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今のうちに固定に?

長期金利は一時2.8%と96年以来の高水準に達しました。住宅ローンの固定金利はすでに3%前後へ上昇し、変動金利との差は2ポイントに広がっています。金利上昇局面では長期金利が先行して動くため、変動金利が上がり始めた時点で固定金利はさらに高くなっている可能性が高いです。

変動型には5年間返済額を据え置く5年ルールと、増額を1.25倍に抑える1.25倍ルールがあります。一見家計に優しい制度ですが、金利上昇時には利息返済が優先され元金が減らず、最終回に残債を一括返済するリスクを内包しています。

82年に作られた仕組みは、現在の持続的金利上昇を想定していません。万一、残債が千万円単位になった場合は悲惨です。
政府が救済してくれるという期待は持つべきではありません。ローンを抱えている人だけを優遇することは著しく不公正だからです。

したがって、これから住宅を取得する方、すでに変動で借りている方は、早急に固定金利への借り換えを検討することが望ましいかもしれません。フラット35は35年固定で2.71%と依然割安であり、省エネ住宅や子育て世帯への金利優遇も活用できます。

もっとも、金利選択は家計状況により異なります。固定への変更は返済額増加を伴い、将来の金利低下局面では機会損失にもなります。最終的な決断は絶対に自己責任で行い、金融機関のシミュレーションを十分に確認することが重要です。


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