くの方が知っているようにアンケートは、質問の順序や選択肢の表記/並び順で大きく影響されることが分かっているので、その組み立て方は重要です。
giffgaff、知りませんでした。リンクを読んで、ここまで思い切ってユーザに掛けてビジネスしている会社が有ることに驚きました。ケイ・オプティコムもここを参考にしたのでしょうね。
トッチンさん、しゅうさん
テレビCMって、AIDMAのAttentionと、Interestの入り口まで位に効果を発揮するのでしょうから、「決め手になった(Action)」という側面で測ると「無意味だ」と判断する人が出るのでしょうね。
マイネ王でみてる感じ、IIJは技術力が高くて、ケイオプは技術力がイマイチみたいな反応をみるけど、実際のところ、どうなのか?は私はイマイチよくわかりません。
まあ、なんとなーくサイトの不具合があったりと微妙さも感じるので、実際にその通りなのかも知れませんが(^^;
ある意味、マイネ王は余計なサービスをしている分、不安定さがでやすいのかも知れませんし。
ただ、IIJは法人契約も強いっぽいのは数字ででているようなので、少なくともそこは正しいのでしょうね。
(法人重視って可能性もありそうですね)
テレビCMをやらず初心に帰り、giffgaffのように「浮いた費用で回線増強に回して、ユーザーの信頼を高めて口コミでユーザ数を増やす」っていうのは、もちろんあり得る戦略の1つだとは思いますが、何で店舗を増やしたり…と高コストな状態になったのか?
ユーザー動向をみて損益分岐点を超えるのが難しいと判断したのか、親会社が求める規模感に達しないからなのか、イギリスと日本のマーケットの違いなのか、マイネオはGMの入替えやるので軸がブレ易いせいなのか…その辺りは気になります。
(答えや案はありません…)