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神の雫(現実世界版?)

かなりマニアックな話ですが、

最近、ワイン漫画「神の雫」の続編が連載開始されました。そして来週の月曜日(10/16)は、ソムリエ協会の第二次試験です。芸能人格付けチェックみたいな、銘柄を伏せたワインのブラインドテイスティング試験が行われます。番組のような価格当てが目的ではなく、漫画のような詩的表現も不要ですが、試験会場で提供されたワインを正しく評価できるかが問われます。
https://www.sommelier.jp/exam/exam_guidance_detail2.html

2016年からの難化傾向と2022年での出題傾向変化から、既に有資格者の私も、出題される葡萄品種に注目しています。

私の勝手な予想(無責任予想・これが出るかも)
①スペインのアルバリーニョ
②日本のマスカット・ベーリーA

過去の出題実績
https://www.wine-jyuken.com/second_exam/kakonosyutudai

2016年から、基本6品種の他に難易度調整用として、いわゆるサプライズ品種(難問)が混ぜられていました。アリゴテ・ヴィオニエ・カベルネフラン・トロンテス・マルベック等です。それが2022年は基本6品種+日本ワインになりました。
はたして2023年は、サプライズ品種に回帰するのか、それとも2022年を踏襲か?
サプライズ回帰ならば①、踏襲なら②と無責任予想しています。


35 件のコメント
1 - 35 / 35
ソムリエ協会の第二次試験を受けられるのでしょうか?
受けられるのでしたら、頑張ってください
ワイン好きです。「神の雫」を参考にしてワイン買うときもあります。私はイタリアワインが好きです。このスレッドも面白かったです。ありがとうございました。
p928gts
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マスター

>> セブンスタ さん

元スレのとおり、有資格者(既合格者)です。
そのうち上位の「エクセレンス資格」にチャレンジするかもなので、それに向けたエールと受け止めさせていただきます。
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マスター

>> ねむ125@sp010er さん

もしかして、イタリア長介本もお持ち?
ISBN 978-4140819180
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マスター
二次試験対策は、こんな感じです。
試験に関係ない方も、読んでおくと、飲み会でドヤ顔できるかもしれません。
ワイン好きな方では、次に飲むべき品種や産地のヒントになるかも。

白ワイン
https://www.enoteca.co.jp/article/archives/15959
赤ワイン
https://www.enoteca.co.jp/article/archives/16212
その他の酒
https://www.enoteca.co.jp/article/archives/16529

スクリーンショット_2023-10-14_221927.png

>> p928gts さん

あっ、これは知りませんでした。今アマゾンで買いました。Kindle版は期間限定価格でした。うれしい~。ISBNつけてくださりありがとうございます。さっと調べることができました!!
p928gts
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マスター
直前補足
元スレ①には、グルナッシュ(ガルナッチャ)を追加しようかと。基本6品種以外の筆頭メルローや、それに次ぐイタリア・スペインの代表的な品種は対策していて当り前なので今さら予想でもありませんが、後述の「貧乏人の◯◯」があり得るからです。
これに対し元々の①アルバリーニョは、協会のセミナーで取上げられたことがあるのと、魚料理・和食との相性の良さから、いつ出題されてもおかしくないからです。

元スレ②は、本来はあり得ません。「日本」を出題したいのは山々なのでしょうが、甲州・メルロー・シャルドネに比べて(独特の香りで)簡単過ぎて、サプライズではなく楽勝・サービス問題になるからです。ただ大手生産者には、独特の香りを抑えたエレガント系で、欧州品種と見紛うものがあります。

貧乏人のピノ・ノワール
https://www.enoteca.co.jp/article/archives/18027/
クルマの世界には、「貧乏人の◯◯」という、揶揄でありリスペクトでもある評価を受ける車種があります。これと似た話です。グルナッシュは、これまではシラー(シラーズ)との区別がテイスティング試験での課題でした。今はピノ・ノワール風の造りのものも存在するそうです。現物を私も探しているのですが、未だ出会っていません。ご存じの方、ご教示ください。
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マスター
サプライズ品種や迷彩の存在理由

受験生と出題者の攻防(情報戦)の結果です。
Webサイトや動画で「こう書けば受かる」的な傾向と対策が溢れています。
品種ごとの特徴はDNA由来なので、ある程度パターン化します。だから予め暗記した「最大公約数」的なコメントを作れば、7割程度は得点可能です。提供されたワインが全て基本品種であれば、それだけで合格点も可能です。
これは「目の前のワインを評価していない」合格者を輩出することに他なりません。

これを防止するために、サプライズ品種を混ぜるのです。「A品種としか思えないが実はB品種」という迷彩も同様です。
こういう場合、品種や産地が不正解でも、コメント本体が正しければ、合格点に達することが可能です。
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マスター
出題予想の結果

まずは公式発表を
https://www.sommelier.jp/bt698bjk/njt87kxdfh.html

私の予想結果
①アルバリーニョ→外れ
①'グルナッシュ→当り
②マスカット・ベーリーA→外れ

サプライズ復活か踏襲(日本ワイン)かの択一ではなく、サプライズ復活と日本ワインの両建てでした。これは難しかったでしょう。

【ソムリエ】
①ソーヴィニヨン・ブラン 基本品種
②マルベック サプライズ品種
③メルロ(日本) 準基本品種だが難問

②は「これは。もしやマルベック?」と閃かなければ品種はアウト。閃いてしまえば生産地は実質二択。
③は品種的には基本品種に次ぐ筆頭ですが、似た品種との区別が(試験会場という雰囲気では)超難問。ましてや日本とは。日本メルロは、ある意味ラスボス。

【エキスパート】
①ソーヴィニヨン・ブラン 基本品種
②リースリング 基本品種
③グルナッシュ 準々基本品種
④テンプラニーリョ 準々基本品種

①と②は単体では基本品種ですが、この組合せは(試験会場という雰囲気では)難問と化します。逆に捉える人が多数発生。
「目の前のワインを評価している人」ならば、品種・生産地の失点で済みますが、最大公約数的な標準コメントに依存している人では、品種・生産地の失点に加えて、コメント本体でもある程度は失点が不可避です。
③は、もしかして「南ローヌのピノ・ノワール」かも知れません。試験会場でのグラスの並び順再確認に、色相や濃度を利用しているはずだからです。
https://www.enoteca.co.jp/article/archives/18027/
④はスペインの代表品種

発表された品種だけを見て、外野が簡単とか評論するのは良いことではないのですが、私の場合は自分の予想の評価が目的ということでお許しください。

過去の出題実績(公式版)
https://www.sommelier.jp/topics/view/20221018_bev
https://www.sommelier.jp/topics/view/20211018_bev
https://www.sommelier.jp/topics/view/20201012_bev
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負け惜しみ

元スレ②で、日本をテーマに出すなら(甲州の翌年だから)マスカット・ベーリーAだとしました。

直前補足で、それではNGな理由、他の候補としてメルロー・シャルドネまで挙げていたのですから、②'としてメルローを追加していれば、グルナッシュに加えて日本メルロまで的中していました。う〜ん、残念。
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マスター
他の方の総括を見つけたので、ご参考に

https://koza.majime2.com/finale/nebbiolo/amp/
「昨年の定番ラインと比較すると、かなり厳しい品種がならんだ」という表現がありますが、実は昨年こそが異常でした。昨年、突然に傾向が変わったのは、前年に何かがあったからと考えるのが自然です。私の文章に「試験会場でのグラスの並び順再確認に、色相や濃度を利用しているはず」という表現があること、そこに「ピノ・ノワールのように明るいグルナッシュ」を置くことの意味。(実際に明るいものだったかは未確認。私が出題者だったらそうします。)だから元の路線に戻るかということに興味を持ち、元スレを書くに至りました。
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マスター
また別のサイトの総括です。

https://sommelier-shiken.com/tasting-2023/
グルナッシュは、ピノ・ノワールやマスカット・ベーリーAと解答した方もあるとのことで、「貧乏人のピノ・ノワール」型・「南ローヌのピノ・ノワール」型の、明るめのワインだったようですね。
https://www.enoteca.co.jp/article/archives/18027/
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マスター
二次試験の分析結果(受験者アンケート集計)を見つけました。
https://winebooks-school.net/nizi-2023-bunseki
やはりマルベック・日本メルロ・グルナッシュは難問だったようです。

グルナッシュで、シラーやカベルネと間違えるのは定番ですが、「迷った結果、グルナッシュ以外にした」の中身は、ピノ・ノワールやガメイ、あるいはマスカット・ベーリーA等ではないでしょうか。→南ローヌのピノ・ノワール型

もし私が受験していたら、とりあえずシラーを検討し、スパイス香と色の違和感に気付けばグルナッシュ、気付かなければシラーとしたでしょう。
ただ、南ローヌのピノ・ノワール型だとしたら、色の違和感から気付けた可能性はあります。その場合は、ピノ・ノワールを選ぶかも。
味・色・香り・・・総合芸術のように思いますが(あと、お料理との組み合わせも。もちろん!)、強いて言えば、ワインはどの分野が一番重要なのでしょうか?

私は「香り」のように思うのですが・・・嗅覚が一番早く脳に到達するように思います(そして、記憶にも残りやすい気がする)。
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マスター

>> ねむ125@sp010er さん

きめ細かく分類されて、その表現方法も確立されているため、それを目的とすることができるという意味で、やはり香りでしょうね。
第一・第二・第三というアロマの広がり・奥行きという軸とクロスするように、種類(何が)・強さ(どの程度)・バランスがありますから。
味に関しては、旨味や余韻という奥行きもあるにはありますが。色については、色相そのものとか、縁のグラデーションには奥行きは無いこともないですが、やはり、それを目的にできるかというと違うような。
余韻を別にすれば、味・色では種類・強さ・バランスで概ね表現し尽くされるような気がします。

余韻といえば、カレーの余韻が好きです。だから食べ終わるまで水や乳製品は摂らないし、食べ終わっても暫くは水や乳製品は摂りません。

>> p928gts さん

へええ、やはり香りなんですね...すると、鼻がきかない時は(風邪をひいたときとか)良いワインを飲むのもったいないですね。というか、風邪をひいた時はお酒飲んじゃいけないですねw

カレーの余韻と言うのは考えたことがありませんでした。なるほどですね〜。私も今度やってみます。ありがとうございます。
p928gts
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マスター
ドラマに登場するワインエキスパート

TVer・FODで現在配信中、2023/12/02 23:59まで配信予定の「TOKYOエアポート〜東京空港管制保安部〜」という深田恭子主演のTVドラマ、第4話「100年の夢を運ぶ航空管制官!」に、ワインエキスパートが登場します。深田恭子演ずるヒロインの同僚で、佐々木希演ずる資格マニアの管制官が、ワインエキスパートとして活躍します。ブラインドで飲んで銘柄まで的中させる離れ業をやってのけます。テイスティング試験で一般呼称では生産国まで、エクセレンス呼称で生産地域までですから、銘柄まではプロでも極めて困難ですが、そこはドラマなので。
https://tver.jp/episodes/epohe218qp
https://fod.fujitv.co.jp/title/4417/
こんにちは。香りのお話、ありがとうございます。興味深く読みました。私も生活に取り入れて、記憶力をアップしたいと思います。教えていただいたURLを忘れないように、自分メモしておこうと思います。
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マスター
芸能人格付けチェック、私の見間違いでなければ、今回(2024/1/1)のワインは
シャトー・ペトリュス。
比較対象は5,000円のボルドーワインとか。
ブラインドテイスティングの難しいメルロー主体のワインということで波乱の予想?
https://www.asahi.co.jp/kakuzuke/index.html
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マスター
↑は、やはり見間違いでした。
2023年の再放送ダイジェスト予告を見ていたようです。

2023年の本放送は見ていません。初詣と年賀状の返信で忙しくて。
気付いたきっかけは、この本。

田邉公一著「ワインを楽しむ」
株式会社マイナビ出版
ISBN978-4-8399-8384-0
https://book.mynavi.jp/files/user/trial/9784839983840/index.html

昨年12月に出たばかりの本で、リーズナブルなワインが具体的に紹介されています。
ここに挙げられている31本を(好き嫌いではなく)不味いと感じたら(あの病気かと)味覚障害を疑うべきと言う程の鉄板の安ワインばかりです。
しかも驚いたのは、ブラインドテイスティングのコツまで述べられていることです。
見間違いに気付いたきっかけは、ブラインドテイスティング解説部分の次のp.140でした。
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格付けチェック2024

やはり、難問のメルロー
シャトー・ル・パンでした。
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マスター
2024/02ゆずるね。マンスリー企画にコメントした内容ですが、興味深い内容なので、ここにも書込みます。
https://froggy.smbcnikko.co.jp/14220/

>> p928gts さん

すごくいい記事ですね。マンスリー企画のほうは読んでなかったので、こちらに書き込んでいただきありがとうございました。

1986年から1995年の間、9年?
長い時間をかけて知識を増やしたんですね。
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マスター

>> ねむ125@sp010er さん

ゆずるね。皆勤の今回の賞品が湯呑みということで、山梨県の「湯呑みでワイン」習慣について書きました。(バケツでウ◯ンは別の県)
https://king.mineo.jp/staff_blogs/2453/
2024.01.21 14:56コメント

ご参考
お酒を音楽で熟成させる話
https://king.mineo.jp/reports/261583
れんと という焼酎は某ワインスクール御用達
テイスティング試験に備えたホワイトラムとのブラインド識別特訓でもお世話になりました。
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本日発売のモーニング2024年8号。
Cのワインは、もしかして
マスカット・ベーリーA ?
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マスター
負け惜しみ再び

Cのワイン、方向性は合っていたのですが・・・
ネタバレはまずいので、これ以上は自粛です。
以下は言い訳。ただ、先週の段階で、この結果は薄々予想していたのも(書かなかったけれど)事実です。

2023.10.16 08:08
> 元スレ②は、本来はあり得ません。「日本」を出題したいのは山々なのでしょうが、甲州・メルロー・シャルドネに比べて(独特の香りで)簡単過ぎて、サプライズではなく楽勝・サービス問題になるからです。ただ大手生産者には、独特の香りを抑えたエレガント系で、欧州品種と見紛うものがあります。
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WINEブラインドテイスティングの教科書
ISBN:978-4-7661-3792-7

たまたま丸善で見つけて、即決で購入。
非常に面白そうな本です。

紹介されているサイト
https://presswalker.jp/press/34746
出版社のサイト
https://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=53693

この著者と面識のある某ワインバーのソムリエ氏によると、私とこの著者は似ている、話も合うのではないか、とのことでした。
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マスター
まだ先の話ですが、昨年のソムリエ/ワインエキスパート試験の二次(テイスティング)ではラスボス級難易度の日本メルロが出題されたので、今年はさらに上を行って、日本ピノ・ノワール(北海道・余市)が出題されたりして?
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マスター

WINEブラインドテイスティングの教科書
ISBN:978-4-7661-3792-7
の著者が登場。
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ラーメン王が登場
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ゼロからスタート! 紫貴あきのソムリエ試験1冊目の教科書

ISBN:978-4-04-606158-4
https://www.kadokawa.co.jp/product/322210001043/

飲み会でドヤ顔したい方にも最適か。
→私の2023.10.14 20:43コメントもご参考に

日本橋の丸善で見つけて即購入。
著者は、私の師匠でもあります。
有資格者にとって、こういう入門書は、他の方への伝え方・説明の仕方の勉強になりますね。
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マスター

やはり日本メルローは難しい!!
そもそも消去法以外で、一発でメルローを見抜くのは不可能?
一発で見抜いているように見えても、頭の中では(経験値がものを言い)超高速で消去法ロジックが走っているだけのように思えます。
p928gts
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マスター

出た、激ムズ日本ピノ。
私だったら、この色だとピノ・ノワールか、モダンタイプのネッビオーロかで迷うでしょう。
出汁の旨みが凄いとのコメントなので、これに気付けばネッビオーロは除外できるかもですが、それでも産地当ては私には絶対無理。
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p928gtsさん・投稿者
マスター

↑今回は視聴者参加型ということで、視聴者にも正解が知らされません。
参加しているテイスティング達人のコメントから、視聴者も「参加しているつもりで当ててみろ」という企画です。
私の一巡目は、品種・産地は達人の方々と同じ回答で不正解、二巡目で品種・産地とも正解できました。
ビンテージはある程度推定可能ですが、さすがに価格までは無理ですね。
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p928gtsさん・投稿者
マスター

↑またも激ムズの日本ピノ・ノワール

↑この動画の中でも触れられていますが、2023年のソムリエ/ワインエキスパート試験で、マセラシオン・カルボニックに起因する香りの違和感からか、グルナッシュなのに、マスカット・ベーリーAと解答した人が多かったとのこと。
グルナッシュをマスカット・ベーリーAやピノ・ノワールと間違えるということは、色も淡かったということです。
2023年のソムリエ/ワインエキスパート試験に関する私の考察は正しかったようです。
2023.10.18 18:07コメント
2023.10.22 22:22コメント
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