au版Speed WiFi HOME L01sを料理する

先日、Q&AでSpeed Wi-Fi HOME L01sの質問があってそれにコメントしていたら、別の方から名指しで質問があったので、一生懸命それに答えていました。それで、不明な点があったので逆に質問していたのですが、その方は、それには答えずに何と新たに自分で質問スレを立ててしまいました。まだ話の途中なのに、何とも随分失礼な話だなと思いました

それで、その新たな質問にレスが付いていたのですが、Speed Wi-Fi HOME L01sはsimロック解除不可で、mineoでは使えないようなことで話が終わっていました。その後数日したら、別の方がmineoのＡプランVoLTE simでL01sが使えたという話をされていたのですが、simフリーかどうかは確認できず、さらに別の方がsimロック解除は不可だというコメントを付けて、それで終わっていました。

私に言わせると、Speed Wi-Fi HOME L01sは2017年12月15日発売なので、総務省のガイドラインの規定により2017年8月以降発売の機種はau回線を使うMVNOでも使えるようにしておかないといけないから、絶対mineoのＡプランVoLTE simで使えるはずです。

さらに、その前の機種のL01はau版でもsimフリーだったし、UQ版のL01sはsimフリーですので、au版のL01sだって絶対simフリーになっているはずです。au版だけわざわざsimロックを掛けておく理由がないからです。

そこで、自分で新品のau版L01sをメルカリで購入し、実際にテストしてみました。メルカリでの購入価格は送料込みで4,580円でした。安い物です。

画像左側は、mineo Dプランドコモsim用のプロファイル設定です。

画像右側は、mineo Aプランau VoLTE sim用のプロファイル設定です。

画像左側は、mineoＡプランVoLTE simでの接続状況を示しています。一番下から2つ目のランプが緑で、Band41で接続するハイスピードモードで接続されていることを表しています。

画像真ん中は、同じくmineoＡプランVoLTE simでの接続で、LTEでも接続できるハイスピードプラスエリアモードの接続状況を示しています。一番下から2つ目のランプが黄色になっています。

画像右側は、mneoＤプランドコモsimでの接続状況を示しています。一番下から2つ目のランプが黄色になっているので、同じくハイスピードプラスエリアモードになっていることがわかります。上側の緑色のランプは電波の強さを表しているのですが、私の自宅はauの電波は強いので4つつきますが、ドコモ回線のBand1は電波が弱く、3つしかランプがついていません。

SpeedTestの結果です。

画像の左側、mineoＡプランVoLTE sim、ハイスピードモードでの接続です。下り16.97Mbpsです。

画像の真ん中、mineoＡプランVoLTE sim、ハイスピードプラスエリアモードでの接続です。下り19.03Mbpsです。恐らくLTEのBand1をつかんでいるものと思われます。

画像の右側、mneoＤプランドコモsimでの接続です。下り10.85Mbpsです。

simフリーなことをさらに証明するため、香港の通信会社発売のAIR SIM（Amazonで購入）で接続してみました。このsimはソフトバンク回線のローミングで接続することになります。

画像の右側、SpeedTestでのプロバイダ表示がChina unicomになっているから、ローミング接続であることがわかると思います。速度もそこそこ出ています。

ということで、au版Speed Wi-Fi HOME L01sはmineoのＡプランVoLTE simで間違いなく使えますし、simフリーですのでドコモ回線やソフトバンク回線でも接続できることが確認できました。

ただし、ドコモ回線やソフトバンク回線の場合はLTEのBand1（ソフトバンクはBand42でも可）でしか接続できませんので、お住いの場所によっては、電波が弱くてうまく接続できない場合もあるかもしれません。