5G接続ならiOSのアップデートはできるのか　結果×

先日、
「テザリングでiOS15にアップデートできるか　テザリング親元がiPhoneは×　Androidは○」
https://king.mineo.jp/reports/137282
ということで、iPhone本体のみでのiOSアップデートと、iPhone同士でのテザリングによるiOSアップデートはできなかったという話をしました。

そのときに、5G接続ならiOSアップデートできたという話があるが実際どうなんでしょう？というコメントをいただきました。

なるほど、これは面白いテーマだなと思いましたので、iOS15.0.2のアップデートが公開されたことに伴い、実際5Ｇ接続でアップデートできるか試してみました。

画像一番左、「ソフトウエア・アップデートあり」の表示が出ています。

画像の左から2番目、5Gエリアのところに行って、まずスピードテストでどの程度の速度が出るのか確認です。屋外ですがアハモ接続で下り843Mbpsと、とんでもない数字が出ています。少なくとも速度的な問題でiOSアップデートができないということはあり得ないことが確認できました。

画像の左から3番目、ネット情報によると「位置情報サービス」がオフでないとiPhone単体でのアップデートはできないとのことだったので、「位置情報サービス」をオフにします。

画像の一番右側、その状態で「ソフトウエア・アップデート」の項目に移っても、相変わらず「ダウンロードしてインストール」はグレー表示、その下に「このアップデートをダウンロードするにはWi-Fiネットワーク接続が必要です。」と表示されます。

結局、いくら5G接続しようが、Wi-Fi接続でないとiOSのアップデートはできないということが分かりました。そのようにiOS上でプログラミングされているのでしょう。

ここからは余談です。

ドコモの5Gエリアに入るために自宅から徒歩で20分くらいのところへ来ていたので、このまま真っすぐ帰ってもつまらないなと思いました。

接続を試していたところの道路を隔ててすぐ真向かいにローソンがありましたので、ローソンでのWi-Fi接続ならiOSアップデートできるかやってみることにしました。

ローソンWi-Fiだとメールアドレスによる登録が要って面倒臭いのですが、たまたまドコモ本家SIMが入っているiPhone 12 miniでやっていたので、特別なことをしなくてもSIM認証で接続できる「0001docomo」で試すことにしました。

いくらドコモ本家SIMが入っていても、「モバイルデータ通信」でahamoを選択していた状態では「0001docomo」にログインできないようです。

しょうがないので、「モバイルデータ通信」をドコモ本家SIMの「主回線」に変更しました。

認証が通るためには、あくまでもドコモ本家SIMでデータ通信できる状態にする必要があるようです。今度は「0001docomo」にチェック表示が入りました。

今度は「ダウンロードしてインストール」がブルー表示に変わりましたので、そこをタップしてダウンロードの開始です。（画像一番左）

iOSアップデートですから、やっぱり時間がかかるんですよね。ダウンロードするだけでも20数分かかります。途中でWi-Fiが切れてしまいました。（画像左から2番目）

すぐにWi-Fiを一度切って再接続します。切れた状態からまた継続できました。

一度ダウンロードが終了して実際にアップデートが開始されれば、あとは放っておいても自動的に作業が進みますから、ポケットにiPhoneを入れてローソンからは移動しました。

しばらくたってからiPhoneを確認したら、無事iOS15.0.2にアップデートされていました。（画像一番右）

iOSのアップデートには20～30分普通にかかったりするので、今回はローソンの店内ではなく、窓ガラスの外側に立ってやっていました。

たまたま快晴の天気だからよかったのですが、雨天だったり寒かったりすると、とてもそんなことやってられないですよね。休憩場所のあるローソンならいいですけれど。

実際には自宅に光回線のWi-Fiがありますので、通常はそちらでアップデートをやっています。今回は、余談として「0001docomo」でスムーズにできるか単にやってみたというだけの話でした。