mineoで通信費を抑える、タイプ別3選！

「MVNOにしても利便性はなるべく下げたくない！」無茶ぶりに対処できるmineoの底力を見よ

いきなり無茶ぶりである。

だがそこは天下のmineo、きちんとハイエンド領域が設定されている。「mineoは安いんだから、その分パケットをジャブジャブ使いたい」って人には、昨年末登場した月間パケット容量「10GB」をオススメするのだ。

10GBあれば“外出先でも動画漬け”などよほどの中毒者でもない限り問題ないだろう。そして月間10GBでもDプランの090音声通話付き（ディアルタイプ）で月額3220円＋税と、3大キャリアよりも大幅安。

端末は、おサイフケータイ機能搭載で、防水や耐衝撃性なども持ち合わせる富士通製「arrows M02」がおすすめ。分類で言えばミドルクラスとなるが、過不足ない性能もあり、たいていの人は満足できるだろう。

もし、月額が安くなった分で最高クラスの端末を手に入れたいのであれば、SIMフリーのiPhone 6sにDプランのSIMを組み合わせよう。音声通話の利用頻度次第だが、端末代金を含めても2年間トータルで安くなることもある。

国内メーカー製で防塵防滴、おサイフケータイにも対応と、非常に手堅くまとまっている富士通「arrows M02」。mineoで使うならやはり限定色のピンクを選びたい。

浮いた月額料金をつぎ込むならば、iPhone 6sという選択肢もあり。Dプランでパケットをふんだんに使うなら最適と言える。

「通話とLINEぐらいでOK」 本気で通信費を下げたい人向けの鉄板セット

「基本はメッセンジャー任せ。通話もできればベター」という、MVNOユーザーになるべくして生まれたような人には、まずパケット容量をコストパフォーマンスの高い「3GB」に。

LaLa Call(ララコール）やLINEなどのチャットならそれほどパケットを食わないので、月間3GBでもなんと収まりそう。なお、LINEをはじめ利用開始時にSMS認証が必要なサービスを使う場合、SMSを利用できることが必須となるので要注意。

090音声付きならSMSは対応しているが、通話をLaLa CallなどIP電話アプリに頼るつもりならば、認証等にも便利なようにデータ通信（シングルタイプ）でもSMS有りにしておいたほうがよいだろう。

端末は、これまでドコモやauのユーザーだった人なら、端末を引き続き使うことで費用はゼロ。新たに購入するなら、動作確認機種のなかから1万円台のSIMフリー機を選ぶのも良いだろう。

SIMフリー機は回線契約と関係なく販売されるため、たとえばファーウェイ製「Ascend G620S」は、家電量販店で1万円台前半という値引き販売が見られる。しかも、専用のシェルカバーやソフトケース、液晶保護フィルムが国内販売されている。狙い目だ。

ファーウェイ「Ascend G620S」。格安SIMサービスの利点・弱点を甘受した上で費用を抑えたいというMVNO優等生向けの1台。5型IPS液晶にレザー調の背面で、変な安っぽさを感じさせないのも◎。

「2台目はMVNOスマホにしたい」 データ通信・テザリング重視の曲者に勧めるなら

メイン回線をいわゆる“ガラケー”のフィーチャーフォンとし、データ通信を格安SIMにする2台持ちも費用の点でおすすめだ。

1台目は無料通話が少し含まれる月額1000円前後のプランを選び、キャリアメールと最低限のパケットパックを付けて月額1800円程度で維持。そして、データ通信専用のスマートフォンを別に持つ。

10GBでもデータだけのプランなら月額2520円なので、2台合わせても3大キャリアのスマートフォンを持つより安く維持できる。

ちなみにデザリングをする際の注意だが、ドコモ扱いのAndroidスマートフォンの場合、端末仕様によってはDプランではテザリングができない。そのため、基本的にSIMフリー機を使うことになる。

おサイフケータイを使いたいならarrows M02と数機種しか選択肢がないが、そのへんを1台目に任せられるならば、世に数多く存在するスマートフォンのなかから好きなものを選べばよい。まさによりどりみどりだ！

たとえば、家電量販店のSIMフリー機売り場でも人気のASUS製「ZenFone 2 Laser」は2万円台で購入でき、しかも過不足ない性能を持っている。間違いのない選択だ。

5型HD液晶を搭載するASUS「ZenFone 2 Laser」。CPUは1.2GHzクアッドコアのSnapdragon 410、メモリー2GB、ストレージ16GB。まさにミドルレンジ機というスペックだ。

4月からは、上手く選べば自宅回線や電気料金までお得に!?

大学進学などを機にお小遣いから仕送りに変わったり、自宅住まいから一人暮らしになると、日々の生活費が家計を圧迫することに嫌でも気づくだろう。なかでも光熱費・通信費は絶対に切り落とせない厄介な存在だ。

しかし昨今、公共料金周りの安価なチョイスが可能になりつつある。その代表例がmineoなどの格安SIMサービスであり、4月から始まる電力自由化だ。

ケイ・オプティコムはmineoのほかネット回線の「eo光」、そして電力にも「eo電気」として参入を発表済み。春からは1つのeoIDに自宅回線・モバイル回線・電気が紐づくので、面倒な支払いなどが綺麗にまとまるわけだ（eo光が契約可能な地域限定）。

上手く使えば通信費を一気に圧縮できる格安SIMサービス。今後は、他の公共料金との兼ね合いも合わせてチョイスする時代に突入するのかも!?

この記事はASCII.jpとの連携記事です！

ASCII.jpでは「スマホをMNPで格安SIMへお引っ越しする方法～mineo編」を掲載しています！
春の新生活に向けて通信費を節約したい方は必読です！

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