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アメリカ本土のAMラジオを日本で受信? 遠距離受信のマニアな世界をラジオ受信バイブル編集長に聞く

アメリカ本土のAMラジオを日本で受信? 遠距離受信のマニアな世界をラジオ受信バイブル編集長に聞く

辰井裕紀
ライター: 辰井裕紀
ローカルネタ・ガジェット・卓球が好きなライター。過去に番組リサーチャーとして秘密のケンミンSHOWなどを担当。

90年代後半、筆者は「雑音リスナー」だった。

声優の國府田マリ子さんらが放送していた、大阪のMBSラジオ「オレたちやってま~す」を何とか聴くためにループアンテナを窓から出して遠距離受信。

時折ノイズが乗るが、それでも「聴けた!」と感動しながら貴重な音声を楽しんでいた。

このようなアンテナを部屋の窓から外に出し、ラジオの電波をキャッチしていた(Photo by Kuha455405

大阪府高石市にあるMBSラジオの送信所(Photo by 蟹・甘党

当時、そのような聴取者は多く、“雑音リスナー”の愛称で、その涙ぐましい行為が形容されていた。

しかし2014年、インターネット経由で月額385円で全国のAM・FMラジオが聴ける[「radikoプレミアム」が登場。雑音リスナーは消え去ったかのように見えた……が、実際はいまだ数多くの人々が、遠距離受信を行っているという。

しかも、「東京から北海道のAM波を受信」など、非常にチャレンジングな受信が行われており、そんな者がこぞって買う雑誌まで残るのだ。

そこで、ラジオ受信バイブルを刊行する、発行元の三才ブックスに突撃した。

ラジオ関連の書籍・雑誌を担当する編集長の梅田庸介さんは、中学時代から「大阪から雑音に耐えつつ、関東で流れるTBSラジオを聴いていた」という筋金入りの人だ。

それでは、知られざる遠距離受信界の世界にチューニングを合わせよう。

遠距離受信で「ベリカード」を集めろ!

辰井
ラジオやテレビの電波を遠距離受信している人は、現在どれくらいいますか?
梅田さん
まだ一定数いて、「ラジオ受信バイブル」をはじめとしたラジオ関連本の部数もそこまで減っていません。
辰井
ラジオの遠距離受信をする人は、いつから多くなりましたか?
梅田さん
目立ったのは70年代後半から80年代ごろです。主に短波の海外放送を楽しんで「ベリカード」を集める遠距離受信が大ブームになりました。
辰井
ベリカードって何ですか?
梅田さん
ベリカードは「ここで、こう受信できました」とラジオ局に報告すればもらえるカードです。

辰井
絵はがきみたいで所有感がありますね!
梅田さん
全盛期は半年に一度くらいデザインが変わっていたので、コレクターが飛びついていました。今も受信報告すれば多くの局でもらえますし、集める人も多いですよ。

受信報告をする際は切手を同封するのが業界のルール


東京から北海道のAM波を受信!?

辰井
箱根から北海道の電波の遠距離受信に成功したそうですが、なぜ可能なんですか?
梅田さん
受信に成功した時間帯は夜なんですが、夜だとAMラジオの電波を受信しやすくなるんです。
辰井
なぜですか?
梅田さん
地上から数十〜数百キロの上空には、「電離層」というイオン化した空気の層があって、地上から近い順にD層、E層と分けられています。昼間はAMラジオの電波を減衰するD層が存在するため、その上のE層まで到達しません。
梅田さん
でも太陽が沈むとD層が消滅します。すると、その上にあるAMラジオの電波を弾く性質があるE層まで届いて反射し、電波が遠くまで飛ぶんです。
辰井
それで1000キロまで飛んだんですね……

梅田さん
過去には富士山5合目から、沖縄の琉球放送を受信したこともあります。
辰井
ええ?
梅田さん
富士山5合目まで行けば、それ以上に高い山などの障害物がなくなるので。

(ラジオ受信バイブル 三才ムックvol.933より)

梅田さん
どうしても同じ周波数の局が混信してしまうので、それが弱まる方向、かつ受信したい琉球放送が強まる方向を探し出して、ループアンテナの向きをいろいろ変えました。

ループアンテナとラジオの受信機。このように操作して微弱な電波をしっかりつかむ

辰井
逆に沖縄から東京のTBSラジオも受信できますか?
梅田さん
はい、TBSラジオは100kWと高出力なので、やりやすいはずです。

日本からアメリカ本土のAMラジオ受信!

辰井
こういうエクストリームな受信、ほかにもやっている人はいますか?
梅田さん
アメリカ本土のAMラジオを日本国内で受信している人もいます。
辰井
えぇ!?
梅田さん
北米のAM波を狙って聴く趣味の人がいるんです。
辰井
なぜキャッチできるんですか?
梅田さん
秋から春までと季節は限定されるのですが、すごく長いワイヤー型のアンテナを設置するんです。受信機も主流はもうPCを使ったものでして、今キャッチしている電波をその強弱を含め視覚化し、聴きたい電波をクリックすると音が聴こえます。

こちらは富士山から琉球放送の電波をつかんだ際のPC画像(ラジオ受信バイブル 三才ムックvol.933より)


ほぼ世界中に電波が届く「短波放送」

辰井
「短波放送」はAMより電波は遠くまで飛ぶそうですが、どれぐらい遠くのラジオを受信できますか?
梅田さん
アフリカとか、頑張ればアルゼンチンとか……
辰井
もう地球の裏側ですね……!
梅田さん
短波は昼も夜もよく飛びます。AMの電波より波長は短いですけど、E層より上のF層で反射する性質があるんです。
辰井
だから、だいたい地球のどこでも使えるんですね。
梅田さん
なので、各国がいろいろな言語で放送していて、イギリスのBBCやアメリカのVOAなども短波で国際放送を行っています。今は減ってしまいましたが、まだ日本語放送を行っている海外局も存在します。

ラジオ番組表(三才ブックス)より。中国や北朝鮮では、同様の放送をAMラジオでも流している

梅田さん
あとキリスト教などの団体が運営する宗教放送もあり、これは布教の意味合いが強いですね。
辰井
今もアメリカの「主の再臨に備えて」とか、それらしいタイトルの放送が見受けられますね。日本も海外向け短波放送はやっていますか?
梅田さん
それが「NHKワールド」で、英語とかいろいろな言語で放送しています。

ラジオの音声を電波にのせる3つの方式と特徴

AMラジオの停波のワケは「金欠」

辰井
今NHKが経費削減に走っているので、なくならないか不安です。びっくりしたのが、ラジオ第2(NHKのAM波ラジオ放送の1つ)がなくなってしまうんですよね?
梅田さん
はい、2026年度に停止する予定です。ラジオ局の経営はどこも厳しいので、経費削減の方向に向かうのは仕方ないようです。AMラジオ停波もその一環でしょうね。
辰井
ええ? そういえば、関東のAMラジオの送信施設を巡ってきたんですが、アンテナって相当に巨大ですよね?
梅田さん
AMの電波の波長が長いので、それに合わせた送信アンテナの高さが100~200mと巨大になってしまうんです。
辰井
だからあんなに高いんですね。

日本一の高さ245mを誇るNHKラジオの第1放送所(AMラジオが2028年で終了? 思い出のAMラジオ関東5局の送信所を巡ってみたより)

梅田さん
高いAM波のアンテナを建てて維持するには、諸々の経費がかかります。それに比べると、FMはテレビ塔のスペースを間借りするだけでも済むんです。
辰井
送信システムも手軽で経費がかからないから、FMになるんですね。
梅田さん
AMに比べたらケタ違いに安く済むと思います。
辰井
そしてAMは停波へ。
梅田さん
北海道みたいにカバーエリアが極端に広いと、新たにFMの中継局をいくつも設置しなければならないので、AMを継続する局もあります。それでも、2028年には民放局のAM波はほとんどなくなると思います。
辰井
さみしくはありますが……。
梅田さん
経費的な側面以外にも、クリアで、家のなかでも容易に受信できるFMラジオの利点は大きいんでしょうね。

遠距離受信のためにあるAMラジオ番組

辰井
マニアによく遠距離受信される放送局や番組は何ですか。
梅田さん
ラジオ沖縄の「ROK技術倶楽部」は、技術管理部の技術スタッフさんがやっている、おもに遠距離受信ユーザーなどコアなラジオリスナーに向けての番組です。

辰井
珍しい番組ですね……!
梅田さん
原則としてradikoのタイムフリーでは流れないんです。沖縄の電波をキャッチするのはハードルが高いので、挑戦しがいはあります。
辰井
番組の存在自体がロマンですね。
梅田さん
あとはちょっと毛色が違いますが、AFNもコアなリスナーが多いですね。米軍基地から放送しているラジオ局です。
辰井
ああ! ここ、東京でも受信しやすいですよね!
梅田さん
はい。昔はFEN(極東放送)と言ってましたが、最新のアメリカ音楽を聴いたり、生きた英語に触れたりできました。東京だと放送局のある福生からは独自文化が生まれまして、そのリスナーだった大瀧詠一さんも近くにスタジオを作っています。

新宿の高層ビル群は「ノイズ発生源」?

辰井
他にはどんな受信マニアがいますか?
梅田さん
音質にこだわる人たちです。radikoの圧縮した音声より、「FMの電波のほうがクリアで奥行きがある」らしく。
辰井
たしかにFM波のほうが無圧縮のため、音質がいいらしいですね。
梅田さん
それを狙うために、大きな八木アンテナを立てて、少し離れたFM局を狙う人もいます。びっくりしたのは、八王子に住んでいる人なんですが……

これが八木アンテナ。テレビ放送の受信にも使われる

辰井
え?
梅田さん
東京タワーから東京用のNHK-FMの電波が出ているんですけど、八王子だと[「新宿の高層ビル群」に遮られて少し遅れてくる電波も混在するんです。そこで発生するノイズが嫌で、NHK-FMの水戸放送局を聴いている人もいます。
辰井
音質にこだわる人はそこまで……!

新宿のビル群。これらが東京タワーからの西側のFM波にわずかな影響を与えるとのこと

梅田さん
あと不定期なんですが、ニッポン放送が足立区にある予備送信所からテスト電波を告知なしで流すんです。いつ流れるかもわからない電波を逃さずキャッチして報告し、ベリカードをもらう猛者もいます。

※ニッポン放送は2024年3月末でベリカードの発行を終了
辰井
もはや理解不能の、ド根性ですね。
梅田さん
さらに、全国のコミュニティFMの近くまで行って受信して、わざわざ報告書を送ってベリカードを集める人もいます。コレクターですね。

「夏の蜃気楼」をつかまえろ!

辰井
radikoプレミアムが始まったときはちょっと界隈が揺らぎましたか?
梅田さん
今まで夜中に苦労して聴いていたものが、月々385円で全国のラジオをクリアに聴けるのは衝撃でしたね。でも、やっぱりそこは別物なんです。遠距離受信は「これはこれで楽しいから」って。

辰井
そうなんですね。これまで主に遠距離受信で楽しまれてきたAM波が徐々になくなりますが、今後どうなりますか?
梅田さん
FM波の長距離受信を楽しむ人が増えるといいですね。隣県のFM局なら比較的簡単に狙えますし。最近の企画では高松の海沿いから、大阪や和歌山の放送局まで受信できました。

(ラジオ受信バイブル2024より)

辰井
おお、そんな遠くの電波を!?
梅田さん
FMは障害物に弱いんですが、海上を経由してくる電波なら受信しやすいんです。
辰井
例えば、千葉の人が東京湾の対岸にある神奈川のFM波をキャッチしやすいとか?
梅田さん
はい。とくに海ほたるは何の障害物もないので、東京湾沿岸のコミュニティFMをまとめて受信できると思います。

梅田さん
あと……夏になると、一定の条件下でFM波もすごく飛ぶことがあるんです。
辰井
え?
梅田さん
特殊な「スポラディックE層」がたまに出現して。FM波をとても弾くんですけど、その度合いがすごくて1000キロとか飛ぶんです。

辰井
ただのE層とは違うんですね……!
梅田さん
太陽活動の具合で突然出てくるそうです。
辰井
すごい、富山の蜃気楼みたいな幻の存在ですね。それをキャッチできたら、沖縄の放送も聴ける?
梅田さん
はい、条件さえ整えば聴けると思います。逆に近いと聴こえないので数百キロは離れている必要があるんです。思いもよらない電波が飛んでくるわけで、地元の局に混信障害を与える恐れがあるから、国の研究機関が予報を出していますよ。
辰井
いきなり東京でTOKYO FMとかが聴こえづらくなったら、そのサインかもしれませんね。狙ってみたくなります!

辰井
最後に、読者へ言っておきたいことがもしあれば。
梅田さん
やっぱり、便利なだけが正義じゃないというか。苦労して遠方の電波をつかまえたとき、その人しかわからないうれしさがあるので。
辰井
実感がこもっていますね。
梅田さん
ぜひ、ラジオの機械を触る楽しみも味わってください。苦労して電波をつかんだとき、「幻の魚が釣れたようなロマン」を感じていただけると思います。




なお、今回取材を受けていただいた三才ブックスから、ラジオ受信バイブルの最新号・2024年版が発売中。さらに各局の最新タイムテーブルやデータが掲載された「ラジオ番組表2024年春号」は4月30日に発売される。

編集:ノオト



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151 件のコメント
2 - 51 / 151
DRM方式の短波ラジオだと地球の反対側の短波放送をクリアに聴けたりします。
まだ受信機が出回ってないので知る人ぞ知るな感じですが、7月以降に中国のラジオメーカーGospell社が廉価版のポータブルDRMラジオを発売するという噂です。遠隔受信はロマンですね、

インターネットラジオは遠隔地のラジオ局をクリアに聴ける反面、戦争やらサイバー攻撃やらで寸断されてしまうリスクも高いので、一家に1台はラジオを備えておきたいですね。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
またもロケットニュースかと思いました…!!
想像するのも嫌ですが、地球的規模の不幸があったら絶対に必要になるかもです😅
なるほど。今でもBCLを楽しんでる方々が。AMはニッポン放送のすぐ下に異常な大出力のモスクワ放送で、混信に悩ませられたもんです。
学生の頃、短波放送で海外局の受信にハマっていたことを思いだします。
初めてラジオを買った時、電波を探すのが楽しくてダイヤルをず〜っと回していました😄
ラジオは何かしながらでも情報が入ってくるから大好きです
おつかれさまです!
ラジオライフファンです!
楽しみです!
ありがとうございます!
辰井さん、にゃいすな記事ありがとう!

渋谷の某所のコワーキングスペースで何度か辰井さんお見かけしてます!!
今後もにゃいすな記事お願いします!
「無線と実験」を愛読していた遠い昔を懐かしく思い出しました。(5球スーパー)
クーガー2200持ってました。学生の時はDX受信にどハマりしてたなぁ☺️
まだ使えたのに引越しの際捨ててしまった事を今でもとても悔やんでます、、
今はインターネットで簡単に情報が得られるけど、それ以前はベリカードをもらうにしても相手局の住所が簡単にはわからない。
その中で北京放送は日本語放送で「中華人民共和国 北京放送」宛にメッセージを送って下さいとアナウンスしていて、あの大国がたったそれだけの住所で届くのかとビックリし関心しました。

日本だっていつかは合理的で簡素になるだろうと思ってたけど、なりませんでした。
イデオロギーはともかく見習うところがあります。
BCLやSWLなんて、懐かしい記事で、昔を思い出しながら、拝読いたしました。
楽しかったですよ。VY TNX !
私は、TRIOの9R59で、ベリカード集めしてました。
BBCからは、ソノシートレコーダーを貰いました。
次回は、インターネットラジオのお話かな?
楽しみに、待ってますよ。🙋
興味深く読みました。
昔を思い出しました。
懐かしいですね。
今でもBCLが現在何ですね。
私もン十年前の中学生の頃BCLをやっていて、ベリカードを集めていました。
どこの放送局でもベリカードをくれる訳ではなく、近畿地方の某ラジオ局は何度受信レポートを送っても無反応でした。
北京放送は強力な電波なので簡単に受信できるのですが、受信レポートを送るとベリカード以外に月めくりのカレンダーやら何やらカラー印刷の立派なものをたくさんくれたので感激した記憶があります。
この記事中にBCLという文字が無かったことに違和感。
ずーっと昔に3球ラジオスーパーを説明書どおりに作成しようとしたところ全く音が出なかったので中学2年の教科書に書かれていた図面どおりに作り直したところ完成した喜びを思い出しました。真空管が切れてしまうまで長い間聴いていました。
内容がディープでついていけませんでした……💦
ラジオや短波にハマっていたことがある方なら楽しめる内容なのでしょうか……?
懐かしい~
写真のラジオはなんと
ナショナルのクーガー2200ではありませんか!(モデル名:RF-2200)
当時中学生だったと思いますが、裕福な家庭ではないので倹約して必死にお金を貯めて買った記憶があります。
ジャイロアンテナがカッコイイんです。
自作のアンテナを繋いでラジオを聴いていました。
48年程前と思いますが3万円以上と高額でかなり無理をして購入しました。
記事の写真を見ただけで記憶が甦った自分に驚きました。
アマチュア無線屋魂をくすぐられますね〜 私めはもう老人会入りしてしまってますが、こういう話が出ると、ちょっとばかりですが、心が奮い立ちます。
アマチュア無線も車でしかやってなかったし、当時はAMに興味もなかったです。でも東京のオールナイトニッポンをなんとか受信することに命かけてました
周りがゾンビだらけになったら
最後はラジオ…のイメージですけどw
少し雑誌のニュートン的な楽しさがありました。勉強になります!!
面白い記事ありがとうございました。
お疲れ様です。ベリカードか^_^
分かりやすい解説ありがとうございました。挑戦されるところ、頭が下がります。

IMG_6554_s.jpg

とても懐かしいですね。思わず昔のスクラップブックを取り出しちゃいましたw

コレが流行ってた頃、まだヨーロッパには「ベルリンの壁」なるものが存在し、壁の向こうは未知の存在でした。地理の時間でもないのに、授業中に地図帳をずっと眺めて空想し、怒られてました。

必死に英語を勉強して、録音したノイズ混じりの放送を何度も聞いてレポートを送り、ベリカード集めに熱中。祖母にタイプライターを買ってもらって、毎日、カタカタ叩いてました。

上:Radio Beograd
中:Radio Praha
下:Radio Berlin International

チェコはスロバキアと分離独立、ユーゴと東ドイツは消滅しましたね。世の中大きく変わりました。
BCL、懐かしいなぁ。クーガやスカイセンサーとかが欲しかったですね。
いろんな楽しみ方があるものですね
アプリでラジオ系の話題かと思ったらリアルでした。すごいですね👍
学生の頃に作ったラジオが押し入れに、久しぶりに電池入れてみようかな?
半田付け楽しかった。
これから春〜初夏にかけて近隣国のFM放送を受信できる機会が増えます。言語はわかりませんがちょっと面白いです。
今でも短波ラジオで受信出来る海外の日本語放送は…

KBS国際放送、朝鮮の声、中国国際放送(CRI)、ベトナムの声、モンゴルの声、KTWR、ラジオタイランド、FEBC、RNEI、インドネシアの声、ラジオNIKKEI(日本)台灣国際放送があります

AM放送ではFEBCキリスト教放送、AFNが放送されています。AMラジオがあれば🌃夜になるとAFN、中国国際放送などが日本全国で受信が出来ます。

80年代から比べると海外の日本語放送も減りましたが、短波放送が受信出来るラジオがあれば今でも簡単に聞く事ができます。

今はインタネットで海外の放送も簡単に聞けますが、外部ANTを出したり色々と工夫してラジオのダイヤルをまわして遠方の未知の放送局を探すのも面白いです。

ここ最近は太陽フレアの影響により受信状態が余り良くありませんが、Eスポが発生するとFMラジオに中国の放送が入感したりします。

中波で放送されていた遠方の民放局もFMの補完放送に移行すると夜🌃になると聞こえていた局も聴けなると思うと寂しく感じます😔

今は短波が受信出来る日本製のラジオの発売はありませんが、
中国製など海外の製品でも高性能なラジオは今でも発売されています。

BCL全盛期に発売されていた日本製のBCLラジオ(完動品)は高性能でデザインも良く今でも人気があり高額で取引されています。

ベリカードもニッポン放送はこの3月で発送を中止(海外からの受信報告については引き続き行う)のニュースが出ていました。また放送大学のラジコの放送はこの3月で終了です。

この数年でラジオを取り巻く環境も少しずつ変わるようです。
中学生の頃、BCLにハマって「スカイセンサー5800」を買ってもらって短波で世界中の日本語放送を聴いたり、AMで日本中の放送局を聴いてベリカードを頂いていました。
お小遣いは、ほとんど切手代になっちゃいました。
必死に集めたベリカードは、引っ越しなどで無くなってしまいました。
1969年ごろ長崎から東京のニッポン放送のオールナイトニッポンを東芝の高感度FM/AMトランジスタラジオでフェージングの嵐の中で聴いていました。

地元のNBCラジオは午前3時で停波するのでラジオのダイヤルを1240KHz(当時)に合わせて続きを聴いていました。

地元のラジオ局も夜間になると隣国ラジオ局の大出力の電波で潰されてしまいます。
ラジカセ等でFMラジオを聴く際にステレオモードからモノラルにするとノイズが無くなります。

テレビと同じ75Ω端子があるラジカセに電波増幅ブースターをかましてから外付けFMアンテナを接続すると受信できる局が増えます。
辰井裕紀さん今回も楽しい話をありがとうございます。
私も関西にいた頃はベランダーにループアンテナをセMBS・ABCラジオを聴いていました。近畿以外の放送局も受信できましたが局名は覚えていません。
ラジコで聴くのは面倒になったので普通のラジオに戻りました。
昼間はいいのですが夜間になると他の国の放送ばかりで日本の放送局をセットするのに時間がかかります。もっとも昔のように毛沢東語録は聴こえてこないので安心です。
辰井裕紀さんまた勉強になる話をお願いします。
ソニー スカイセンサー ICF-5800使ってました!BCLやってましたよ。

それよりAM停波が気になってます。うちはワイドFMが入りずらく、AMで聞くしかないのですが、停波されれば困ってしまいます。
eo光でFM放送を送ってくれているのですが、AM停波までにワイドFMも送ってくれないかしら??本当に切望しております!
興味深かったですね。
やはり地球はひとつですね🌏
その分近年の太陽フレアの影響も大小なりもれなく浴びていますねーー✨
アプリではなく実写版LIVEは凄いですね。
電波の世界も実写版も先ずは平和であって欲しいですね🌏💞
色々なロマンあるのに…なのに。。AM停波の波も押し寄せてるーー🌊
隣国に押されない強いナミを常に送って欲しいですね☺️
ラジオは今の時代なかなか聴かないですよね,、
ラジオライフ、毎月買ってました。年1回付録で付いていたアクションバンド手帳という周波数帳は、都道府県ごとのAMラジオFMラジオから業務用無線まで網羅していて大変重宝しました。今でもデジタル版が発行されているようですが、無線の世界もデジタル化が進み、すっかり周波数を調べることも、受信機にたくさんの周波数をメモリーしてスキャンをかけることもしなくなりました。
ハンディの広帯域受信機もあるのですが、今は市が辛うじてアナログで放送を続けている防災無線(同法無線)で流れる定時放送や緊急放送の専用受信機に成り下がってしまいました。

首都圏のAMラジオ送信所の記事も「おやっ!」と思ったのですが、ネット全盛の時代にアナログ無線の話題とはとても嬉しいです。

ICF-5800_4.jpg

若い頃にナショナル(現パナソニック)のクーガーや写真のソニー・スカイセンサー(ICF-5800)で日本国内全局のベリカードを集めました。昔は今と違って飛び交っている電波の量が少なかったのでEスポの時期は海外の放送も混線が少なくガンガン入ってました。ただ言語能力が無いのでベリカードの申請は出来ず… スカイセンサーはまだ動くので暇なときにアメリカの電波でも探しますかね😁
昔ソニーのラジカセCF-5950とゆうバカでかいやつが家にありました。
兄貴がベランダにだしてなんかやってて何やってるんかなっていつも思ってました〜
SONY スカイセンサーかNational クーガーでしたね。
クーガーNo.7持ってました。
NHKだからアンテナが高いのではなく周波数が低いから波長が長くなり送信アンテナも長くなる。
なのでFMやテレビのアンテナはもっと短い。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
AM放送でアメリカの局を受信凄いですね
冬場の夜なら聞こえたかもです
中波は波長が長いですね 放送局ならではの設備 広い敷地と保守が大変でしようね。SWL ベリーカードを集めるマニアの人も昔いたようですね
AM放送停波残念です。時代のながれですね
結構いけるものなのですね
中学生の頃に買ったICF-5900と大人になってから買ったRF-2200がまだあります。
短波は中国語ばっかりになりましたね。

AMはNHKが日本中にあるので、第二が停波したらしばらくは遠距離民放の受信チャンかもしれません。
全体的には寂しいことですが…

家の外壁をガルバリウム鋼板にしたら、電波の拾いが悪くなってちょっと後悔してます😅
私もかつてラジオ受信とベリカード集めににハマっていました。
なかでも、海外に短波ラジオを持って行って、NHKワールドの日本語放送を受信し、ベリカードをゲットした時はめちゃ嬉しかったです。
(国内からの受信ではNHKのベリカードは送ってもらえないのです)
自分も学生時代は名古屋に住みながら東京のニッポン放送や大阪のABCラジオなどを深夜に聞いておりました。そのために高性能なラジオを買ったりAM用のアンテナをバリコンと導線で作ったりもしていました。

最近、防災用にTECSUN PL-380という中華製ラジオを購入しました。このラジオにはアメリカ製のラジオ用DSPチップが載っているらしく、とても高感度に受信できることに驚きました。AM放送については帯域幅を調整する機能が付いております。帯域幅を広くすると高音質になる一方で混信やノイズが多くなります。帯域幅を狭くすると、高域がカットされる代わりに混信が減って聞きやすくなります。このような機能は昔は3万円以上する受信機にしか付いていない機能でしたが、PL-380は5000円のラジオでございます。恐るべき中華ラジオと思いました。
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