ワイモバを含む格安SIM全体のシェアを大胆に計算してみる
下記の記事によると、格安SIMをメイン回線としている利用者が初めて10%を超えたとのこと。
ただし、格安SIMにワイモバを加えると10.8%になるものの、ワイモバを除くと7.4%とのこと。(調査母数43,212人)
http://news.mynavi.jp/articles/2017/06/07/mvno/
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1638.html
この比率を、ワイモバの契約回線数と(ワイモバを除く)MVNOの契約回線数の比率に置き換えられると想定してみると、ワイモバの契約回線数は(ワイモバを除く)MVNOの契約回線数の46%【=(10.8-7.4)/7.4×100】に相当するということになります。
一方で、先日のmineo記者発表会では、「恐らくシェア7%で4位のはず」と上田さんが仰っていましたので、3月末でのmineo契約数を58万契約として、これが7%に相当するということから逆算すると、
・格安SIM(ワイモバを除く)全体の契約回線数は約830万回線
・ワイモバの契約回線数はこの46%なので、約380万回線
・従って格安SIM(ワイモバ含む)全体の契約回線数は約1210万回線
ということになります。
ちなみに、総務省作成の資料「電気通信市場の分析」の11ページには、「契約数が3万以上のMVNOのサービス区分別契約数はSIMカード型が807万」とあるので、上の計算値「830万回線」は(契約数が3万以下も含めた数字としては)かなり良い線かもしれません。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000488360.pdf
なお、同じ総務省の資料13ページには、「SIMカード型の契約数が最も多い事業者:インターネットイニシアティブ(113万)」とあるので、格安SIM(ワイモバを除く)でのシェア1位はIIJの113万契約で、4位がmineoの58万契約だということが分ります。
すると、恐らく2位はOCNでほぼIIJと同じ110万契約くらい?、3位は楽天で80万契約くらいといったところではないかと(大胆に)予測します。
これをもとに格安SIM(ワイモバ含む)全体の契約回線数1210万回線内のシェア率を計算してみますと…
・ワイモバ約380万回線はその31.4%を占めてダトツの1位
・2位のIIJ113万契約は9.3%(3位OCNもほぼ同じ)
・4位楽天80万契約は6.6%
・mineo58万契約は5位となり、4.8%に
・ちなみに、UQは別スレッドで37万契約と予測していますが、これは3%程なので、ワイモバの1/10以下のシェアということになります。
https://king.mineo.jp/my/132c3b2f477438a4/reports/19746
大体こんなところです。
かなりいい加減な設定なのであまり鵜呑みにしないようお気をつけ下さい。
斎藤工 桐谷美玲 吉田鋼太郎がツボを押さえてるのかな。
拝見しましたが、過去の数値やら総務省の資料やら見る限り
大胆と仰ってますが、良い線ではないかと思います。
mineoも法人、MVNE含めてオープンにすれば良いとおもうのですが.....
OCN、IIJもやってはいますが、事業法人としてのビジネスモデルも
ターゲット層が異なるのではないのかな....と思うのですが違う?
Y!ですが、元々、少ないとはいえEMOIBLEとWILLCOMの既存ユーザ
というベースもあるとは思いますが、最近の伸長ベースは違いますね.....
ベースってどの程度あったのですかね?
PS 個人的な話
老後一人になるであろう細君を思い、譲渡の準備のためにMNP先探しては
いるのですが、やっぱり、Y!になるのかな.......本近くにお店あるし....
>老後一人になるであろう細君を思い…
あまり事情を分からずに勝手なことを書きますが、お子様とか近所の友人などにスマホの面倒を託せたりはしないのでしょうか?
それを口実にお子様にもmineoを薦めてしまうとか…
残念ながら娘二人は嫁いでしまって、高年齢夫婦の生活.....
住まいは高齢者が多い集合住宅.....なんせ、わたしが近所の相談役&支援者
と言う環境では望めませんね.....(笑)
ところで、こんなん見つけました....気になったもんで....
↓
https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/about/finance/progress/
http://www.eaccess.net/cgi-bin/press.cgi?id=1216
格安SIMもまだまだ伸びしろがありそうですねヾ(*´∀`*)ノ
31.5%=(10.8-7.4)/10.8×100
じゃないですか。
「31.5%=(10.8-7.4)/10.8×100」だと、MVNO全体に対する比率ではなく、「MVNO+ワイモバ」全体に対する比率になってしまいます。
しかし、「『MVNO+ワイモバ』全体の契約回線数」は分かっていないので、これに対する比率を求めても、ワイモバの契約回線数を算出することはできないんですよね。
言葉が紛らわしかったので、下記に修正しました。
→ワイモバの契約回線数は(ワイモバを除く)MVNOの契約回線数の46%【=(10.8-7.4)/7.4×100】に相当するということになります。
http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1065537.html
これによると、
1位:NTTコミュニケーションズで、138万回線、シェアは17.0%
2位:インターネットイニシアティブで、120.8万回線、シェアは14.9%
3位:楽天で、78万回線、シェア9.6%
4位:ケイ・オプティコムで、60.2万回線、シェア7.4%
5位はプラスワン・マーケティングで、43.3万回線、シェア5.3%
6位はビッグローブで40.2万回線、シェア5.0%
7位はUQコミュニケーションズで35.1万回線、シェア4.3%
ということで、何故か1位がIIJではなかったですが、UQの軽約数はほぼ当たっていました。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ15HZD_V10C17A6TJ2000/
…ワイモバイルやKDDI系の「UQモバイル」など、大手通信事業者の格安スマホブランドが全体の約4割を占めた。
ということなので、KDDI系のMVNO合計(BIGLOBEやJ:COMを含む)87.4万契約をこれに入れて計算してみると、ワイモバイルは394万契約ということになります。
【(X+87.4)/(810+X)=40/100】
これもほぼ当たっていたようです。
・格安SIM(ワイモバを除く)全体の契約回線数は
約830万回線→810万回線
・ワイモバの契約回線数は、
約380万回線→390万回線
・格安SIM(ワイモバ含む)全体の契約回線数は
約1,210万回線→1,200万回線