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寒波襲来

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昨日17時ごろジョギングをしていると、風が強まり突然粉雪が舞って来た
軟弱野郎ですのでそそくさと帰宅、即入浴

夜間に降雪、夜明け前にはしっかり凍結

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浮世絵の雪で有名なのは切手にもなった広重の「蒲原」

画像は初期の作品とみられ
上部に一文字ぼかし

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静岡でこんなに積もったんでしょうか
司馬江漢作?の洋画
「驟雨待晴図」
ボストン美術館所蔵を下絵にしたとか
「司馬江漢作で、広重の「東海道五十三次」の元絵と称する絵について」
http://www.geocities.jp/web_ukiyoe/kokan.html

越後の蒲原と勘違いしたとの説もあります
この作品は天保4年の作
この前年の秋、広重は東海道を上洛したとの説もあり
それなら蒲原の知識はあったはず

江戸時代は小氷河期だったとも言われています
大阪の淀川が凍ったこともあるそうです
天保4年はちょうど天保の大飢饉が始まった頃ですから有り得た風景なのかも知れません

2030年には第26太陽周期が始まるとの研究もあります
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/062500060/
地球温暖化にブレーキが掛かるかも?知れませんが
当然凶作、食料危機の恐れもあります
せっかく科学者が大津波が来ると警告しても
経営者が勝手に無視、裁判所がそれを追認する我が.国
経営者側に否定できるほどの根拠、見識があったとは思えないのですが

庶民が苦しむのは江戸も令和も関係なし

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この作品には摺りの異なる版があります
この版は、逆に夜の空の下から上にむけて明るくなっていく「地ぼかし」という摺り方の版で普及版とされるもの

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ぼかしのない版もあります

以上異版3点はいずれもボストン美術館所蔵

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アメリカ議会図書館所蔵の版は中央上部の画題も抜けています
地ぼかしも違っています

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広重の作品を参考にしたのでしょうか
国貞の「蒲原」

描かれているのは、牛に乗っているので浄瑠璃姫ですかね?
或いは玉屋のかほ世?
着物の花は桔梗ですかね
ご教示お願い致します。


1 件のコメント
1 - 1 / 1
すごい。この寒さを更に寒くしてくれる浮世絵の解説。
あ、ありがとうございます。
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