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2016年の移動電話の総出荷台数は、2007年の1/3にまで減少

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今年2月の記事ですが、2016 年の総出荷台数は i モードケータイが登場する以前の 1996 年よりも少ない水準にまで減ったということです。
http://juggly.cn/archives/218768.html#more-218768

2016年の年間出荷台数は約 1,727万台で、前年比79.7%に減少。
約 5,100万台だった 2007年をピークに減り続け、ついにその3分の1となりました。

減少の主な要因はガラケーの減少でした(スマホは2015年までプラス成長を続けていた)が、昨年はスマホも前年比 88.1% の約 966 万台と、減少に転じた模様。

実は、もう一つ驚いたのが、移動電話(スマホ + ガラケー + PHS)に占めるスマホの比率が56%(=966万台/1,727万台)に過ぎないということです。
PHSはほとんどゼロなので、残りの44%がガラケーということになりますね。

出荷台数としては、7割以上がスマホなのかと思っていました。



追記1:
調査対象は下記の国産品のみになります。

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追記2:
iPhoneなど国産以外の端末も含めた出荷台数は前年比3.0%減の3,606.1万台で、2012年から4年連続で減少した模様。
https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=224

しかし、スマホ出荷台数は2,942.1万台で2年連続の増加となり、2012年の3,042万台に次ぐ過去2番目の出荷実績なんだとか。
特にAppleは前年比7.3%増の1,591万台(シェア44.1%)で、国産の(ガラケーを含む)総出荷台数 1,727万台とほぼ同数。

ちなみに、国産以外の端末も含めた総出荷台数に占めるスマホの比率は81.6%(前年比3.6ポイント増)ということです。





20 件のコメント
1 - 20 / 20
国内の出荷台数なので、国内のスマホが売れていないってことかな…
こんばんは♪
携帯電話がいまだに4割強出荷されているとは驚きです。
興味ぶかい情報、どうもありがとうございました。
どうぞよろしくお願いいたします。
・MVNOの利用者増加に合わせ、節約志向から中古市場に流れた。
・ある程度行き渡り買い換え需要しか無くなった。

こんなところでどうでしょう。
新品を売りたいならMVNOユーザ向けに通信契約不要で売ればよい。
日本国内の人口が減少しているので、出荷台数の減少は当然のことだと思います。
これとは別に、タブレットやモバイルWi-Fiルーターを含む通信機能を持つモバイル端末の稼働数がどの程度になるのか気になるところです。
中華スマホや中国生産iPhoneによって、国産スマホメーカーは減産・縮小の一途なのでしょうか。

日本国産のスマホ、世界で売れないのかな?
日本発の技術革新を期待したいと思います。
iPhoneなど国産以外の端末も含めた出荷台数は前年比3.0%減の3,606.1万台で、2012年から4年連続で減少した模様。
https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=224

しかし、スマホ出荷台数は2,942.1万台で2年連続の増加となり、2012年の3,042万台に次ぐ過去2番目の出荷実績なんだとか。
特にAppleは前年比7.3%増の1,591万台(シェア44.1%)で、国産の(ガラケーを含む)総出荷台数 1,727万台とほぼ同数。

ちなみに、国産以外の端末も含めた総出荷台数に占めるスマホの比率は81.6%(前年比3.6ポイント増)ということです。
 対象となるのは、国内メーカーなので、携帯電話の比率が高くなるのでしょうね。また、携帯電話の定義では、
 「携帯用および自動車に搭載される移動局電話装置で、携帯電話無線基地局に接続されるもの。無線カード、モジュール、PHSとの複合機、データ通信用携帯電話無線端末(例:モバイルWi-Fiルータ)を含む。」
 とされています。
 スマホに関しては、国内メーカーも減少が顕著ですからね。2017年度は4社のみですが、2013年度には7社でしたから。
シャープあたりから機能を絞った廉価版を出せば、国産スマホが欲しい人が食いついてくるんでは?

っていうか、私が欲しい!(笑)
 ちなみに、スマートフォンの定義は、
 「携帯電話・PHSに携帯情報端末(PDA)を融合させた端末で、音声通話機能・ウエブ閲覧機能を有し、仕様が公開されたOSを搭載し、利用者が自由にアプリケーションソフトを追加して機能拡張やカスタマイズが可能な製品。タブレット端末を除く。本統計では電気通信事業者用に出荷する端末に限定する。」
 とあります。
 タブレットに関しては、別ページにあり、74万6千台(2016年度)とのことです。
そらむさん

この統計に使われている名称は「移動電話」で、「スマホ + ガラケー + PHS」だと定義されています。

参考まで。
海外のスマホには沢山の日本製の部品が使われています。
なのにスマホになるとダメなのは、経営陣は仕事が出来ていないように思えてしまいます。(汗)
中国のメーカーにパーツすら買ってもらえなくなったら、日本の電子機器産業は立ちゆかなくなってしまうのかもしれません。

■「ファーウェイのスマホはほぼ日本製」と余CEOがコメント、スマホ用AIチップの一番乗りも宣言
http://japanese.engadget.com/2017/07/27/ceo-ai/
Dark Side of the Moonさん、
 上記原典のJEITA「携帯電話国内出荷統計」(2016年度までは移動電話国内出荷統計、2017年度より名称変更)において、調査対象内訳の「携帯電話(自動車電話含む)」と「スマートフォン」の定義を挙げました。

スクリーンショット_2017-12-13_13.07.22.png

そらむさん

「携帯電話(自動車電話含む)」+「公衆用PHS」+「スマートフォン」=「移動電話」ということですね。
了解です。
 そうです。
 ここでの、携帯電話には「モバイルwifiルーター」が含まれていること。スマートフォンにはタブレットは含まれず別統計になっていること。これらについて説明しようと思いましたが、舌足らずでしたね。2016年12月からは公衆用PHSは秘匿となったようです。
PHSは"公衆登録できる自営PHS"については計数漏れが多そうですね…

#来年からはそもそも集計の必要なくなってしまうけど
所沢さん
その考え、わかります。
ちなみに、こんな記事も↓

【高論卓説】台湾企業に日本の半導体が敗れたワケ 「下請け」嫌い見失った分業化の流れ
https://www.sankeibiz.jp/business/news/171213/bsg1712130500001-n1.htm
法人契約は従来型携帯電話の方がずっと多いんじゃないですかね。
外出先でスマホやSIM入りタブレットの機能が必要な職業なんてそんなに無いでしょうし、5~6インチでExcelなんて使い物にならないし。
ガラケーの層だと
ガラケーの買い替え先がガラケーモドキ(ガラホ)になったので、(同じ機能のある後続機ではなくなったりとかで)嫌って買い替えないという話もあるんじゃないかと思った。
特に変化を好まないユーザーの層ではないかな~~?

スマホの数字で言うと
総務省の割引規制の影響でしょうかね・・・
経済を考えた時、結果的に良かったのかどうか?
 上記JEITAの発表資料を見たところ、スマホに関しては、2012年度がピーク(1460万台)でしたが、2014年度は1000万台割れ(990万台)でしたが、2016年度は1071万台まで持ち直しています。スマホが占める割合は2016年度は初めて60%を超えています(60,8%)。なお、2017年度は上半期で600万台強です。
 年単位(1~12月)で見ると、ピークは2012年の1575万台でしたたが、翌2013年には1317万台まで下がり、2014年には919万台まで激減します(ここが底)。2015年には1097万台と、2011年(スマホに関して年単位の数字のある最初の年)同程度までに戻りました。
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