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雪だるま

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お寒うございます
気象情報通りの寒さが続きます
太平洋側も雪予想ですね

しかし子供はやっぱり元気
定番の雪だるまを作ったりしています
雪だるまと言えば、私はこんなイメージです
1930年 浅野竹二

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1820年 歌川国貞

しかし昔は文字通り達磨だったようです

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或いは白のイメージかウサギも作られたり

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1858年 歌川国貞

分からないのがカエル
冬眠からお目覚めですか

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1790年 喜多川歌麿

墨で目を入れています
塩原太助が炭に海藻を混ぜて炭団を作って大儲けしたのが
1800年頃
画像1の目は炭団のようです



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雪遊び
菊川英山 天明7年〈1787年〉 ~慶応3年6月16日〈1867年7月17日〉
まだ墨も使われていて達磨です

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1870年 歌川芳滝
明治になっても
目は炭団で達磨

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1898年 雪見 宮川 春汀

雪だるまが今の様になるのは何時頃なんでしょう

新版画、雪景色の作品はたくさんありますが浮世絵と違い
雪だるまはあまり描かれていないようです

台所がキッチンとなり、炭や炭団で調理することが無くなった現代
雪だるまも変わり様々な表情に
近くの公園のは目は葉、鼻と口は枝になってました


7 件のコメント
1 - 7 / 7
なかなか面白いですね。札幌の雪まつりを思い出しました。
とても面白かったです(^^)
雪達磨、考えもしませんでした。
いつから変わったのでしょうね😊
子供の頃は、雪が降るのが珍しく楽しみで、雪だるまも何度か作りましたが、その時は花や葉、枝や石、自分のマフラーや帽子で飾った記憶があります😄
わ~ とっても興味深い内容でした。
昔の、すてきな絵も載せて下さり、見入ってしまいました^^

昨日たまたまアメリカのドラマを観ていて、雪だるまが3段だったので、日本と違うな~と思っていたところでした!そこで、日本も今と昔では違うことが! すご~いw
ツイッターでも、話題になっていたみたいですね。
現代の2段重ねの“雪だるま”は一体いつ頃から作られるようになったんだろう?明治時代や江戸時代の雪だるまはもっと“達磨”に近い形だったらしい
https://togetter.com/li/1457895

まきぴ〜さんの指摘にもありますが、西洋は三玉なので、日本に西洋文化が入る過程で、日本のダルマ一玉と足して二で割って、二玉になったのかも知れませんね〜。
時代的にも整合性とれそうだし。
古来の雪だるまも、二段でつくっているように見えなくもない。
(昔の達磨の絵も頭と身体の二体構成みたいだし)

そう考えると…
昔の筆を使って水墨画や版画の様式美を踏襲していた昔の「雪の達磨」が、
西洋化や筆記用具の変化を受けて、アートの様式美もかわっていき、その様式美の変化が今の可愛い「雪だるま」になったという推測もできるかも?

昔の鳥獣戯画と、今の動物イラストの違いみたいな、そういう様式美の変化。
(まあ、結局のところ、西洋文化の繁栄かな〜と)
おはよお
おはよおさん・投稿者
マスター

>> apareiyu さん

雪まつり、間もなくですね
今年は大丈夫でしょうね
おはよお
おはよおさん・投稿者
マスター

>> トッチン@寝不足 さん

西洋が3段なのは頭、胴、足
日本の2段、面壁九年で足がない
目無達磨のイメージ
と思っていました
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