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【2025年版】新しいスマートフォンを買う時のチェックポイントについて
Key作品大好きなmineoユーザーです。(^^
こんにちは。Kanon好きです。
マイネ王のユーザーとして再び記事を書く機会を設けていただくことになりました。
突然ですが、「スマートフォンを選ぶ際、どれが良いのか迷われていたりしませんか?」
スマートフォンの性能は年々向上していますが、細かく見ていくと仕様に違いがあったりします。
今回は前回の記事を書いてから5年が経過し当時から変化した部分が多々あるため、現在のスマホのスペック表(仕様表)の見方について解説していきます。
SoC(CPU) について
スマホを選ぶ際、まずとても重要なのはSoC(CPU)の処理性能です。
SoCとはSystem on a Chipの略で、スマートフォンの頭脳とも言える部分です。スマートフォンにはCPU(中央処理装置)やGPU(グラフィックス処理装置)、モデム(通信機能)など様々な機能が必要ですが、多くのSoCはこれらの機能を一つのチップに集約しています。
以前に比べて全体的に高性能化しているとはいえ、利用目的に応じて充分な性能のものを選ばないと動きが遅くなったり、動かしたいアプリが動かなかったりということが起きます。
最近主流のSoCは以下の通りとなっています。
Snapdragon(スナップドラゴン)
Qualcomm(クアルコム)というアメリカの通信機器や半導体の設計開発をしているメーカーの製品です。
多くのAndroid(アンドロイド)端末が採用しているため、ゲームアプリで互換性の問題が比較的出にくいのが強みとなります。
従来は3桁型番でしたが最近のモデルはSnapdragon ○ Gen○といった感じで1桁の数字と世代で区別する形となっています。
Snapdragonのすぐ後ろの数字が
8…ハイエンド
6もしくは7…ミドルレンジ
4…ローエンド
という形になっていてさらに、最初の数字の後に「+」が付くものは上位版、「s」が付くものは下位版となっています。
MediaTek(メディアテック)
台湾のSoCメーカーです。
Dimensity(ディメンシティ)とHelio(ヘリオ)という2つのブランドのものが存在しますが前者は5G対応でミドル~ハイエンド製品中心に搭載している一方、後者は4Gまでの対応となっていて現在は低価格帯端末での採用が多いです。
Dimensityシリーズ最新製品の型番の見方は、
9000番台…ハイエンド
8000番台…ミドルハイ~ハイエンド
7000番台…ミドルレンジ
6000番台…ローエンド
となっています。
少し前のDimensityには3桁型番のものが存在したり、Dimensity・Helioとは別にMT〇〇といった表記方法もあるのでやや複雑だったりします。
下記チェック表にて最近の主要なQualcommやMediaTek製SoCの性能の目安が確認可能です。
ただ、より詳細に確認したい場合はAnTuTuやGeekbenchといったベンチマークテストのスコアを確認した方が良いですし、ゲームアプリに関しては公式に発表している推奨環境や実際にそのゲームをプレイされている方が快適に使えているSoCが何なのかとチェックした方が良いでしょう。
Apple Aシリーズ
Appleが開発しているSoCで、主にiPhoneやiPadに搭載されています。
基本的に登場時点のAndroid向けハイエンドSoCに匹敵する性能を持っています。
A〇〇という数字によって世代が分かり、大きい数字の物の方が新しい世代で高性能となっています。
Tensor(テンサー)
Google社のスマートフォン、Pixel (ピクセル)6シリーズ以降に搭載されているSoCです。
画像や音声といったAI処理が得意でPixelシリーズのカメラ性能の高さには定評があります。
CPU性能も発売時点のミドルハイ~ハイエンドに近い性能があって快適に動作します。
一方で、グラフィックが綺麗で負荷の高い3DゲームだとSnapdragon 8シリーズに比べてフレームレートが下がりやすい傾向があるので現状、3Dゲームメインで使用されたい方にはあまり向いていない印象です。
Exynos(エクシノス)
韓国Samsung(サムスン)社製のスマートフォン、Galaxy(ギャラクシー)シリーズに搭載されているSoCです。日本国内で販売されているハイエンドスマホのGalaxy Sシリーズや折りたたみ対応のZシリーズではSnapdragon 8シリーズが搭載されている事が多く、下位のGalaxy Aシリーズで採用されている感じに留まっていましたが、最新のGalaxy S FEシリーズに搭載されていたりして少し採用例が増えつつあります。
RAMについて
Random Access Memoryの略で、端末の作業領域の広さを表します。
RAM容量が大きい程、アプリが効率的に動作する様になり処理性能が上がります。
Android端末の場合、現在は4GBが最低ラインでミドルレンジスマホで6GB、ハイエンドは8GB以上といった感じです。比較的安価な端末でも8GB積んでいることが増えているので、Webブラウザのタブを沢山開く方や大容量のアプリを実行する場合は予算内で出来るだけ大きな容量の機種を選ばれた方が良いでしょう。
iPhoneの場合、メモリ容量が少なめでも比較的快適に動作する傾向ではありますが、メモリ容量自体は以前に比べて大分増えていて、2022年以降発売の製品ではiPhone SE(第3世代)が4GB、iPhone 14シリーズとiPhone 15/15 Plusが6GB、iPhone 15 Pro/15 Pro MAXとiPhone 16シリーズが8GBと言われています。
※ iPhoneのメモリ容量はApple公式では公表されていません。
ROM(ストレージ) について
アプリや写真・動画といったデータを保管する容量の事で、最近は64GBが最小限の容量といった感じで128GB~256GBが標準的な容量、512GB以上は大容量といった感じです。
以前はAndroid端末はmicroSDカードが入る機種が多かったのですが、最近はハイエンドモデルを中心に内蔵ストレージしか使えない機種が増えていますので、写真・動画やアプリを沢山入れる方は最初から最低128GB、出来れば256GB以上の容量にしておくのが無難です。
ディスプレイについて
以前は16:9比率のものが主流でしたが、現在は本体サイズほぼ全面に表示可能な18:9比率のものが一般的になりました。
Android端末の場合、6.1インチ前後のものと6.5~6.8インチ辺りのものが一般的で、前者は標準~やや小さめ、後者はやや大きめといった感じの本体サイズになる事が多いです。
ディスプレイの方式としては液晶と有機ELの2種類があり、発色の良さと応答性能の高さで有機ELの方が優れていてミドルレンジ以上の多くの製品は有機ELに移行しています。
カメラについて
最近のスマートフォンでは低価格帯でも多眼カメラが一般的となりました。
しかし、低価格帯のサブカメラは深度測定用となっているものが多く、実際に写真撮影に使用するのはメインカメラのみという事が多いです。
また、画像処理性能については上位のSoCが搭載されている端末のほうが良かったりするので、家族の写真を出来るだけ綺麗に残しておきたい等、カメラ性能にこだわりたい場合はハイエンドクラスかつカメラ性能の高さを特に売りにした機種を選んだ方が良いでしょう。
なお、動画撮影をされる場合は解像度やフレームレートの仕様を確認しましょう。
動画撮影をメインに使用される場合、使用したい解像度でフレームレートが60fps(1秒間に60枚撮影)に対応しているものが良いです。
通信機能について
まず、4G(LTE)モバイル通信機能に関しては、プラチナバンドの対応が重要で、auの場合はFDD-LTEのBand 18または26、ドコモの場合FDD-LTEのBand 19または26、ソフトバンクの場合はBand 8に対応しているかどうかがポイントとなります。
これらのバンドに対応していないと各社のエリアマップ通りの利用は出来ず電波が入らない場所が出てくるのでご注意ください。
現在mineoで販売されている端末やオープン市場向けで販売されている端末の多くがこれらのバンドに対応しています。
5Gに関しては、5G本来の高速通信を利用したいという場合、Sub6やミリ波と呼ばれる5G新規周波数帯の対応が必要となりますが、ミリ波はあまり普及していませんし利用出来るエリアも狭いのでSub6と呼ばれる周波数帯の対応が重要となります。
具体的にはauはn77とn78(共に3.7GHz帯)、ドコモはn78(3.7GHz帯)とn79(4.5GHz帯)、ソフトバンクはn77(3.7GHz帯)となっています。
それぞれ各社の状況ですが、auに関しては以前はn78としていた帯域もn77として運用しているのでn77に対応していればOKです。ドコモに関しては、n79(4.5GHz)帯で運用しているエリアが広いですが、海外ではあまり利用されていない帯域の為海外メーカーの5G対応Android端末を中心に未対応機種が多く存在します。その為、5Gをしっかり使いたいという方はiPhoneやn79に対応している事の多い国内系ブランドのAndroid端末にされるか、海外ブランドのAndroid端末を使われる場合はau回線やソフトバンク回線の方が良いかもしれません。
Wi-Fi(無線LAN)に関しては以前は2.4GHz帯のみ対応のものが結構ありましたが、最近は低価格帯でも5GHz帯対応のものが一般的となりました。その為一般的な利用においては充分な性能がありあまり気にしなくても大丈夫になっています。通信速度にこだわる場合はWi-Fi6/6E(IEEE802.11ax)やWi-Fi7(IEEE802.11be)に対応した機種を選びましょう。
また、マンション等で5GHz帯も混雑している様な場合はWi-Fi6E/7対応ルーターを用意した上で6GHz帯に対応したWi-Fi6EやWi-Fi7対応端末を導入した方がより快適に使える可能性があります。
バッテリー容量について
スマートフォンに内蔵されているバッテリーの容量でmAh(ミリアンペアアワー)という単位で表記されています。mAhとは1時間に流せる電流量という意味で、書かれている数値が大きいほどバッテリー容量が大きく、最近のAndroid端末だとだと4000~5000mAh台前半のものが主流となっています。
一方でiPhoneの場合は端末自体がややコンパクトなものが多い傾向からか、2000~4000mAh台半ばと容量が少なめとなっています。
指紋認証・顔認証について
スマホの指紋認証や顔認証はスマホのロック解除やアプリのインストールなど、暗証番号やID・パスワードの代わりに簡単に認証出来るようにする為のものです。
指紋認証に関しては機種により側面・画面内等の前面など位置が異なる為場所は確認しておいた方が良いでしょう。
なお、指紋認証や顔認証が出来ない時には従来通り暗証番号やID・パスワードを入力といったことにより認証を行いますので、セキュリティを高めるものではありません。
暗証番号やID・パスワードの管理はノートにメモする等しっかり行いましょう。
FeliCa/NFCについて
タッチ決済など非接触ICカードを利用する為の規格です。NFC(Type A/B)に対応していると対応のクレジットカードを登録することで国際ブランドによるタッチ決済が可能となり、更にFeliCaに対応しているとSuica、ICOCA等の交通系ICカードやiD、QUIC Payといった国内系のタッチ決済サービスが利用出来る様になります。
AndroidスマホではFeliCa対応だと「おサイフケータイ」と表記されている事が多いです。
また、最近はマイナンバーカードを対応スマホで読み取ることで確定申告や年金などの手続きが可能となるので、以前に比べ必要性が増しています。
なお、マイナンバーカードの読み取りに対応している機種に関しては、マイナポータルのホームページに載っていますので利用を考えられている方は、事前に購入検討中のスマホの機種名や型番を入れて確認しておいた方が良いでしょう。
・Q:マイナポータルアプリに対応しているスマートフォン等を教えてください。
https://faq.myna.go.jp/faq/show/2587
接続インターフェースについて
充電やパソコン等と接続する際に利用する部分です。
現在販売中のAndroid端末はUSB-Cに統一されていますがiPhoneに関してはiPhone 14シリーズ以前やiPhone SE(第3世代)でLightningが残っています。
機種により、充電・通信ケーブルと充電器が付属しているもの、ケーブルのみ付属しているもの、スマホ本体とSIMピンのみのものがありますので付属品の内容はよく確かめた方が良いです。
iPhoneの場合、現在は対応の充電・通信ケーブルのみ付属している機種が多いです。
ワイヤレス充電を行いたい場合はその対応有無についても確認が必要です。有線充電に比べて時間が掛かるケースが多いのと発熱しやすいという問題がありますが、手軽にサッと充電したい場合に便利です。
有線イヤホンを利用される場合は3.5mmヘッドホンジャックの有無を確認が必要となります。無い場合はUSB-Cから3.5mmジャックへの変換コネクタが必要です。
さいごに
やや難しい内容となりましたが、スペック表(仕様表)の内容が理解できることにより、自分にとって本当に必要な機能が搭載されているかをご自身でチェックできるようになります。
それにより、単に広告や口コミのみで判断する場合に比べて、より的確に自分に合ったスマホを選べる様になりますので、大まかな部分だけでも読んでいただければ幸いです。
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マイぴょんかわいい(≧∇≦)
今からじっくり読ませていただきます!
いつもありがとうございます!
ありがとうございます
今後機種変更する時の参考にさせていただきます✨
これはわかりやすくて保存版だぁ〜
ヽ(=´▽`=)ノ
分かりやすく表にまとめて頂き感謝です。
やはり分からないことが分からないよぉ〜
マイまいベストなスマホに出会いたいです。
電話はまだガラケー生きてます。
情報はタブレットからなのですぅ〜
次回ダブレットもこの様に教えて頂きたく思います〜わがまま申すニャ🐾
よろしくお願いします。ありがとうございます☺️
モトローラの機種に多いIP52は、IP5Xの耐じんとIPX2の防滴ですね。
FCNTやシャープの機種は、IP65とIP68(耐雨・防水・防じん)に加えアメリカのMIL規格準拠の耐衝撃もありますね。
おそらく今年はIP66(防雨・防じん)やIP69(防高圧水・防じん)機種が出てくるかもしれません。
実に役立つ