「mineoってどうよ？」と聞かれたときに使えるmineo１問１答

Ｑ：mineoでコストパフォーマンスが良いパケット容量は月間何GBのコース？

Ａ：容量単価でみると最もお得なのは10GB！

“常にスマホをいじっており、自宅にWi-Fi環境がない”場合なら迷わず10GBだが、“自宅ではWi-Fi、移動中はメールとSNS、ゲーム程度”という使い方なら3GBで事足りる人も多いはず。

500MBや1GBは容量に比して金額はそう下がらないので、使用頻度が少なかったり、Wi-Fi環境に囲まれている人以外は避けたほうがよい。

一時的に足りない月があった場合は、フリータンクからパケットを拝借するという手もあるのがmineoのすごいところ。なお、筆者は3GBを契約中。パケットをバカ食いする速度テストを何度かやってもだいたい収まっている。

※金額は税抜。音声通話付きのデュアルタイプはAプランは610円、Dプランは700円をそれぞれにプラス。

Ｑ：キャンペーンって具体的にどのくらいお得なの？

Ａ：12カ月で1万円以上お得になる場合も！

たとえば現在開催中の「そのまま、安く、乗り換えようキャンペーン」の場合、単純に引かれる金額分（800円×3カ月＝2,400円）お得で、ほかに12カ月間、データ容量がプラス2GBされる。

ということは、毎月3GB使う人は1年の間だけ1GBコースにすることで、使える容量は変わらないまま毎月100円お得になる。前述の内容と合わせると12カ月間で合計3,600円お得だ。毎月5GB使う人なら3GBコースで済むため、毎月680円×12カ月＝8,160円＋2,400円で1年間に合計1万560円もお得になる計算。

対象は音声通話付きのデュアルタイプ限定の割引キャンペーンなので、データ通信だけの人には関係ないかと思いきや……注意事項に「※キャンペーン適用期間中に「プラン/タイプ/コース/DプランのSMS機能有無」を変更された場合も、特典は適用され続けます」とある。

つまり、音声通話付きで申し込み、データ専用に変えてしまえばよいので、最初に音声通話付きコースの料金を最大1カ月程度払ったとしてプラス610～700円、さらに音声からデータへの変更手数料は2,160円なので、データだけの人でも変更の手間さえ惜しまなければ800円～7,500円程度はお得になる計算だ。

現在開催中のキャンペーンは12カ月間無料で2GB分追加してくれるので、毎月5GB使いたい人は3GB、毎月3GB使いたい人は1GBを申し込めば、12カ月間の差額分が丸々浮く計算に。

Ｑ：SIM1枚でドコモとauを使い分けたい！ 実現予定は？

Ａ：検討していることは確かだが……

mineoはドコモとauの回線が使える、貴重なマルチキャリアサービス。できればSIM1枚で2つのプランを自由に使い分けたいと思うユーザーもいるだろう。

具体的なメリットはと言えば、何よりエリアの穴を埋められることが大きい。都市と大都市郊外では充実したLTEエリアのauと、どんな地方に行っても使える安心感のドコモが自動または簡単な切り替え操作で両方使えれば最強のSIMとなるが、実現にはまだいろいろなハードルがあり、目処は立っていないそうだ。

なお、au回線のAプランとドコモ回線のDプランを併用する場合、端末は2台必要だがデータ専用タイプならば3GBタイプを2回線持っても月額1,800円（税・ユニバーサルサービス料込みでは1,948円）となる。

現状、2つのプランを1枚のSIMに格納することは不可能だが、これまでもユーザー・業界に驚きを与えるサービスを発表してきたmineoだけに、どうしても期待してしまう……！

Ｑ：mineoって珍しく関西中心のサービスだよね？

Ａ：サービスのノリは他社の追随を許さない!

閲覧したWebサイトが全部関西弁に……なるわけはないが、サービスのノリの良さは関西ならでは。楽しいコミュニティサイト「マイネ王」の存在もあるが、まさか事業者自らが追加チャージを否定するかのような「フリータンク」や、掲示板の回答お礼にポイントではなく通信容量を直接プレゼントできる「チップ」制度といったノリは他社にないもの。

ちなみに、モバイルルーターにmineoのSIMを挿し、PCを接続してWebブラウザーからラジオがネットで聴ける「radiko」に接続すると、関西エリア選択になることがある。大阪の放送局「FM802」が東京で聴けてしまうことも関西らしさか。

モバイルルーターやテザリングでネット接続したPCのWebブラウザーから「radiko」を開くと、なんと番組表が関西版になっている

FM802もちゃんと聞けた！

Ｑ：容量不足の味方「フリータンク」、頼りすぎても大丈夫？

Ａ：いましばらくは安泰の模様

サービス開始から約2カ月経ったが、2月15日の時点で約7.7TBと、1月の同時期よりも多く貯まっていた。そして引き出し2月21日から5日経った26日現在は約6.3TBと、思ったほど減っていない。

月末になると余り容量をまとめて放り込むユーザーが結構いるようで、いまのところは貯める作用のほうが強いようだ。

とはいえ基本的には、ユーザーの善意が前提のサービス。自分が余っているときは積極的にパケットを“放流”しよう。

フリータンクの貯蓄量は2月15日時点で約7.7TB。前月同時期よりも増えている。3月頭には、フリータンクの貯蓄量は10TBという大台を超えている。

この記事はASCII.jpとの連携記事です！

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