【SIM道楽】EIOTCLUBの新発売「物理・eSIMカード+国内3キャリア対応プラン」を体験レポ
EIOTCLUBはこれまで「国内3キャリアプランをプリセット」したプリペイド・カード①と「Docono回線プラン+世界200+ヵ国プランをプリセット」した 物理eSIMカード②を販売していました。( ↓ 画)
この 11月に入って EIOTCLUBから「国内3キャリア対応プラン」をプリセットした 新たな物理eSIMカード③の提供が開始されました。
スマホの物理SIMスロットを eSIM化する「物理・eSIMカード」に「1GB/360日/国内・3キャリア(Docomo, au, Softbank)」回線に対応する eSIMプロファイルがプリセットされているものです。( ↓ 画)
②の「Docono回線プラン+世界200+ヵ国プランをプリセット」した 物理eSIMカードとは異なり、この③の 物理eSIMカードの特徴は、①と全く同様の「国内3キャリア対応プリペイド・カード」eSIMプロファイルがセットされているので、ネットワークの接続品質に関しては①と全く同一仕様となっています。(詳細については下記URLを参考にして下さい)
参照 :
・2025.05.15【SIM道楽】~似て非なるもの~EIOTCLUB:物理eSIMカード vs プリぺイドSIMカード https://king.mineo.jp/reports/308014
・2025.07.11【SIM道楽】3キャリア対応・EIOTCLUB・プリペイド・24GB/360日をメインとして利用開始 https://king.mineo.jp/reports/314000
先に出されていた物理eSIMカード②の「Docomo接続プラン・プリセット」に対し、 今回の新リリース③は「国内3キャリア対応プラン・プリセット」という点が両者の違いとなります。確認のため、②③両者の「物理・eSIMカード」の提供元と「プリセット・eSIMプロファイル」に関する "DNA"を下表にまとめてみました。
これから見て分ることは、②のプリセットプランは Proximus社提供のプランであり、③のプリセットプランは Webbing社提供のプランとなっているため、互いの eSIMプランに共通性はなく、追加リフィル・プランに於いても 互いに異なったプランメニューと料金体系で提供されます。
②で リフィル可能なプランと、①③で リフィル可能なプランは以下( ↓ 画) のように異なっています。②には多様なグローバルプランが表示されており、①③では日本国内3キャリア対応 に特化したプランの選択が可能になっています。
もちろん ②、③はともに「物理・eSIMカード」であることに変わりはないので、他社のバラエティーあるeSIMプラン選択肢の中から希望のものを選択してダウンロード(インストール)して使うことが出来ます。
ただし、ここで注意が必要なのは、②③両者の"DNA"を表を見ると分るように、EID(最初の8桁)番号が 8904-4045 (英Kigen社製)となっていて、Docomo及びDocomo系MVNOより発行される eSIMプロファイルをダウンロード(インストール)するために許可されている EID(最初の8桁)番号には含まれていません。(Docomoの EID制限)
実際に「物理・eSIMカード」②と➂を使い、EIOTCLUB 管理アプリを使って、幾つかの他社製 eSIMプラン(Docomo系を除く)をダウンロード(インストール)してみました( ↓ 画)。この一覧リストを使って eSIMプロファイルの「書込み/切替え/削除」が簡単に行えます。
また、物理・eSIMカードに対応する物理スロットを持たない Android機に対しては、USBカードリーダーを介して物理・eSIMカードへの eSIMプロファイルの「書込み/切替え/削除」が行えます。
Google Playで「9eSIM-nLPA」または「EasyEUICC」アプリをゲットし、Androidスマホに接続したUSBカードリーダーに EIOTCLUB「物理eSIMカード」を挿して、これらのアプリを起動させることで、eSIMプロファイルの管理が行えます。 ( ↓ 画)
上図のように接続することで 物理eSIMカードへの eSIMプロファイルの「書込み/切替え/削除」が可能になり、EIOTCLUB・物理eSIMカード②、③を使ってみた結果のeSIM一覧リストが( ↓ )の通りです。
「9eSIM-nLPA」(左側) または「EasyEUICC」(右側)のそれぞれを使ってみて得られた eSIMプロファイルの一覧リストになります。この一覧リスト上で eSIMプロファイルの「書込み/切替え/削除」が行えます。
さて、最後に、①および③の「国内3キャリア対応プラン」のネットワーク接続パフォーマンスについては、以前の測定結果を含め、↓ 画の通りです。( @当方の生息環境ということで…)
以上、EIOTCLUBから 新リリースされた 「物理・eSIMカード+国内3キャリア対応プラン・プリセット」の入手を機に、既に販売中の「国内3キャリア対応プラン・プリセット」プリペイド・カード、そして先行の 「物理・eSIMカード+Docomo/世界200+カ国対応プラン・プリセット」についての比較&体験レポでした。
iPhone17の登場で「物理・eSIMカード」の需要も減少傾向になろうかと思われる昨今ですが、さりとて Android機には未だ暫くは残りそうな物理SIMロットの有効利用を求めるユーザーも少なからず居られることと思います。eSIMの速攻/柔軟性/安価性を保ちながら、機種変更や、不測時のフットワークにも易く対応可能な「物理・eSIMカード」へのeSIM搭載には、やはり使ってみて分る便利さが有ると思っています。。。
今回も、相も変わらず、興味有りなニッチユーザー向けの「物理・eSIMカード」の体験レポ、飽きもせず~ここまでお付き合い頂けたなら幸いです。












EIOTCLUBアプリで見られる、インストール可能な eSIMプロファイル数について :・②の 物理・eSIMカードでは「6/9」(9個中6個インストール済み)と表示、
・③の 物理・eSIMカードでは「2/10」(10個中2個インストール済み)と表示、
となっていることから、②と③の 物理・eSIMカードにインストール(ダウンロード/格納)可能な eSIMプロファイル数には違いかあるのかもしれません。
一般的に eSIMプロファイルのデーター量は約30~50KBであることが知られていて、eSIMプロファイルをダウンロード/格納する 物理・eSIMカードのチップのメモリーサイズとして 一般的に450KB程度が割り当てられていることから、ダウンロード/格納が可能な eSIMプロファイルの数としては 概ね 9~10個くらいと考えるのが順当かと思います。
一方で、iPhoneや Pixelのような スマホ内蔵eSIMの場合には、もっと多くのeSIMをダウンロードしている経験から見て、少なくとも 1MB以上が割り当てられているのではないかと推察しています。
個人的にはドコモのEIDに対応している日本国内3キャリア対応のプリペイドSIMを正式に物理eSIM対応版として販売して欲しかったですが、かくいちさんが検証されたSoftBank物理eSIM対応機種で日本国内3キャリア対応プリペイドSIMを物理eSIMとして使う方法しかないのが残念です。
>> pd019Ac さん
「3キャリア対応プリペイドSIM」では 内蔵esIM搭載のAndroid機( Pixel7/7a?)で誤認識してしまうという問題がありましたね~(汗)・2025.06.05「三キャリ対応のEIOTCLUBプリペイドSIMをeSIM対応機種で使う際の注意点 by たかやすさん」 https://king.mineo.jp/reports/310922
今回の試用を含め、EIOTCLUB「物理eSIMカード」のEIDの変更を要望しているところです。幸運にも変更してくれるにしても、チップ製造元の変更なので、技術変更に時間は掛かると思います。
>> kc_iOS9.2.1 さん
Re*Indexさんが紹介されているestk.meの2025年度版の商品は、不具合修正ファームウェアが頻繁に公開されていますので、今はAndroid機でも不具合がなくなってきているかもしれません、EIOTCLUBでも修正ファームウェアで不具合修正は可能ではないかと思いますが、EIOTCLUBのやる気次第ですね。https://note.com/reindex/n/n15884659b1cc

PMにて ご質問がありましたので『EIOTCLUB 「物理・eSIMカード+国内3キャリア対応プラン・プリセット」』の入手先をシェアします。https://www.amazon.co.jp/dp/B0FSZ8NC6W/?coliid=I1BYF2ULIY4722&colid=324LH1MGWEDZQ&psc=1&ref_=cm_sw_r_cp_ud_lstpd_GQ8MYA8M1B3T4TR19J9X
これまで「物理・eSIMカード」の場合、海外サイトから入手するケースが殆どだったのですが、今回の購入は Amazon.co.jp から1日配送されたのでお手軽でした。
>> たかやす@juantonto さん
>( 3キャリア対応・プリペイドカード①と…)>同様の不具合を発症するでしょうか?
どうでしょう、やってみないと分らないですね。
生憎と私のAndroidスマホは Xiaomiで物理スロットx2モデル(スロットは物理eSIM対応)なのでご指摘の誤動作は確認出来ません。何とも判断の難いところですね~(汗)

FYI, 先ほど気付いたのですが、最新の EIOTCLUBアプリでは、スマホのどのSIMスロットが 物理・eSIMカードに対応しているのか表示してくれるようになってました。アプリ・左上「三」->「デバイス互換性」をタップすることで適正確認が表示されます。(稀に間違うことがあるらしいけど…(汗))

チョッピリお得な話~!!(笑)eSIMから SIMカードへ変換して再発行したいユーザーは、この「物理eSIMカード」一枚を手元に置いておけば、いつでもそれを利用することで有料の「SIMカード再発行」をせずに無料の「 eSIM再発行」で代替することが出来ます。懐に優しい~「SIMカード再発行手数料」を抑えることが出来ます。

「EIOTCLUB・3キャリア対応プラン」の 本日(11/17月曜日) 12:30分頃の OoKla接続パフォーマンスです。昼時混雑時でもサクサク…快適な接続速度が得られていました。 (TGTサーバー固定 : SoftEther Corporation )① docomoネットワーク接続 (12:34)
・ TGTサーバー : SoftEther Corporation
・ PING : 123ms
・ DN : 15.7Mbps
・ UP : 3.06Mbps
・ PayPay決済可
② KDDI(au)ネットワーク接続 (12:32)
・ TGTサーバー : SoftEther Corporation
・ PING : 48ms
・ DN : 46.9Mbps
・ UP : 3.22Mbps
・ PayPay決済可
③ Softbankネットワーク接続 (12:33)
・ TGTサーバー : SoftEther Corporation
・ PING : 187ms
・ DN : 34.9Mbps
・ UP : 7.93Mbps
・ PayPay決済不可

タイムセール中~!EIOTCLUB「物理eSIM+1GB/360日・3キャリア対応(D/A/S)・プリセット」… 2,579円
ブラックフライデー先行。
>> マレーシアのケイスケ @kmlovesmineo さん
おおお、そのようですね~♫②でも③でも「物理eSIMカード」なので、この際に試してみたいユーザー向きには このディスカウント・シーズンを上手く使ってゲットするのが賢明ですね。
2,321円はかなりお得ですね。
アジア・東南アジアで使うなら、総合的に見ても③がお得な感じかな。
②【世界eSIM】¥2,596
https://amzn.asia/d/iW9wOTl
③【チャージ物理eSIM】¥2,321 (3キャリア対応)
https://amzn.asia/d/icgmiFy
>> マレーシアのケイスケ @kmlovesmineo さん
>…総合的に見ても③がお得な感じ…はい、私もそのように思います。そして何と言っても「物理eSIMカード」としては入手しやすい価格になっているところが良いです。
物理eSIMカードとしては②も➂も全く同じものなので、他社のeSIMプロファイルをインストールする海外利用に優劣はアリマセンが、プリセットプランとして、②は国内3キャリア(D/A/S)が使え、③は国内D一社のみという違いは大きいかと思います。リフィルする場合の購入プラン・メニューの違いもポイントです。
また、②は一般的なキャリア・ローミング回線ですが、③は 3キャリア・マルチIMSI(ローカルキャリア回線へ直接接続)なので、混雑時でも D/A/S切替えやデータ接続の安定性がとても優れているのが 使ってみた実感です。
>> マレーシアのケイスケ @kmlovesmineo さん
③【チャージ物理eSIM】¥2,321 (3キャリア対応)https://amzn.asia/d/icgmiFy
こちらを 11/30 に購入してしまいました 💦
メルペイ(後払い)とAmazonの連携キャンペーンで、 P1000 バックもあるので、超お得になりました。
3500円に届かなかったので、消耗品のmicro SDカード64GB(KIOXIA)もセールだったので、2枚購入して 送料も無料にしました。
>> マレーシアのケイスケ @kmlovesmineo さん
おおお、ゲットされましたか 👏👏 !!国内通販でこの価格で購入出来るのは有難いです。海外から「物理eSIMカード」を購入というのは 場合によって敷居が高いもの。
また 近頃は物理SIMカード再発行で 3,300円くらいかかることを考えれば、eSIMとSIMカードを繰り返し切替え再発行するようなケースでの「物理eSIMカード」利用~というのも安価な選択肢です。