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ドライアイ、スマホ老眼、近視…目が悪くなりにくいスマホの使い方を眼科医に聞いてみた
デザイナー不在の組織に第一歩を踏み入れ“永遠の一人目デザイナー”になることを得意とするWebデザイナー。デザインやコンサルティング業務のかたわら、たまに記事執筆も手がける。公私で常にスマホ画面と向き合っているので、目の疲れが気になるお年頃。2児の母であり、子どもたちの目の健康も気になっている。
はじめまして! イシジマミキと申します。普段はWebデザインにまつわる仕事をしつつ、デザインに関する記事をnoteなどで発信しています。2児の母です。
突然ですが、みなさんはどんな端末を使って、この記事を読んでいますか? PC? タブレット? それともスマホ?
きっとスマホを使っている人が多いのでは? と思うほど、「スマートフォン」は現代人の生活必需品になっています。とても便利ですが、毎日使用していると目が痛くなったり、疲れを感じたりしませんか? 私も日々、目の疲れを実感していて、「もしやこれが、うわさのスマホ老眼?」と思うことも。
近年では、子どものスマホ所持率も上昇しています。我が家の子どもたちも、頻繁にスマホやタブレットで遊んでいます。ゲームの実況の動画を見たり、それを真似して自分もやってみたり、また、絵を描いたり写真を撮影したり、動画編集なんかもこなしていて、デジタルネイティブのすごさを実感しています。
そんなふうにデジタル機器を使いこなせるのはいいことだなと思うものの、長時間見ていると「目に悪影響がある」という話も聞くので、できればうまい付き合い方を知りたいなぁと思っています。どうやったら私も子どもも、目に負担をあまりかけずにスマホを使えるのでしょうか? ちょっとした工夫で、目への負担を軽くすることはできないの? そもそも、大人と子どもとではスマホによる目の負担は違うの? いろいろ疑問が湧いてきました。
そこで今回は、スマホの使い方と目にまつわる疑問を、目のプロである眼科医で、YouTubeで目の健康情報の発信を行っている、ヨシユキ先生に伺ってみました!
眼科医ヨシユキ先生
医師・眼科専門医/岐阜県で眼科医として勤務しながら、目の悩みに答えるYouTubeチャンネル「目の悩みスッキリTV」を立ち上げた眼科医YouTuber。TikTokにも動画をアップしていて、チャンネル登録者数はYouTube:21万人×TikTok:3万人(2023年7月時点)。
人がスマホを見るとき、スマホ画面と目の距離は平均20cmしか離れていないという研究結果※がありますが、この近さだと、さまざまな目の筋肉が疲れてしまうんです。
医学用語ではないですが、近年ではずっと近くを見続けることで目の筋肉がかたまり、ピントが合いにくくなることを「スマホ老眼」とよぶこともあります。
※文部科学省Hearingデジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議(第4回):資料4
※中野珠美(2014). 脳の情報処理とまばたきの関係を見る 生命誌ジャーナル,82号
読書中で10回、スマホ使用中は5回くらいまで減ります※。まばたきの回数が減ると、目が渇いて疲労が溜まります。
※関西医科大学 眼科学教室ホームページ
ただ、紫外線に最も近くて強いエネルギーを持つ光なので、長時間浴びると目がちらついて、ピントの調整機能に影響が出ることはあります。
ブルーライトは子どもの目に悪影響? 視力を守るための「スマホの使い方」とは
※ 小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見(公益社団法人 日本眼科医会)
また、子どもは目が疲れていたり見えにくかったりしていることに、自分では気づかないことがよくあります。「目をよくこする」、「遠くを見るときに目を細める」、「上目遣いでものを見る」、「片方の目を閉じてものを見る」などの様子が見られたら、眼科を受診してください。
最近はユニバーサルデザインをコンセプトに視認性と可読性を高めたUD書体がさまざまな書体メーカーから提供されていますので、それらを活用するのもよさそうだなと思いました。
一番簡単なのは、手のひらを10秒程度こすり合わせてから目にあてる方法です。摩擦熱で手が温まって、簡単に目を温められます。
【スマホを使う際の理想的な姿勢】 ・背筋を伸ばす ・画面との距離は30cmくらい離す ・目線が下目遣いになるくらいの位置に、スマホをもってくる ・スマホを使っていない手を、スマホをもつ手の脇に挟み適度な角度をつけるのも○ |
眼精疲労の回復術、実際に試してみた!
というわけで、ヨシユキ先生との対談後、さっそく目にやさしいスマホの使い方を試してみました。
まずは、わが家のスマホ&タブレットをすべてダークモードに。これは設定を変更するだけだったので簡単にできました。たしかに少し光量が抑えられて、目の疲れが軽減されるような気がします。
続いて子どもと一緒に取り組んでみたのが、「“30cm離して見よう”ごっこ」。画面と目との距離を30cm離すことを子ども同士、そして、子どもと私の間でも意識し、近づいて見ていたらお互い指摘するというゲーム方式でやってみました。最初はなんとか距離をキープできているものの、夢中になると近付いてしまうので、定期的な声かけ(特に親から子どもへ)は必要ですね。
そして最後が、 夜間は画面をテレビに映すことです。夜間は極力、スマホやタブレットの利用を減らし、見たい場合はテレビに映して見るルールを設けました。テレビに映すことで、ブルーライトの影響も多少は軽減できますし、近くで見ることを減らせるようになったので、子どもたちの寝付きがなんとなくよくなったような気がしています!
まとめ
仕事でもプライベートでも、私たちの生活に欠かせない便利なスマホですが、私のように慢性的な疲れ目やスマホ老眼に悩んでいる人も、きっと多いはず。
目のプロである眼科医・ヨシユキ先生にお話を伺うことで、知らなかった目にまつわる知識をたくさん学ぶことができました。 子どもをもつ母親として、自分だけでなく子どもたちの目の安全もしっかり守りたいです!
今回教えていただいた「ダークモード設定」や「30cm離して見る」ことなどを、これからも続けて習慣化し、目の疲労を溜め込まないよう、心がけます。 みなさんも、記事でご紹介した眼精疲労予防術・回復術を取り入れて、健やかなスマホライフをおすごしください!
(今回の記事でご紹介した方法は、病気の治療法ではありません。目に異常を感じた場合は、すみやかに眼科医にご相談ください)
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ブルーライトが加齢黄斑変性を誘発する要因になるという科学的根拠は存在します。ブルーライトが網膜細胞に酸化ストレスを与え、炎症が発生して細胞が障害を受けます。
体内の抗酸化作用で酸化ストレスは抑制されますが、加齢とともに抗酸化能力が衰えて炎症を防げなくなるため加齢黄斑変性が誘発されることが分かっています。網膜の細胞変性の原因の1つとしてブルーライトの光刺激も影響することは、細胞実験や動物実験で証明されています。
無闇に恐がる必要はないですが、科学的・医学的に解明されていることはまだまだ少ないというのが正直な話だと思います。
つまり、『「目に悪い」という科学的根拠はないと証明されている』ではなく、【「目に悪い」という直接的な科学的根拠は、未だ証明されていない】という表現が正しいと思います。
無いことを証明するのは、「悪魔の証明」と云われています。
例えば1980年代半ばまで紫外線を浴びることはビタミンDの体内合成に必要だと日光浴が推奨されましたが、現在は過度な日焼けは皮膚ガンの原因になると注意されています。
科学も医学も常に発展しますので、情報の取り扱いは慎重にありたいと思います。
気をつけないと怖いですね。。
家族にも教えてあげようと思います。
でももっと良いメガネが早く欲しい🤓
スマホを見る時間に気を付けたいと思います😅
参考にさせていただきます。
活用していきたいと思います。
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#マイネ王9周年おめでとう!
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. #mineo10周年おめでとう!
科学雑誌ニュートン2023年1月号「特集 スマホと脳の最新科学」に,スマホ依存症を防ぐための手法として挙げられてたものですが,目を疲れさせない効果についての言及はなかったように思います。明るい場所で働く錐体細胞,暗い場所で働く桿体細胞のうち,白黒画面(モノクロ画面)なら桿体細胞しか働かない訳だから,疲れにくいかなぁなんて思うのですが,どんなものでしょう?
https://note.com/studyingbiblenow/n/n72525ae8994b
気が散らないように白黒画面にする(iPhoneワンタッチ操作で) 2024/8/2
>> Hiro-yu さん
「眼球体操は網膜剥離の危険」だそうで、アプリが有っても気をつけた方が良いかも。詳しくは下記。この本は、他にも効果の無いトレーニング法やサプリについても、バッサリ一刀両断してます。https://king.mineo.jp/staff_blogs/2550/comments/811191