mineoDプランeSIMを再発行してHISモバイルeSIMとの併存を確認する
昨日22日にDプランのeSIMを新規申し込みして1日経過しましたので、今度はDプランeSIMを再発行して、別のiPhone(SE2)に入っているHISモバイル(ドコモ回線)eSIMとの併存ができることを確認したいと思います。
マイページでeSIMの再発行を申し込んだわけですが、何と今度eSIMを使う予定になっている機種のEIDの登録が必要でした。再発行の申し込み段階で次の機種のEIDの入力を求められるとは思ってもいなかったので、非常に驚いてしまいました。
30桁もあるEIDを手打ち入力するのだと、数字1つ入力間違いしただけでもエラーの原因になるので、やはりコピペする形を取るべきだと思います。
EIDの数字を間違ってmineo(ドコモ)に登録してしまうと、スマホ本体のEIDと食い違うから絶対通信できなくなると思われます。最終的にeSIMを再発行するしかないわけですから無駄なお金がかかってしまいますし、EIDを間違って登録したことが原因だとそもそも気付きにくいです。それが原因だと気付くまでにかなりの時間を費やしてしまうことでしょう。
それでは、どうやって他機種のEIDを、現在の機種のmineoのeSIM再発行手続画面にコピペで入力するか。今回の場合は、SE2のEIDを、SE3の再発行申し込み画面に入力する必要があります。
私は、「Googleアプリ」を使いました。「Googleアプリ」には「レンズアプリ」が組み込まれているので、それを利用します。
画像の一番左、App Storeで「Googleアプリ」をSE3にインストールします。
画像の左から2枚目、SE3の「Googleアプリ」を開いて、マイクのアイコンの隣のカメラアイコンをタップして「レンズアプリ」を起動させます。
画像の左から3枚目、SE2の「設定」→「一般」→「情報」のEIDのところを表示させ、それをSE3の「レンズアプリ」で写してシャッターボタンを押します。
画像の一番右、そうするとテキストや英数字が白地バックで表示されますので、EIDのところの数字をタップします。バックが白地から青地に変わり、数字がコピーできる状態になりますので、「コピー」のところをタップします。これでEIDの数字がクリップボードにコピーされることになります。
こちらは、mineoのeSIM再発行手続のEID入力画面です。
一発では「ペースト」の表示が出ませんでしたが、何回か触っているうちにやっと出て、無事SE2のEIDを、SE3のeSIM再発行手続のEID入力画面にコピーすることができました。
「次へ進む」をタップします。
次は、本人確認の手続です。
SMS認証とeKYCとがありますが、普通はSMS認証を選ぶでしょう。eKYCは免許証を斜めにした状態で撮影するのが難しく、何回もやったことがありますが、一発ですんなりいったのはたったの1回です。大抵は2~3回繰り返してやっとOKになります。顔の首振りも結構面倒くさいですし。
SMSで送られてきた認証番号を入力してeSIM再発行の申し込みは完了です。
9時過ぎにeSIM再発行の申し込み画面に入力を始めて、それが完了し「【mineo)eSIMプロファイル設定のお願い」メールが返ってきたのが9時35分でした。
初めてeSIMを申し込むときは結構時間がかかりますが、eSIMの再発行にはトータル30分もあれば大丈夫のようです。
メールが来たので、早速喜び勇んでSE2にeSIMのインストール作業をしました。
画像の左側で分かるように、SE2には既に物理SIMが1枚、eSIMが3枚インストール済みです。ここにmineoDプランのeSIMを追加します。
QRコードは、わざわざマイページを開く必要もないので、ネットのそこら辺のホームページにアップされているドコモ回線用のeSIMのQRコードを読み込みました。
ところが、結果、失敗に終わりました。
何で? 読み込んだQRコードがまずかった?
実はQRコードの問題では全然なかったです。
eSIM再発行の申し込み画面では、「eSIM再発行、変更のお手続きが完了しましたら、マイページの契約内容照会画面からeSIMプロファイルのダウンロード、設定を行ってください。」と書いてあります。
この文章だけ読んだら、すぐにでもeSIMのインストールができるものと思い込んでしまうじゃないですか。そうじゃないんです、「回線切替手続」が必須なんです。
メールの案内にはきちんと書いていますが、申し込み画面のほうが頭にあるものだから、メールの細かい文字なんか全然読まないので、なかなか気付きません。
要するに、全くの新規発行でない限り、必ず「回線切替手続」が必要なんです。
実を言うと、AプランのeSIM再発行のときにも、この「回線切替手続」でドツボにはまってしまいました。そのときは、メールにもeSIM再発行のときは「回線切替手続」が必須なことが書いていなくて、トラブる人が多数発生し、マイネ王のQ&Aで散々運営への批判が展開されました。
そうだった、「回線切替手続」が必須だったと気付いたので、スマホでマイページを開いて早速「回線切替手続」を行いました。
ふだんはパソコンでマイページを開いているので、スマホだとどこに回線切替の手続画面が分からなくて少し手間取りましたが、「各種サポート」の中にありました。
すぐに手続をして回線を有効にしました。
さて、気を取り直してもう一回eSIMのインストール作業です。
QRコードは、昨日新規発行のときにマイページで出てきた画像を保存してあったので、それを流用しました。
中身同じなのに、わざわざID・パスワードを入力してマイページを開いて「受付番号」を入力して、などということはやっていられないです。
無事eSIMのインストールが完了しました。
HISモバイルの下にmineoDプランのeSIMがインストールされているのが確認できます。
APNプロファイルをインストールしてスピードテストを行い、無事データ通信ができることを確認しました。
これで、HISモバイルのドコモ回線eSIMとmineoDプランのeSIMも併存できることが確認できました。
もちろん、SE2だと物理SIM+eSIMの組み合わせでしか有効にできませんので、HISモバイルとmineoの同時利用はできませんが。
今回DプランeSIMの再発行をやってみて、初心者の方が躓きそうなところが2点あることが分かりました。
1点目は、eSIMを再発行して別機種で使う場合、新しい機種のEIDを申し込み段階で入力する必要がありますが、気を付けないと間違ったEIDを入力してしまう可能性があるということです。
2点目は、再発行の申し込み完了後、必ず「回線切替手続」が必要ですが、申し込み完了後の画面だとそれには触れていないので、いくらメールのほうにそれを書いても、気付かないでインストール作業に進んでしまう人が続発するだろうということです。
1点目については本人が気を付けるしかないですが、2点目については、mineoの運営さんが、「eSIM再発行、変更の申し込みが完了しました。」の画面に「回線切替手続」が必要なことも一言付け加えることでかなり解消できると思われますので、善処してもらいたいところです。
動作する端末を特定したいって事ですので。
Ahamoの場合も、eSIMを利用する端末のEID(32桁)を登録するとeSimプロファイルをダウンロードできるようになるみたい。
DプランのeSimは面倒ですね。
「回線切替手続」ってなあに?
って感じですが、Aプランにもあるんですね。
楽天で、eSimって手軽に素早くできて制約も手数料もない。
便利なシロモノと認識した後だからな・・
私の場合は、先に端末を初期化してしまったので、eSIMが削除され、SMS受信ができない状態でした。
端末紛失、故障の場合も同様でしょう。
eKYCは面倒ですね〜
あと、EID入力に関しては、新端末側を操作して、再発行を申し込むのがスマートな感じがします。
忘れずに実施しましょう(^o^)/
次に使う機種でマイページにアクセスすれば、EIDの入力もiPhoneの場合は簡単だというのは確かにそうですね。
冷静に考えればそうなんですが、次の機種のEIDを入力しろという画面が出るとは当初想定していなかったのでびっくりしてしまって、そこまで頭が回りませんでした。
というか、たまたまGoogleレンズのことが頭にあったので、それを使うことばっかり考えてしまっていました。
これから機種変更でDプランのeSIM再発行を申し込まれる方は、どの機種で申し込めばマイページでのEIDの入力が簡単にできるか、よく考えてから申し込まれたほうがよいと思います。
クリップボードにコピーされるのであとはいかようにも。
色々とやってるのに感心します。
探究心と自己犠牲がすごい!
でもmineoのesimはそもそもiPhoneのeSIM クイック転送には対応してないのかな。
iPhoneのeSIM クイック転送対応キャリア増えてくると嬉しいんですがね。
LinksMate (EID方式)の eSIMの再発行ページでも
・eSIM利用中の端末で再発行 (登録済みEIDのまま)
・新しい端末でeSIM発行 (新しいEIDを登録)
というように申し込み窓口が分れています。
>> キリンは泣かない さん
>EIDの登録が必要ってことはiPhoneの>eSIM クイック転送での気軽な機種変更
>ができないってこと…
おおお、まさにビッグな重要ポイント!
確かにドコモ系eSIM(EID方式)は既存の iPhoneクイック転送では仕組み(仕様)としてマッチせずに 何か不都合が発生しそうな感じ…
というかそもそも ドコモはキャリアとして「クイック転送」を許可しないという またもや文化に逆行するガラパゴス宣言をするのでしょう。
>> kc_iOS9.2.1 さん
ドコモだけじゃないですけどね涙楽天に至っては別の楽天会員入ってるとインストール自体出来ないですし。
DプランeSIMの申し込み受付一時停止について|mineoユーザーサポート
https://support.mineo.jp/news/1391/
>> kc_iOS9.2.1 さん
https://news.yahoo.co.jp/articles/f46ef3a86cd1290dc6deeb61b382e5f45c197371まさかのドコモがクイック転送認めましたね(笑)。
>> キリンは泣かない さん
おおお、お知らせ有難うございます。https://www.docomo.ne.jp/support/uimcard/esim/iphone_transfer/
↑ のクイック転送の手順書を見る限り、転送先のEIDをどこかで入力要求されることもなく、標準のクイック転送手順のマンマようです。
ということは、最初にDocomo版-eSIMを契約するときに入力要求されるEIDというのは、単なる確認用であって、一旦eSIMインストールされてしまえばそれ以降は無用ということだった~ということなんですね。まさに無用の長物 !!(笑)
>> kc_iOS9.2.1 さん
>>一旦eSIMインストールされてしまえばそれ以降は無用最終的にSM-DP+にEID情報が登録されるのは”au式”でも”Docomo式”でも同じはずです。
あくまでも「SIMプロファイルのデリバリー(ダウンロード)時点でEIDを使うか」という配送方式が違うだけですね。
でもeSIMの端末間転送した情報はどうやって整合性とってるのかな?
iOS端末がどこかのDBに「変わりました」と通知してるのだろうか??
>> amiyy さん
「iOS 16から採用されたeSIMの移行が簡単できる「クイック転送」機能で何が変わる?」https://dime.jp/genre/1486607/
こちらの座談会でクイック転送の話をしています。
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石野氏:KDDIの端末の、IMEIとSIMのログを管理して、それを機種変更後の端末に降らせる準備をしておくというサービス。iPhoneにはもともとその機能があったので、KDDIが利用していました。それをユーザーが能動的に動かせるようにしているのが、クイック転送です。
転送という言葉を使っているので、端末から端末に情報が移動しているように聞こえますが、新しい端末から再発行の依頼をかけているような仕組みです。転送という単語を使ったのは、うまいところですよね。
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「新しい端末から再発行の依頼をかけているような仕組み」ということで、キャリアのユーザーが、キャリアに対して、今現在使っているiPhoneの回線の契約データを新しいiPhone端末に送って頂戴とappleを経由して依頼するような形らしいです。
>> okitaomote さん
>>新しい端末から再発行の依頼をかけているような仕組み納得