mineoDプランeSIMを再発行してAndroid機種に移す
今回は、
「mineoDプランeSIMを新規契約して日本通信eSIMとの併存を確認する」
https://king.mineo.jp/reports/223902
「mineoDプランeSIMを再発行してHISモバイルeSIMとの併存を確認する」
https://king.mineo.jp/reports/224105
の話の続きとなります。
3月2日からmineoDプランeSIMの発行が再開されましたので、昨日早速申し込みしました。
前回までは、あくまでも同じドコモ回線のeSIMを同じ機種に併存させることができるかを確認するためのテストを行っていたわけで、実際には同じ機種にドコモ回線のeSIMを2つ入れても意味がありません。そこで今回は最終的にドコモ回線のeSIMを使う予定のXiaomiのRedmi Note 11 Pro 5GにeSIMを移すことにしました。
画像は再発行申し込みの画面です。違う機種にeSIMを移す場合、やはり新しく使う端末のEIDを入力して再発行の申し込みをする必要があります。
それで、前回iPhone SE3からSE2にeSIMを移したときには、SE3でmineoのマイページを開いたものだから、SE3で再発行手続きを完了させるために、Googleアプリに付属のGoogleレンズというアプリで移行先のSE2のEIDを撮影してSE3でテキスト化し、それをコピペして申し込みを終了させました。
最終的にはうまくいきましたが、それはそれで手間でした。よくよく考えたら、最初から今度新しく使うスマホ機種でmineoのマイページにログインしてeSIM再発行の手続きをすればよかったのです。
今度の機種はAndroidなので、モバイル通信のeSIMのインストール手続きのところを進めていって、QRコードを撮影する画面まで進んだら、下の「ヘルプ」をタップし、次に出てくる画面の青字の「こちらで確認」をタップすることによってEIDを確認することが可能になります。それで表示されたEIDを長押しすればコピペできる状態になります。(画像参照)
こちらについては、スタッフブログの
「(2/22追記)mineo Dプラン eSIM提供開始について」
https://king.mineo.jp/staff_blogs/2165
でも説明されています。
実はXiaomiのRedmi Note 11 Pro 5Gの場合には、もっと簡単にEIDを確認してコピペできる状態にすることができました。
電話アプリで「*#06#」と入力すると、デバイス情報ということでIMEIその他が表示されます。EIDは表示されないのかなと思ったら、画面の下のほうをたどっていったらEIDもきちんと表示されていました。そのEIDを長押ししたら、何とコピペが可能な状態になりました。(画像では「*#06」としか表示されていませんが、「*#06#」と入力した瞬間にバーコード表示になるので、便宜上「*#06」で止めています。)
これはメーカーによって違っていて、OPPOのスマホの電話アプリで「*#06#」と入力してもIMEIしか表示されません。また、iPhoneの場合はEIDも表示されますが、残念ながら長押ししてもコピペできる状態にはなりませんでした。Xiaomiだけそうなのか、他にも表示できるメーカーがあるのか、実際に試してみないことには何とも言えません。
EIDの入力が終わったら、今度本人確認です。もちろんSMS認証を選択しました。eKYCは結構面倒くさいです。免許証を斜めに撮影するところでいつも引っ掛かるので、なるべくやりたくないです。
SMSで返ってきた認証番号を入力して申し込みを完了させます。
再発行の申し込みにかかった時間を示します。
一番下の「ワンタイムキーのお知らせ」というのは新しい機種でmineoのマイページにログインしたときのもの。それから10分程度で申し込みを完了させ、その9分後に「eSIMプロファイル設定のお願い」メールが返ってきました。それからすぐに回線切替手続きを終了させました。
トータル30分もあれば完了できます。
回線切替のときの画像を示します。
とにかく、eSIMの「新規申し込み」以外は必ず回線切替の手続が必要です。決して忘れないようご注意ください。
次は、eSIMのインストール作業です。
Android機種の場合、そのメーカーによってメニュー画面が違ったりします。XiaomiはOPPOとは全く違っていました。「携帯通信会社を追加」という名称になっていました。
上に示した画像の「次へ」を押すとQRコード読み込み画面が現れます。(画像を1枚撮り損ねました。)
QRコードについては、mineoの説明では、マイページにログインして受付番号を入力すると表示されるからそれを使えということになっています。
でも、実際にはドコモ回線の場合、QRコードはドコモ本家、ahamo、その他MVNO全部共通です。そもそもQRコードにはサーバーのアドレスしか情報が含まれていなくて、今のところドコモ回線のeSIMのサーバーは1つしか運用していないので、どれを使ってもインストール可能です。必ずしもmineoのマイページから読み込む必要はありません。
今回、パソコンにドコモオンラインショップのeSIMインストールの説明箇所に出ていたQRコードを表示していて、その前でスマホを動かしていたら、たちまちQRコードを読み取ってしまいました。
特に問題なくeSIMのインストールが終了し、SIMの名前を分かりやすいように書き換えて終了です。
前回の反省を踏まえ、今回は最初から今度新しくeSIMを使う機種であるXiaomiのRedmi Note 11 Pro 5GでmineoのマイページにアクセスしてeSIM再発行の申し込みをしました。
でも、今現在使っている機種やパソコンでeSIM再発行の申し込みをしていてそのまま申し込みを完了させたい場合に、どうやって新しい機種のEIDを今現在使っているスマホやパソコン側に持ってくるか。
いろいろ考えましたが、一番いいのは、今度新しく使うスマホのGmailを使うことだと思いました。Android機種だったら初期設定のときに必ずGoogleアカウントを入力する必要がありますよね。Gmailの設定も簡単にできるわけです。そのGmailで自分で自分宛てにメールを打ち、そこにEIDを貼り付ければいいんじゃないかと思います。
そして、今現在使っているスマホでGmailを立ち上げる、あるいはパソコンならGoogle Chromeを立ち上げてGmailを開けば、すぐにEIDを確認することができると思います。
最後に、余談ですが、ドコモ回線のeSIMの申し込みで間違えそうなのはどう考えてもEIDの入力です。32桁あるEIDの数字を1つでも間違えたら絶対につながらなくなります。
もしもEIDを間違えて入力したのではないかと不安になった場合、mineo側にどうやって確認すればよいか、メールで聞いてみました。
私としては、そのやりとりで数字を間違えてはいけないからメールで問い合わせたらよいのではないかと思って聞いたのですが、mineoさんの答えは違っていました。
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ご登録のEIDについてはお電話にて
ご本人さまの確認の上でご案内することが可能です。
ただ、メール窓口ではセキュリティ上の観点により
EIDをご案内することはできません。ご了承願います。
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逆に、メールでの問い合わせでは成り済ましもあり得るので、あくまでも電話のみでの応対だそうです。以上、ご参考まで。
ところで、XiaomiのRedmi Note 11 Pro 5Gの *#06#で表示された EID (2) の「(2)」の示すものは何なのでしょうか? ご存知でしたら教えて下さい。
因みに Rakuten-miniで *#06#で表示されたのは IMEI、MEID、ICCID、シリアルで EIDは表示されませんでした。
>> kc_iOS9.2.1 さん
私も、その(2)は一体何なんだと疑問に思ったところです。この機種は、物理SIMが1枚しか入らないようになっています。物理SIMが1、eSIMが2として表示されますので、多分そういう意味での(2)じゃないかと思います。それ以上のことは分かりません。
なんで、私はやらなかったのかわわからないのですが、どういうことなんてしょうか、、😅
>> 銀河23 さん
マイネオだけが面倒なEID入力が要るということではなく、ドコモ本家及びそのサブブランドであるahamo、ドコモからeSIMサービスの提供を受けているMVNOのリンクスメイト、日本通信、HISモバイル、mineoはEIDの入力が必須となります。
IIJmioは、回線はドコモ回線を使用しているものの、自分のところでeSIMのサービスを独自に提供しているのでEIDの入力は要らないということです。
ここら辺については、
「日本通信のeSIMとIIJmioのeSIMのプロファイルダウンロード方法の違いについて」
https://king.mineo.jp/reports/185547
で調べたことを書いたことがあります。
あと、IIJの
「eSIMについて」
https://www.iij.ad.jp/dev/tech/techday/2018/pdf/TD2018_6.pdf
を読めば分かるかと思います。
それで、ドコモが当初EIDを入力するやり方でeSIMのサービスを開始したときは、EIDの入力が必要なドコモ回線のeSIMは一つのスマホには一つしか入れられないようになっていました。
それが、あるときからEID入力方式でeSIMを入れているスマホに、さらに同じくEID入力方式のeSIMを入れられるようになったというアナウンスがされるようになりました。それが本当かどうかを試したのが、私の前の2つのスレッドとなります。
EID入力のESIMほ、一台に複数入れられなかったが、今は入れられるようになった。
ってことなんですね。大変良くわかりました。ありがとうございました。
・Redmi Note 11:表示されない。
・AQUOS sense7:表示&コピー可能
・iPhone SE2:表示されるがコピーは不可
こんな感じです。
追加情報
Xiaomi Mi 11 Lite 5G (SIMスロットx2, eSIM無し)機に eSIM.meのSIMカードを挿した状態で *#06# したところ、本体にeSIM搭載無いにもかかわらず、なんと EID(1)として認識/表示されました。
( eSIM.meのSIMカードは Mi 11 Lite 5Gの#1スロットでのみ eSIMとしての動作が可能です)
Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5Gと同様に EIDコピーが可能でした。
>> kc_iOS9.2.1 さん
ということは、1つしかないSIMスロットにeSIM.meのSIMを入れたら2つ表示されることになるのでは?ということでやってみたら、まさしくそのとおりとなりました。(1)とか(2)というのはSIMスロットの番号?ということになるでしょうか。
もっとも、eSIM.meアプリを起動させたら互換性がないと出たので、使うことはありませんが。
>> 金太郎25@霜月🐾 さん
報告ありがとうございます。kc_iOS9.2.1さんの機種とは違う結果となっていますので、メーカーだけではなく機種依存ということにもなるのでしょうかね。
>> okitaomote さん
>eSIM.meのSIMを入れたら2つ表示>されることになるのでは?
>ということでやってみたら、
>まさしくそのとおりとなりました…
おおお、そうでしたか。
本体eSIMの EIDと、スロット(eSIM.me)の EIDですね。私の Mi 11 Lite 5Gはそもそも本体eSIMの無い、物理スロットx2モデルなので どうあがいても EIDは 1個です…あ、eSIM.meを両方のスロットに入れれば EID(1), EID(2)ということなのでしょう(笑)
>eSIM.me…互換性がないと出た…
互換性のないスロットでも eSIM.meを入れると EIDを認識するというのは面白いですね。あとでMi 11 Lite 5Gの「互換性がない」スロットに入れてみます。。。
>> kc_iOS9.2.1 さん
>Mi 11 Lite 5Gの「互換性がない」>スロットに入れてみます
ということで、2スロットのうち、スロット#1(互換性あり)からスロット#2(互換性なし)に eSIM.meを移動してみました。
結果… okitaomoteさんの予想通り、EID(2)とスロット#表示されました! ♬👏♬
>> kc_iOS9.2.1 さん
早速のテストありがとうございます。なるほど、Xiaomiのスマホはこういう反応を示すんだなということがよく分かりました。
ドコモ系SIM(EID方式)は将来的に iPhoneのクイック転送への対応も難しいことが容易に予想されるので、日本のスマホ業界を衰退させたドコモワールドが、これまた世界と全く異なる進化を目指すガラパゴス化現象の始まりなのかと。。。危惧しています^^;
>> kc_iOS9.2.1 さん
これも余談で、クイック転送についてはここで議論するつもりは全くないですが、「iOS 16から採用されたeSIMの移行が簡単できる「クイック転送」機能で何が変わる?」
https://dime.jp/genre/1486607/
こちらにクイック転送の仕組みについての座談会記事が載っています。
この内容を読むと、少なくとも今の仕組みのままではドコモではできなさそうな感じです。