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あなたが人生最後に食べたいものは?海外のみんなに聞いた「最後の晩餐」ストーリー【マイネ王調査団】

あなたが人生最後に食べたいものは?海外のみんなに聞いた「最後の晩餐」ストーリー【マイネ王調査団】

しまだあや
ライター: しまだあや
エッセイを書く作家活動を中心に、企画やMCなど。代表作品に「今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く」、「7日後に死ぬカニ」、「小学1年生ぶりに、父の前で真っ裸になった話」、「日常を3日間タイムループさせたら、74歳に娘ができた」。大阪生まれ、奈良暮らし。家の94%を開放するという変わった暮らし方をしている。

こんにちは。しまだあやです。
食事をしながらの登場、失礼いたします。

何を、どうして食べているのかは、記事の最後に種明かし。

突然ですが、
あなたは人生最後の日に、何を食べたいですか??


子どもの頃、おうちでよく食べた料理を思い浮かべた人。
部活や受験、就活など、頑張ったシーンでのお供を思い浮かべた人。
大切な誰かとの、思い出と共にある食事を思い浮かべた人。
純粋に、大好きな食べ物を思い浮かべた人。
いろいろだと思います。


なぜ、こんな話をしているかというと。
今回「マイネ王調査団」にこんな調査依頼が届いたからなんです。

定食、いいよね。私も大好きです。それに、生まれた場所を思い出す食事は、最後を迎える日に、ものすごく大切な役割を担いそう。


ということで!

早速「一番人気なもの」を調べてみましょう。日本に暮らす人々、約2.8万人を対象に調査されたデータがありましたよ。どん。

人生のさいごに食べたいものトップ10

出典:株式会社パズルリング「人生のラスト(終活)に関する意識調査(2024年版)」より抜粋(全国7地方20歳以上の男女、約27,950人が対象)

やはりお米系、人気だな〜。依頼者さんが答えた「生魚」や「白ごはん」の要素も、それぞれしっかりランクイン。


……と、これで依頼自体はクリアしてしまったわけですが、ここで記事を終えては、私の役目がございません。

たとえば1位の「寿司」ですが、同じ寿司でも「なぜ寿司なのか」や寿司にまつわる思い出は、それぞれにエピソードがあるはず。私としては、 そういう部分も聞いてみたい。


また、ご依頼内容に「変わったものを含めて」とありますが、ちょうど今、私がいる大阪では「大阪・関西万博」が開催中。まちの風景も、より国際的になりました。電車に乗れば、いろんな言語でのおしゃべりが聞こえたり、英語表記のメニューを置くレストランが増えたり。コンビニにハラールフレンドリー※のコーナーができたり。

※ハラールフレンドリー:イスラム教徒の食事文化に配慮したものやサービス

せっかくの機会なので、海を越えて来てくださったみなさんに、聞いてみたいと思います。

海外のみんなが最後に食べたいものは? 故郷の味、居酒屋メニュー、シンプルな「牛乳」まで

ヨルダン、アンマールさんの場合

それでは1人目。
ヨルダンから来た、アンマール君です。

ヨルダン出身、27歳のアンマール(Ammar)君。ヨルダンパビリオンでの勤務をきっかけに来日し、半年目に突入。

しまだあや: こんにちは〜。早速ですけど、人生最後の日に、アンマール君は何を食べたいですか?
アンマール: ムルキーヤですね!
しまだあや: ムルキーヤ? なんだそれは。
アンマール: 「ムルキーヤ」は、アラビア語で「モロヘイヤ」の意味で、こんな感じの料理です。
しまだあや: お米にかけてる……カレーみたいな感じ?
アンマール: 味は違いますが、ある意味そうかもしれません。子どもの頃から食べている、ヨルダンの有名な家庭料理です。大好きなので、僕んちの冷凍庫は、冷凍モロヘイヤで埋まってます!
しまだあや: だいぶ好きだね。はじめてムルキーヤを食べたのはいつ?
アンマール: 0歳です。
しまだあや: 0歳! 赤ちゃんでも食べられる、そして最後の食事にも選べるほどに、安らかな料理なのか。

「ムルキーヤ」のレシピを調べて、日本にあるもので再現してみたよ。

しまだあや: おお、これがムルキーヤ……? よかったら食べながら、お話聞かせて。
アンマール: いいですね、一緒に食べましょう!

このムルキーヤは、ごはん屋さんの友達に作っていただきました。ありがたやぁ……。

しまだあや: んん、想像以上に優しい味だ。遠く離れた国の料理とは思えないくらい、日常の味がする。
アンマール: 日本のカレーが、家や店によって味が違うように、ムルキーヤもいろいろです。ちなみに、僕の家のレシピは、もっと濃くてドロドロ。レモンを絞って食べると、苦みと合わさっておいしいですよ。

アンマール: 僕は今、大阪で働いています。でも、「ムルキーヤが食べたい!」ってなっても、いつでも食べられる店が大阪にはありません。だから、冷凍モロヘイヤを箱いっぱいに持ってきていて、母から聞いたレシピで自炊してます。
しまだあや: なるほど。つまり、むかしは家族が作ってくれてたムルキーヤを、今はアンマール君自身で作ってるんだ。
アンマール: そうですね! 最近、僕がムルキーヤを作って、みんなで食べる食事会もしました。
しまだあや: わー! ふるまう側にもなったのね。 お母ちゃんが聞いたら嬉しいだろなあ。「最後」っていうテーマで聞いちゃったけど、これからもいっぱいムルキーヤ作って食べて、元気にね!

「ほんとに最後なら、家族や友達、みんなで作って、食べたい!」 とのことでした。

キルギス、グルダーナさんの場合

しまだあや: 続きまして、キルギスから来たグルダーナさんです。いつも「ダーナ」って呼んでるから、今日も呼び捨てで失礼しまーす。
グルダーナ: はーい!

グルダーナ(Guldaana)は、万博で最初にできた友達。キルギスパビリオンで働いてるよ。日本在住歴5年。

しまだあや: ダーナが人生最後の日に食べたいものは何ですか? 決めるの、難しいと思うけど……!
グルダーナ: はい、私は迷わず「ミルク」と答えます。
しまだあや: ミルクって、牛乳ってこと? 料理じゃなくて、ミルクだけでいいの?
グルダーナ: はい。ミルクがいいです。

このあとのダーナの言葉が、本当に素敵だった。何度も翻訳アプリで確かめながら伝えてくれたので、以下、彼女の言葉のまま、記させてください。

グルダーナ: 人は生まれてから、母乳を飲んで成長します。そして私の故郷キルギスでは、牛が身近な存在で、子どもの頃からいつも新鮮なミルクがそばにありました。私は、小学校を卒業するまで、毎日ミルクを飲んで育ちました。私は今でも、日本で毎日ミルクを飲んでいます。

ミルクの味は、私の子ども時代や、育った村の風景、そして大好きな祖母がミルクを温めてくれた思い出とつながっています。その記憶は私にとってかけがえのない宝物であり、だからこそ最後の瞬間も「ミルク」を選びたいと思います。
しまだあや: ダーナの見てきた風景が、今ちょっと目の前に浮かんだよ。最後の食事に、命のはじまりにあったものを取り入れる。ダーナの選択は尊くて、とってもきれい。聞かせてくれて、本当にありがとう!
グルダーナ: 質問してくれて、ありがとうございます!

「いつもミルクを温めてくれていた、おばあちゃんと一緒に飲みたい」だって。

アメリカ、キナさんの場合

しまだあや: さて。お次はアメリカ、フィラデルフィアからお越しのキナさんでーす。
キナ: 「お越しの」って、もう20年以上、浪速区に住んでるけどね。
しまだあや: そうでした、そうでした(笑)

キナ(Kina)との出会いも万博会場。彼女は、海外の企業を日本へつなげるお仕事もしてるよ。

キナ: ねえ、なんでアイスクリームとアップルパイがここにあるの?
しまだあや: え?! 最後に食べたいのコレって、前聞いたとき言ってなかったっけ?!(笑)

キナ: ちゃうやん。その日が最後やったとしたら、食べたかったやつ。
しまだあや: そ、そういうこと……??(笑)
キナ: え〜、そのときの気分によって変わるやん。アヤちゃんも食べたいもの、毎日違うでしょ?
しまだあや: 確かに!! 大事なポイントだ。
キナ: まあでも、食べるよ。めちゃおいしそうやん。

アップルパイにバニラアイスはアメリカンスタイル。おいしくないわけがない組み合わせ。

キナ: でもアイスクリームはどっちにしても、最後の日も食べたいかな。フィラデルフィアには、アメリカで最初にできたアイスクリーム屋さん※があるからさ。

※1861年創業「Bassetts Ice Cream」。日本にはないフレーバー「バースデーケーキ味」などもあるらしい!

しまだあや: へ〜! 知らなかった!!
キナ: あ〜、「ウォーターアイス」もいいな。フィラデルフィアの料理「チーズステーキ」も食べときたい。

フィラデルフィアのウォーターアイス、ソルベに似ている。

そしてチーズステーキは、薄切り牛肉を炒めてチーズと一緒に詰めたサンドイッチ。最強コンボやん。

しまだあや: キナは長い間日本に住んでるけど、もし最後なら、地元で食べたい?
キナ: そうやなあ……私、めっちゃおばあちゃんっ子やってんけど、おばあちゃんによく連れてってもらったReading Terminal Market(レディング・ターミナル・マーケット)に行って、食べたいかな。
しまだあや: どんなマーケットなの?
キナ: めちゃ広くて、市場もレストランもある。私が大きくなって、おばあちゃんと行かなくなってからも、クラスメイトとよく通った。ウォーターアイスやチーズステーキはもちろん、他の国の料理もある。いろんな世界の文化がミックスされたマーケット。
しまだあや: いろんな世界の文化。
キナ: そう。これはアメリカ全体の話でもあるけど、フィラデルフィアって、いろんな国の食文化が混じってるねん。特にフィラデルフィアは、移民を受け入れてきたまち。だから、最後はそのマーケットに行きたい。そこに行けば、そのとき食べたいものが、きっとある。家族とも行くし、友達とも行く。それで、いろんなお店に行って、おなかいっぱい文化を感じながら、食べたい。
しまだあや: 私もそのマーケットに行きたい。いつか一緒に行こう!
キナ: もちろん。

いろんな世界をつなぐキナにぴったしの、内容と理由だった!

ラトビア、アルトゥルさんの場合

しまだあや: 続きまして「日本推しラトビア人」として有名なアルトゥルさんです。こんにちは!
アルトゥル: こんにちは!

アルトゥル(Artur)さん、30歳。日本には2017年より何度も通っていて、来日を「推し活」と言っている。

しまだあや: 今、万博のバルトパビリオンでも働いてるんですよね。いつも投稿、楽しく見てます! この記事もめっちゃおもしろかった〜!
アルトゥル: 嬉しい〜、ありがとうございます!
しまだあや: アルトゥルさんの最後の晩餐は、どうでしょう。ラトビアの料理かな、日本の料理かな。
アルトゥル: 私は、これです! どーん!!

しまだあや: メロンパンだ!!!
アルトゥル: 一番好きな食べ物が、日本のメロンパンなんです。日本のメロンパンは、素晴らしいです!
しまだあや: そ、そうか?!(笑) いや、もちろんおいしいけど、最後の晩餐には、比較的選ばれにくい一品だな……あとメロンパンってそもそも、日本にしかないっけ? ラトビアにはない?
アルトゥル: ないです! 他の国でも、めったに見ません!!

アルトゥルさんのメロンパン愛、彼のSNS投稿にもいっぱいあって面白いので、ぜひ見てみて。

しまだあや: 確かに、日本のパンのクオリティは高いって聞いたことあるな。でもほら、パンでもいろいろあるよ? あんパンとか、食パンとか、カレーパンとか。
アルトゥル: はい、それらも素晴らしいパンです。でも私には、メロンパンの思い出があります。

私は、はじめて日本の空港についたとき、何を食べたらいいかわかりませんでした。そのときはまだ、日本のことを全然知らなかったので。とりあえずコンビニに入り、「パンならいけるかも」って思って。そして気になったものを「これは何ですか?」と、一緒にお買い物してくれた日本の方に聞いたら、「メロンパンだよ」って。「ふわふわでかわいい、メロンパン、きみにきめた!」って思いました!
しまだあや: ふんふん(ふわふわ話してて、かわいいな)。

アルトゥル: で、一口かじったら、びっくりした! すごく、優しかった! 日本に来たばかりで不安だったけど、一気にほっとしました。外がさくさくで、中がふわふわで、ちょっと甘い味が、とても安心しました。
しまだあや: アルトゥルさんと日本という場所の、はじまりの食べ物でもあったんだね。じゃあ、最後のメロンパン、どこのパン屋さんのがいいな〜とか、ある??
アルトゥル: わー! とっても悩みます〜!! おいしいメロンパン、いっぱい食べました。コンビニのもいいし、チョコチップが入ってるのもいいし、サービスエリアのメロンパンも最高だし……!
しまだあや: サービスエリアのん、あるある。でっかいやつな。
アルトゥル: でも……そうですね、ひとつ選ぶなら……。

アルトゥル: むかし、日本の友達と、そのご家族のおうちに、しばらくお世話になったことがあります。そのとき、家族のみなさんが、私がメロンパン好きなのを知って、朝いつも、近くのパン屋さんで、メロンパンを買っておいてくれてたんです。

まちのパン屋さんの、焼き立てのメロンパンは、本当においしくて。環境の変化で、なかなか起きられない日もあったんですけど、家族のみなさんのおかげで、毎日元気に過ごせました。その時間があったから、こうして日本や、日本のみなさんのことが、大好きになりました。だから、あのまちのパン屋さんのメロンパンを、感謝の気持ちを込めて、その友達や家族のみなさんと食べたいです!

とにかく十人十色。他のみんなの最後の晩餐もご紹介

海外から日本に来ているみんなの回答、当たり前なんだけど、本当に彩り豊か。他にも素敵なエピソードがいっぱいだったので、紹介しますね。

シリア、ラナさん「クリームチーズのサンドイッチ」

お弁当制度だった小学校時代、お母さんがよく、ピタパンにクリームチーズだけをロールした、シンプルなサンドイッチを持たせてくれた。けれど、学校までの道のりで、教科書に挟まって、だいたいぺしゃんこに。ある日クラスメイトに「ラナの弁当、いっつもモノサシみたい〜!」とからかわれて、気持ちのやりどころがなく、思わずお母さんに「もうサンドイッチなんていらない!」って言っちゃった。「ほんとは、おいしくて大好きだったんだけど」とのこと。

タイ、ニッドさん「ソムタム」

タイ料理屋さんに勤める、イサーン地方出身のシェフ。恥ずかしそうに笑い、顔を手で覆いながら、ちっちゃな声で「ソムタム……(照)」と言っていた。ソムタムは、イサーン地方のサラダ。青パパイヤの千切りに、ナムプラー、砂糖、ライム、唐辛子が和えられたもの。照れてた理由はおそらく、日本でいう「きゅうりのぬか漬け」的な、伝統的かつ家庭的な一品だからかも?

ヨルダン、エスラさん「紅茶」

彼女はムスリマ(イスラム教徒)、お酒を飲まない。家族以外の異性と食事することも基本的にない。でも「女子飲み会」なるものはあるようで、女性たちで集まり、紅茶を飲みながらおしゃべりする時間が日常にある。最後の晩餐でも、そんな過ごし方をしたいそう。素敵!

台湾、くらげさん「タピオカミルクティー」

彼女の故郷・台中発祥といわれているタピオカミルクティー。くらげさんはメイド喫茶で働いているんだけど、その休憩中にも、いっつも飲んでるんだって。ソウルフードだね。

ハンガリー、カリンさん「たくさんのフルーツ」

彼女の実家には、果物の木がいっぱい。家族みんなで、いろんなフルーツを大切に育ててた。日本にはない種類もたくさんあって、毎朝もぎたてのフルーツを食べるのが、健やかな毎日を送るためのルーティンだった。

イタリア、センセイさん「鳥皮」

幼少期、鶏肉が料理に出たときに「皮の部分っておいしいなあ」と思っていた。日本への移住後、居酒屋メニューの「鳥皮」に感動。「僕の好きな部分を集めてくれてる串があるだと!?」みたいな。「居酒屋が好き。知らない人とたまたま居合わせて飲む感じも好き。最後の晩餐、そういうのでもいいな。知らないからこそ、いろいろ喋れたりもするやん?」

「最後の晩餐」という問いから見えたもの、まとめ

いろんな人に最後の晩餐を聞く中で、もうひとつ、印象に残っている回答があります。


インドで生まれ育ち、大阪の飲食店で働いている、シド。

私が出張に使った飛行機で、たまたまお隣の席に。彼は、家族の用事で故郷に帰るところ。道中、フレンドリーに話しかけてくれた彼に、同じ質問をしてみたわけです。すると「どうしてそんなことを聞くの? 死のことを考えないよ」と。

そして「もし、それでも答えるなら、“何も食べない” かな。死を迎えるときは、食を受け入れられないから。食の欲求が生まれないと思う」と、言っていました。

んでそのあと、働いてるレストランの場所も教えてくれた。生きてるうちに、いっぱいおいしいもの食べて、生きていこうね。

それがインドの考え方なのか、シド個人の考え方なのかは、ちゃんと聞けてない。でも、そうだよなー、と思った。「最後の晩餐」は、日本じゃトークテーマとしてよくあるけれど、人や考え方によっては捉え方が違う。海を越えれば、文化も違う。その人がどんなことを大切にして生きているかを知れる、尊い問いかけ。


依頼者さんからの調査内容、「最後の晩餐で一番人気なものは何か?」。結果は、日本国内であれば、1位は「寿司」でした。
でも、海外のみんなにもお話を聞いていると、どの国の人であってもランキングでは表しきれない、大事な物語が詰まっていることを、改めて感じました。依頼者さんのおかげで触れられた世界がたくさん。投稿してくださって、ありがとうございます!


ちなみに。
私が選ぶ最後の晩餐は………、


ナポリタンです!

冒頭で食べていたのも、ナポリタンでした〜。

8年前、私の大事な友人がはじめて作ってくれた料理。ただ、写真みたいに具材は入っておらず、ケチャップとパスタだけの、具なしナポリタン。これがすごくおいしくて。その後も、具なしなりに工夫したり。みんなでナポリタンパーティーしたり。それまで、食事という行為に、どうしても肩の力が入ってしまっていた私に、食事の自由と安心を与えた一品で……いや、長くなりそうなんで(笑)、ナポリタンについては、またゆっくり、どこかで書きます。


……というところで!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
最後に改めて、みなさんにこの質問をして、記事を結びますね。


人生最後の日に、
あなたは何を食べたいですか?


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91 件のコメント
42 - 91 / 91

>> 弥哉 さん

こんにちは!
実は、まさに、弥哉さんがおっしゃるとおりで。最初は定番ネタとして、私もみなさんへ聞き始めたんです。でも、自分自身が思った以上に、一人ひとりのエピソードに大切なものが詰まっていて。結果、ちょっと深めの記事になりました。

弥哉さんにとって、「高級チョコ」の思い出も、駄菓子屋さんで売っているような「子供の時に食べた1個何十円の安いチョコ」の思い出も、大切なエピソードがありそうです◎ コメントありがとうございました!

>> 空美fuk さん

Emiさんこんにちは、読んでくださってありがとうございます。
なるほど〜! これは、私が記事でお伺いした人々のエピソードにはなかった、新しい視点だ……! (私の家族に、蕎麦アレルギーの人がいます。彼女はどんなふうに考えているんだろう。聞いてみよう)

きっと技術が発達して、カニやエビと、全く同じ味・食感の食べ物が、世の中に再現される日ももう近いはずですから(もうあるのかも…?)、どうかEmiさんには、元気に生き続けながら、NeoカニやNeoエビを堪能いただきたい…!笑
🌈人生最後の日に食べたいもの🌈

私は迷わずコレです‼️
業務スーパーで売っている「韓国のじゃがいも麺=カムチャミョン」🍜✨
このインスタントラーメン、本当に辛くて美味しいんです🥵💓
じゃがいも麺だから、シコシコの食感が最高なんですよ〜🎶

そしてその上に‼️
同じく業務スーパーの「焼肉屋さんのキムチ」🔥をどっさりON✨
これがもう……最後の晩餐レベルの美味しさです😂❤️

辛さと旨みの共演で「人生、悔いなし!」ってなります🤣💯
#業スー最強 #カムちゃんみょん愛 #最後の晩餐に迷いなし

>> やまぐちけんじ さん

読んでくださって、ありがとうございます。やまぐちさんの「最後の晩餐」、いいなあ。 新緑が活き活きとした季節の、山裾の風景が浮かびました。(かわいい鳥も飛んでいました)

>> ちんみ3 さん

うわーーーわかる!!わかります!!! 私も業スーの감자면、だいすき! 家にいっぱい、ストックあります!笑 

しかも、キムチどっさりONも、激しく同意です。コチュジャンとか、追加で混ぜたりしちゃいます。いいですよねえ…!

「最後の晩餐」がテーマですが、業スーにいくと、「これおいしそう!」「これ混ぜてみようかな」って、創作意欲というか、生きる力が湧いてきますよね。あー、おなかすいてきました!笑

ちんみ3さん、読んでくださり、ありがとうございました!
母の握ったおにぎりです。

かたちは俵形。
中身は母の母(おばあちゃん)が漬けた梅干しなら最高!
もう、かなわないけどね😢
保育園のときに母が作ってくれていた弁当かな。給食のカレーも捨てがたいな。
こぶをまぶした
おにぎり......(⁠θ⁠‿⁠θ⁠)
パッと寿司🍣が頭に浮かびましたが、少し考えると普段よく食べている物かな。
白飯🍚、みそ汁、玉子焼き、豚の生姜焼きとかですね。高級じゃなく、定番落ち着きます。

自分にとって最後の食事が何になるかは分からないけれど、かつて棺桶に片足を突っ込みかけたのち、病室で食べた豆腐の味と身体に染みていく感覚が忘れられないです。

冒頭の画像と しまだあや さんの名から、和食系の麺だと思っていたらナポリタン🍝だったか⋯
(ノ∀`)アチャー ヤラレタヨ
あのメーカー名が頭に浮かんでいました(*ノω・*)テヘ
最後の晩餐、何かなぁ‥
考えさせられました。
絶対にすぐに亡くなる前提ですけど、日本酒やらうまいワインをガブガブ飲みたいです。最期なら二日酔いも怖くない。
最後の晩餐ですか。
今、思い付いたのが白米と煮魚(鯛の煮付け)かなぁ。
調査の中でも言われてましたが、その日の気分で変わるかもしれませんねぇ。
今の時点の私は、豚骨風味の春雨スープです!
イカ豆腐(希に里芋も入る)
冬瓜と小エビのあんかけ
(小エビは日清CUP NOODLEに入ってる位の大きさ)

この2つを食べたい。
щ(ノζ 尸  ̄ ξ)Ш
文章がだらだらしてる感じはしましたが、興味深い内容でした。
欲を言えば、もっと多くの国の人の「最後の晩餐」を知りたかったです。

ところで、私が最後に食べたいのは、曾祖母(ひいおばあちゃん)が作ってくれたオムライスです。
明治生まれの田舎のおばあちゃんなので、本式ではなく、白いご飯を山のように形づくったところに指で少し塩を振りかけて、フライパンで作った薄焼きの卵をのせ、ケチャップをかけるという簡易式(?)です。
当時、家では冷凍チキンライスを買っていなかったですし、ミックスベジタブルを使ってチキンライスを作るとケチャップでベチャベチャしてしまうのと、卵がトロトロなのも当時は得意ではなかったので、曾祖母式のオムライスが好きでした。
ここ1、2年は米に悩まされたからなあ
やっぱ米食いたいな
それも魚沼産のとびきり上等のやつ
おかずは銀ダラの西京焼とか
あと奈良漬けとかあったら言うことないな
いつも食べたい物を食べておけば良し
真剣に考えると、なぜ最後になってしまうのか、明日はどうなるのか心配で食欲が湧かないかも。
気持ちを切り替えて、最後の晩餐を楽しむとしたら…
昔を思い出し、母の作った茶碗蒸し
育った福岡の明太子とラーメンとゴボ天
値段を気にせず伊勢海老を刺身で
純米大吟醸のお酒と一緒に
最後にバランタインの長期熟成モノをロックで1杯、2杯、3杯… 意識をなくすまで!

>> しまだあや さん

なんと、まさかのご本人からコメントがいただけるとは…文脈から、きっと素敵なことを言ってるんだろうなとは思っていましたが…やっぱり心温まるコメントでした♪!教えてくれてありがとうございます。
各国の食べたいものが違うみたいですね。やはり子供の頃食べたもの がいいですね。昔小栗を生で食べたのが美味しかったです。
おにぎり 昔おばあちゃんが作ってくれた御釜のそこにあるおこげの混ざったおにぎり美味しかった。御釜のそこににあるちょっと苦味のあるおこげが懐かしいです。
人生最後に食べたいものは桃です。
死ぬ前に胃もたれしたくないとか考えてしまいました。
死ぬまでにしたい事をやり残しが無いようにこれからの人生をほそぼそと行きたいなと考えさせられました。

>> Nao61 さん

こんにちは、記事を読んでくださり、そしてコメントやご意見も、ありがとうございます!

Nao61さんのひいおばあ様のオムライス、このスタイルのものを初めて聞きました。とても素敵です、鮮やかでおいしそうな一皿が、目の前に浮かびました。

そして、もっと多くの国の人の「最後の晩餐」を、とのこと。もうすぐ万博が終わり、海外スタッフのみなさんが帰っていってしまいますが、可能な限り、お会いしたときには聞いてみますね。そして、また何か記事が発信できるよう、がんばります!

あわせて、ひとまず、いくつか本記事で掲載できなかったものがあるので、こちらでお伝えいたします。(国が被ってしまってはいますが…!)


●ハンガリー・Nさん「卵かけごはん」
お父さんがハンガリー人、お母さんが日本人のミックス。ハンガリーは卵を生で食べる文化がないので、スーパーでは売ってなかったけど、母がわざわざ取り寄せて、食べさせてくれていた。そのやさしさを思い出すから、最後は「卵かけごはん」を食べたい。


●ヨルダン・Gさん「ミートラザニア」
大好物! 牛肉はハラルの牛肉を使用する。日本に来たときは、ハラルの牛肉ミンチがあまり売ってないから、マッシャーは必須。ハラルフレンドリーな、オーストラリア産の塊のお肉をマッシュして、ミンチにして使うよ。


●イエメン・Yさん「サンブーサ」
サンブーサ。日本の春巻きにちょっと似てるけど、形は三角形。中身は牛ミンチとかポテトとかチーズとか、家によって違うけど、私は牛ミンチだけのものが好き。サンブーサは、普段は食べない。食べるのは、ラマダン明け(断食明け)だけ。ラマダン中に、みんなでこのサンブーサを作って、明けたら食べる。ラマダン明けの食べ物は、本当においしく感じるし、何より食に対してのありがたみや、自分の命の存在を深く受け取ることができる、特別なもの。
いろいろ食べたくてきめきれないですねー。
人生最後の日に食べたいものは、家族で一緒に食べた白米、鯖の塩焼き、茄子の漬物、お味噌汁です。
子供の頃の味が忘れられず、今でも食べています。
 炊き立てのご飯に生卵をかけ、焼き海苔、豆腐とわかめの味噌汁、香の物があれば十分です。
(依頼人様と殆ど同じですね。😅)

 普段どおり、従容(しょうよう)として去りたいと思います。
(^thank^)/♪🦉
うなぎかなあ?
温かい御飯にうなぎです✨お漬物は奈良漬けかなあ?
多くの人は入院して寝たきり同然生活になって、衰弱していって、食べ物は喉も通らず、点滴や流動食で栄養補給して、死んでいくんだよ?
あるいは、家で寝たきり同然になって、介護されながら、食べたいものも食べられず死んでいくんだよ?

ピンピンコロリ出来る人も、突然死するから、いつが最期かは分からないので、最後の晩餐が何になるかは分からないし、非現実的な夢は夢のままだろうねー

食べたい物は元気な時に食べておく方が、後悔しなくて良いと思うよ

病気になってから食べても美味くないし。

日本人の死因ベスト3は、ガン、心疾患、老衰で、約半数。

ガンの部位別で罹患率で多いのは、
大腸・肺・胃

大腸ガンになると、人工肛門をつけなければいけなくなる人もいたり、胃ガンになるとメシどころではないし。食いたい物が食えるかどうか

健康第一生活をしていても、好きで病気になる訳じゃないし、いつ病気になるか分からないから、食べたい物は今のうちに食べておきなよ。

親が胃ガンで血ヘドを吐いて苦しみ、ほぼ入院して闘病生活していた姿を子供の頃に観ていた身からすれば、強くオススメします。
もちろん、そんな親は既に死んでいますから

>> しまだあや さん

わざわざ返信いただき恐縮です!
そして他の方の「最後の晩餐」も書いてくださりありがとうございました!
最後に、おばあちゃんが作ってくれた梅漬けが食べたいな^_^
もう食べられないけど…😭
今までにない、面白い記事でした✨
エビ🦐が好きなのでエビフライです
しまだあやさんの具なしナポリタンも
美味しそうです😋
南魚沼産コシヒカリの塩むすびかな。
最後の一品に限定でなければ、美味しくても不味くてもかまわないので、今まで食べたことのない料理を色々と食べてみたいですね。
ちなみに寿司は大好きですので初めてのネタも良いですね。
なので、やまほどあると思います。一品に決められずにすみません。
それが本当に最後だと確定してるのなら、美味いと言われる毒のあるものを食べたいですね。致死の毒キノコとか毒のあるものは結構美味いらしい。
まあそれが最後だと解る事はないので無理でしょう。
病気や怪我で今夜が山だとかは食べる余裕もないし。最後の晩餐確定は死刑囚くらい?
ワシはふぐ白子を死ぬほど食べて死にたいんじゃー
自分、人生最後がわかったら、飯なんか食べてる場合じゃないと思っています。

どうせ死ぬのなら、飯の時間より家族と一緒にいることや家族になにかを残す方を優先しますね。


最後に何を食べたいかは自由ですが、死にゆくものが金や物を使わず、次の世代に金や物を残したいと思う私。
お刺身の盛り合わせが食べたいです🐟
わがままはいいません。
しにみずがあれば充分!
土へと帰る身、自然のままの水が最高のごちそう。
メニューもあるだろうけど
もしも可能なら母親の手料理
野菜炒めでも、卵焼きでも目玉焼きでも構わない
お味噌汁だけでも良い
お疲れさまです
これと決められません、その時の年齢や一緒に居る人に寄ります
自分の最後に何を食べたいか考えたことがありませんでした。
食べたいものはたくさんめれど、最後と思うと悩みます
愛犬🐶🐾の最後は 何も受け付けなくなりました。スポイトで水をふくませてあげたくらい。なので私も最後は【水💧】がいいかな😊
う〜ん何かな❓
とりあえず好きなのは粉モンかな❓
美味しいご飯と味噌汁とお漬物も良いけど…🤗
もう、ずっと変わらず寿司だ
この先も変わらん
ネタを投稿したものです。
日本人のみのイメージだったので、
外国籍の方まで調べて頂き非常に興味深く見させて頂きました!
これからも楽しい投稿お願いいたします!
フランスに中学の時お父さんの転勤で5年近くパリに行った友人がタヒ前に食べたいものは、フレーズというケーキだそうです
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