通信速度が遅くなると出てくる接続料の話

特に目新しい情報はありません。あぁ、またその話か、と思われた方もみえるかもしれません。
そんな方はそっと、戻るボタンを‥
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mineoなどのMVNOは、キャリアから回線を借りています。
ドコモの場合、この資料のP.19に記載がありますが、
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/disclosure/mvno/business/gaiyou.pdf

10Mbpsで552,075円ですね。

mineo Dプラン(3GB)の 900円分に換算すると、16.3kbps となります。
つまり、16.3kbpsは、帯域保証しようと思えばできるということです。（実際には、その他の費用も掛かるため、さらに少なくなります）

「おいおい、16kbpsってなんだよ！キャリアの速度制限のときの128kbpsでも使えないのに、16kbpsなんて、使い物にならないよ！」
いえいえ、2G携帯のころは、9.6kbpsを1分20円で使っていたそうな。。それよりは、倍近く早いですよ‥。(-_-;)

冗談はさておき、実際はすべての人が常に同時に使い続けるということはないため、（昼休み時間帯は例外？）例えば、100人いて、1人しか使っていなければ、1.63Mbpsで使えるということになります。
1000人中、1人しか使っていなければ、16.3Mbpsで使えることになります。

本当にこんなに少しの人しか使っていないんでしょうか？メインのスマホとしてMVNO回線を使っている人も多いはず。たぶん、NVNO各社は、1人あたり900円分以上を接続料として払っているんでしょうね。それで赤字なんでしょうか。

赤字なのに何でこんな事業を続けるか？それは、年々この接続料は改定され下がっていくことが予想され、それを見越して契約数を増やしておいて、将来的には黒字化しようという計画であると思われます。

それが今年は、それほど下がらなかった。
https://king.mineo.jp/my/132c3b2f477438a4/reports/32986
18年度はなんとしても黒字化したいので、最適化を模索‥(いやぁ、なんでもないです)


こう考えると、昼休み時間帯に、動画視聴やDLを快適にしたいのであれば、キャリアやサブキャリアなどに戻るしかないですね。（UQは、設備を持っていて、auと相互に貸し合えるので、有利ですね。やはり、設備を持たずに、お金だけ払ってすべてを借りる場合は割高となり、契約数が200万、300万人と増えても結局は変わらない気がします）

昼休みや夕方は遅いけど、軽い通信ができればいいし、それ以外の時間帯はそこそこ普通に使えればいいと言う人はMVNOに残ればよいのではないでしょうか？

また、逆の考え方をすると、16.3kbps以上の速度が出れば、儲けものということかも。（いやぁ、キビシイ）というか、出ますよね。100～200kbpsくらいは‥。


ちなみに、この16.3kbpsで24時間、30日通信したとして計算すると、5GBくらいになります。ちょっと前の接続料で計算したときは、確か3GBくらいだったと思います。増えているのは接続料が少し安くなったからですね。

というわけで、ちょっとは遅いときの気休めになったでしょうか？