三キャリ対応のEIOTCLUBプリペイドSIMをeSIM対応機種で使う際の注意点
@grokのDeepSearchによると、『EIOTCLUBは香港に本社を置き、IoTデバイス向けのSIMカードを提供する企業で、グローバルカバレッジと24時間サポートが特徴です。』とのこと。詳しくは、kc_iOS9.2.1さんの投稿をご参照ください。
【SIM道楽】~似て非なるもの~EIOTCLUB:物理eSIMカード vs プリぺイドSIMカード
https://king.mineo.jp/reports/308014
ココ最近販売されているスマホは、iPhoneに限らずeSIMに対応しています。当方の使うPixel7は、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)をサポートしており、以下の組み合わせが可能です。
・1つの物理SIMと1つのeSIM
・2つのeSIM
こんなスマホで「物理eSIMカード」を使うのは、アホだと思う以上に「なんでやねん?」でしょうけれど、オモロイからやめられません。また、使い方によっては、有益なのです。
ここで注意点!
EIOTCLUBでは複数のSIMカードを販売しています。前者は、その名の通り、アプリで複数のeSIMプロファイルを取り込んで、切り替えて使う。eSIMに非対応な中国の国内事情により、一定のニーズを満たしているのです。後者は、eSIMカードとして販売してないけれど、出自はeSIMカードなのです。アプリで追加や切り替えはできないが、ICカードリーダーとEasyLPACなどのソフトを使えば、立派にeSIMカードとしても機能するのです。
問題発生!
後者のプリぺイドSIMカードは、実質的に「物理eSIMカード」なので、安さに吊られた安易なSIM道楽は、痛い目を見るでしょう。当方、しっかり見ました。
https://king.mineo.jp/my/3b61b398a4362055/reports/278810/comments/6465623
EIOTCLUBのSIMカードをPixel7のSIMスロット1に挿入した後、povo2.0のeSIMが物理SIMとして誤認識され、eSIMリストから消失する。この現象は、以下の要因による可能性があると云う。
・Pixel7がEIOTCLUBの物理SIMカードをeSIMとして認識し、既存のeSIM(povo2.0)と競合
・povo2.0のeSIMプロファイルを削除、または「無効化→再有効化」時にエラーの発生
復旧させるには、eSIMプロファイルを再発行して、再インストールを必要とする。povo2.0は、eSIM再発行を無料で行えるが、面倒なeKYCを行うことになる。データ専用の場合は、解約→再契約なので、実質的に無料じゃない。
以上、
「物理eSIMカード」に飛びつくようなユーザーには、既知の問題だと思うけれど、フツーのプリペイドSIMと思って買ったらヤバいよ。大丈夫とは思うけれど。しかし、オモロイ。




着目ポイントとしては :
「EIOTCLUBのSIMカードをPixel7の物理SIMスロットに挿入した後、eSIMスロットにあるはずの povo2.0のeSIMが物理SIMとして誤認識され、eSIMリストから消失する…」この辺りにあるように思います。
もともと Pixel7aは 仕様として EIDを1個のみ搭載していることになっているにもかかわらず、eSIMスロット(正式EID)と、物理SIMスロット(誤認EID)の それぞれに一つずつ、合計 2つのEIDが存在することになり、Pixel7aとしてはデバイスとしての整合性が保てなくなって後からONした EIOTClubプリぺを eSIMとして優先し、povo2.0を eSiMとしては認識しなくなってしまった現象ではないでしょうか。
さらに、Pixelは 7aは EID(前8桁)は 8903-3023(Thales/Gemalto)であり、EIOTCLUBプリペイドの EID(前8桁)も 8903-3023と同じDNAであることも誤動作の一因なのかもしれません。しかし、ぽんでらいおんさんのリンク投稿では、Pixel7a上で eSIMスロット(EID=8903-3023 Thales/Gemalto)=povo2.0、そして物理SIMスロットに5ber.eSIM(EID=8908-6030 Eastcompeace)=Rakuten と言う 異なるEIDの組み合わせでも誤動作が発生しているようなので、「同一EIDの存在」による誤動作 と言うよりは、やはり有る筈の無い「2つのEIDの存在」による不整合誤動作 と考えるのが当たっているような気がします。
ただし、最終的には Pixel7aの 物理SIMスロットが何故に「物理eSIMカード」を eSIMと認識してしまうのか(=EIDを読み込んでしまうのか)についての技術的な説明が必要が待たれますね。
いやー、面白い!!~中々勉強になります。
>> kc_iOS9.2.1 さん
Slot1:EIOTCLUB + Slot2:povo2.0(eSIM) DSDS状態で、povo2.0を「無効化→有効化でエラーを回避する手順を検証しました。検証端末:Pixel7 Android15
1. EIOTCLUB + povo2.0(eSIM) povo2.0をpSIM誤認識(アイコン表示)
2. EIOTCLUB プリペイドSIMを抜く→eSIMリストをリロード
3. 通常のpSIMを挿入。
4. mineo-SマイピタSIMを使いました。
5. eSIMリストも正常表示、povo2.0(eSIM)を確認
6. povo2.0(eSIM)を無効化
7. mineo-sとEIOTCLUBを入れ替え、数分後に1)状態に戻る
2)の段階でpovo2.0を「無効化→有効化」で、エラーは出ないと思われるが、EIOTCLUBを認識しなくなる。Slot-1のグレーアウトを回復してから行うほうが無難だろう。
1)~7)の順でスクショを並べておきました。
>> EIOTCLUBプリぺの EIDに書き換えられているのかを確認すると、これまた面白いかも。。。
書き換えられていました。オモシロイです。
>> たかやす@juantonto さん
Pixel7でEIOTCLUBプリぺを挿入した際の挙動…詳細過程のシェア、ありがとうございます。eSIMを誤認識する一連のプロセス状況がとても明確に理解できました。>(EIOTCLUBプリぺの EIDに) 書き換えられていました
やはりPixel7では 物理SIMスロットに挿入された物理eSIMカード(EIOTCLUBプリぺ)の EIDを認識した時点でそれを優先し、コンフリクト(重複)を起こしている内蔵eSIMのEIDを無視してしまう仕様のようですね。まぁこれはEIOTCLUBプリぺを取り外した時点でリセットされて元のEIDに戻る(復活する)…ということなので安心です。
他のAndroidスマホ(内蔵eSIM+物理SIMスロット)でも同じ挙動なの否か、どこかでトラブルが報告されるのを楽しみにして待ちましょう~(笑)
>> kc_iOS9.2.1 さん
何度もテストしているうちに、SIMトレイがヤバイ事になってきましたwEIOTCLUBプリペイドのプロファイルをeSIMとして、端末に移せると吉なんですが。。。そもそもeSIMで販売してくれないかな。
>> たかやす@juantonto さん
>SIMトレイがヤバイ事に…あららら、経費節約で採用したプリぺSIMで本体を壊したら本末転倒ですね(汗) SIM道楽の作業には気を付けましょう(笑)
>そもそもeSIMで販売してくれないかな
はい、このところ継続的に使ってみて、この3キャリア・SIMは中々の優れものです。なので長期プランの購入も検討しています。
・ローミング不要、
・APN構成プロファイル不要(iPhone/iOS)
・接続品質(速度、PING)良好、
・3キャリアの任意切り替えも安定
・キャリア選択固定が可能
ということなので、とても気に入ってます。
確かに eSIMで発行してくれて、内蔵eSIMでも利用できれるようになれば有り難いですね。
>> kc_iOS9.2.1 さん
実現しましたね。アップルさんのおかげでしょうかw本日、オフ会に出席するので、機会あれば、mineoさんでもMulti IMSIを取り扱ってくれないかなと言ってみます。