NASを買いました。クラウドストレージからNASへデータを移行します。
ご覧頂きありがとうございます。
皆さん如何お過ごしでしょうか?
2日程体調を崩してしまい療養生活していました。せっかくの土日がぁ 悲。病み上がり状態になってます。
職場ではインフルエンザやコロナに罹っている方も出ているみたいですし、要警戒です。。。
ガジェット関連では今年最後の買い物になるかな。
ヤフオクでNAS(ナス)を買いました。
野菜を買ったわけではないです。(笑)
NASとはNetwork Attached Storageの略称で、ネットワークに接続できる外部ストレージ(記憶装置)のことを指します。データの保存だけではなく、複数の端末間でデータの共有もできます。
〜NASの購入に至った経緯〜
・ランニングコストの削減
iCloudストレージ 2TBプランを契約し家族と容量をシェアしているのですが、意外とランニングコストが掛かるんですよね。しかも来年からiCloudストレージ月額料金が上がります。それもあって、クラウドストレージからNASへの切り替えを進めることにしました。
iCloud 2TB 改定前の金額:1,300円
iCloud 2TB 改定後の金額:1,500円
・外付けストレージの容量が足りなくなりそう&データ消失リスク回避
1TBの外付けSSDを所有しています。家族と共有しているというわけではなくプライベート用です。
編集データ(Final Cut Proのデータ)や4K動画、RAW写真等入れているんですが、このままいくと容量が枯渇しそうなんですよね。既に700GB以上。もうそうキツイかな。^ ^;
またSSD自体が壊れると中のデータも救出できなくなりますし、バックアップ用としてNASを導入することにしました。
〜今回買ったNAS〜
バッファロー製のNAS、TeraStationという製品を買ってみました。ヤフオクにて30,000円弱で落札。
やや傷多めですが、正直問題なく動作するのであればOKです。
型番:TS5610DN3606
元々法人向けで売られていたモデルみたいです。調べたところ、定価40万〜50万するみたい。
(高っ 笑)
60台のデバイスから同時にアクセスし読み書きしても問題のない性能。ファームウェア(NAS本体を動かすためのソフトウェア)を二重化。更にNASの稼働状況をお知らせしてくれる機能もあるみたいです。このあたりの堅牢さ、流石業務用といったところでしょうか。
REID(レイド)にも対応。複数のハードディスク(HDD)を組み合わせることで、一つのHDDとして用いることができます。
例えば2TBのHDDが2台あった場合、2台まとめて4TBのHDDとして使うことができます。IT用語でいうなら、ストライピング(RAID0)です。
分散してデータを書き込むため高速性に優れてはいますが、安全性は皆無です。もしHDDが1台でも壊れてしまった場合データを失うリスクを孕んでいます。複数台のHDDをまとめることで保存できる容量は拡張できるけれども、HDDがどれか一つでも死んだらアウトという感じですね。
後は2台のHDDに全く同じデータを書き込む、ミラーリング(RAID1)というのもあります。RAID0のように複数のHDDに分散してデータを書き込むという訳ではないため、2TBのHDD2台まとめて4TBといった使い方はできません。ただ安全性は担保されます。
全く同じデータを2台のHDDに記録するため、どちらか一方のHDDが故障したとしてもデータは守られます。2台同タイミングで壊れたらどうしようもないですが。(笑)
中にはRAID0やRAID1の欠点を補った構成もあります。
こういった法人さん向けの製品になってくるとBCPなどの観点から高い信頼性が求められます。なので、中のデータを保護する機能が何重にも組み込まれているんですね。一般家庭での使用であればここまでの障害耐性は要らないのかもしれませんが、どうせ買うならと思い性能を突き詰めた結果、法人向けの製品に辿り着きました。ただ定価で買おうとすると40万円越えなので型落ちの中古にしました。^ ^;
↓ HDDを6台格納できます。↓
〜別途HDDを購入〜
シーゲート製のHDD 6TBを2台買いました。
IRON WOLF、鉄狼。ネーミングかっこいい。
サーバーやNAS向けの高耐久性HDDを購入。この手のHDDになると、休む暇がないフル稼働での使用を想定しているため、一般的なHDDと比べて耐久性があります。その分値段も高い。。^ ^;
6台分一気にHDDを買うつもりでしたが、1台毎のコストが高かったため取り敢えず2台購入。今後順次HDDを追加していくことにします。
RAID0で組んだ場合は12TBとして使えますが、安全性という観点からRAID1で構築しようかなと思っています。(RAID1の場合は6TB)
〜構築〜
1、ルータとNASを接続
ルータ側のLANポート(10GbE対応)とNAS側のLANポート(10GbE対応)を、カテゴリー6AのLANケーブルで接続。10GbEにより、従来の1GbEと比べての10倍となる毎秒100億ビットでのデータのやり取りが可能になります。(理論値ですが)ざっくりいうと、超高速でデータのやり取りができるLANの規格です。
LANケーブルにもグレードというのがありまして、末尾の数字が大きくなればなるほど通信速度が速く、伝送帯域が広くなります。(伝送帯域が広ければ広い程より多くのデータが流せます。)
〜LANケーブルのグレード〜
カテゴリ 5
カテゴリ 5e
カテゴリ 6
カテゴリ 6A
カテゴリ 7
カテゴリ 7A
カテゴリ 8
ただ、6Aでも十分なのではないかと判断し、6AのLANケーブルを選択。
10GbE対応のLAN3ポートを使用。(LAN1とLAN2は1GbEです。)
2、設定
・DHCP固定割り当て設定
・機器名称変更
・管理者パスワードの変更
・共有フォルダの作成、権限付与
・メールの設定
SMTPサーバ、ポート番号、SSL暗号化の有無等を設定。結構手こずりました。。。^ ^;
NAS本体で異常が発生した場合、メールを飛ばしてくれます。
・レイドの設定(RAID1で構築)
The業務用感があるので、ポップさを出すためにマイぴょんシールを貼りました。家族と共有して使う予定です。
改めてデータの整理もしないとなぁ。。。
今後の方向性
・外部からNASにアクセスできるようにする。
・無停電電源装置(UPS)の導入
→ 停電対策
でも6bayなら容量が2/3で安全性がかなり担保されますね。
うちは2TBX4のNASが容量不足を起こしているので、保証外の6TBX4にしようと移行作業中。ダメなら、6TBx6のNASのスペアドライブになります(そして、さらに別のNASもある/笑)
同一店舗、同時購入の場合、同一ロットとなる可能性が高く、仮に 不良ロットに該当した場合、「全滅」する可能性が あります
好意的に解釈するとクラウドストレージに載せるとアカウントBANされてしまう画像を安全に保管するため。娘のお風呂画像、水着画像とかヘタすると児ポとして判定されることもあります。
※症例記録のために載せたらBANされたって事例があります
好意的に解釈しない場合は……要するにそういう画像ね(笑)
(蛇足)
「好意的に解釈」されない場合は、児ポの「単純所持罪」などに該当します
(発覚を逃れているだけ と なります)
児童ポルノ禁止法が改正されました!
https://www.moj.go.jp/KANBOU/KOHOSHI/no47/1.html
「好意的に解釈」された場合は【画像】の とおりなので、問題ないはずですが、
警察も検察も、「人を見たら泥棒と思え」が基本理念のようなので、目を付けられたら 面倒 と想像は できます
(疑うことが仕事なので仕方ない面も ありますが、後述の「歯止め」が機能しない場合、冤罪発生の原因となります)
第28回 疑わしきは罰せず?罰する?
(2012年)
https://www.potato.ne.jp/shirakaba/hkeizai/28.html
更に厄介なのは、(一部の) 裁判官は、推定有罪 的な 判決を下している という現状です
今の機種10年、ただRAIDの1台が初期不良だったみたいで1年とちょっとで故障
指定HDDでないとだめなので買いました
そこから10年異常なしです
コストとしては少し高いのですね。
火災の心配や壊れる事を想定しますと、cloudが良い気がしますが、家に装置があると楽しく遊べるのでしょうね。
>> _カブ さん
それは日本の法律でしてGoogle DriveとかOneDriveはアッチ目線になるのです。※たとえばこれ
https://gigazine.net/news/20220822-parents-lose-google-accounts-naked-toddler/
CAT7 以降は STP ケーブルになって、接続する機器の側も STP 対応の接地付きコネクタになっている必要が有る(そうで無いと却って速度が低下する)為、一般家庭での利用はお勧めしません。
Cat7以降で使うSTPケーブルってなに? | 配線レスキュー ビジネス公式blog
https://haisenrescue.com/blog/cat7以降で使うstpケーブル/
データのバックアップは1つに絞らず、さらに重要なものがあれば他ストレージ製品也サービスへ分散管理が良いのかも、と感じます。
TeraStationクラスの製品だと、データの一貫性(Consistency)なり完全性(Integrity)を考慮するなら RAID1しか選べないなあ、と。
なぜか?ですが、実は理由が。
エンタープライズストレージと比べるのは酷かもしれませんが、TeraStationの場合は SMB(Small Business)向け製品クラスになるためです。
RAIDコントローラの作りやストレージ OSの出来具合を鑑みるに、TeraStationシリーズで「可能な限りデータの生存性を上げる」ことを考慮した場合は、やはり「単純にミラーリング」が強いと。
意外と RAID5や RAID6構成の場合、ストレージボリュームのリビルド中にデータが吹っ飛ぶという事例を聞くことがあるので、悩ましいところなんです。
※本当はもっといろいろ考えるならストレージ階層化(Tierring)なども
考えたいところですけど、そこまでやるなら「いっそデータに金掛ける」
前提でエンタープライズストレージ製品を保守契約込みで…
ではありますが。
さすがにそこまで行くと「それはもう、重要機密クラス」になりますけど。
(最近だと SDS[Software Defined Storage]も信頼性は非常に高くなりました)
運用の中で善きデータ保管手段となればよいのですが、万が一に備えてデータの重要性で保存手段の階層化も検討されるとより強固な対策になるように感じました、