テザリングでiOS15にアップデートできるか テザリング親元がiPhoneは× Androidは○
iOS15が出たので、iOS15へのアップデートをテザリングでできるかどうかを試してみました。
まず情報収集です。
「Wi-FiなしでiPhoneのiOSをアップデートする方法」
https://how-to-iphone.com/software/post-5935/
「【IPhone】WiFi接続なしでiOSアップデートする方法」
https://mochi-low.com/iphone_ios_update_withoutwifi/2309/
こちらを読んでみると、以前はiPhone単体でのアップデートや、iPhone同士でのテザリングでiOSのアップデートができたようです。
でも、最近の話では、それができなくなっているという説が有力です。
じゃあ、本日iOS15のアップデートが開始されたのを機会に、実際に自分で試してみればいいんじゃね?ということで、やってみました。
まずはiPhone単体でのテストです。
「位置情報を共有」をオフにすれでよいということでやってみましたが、「ダウンロードしてインストール」のところがグレー表示で、結局アップデートできませんでした。
次は、iPhone同士のテザリングでのアップデートに挑戦です。
こちらの画像は「インターネット共有」の親機側のSE2の画像です。
こちらは「インターネット共有」の子機側です。
一応接続はきちんとできているんですが、「ダウンロードしてインストール」のところはグレー表示のままでタップすることができません。下に「このアップデートをダウンロードするにはWi-Fiネットワーク接続が必要です」の表示が出ています。
iOS15のデータ量は何と3.11GBです。これだけのデータ量をやりとりするにはやっぱりWi-Fiを使えということなのでしょう。
じゃあ、親機側がiPhoneではなくAndroid機種の場合のテザリングではどうなのか試してみることにしました。
親機側はHUAWEIのp30 liteです。
今度は「ダウンロードしてインストール」のところが水色表示になってタップできるようになりました。
iPhoneのときと何が違うかというと、iPhone同士の場合は右上の表示が子機側もチェイン(鎖)になっています。親機がAndroid機種の場合はいわゆるWi-Fiのマークになっています。
iOSがiPhoneとそれ以外とを区別するようにプログラミングされているようです。
7:34からダウンロードを開始して、ダウンロードが終了したのは10:41でした。丸々3時間かかっています。
画像左側、ダウンロードが終了しても、「今すぐインストール」はグレー表示になってタップできませんでした。バッテリーの残量が50%を切ってしまったので、充電するか電源ケーブルを接続した状態にしろと下に出ています。
画像真ん中、すぐにパソコンとケーブル接続したら「今すぐインストール」が水色表示に変わってインストールできるようになりました。
画像右側、無事バージョンアップが完了しました。
今回の結果から、
・iPhone同士の接続では残念ながらiOS15へのアップデートはできない
・Android機種との接続では可能であるが、時間は最低でも3時間程度かかりそう
・バッテリーの状態は満タンにしておかないと、途中で停止する恐れがある
・iOS15のデータ量が3.11GBもあるので、スマホでのテザリングではデータ残量もそれ以上必要
ということが分かりました。
やっぱり、iOSのバージョンアップは無線ルーターなどを使ったWi-Fi接続でやったほうがよそさうです。
Android同士でも、テザリングで別な表示になる組み合わせがありますね。
添付スクショは、
親機がZenfone7(Android11)
子機がMate30pro(Android10ベースのHarmonOS2.0.0)
です。
この状態で、Wi-Fi接続として認識されてはいないようです。Googleフォトのバックアップが走りません。
こちらは通常のWi-Fiアクセスポイントに接続した状態です。
仕様が変わって
iOS同士のテザリングは
Wi-Fi扱いしなくなったと
記憶しています。
しかも公の周知とかなくて。
ええ、めちゃクレーム受けたんで
覚えてます( ・᷄д・᷅ )
(それ以前は推奨ではなかったが、テザリングでアップデートやバックアップができた)