- mineoニュース
- キャンペーン
- 222
- 27
- 995
みなさんは「マイル」と聞くと、どんなものを思い浮かべますか? 多くの人は「飛行機で移動した距離に応じて獲得できるポイント」のことを想像するのではないでしょうか。
スマホアプリ「Miles」は、徒歩やランニング、電車、自動車など、すべての移動にマイルが付与されます。“アメリカで人気のアプリが日本上陸!”と、リリース直後から大きな話題となりました。
Milesにはどういうメリットがあるのか? どんな人が利用しているのか? 主な機能やマイルの上手なため方、使い方について、Miles Japan株式会社の服部大輔さんにお聞きしました。
——「Miles」とは、どういうアプリなのでしょうか?
Milesは、すべての移動でマイルがたまる、米国シリコンバレー発のマイレージアプリです。たまったマイルは、商品やサービスがお得に使える特典、ギフトカード、寄付に交換できます。
——どういうきっかけで開発されたのでしょうか?
交通機関が進化し続ける中、ほとんどの移動に対して報酬が提供されていないことに着目し、「世界中のすべての移動に価値を提供する」という想いから始まりました。
最初は2018年にアメリカでリリースし、日本は2カ国目として2021年10月にスタートしました。現在、日本国内で300万以上のダウンロードを達成しています。
——どのようにマイルをためていくのでしょうか?
基本的にはアプリをインストールし、初期設定をしたら、移動するだけでOKです。その後はいちいちアプリを起動しなくても、移動手段や距離に応じて自動的にマイルがたまります。
——マイルと聞くと航空会社のポイントプログラムを思い浮かべますが、Milesは徒歩や電車、クルマの移動でもマイルがたまるんですね。ただ移動するだけで特典がもらえるのは嬉しいのですが、どうやって運営しているんですか?
パートナー企業の特典をユーザーが利用した場合に、発生した売上の一部を企業からシェアしていただく、もしくは企業への送客数に応じた手数料をいただくことで運営しています。
——アプリの機能や使い方について、詳しく教えてください。
まずアプリをダウンロードして、簡単な初期登録をします。あとは移動するだけで、自動的にマイルがたまっていきます。ただし、移動を検知しないとマイルがたまらないので、スマホの設定 > Milesアプリで「位置情報は常に許可」「Appのバックグラウンド更新をON」にしておいてください。
——実際に使ってみると、移動履歴が表示されました。個人情報の取り扱いについてはどうなっていますか?
アプリ内で確認できる「利用規約」と「プライバシーポリシー」に同意の上でご利用いただく形になっています。また、アカウント > 設定 > プライバシーで、個人データを提携先パートナーと共有しないように設定することも可能です。
——移動後、アプリの「移動履歴」に反映されるまで、どれくらい時間がかかるのでしょうか? また「徒歩だと早く反映される」「車だと遅い」といった違いはありますか?
基本的には数時間程度で反映されますが、最大で48時間ほど時間を要する場合もあります。移動手段によって反映されるまでの時間が変わることはありません。
——マイルの交換レートは、どんな基準になっているんでしょうか?
1マイル(約1.6キロメートル)の移動に対して、「1マイル」のポイントをためることができます。移動手段はAI(人工知能)が自動的に判定し、環境にやさしい移動にはより多くのボーナスマイルが付与されます。
——わざわざ手入力しなくても、「徒歩」「自転車」「クルマ」などの移動手段を自動的に判定してくれるわけですね。でも、どうやって検知しているのでしょうか? また、実際と違った場合は修正できますか?
移動の場所やスピードなどを含め、独自のアルゴリズムで判定をしています。もし「ランニングなのに自転車と判定された」など実際と異なる場合は、移動履歴のアイコンをクリックして「移動手段を変更」を表示し、正しく申請すればOKです。
——マイルを使っていろんな特典と交換できるようですが、人気のある特典はどれですか?
直近では、
アマゾンギフト券は大変人気のため、売れ切れになっていることが多く、ユーザーにはご迷惑をおかけしております。直近の交換状況や、次の追加予定を表示するなど、改善を図っているところです。
——メニューの中に「抽選」というのもありますが、これはどう使うのでしょうか?
商品やサービスごとに、マイルを使ってエントリーします。「3名様」「50名様」など当選数が決められており、もし当選すれば獲得できる仕組みになっています。
——マイルを上手にためるコツがあれば教えてください。
徒歩やランニングなど、環境にやさしい移動にはより多くのマイルを付与しているので、電車に乗る代わりに1駅分歩けば健康につながるし、マイルもたまります。
また、移動の目的をタグ付けすると、さらに25マイルが加算されます。この25マイルは移動手段に関わらず固定で加算されるので、ぜひご利用ください。
あとは、「ステータス」が上がれば上がるほどマイルをためやすくなります。
——「ステータス」とは、どういう仕組みなのでしょうか?
いわゆる会員ランクのような制度で、シルバー → ゴールド → プラチナ → ダイヤとランクアップしていく形になっています。
【ステータスを上げるための条件】
——ほかに、マイルをためる機能はありますか?
移動でためる以外に、2月から「ミッションでマイル」という新機能を実装しました。ミッションを達成するとマイルをゲットできます。「ホーム」もしくは「特典」タブの「ミッションでマイル」アイコンをクリックすると、ミッションの流れが表示されます。
——ミッションとは、具体的に何をするのでしょうか?
現状は「無料サンプル申し込み」「○○円モニター」などが多いですね。例えば、「日本一の焙煎士が厳選したコーヒー3種類 500円モニター」に申し込むことで、5万マイルを獲得できます。
——どんなユーザーがMilesを利用しているのでしょうか?
男女比はほぼ半々で、30~40代が多いですね。
App Storeのレビューには、「とってもおもしろいアイディアを形にした発案者に拍手!」「放置していても、外出するだけでマイルがたまるので、毎日が楽しみです」といったご意見をいただいています。
——どういう移動手段が多いのか? どこに行っているのか? など、傾向があれば教えてください。
日本のMilesユーザーの累計移動距離は、1年間で約150億kmとなりました。移動手段の内訳をみると、車56%、電車25%、飛行機13%、徒歩3%となっています。
車と徒歩それぞれで、多く移動されている行き先を集計したのが上の図です。車の1位は、東京ディズニーリゾートがある千葉県浦安市舞浜でした。2位は羽田空港、3位は神奈川県横浜市戸塚町です。
徒歩での行き先は、1位が東京都新宿区新宿で、2位は大阪駅がある大阪府大阪市梅田、3位は千葉県浦安市舞浜となりました。
——浦安市舞浜は車で1位、徒歩でも3位なんですね。
上のグラフは、2022年1〜4月の期間中、1ユーザーが徒歩およびランニングで月にどれくらいの距離を移動しているかを集計したもので、平均は1カ月14.6 kmでした。また都道府県別にみると、東京や大阪、愛知、福岡などの大都市圏では徒歩およびランニングによる移動距離が長い、という傾向が出ました。
——地方より都市圏のほうが、徒歩やランニングで移動している人が多い、と。地方は「クルマ社会」だから、こういう結果になっているのかもしれませんね。
また、梅雨による影響も分析してみました。上の図は、2022年の「梅雨入り前」と「梅雨入り後」で、ランニング移動がどれくらい減ったのかをグラフ化したものです。梅雨のない北海道を除くと、全都府県で46.1%減となりました。また東京都や神奈川県、埼玉県は、減り幅が相対的に小さくなっています。
——やはり梅雨の時期は、ランニングする人が減る、と。想像どおりではあるものの、こうやってデータで見ると面白いですね。では最後に、今後の予定や新しい機能、サービスがあれば教えてください。
直近では3月に月間ステータスをアップデートして、新たに「ダイヤ」ステータスを追加しました。ステータスごとのボーナスも大幅に改良し、高いステータスになればなるほどマイルをためやすくなっており、抽選の当選確率もアップしています。すでにご利用中の方は、ぜひ最新のバージョンにアップデートしてみてください。
今後も随時、サービスや機能をアップデートしていきます。まだの方はぜひ使ってみてほしいですね。
「マイルって、航空会社のサービスでしょ?」「飛行機なんてほとんど乗らないから関係ないよ」と思っていたのですが、徒歩でも電車でもマイルがたまるのはありがたいですよね。
環境にやさしい移動であればあるほど、マイルがたまって特典を得やすくなる。徒歩やランニングによって健康にもつながる。よく考えられた仕組みだなあ、と改めて感心してしまいました。アプリの基本機能はすべて無料で使えるので、気になった人は試してみてください。
Miles
iOS版ダウンロードページ
Android版ダウンロードページ
取材協力・資料提供:Miles Japan株式会社
編集:ノオト
インストールして、数時間体験しました。外出先でいくら位歩いたのか確認しようとしたら、固まってしまいました。私には向いていないアプリのようで、削除致しました。
次の情報に期待します。
歩くだけ、、👍。
食べるだけ、眠るだけ、祈るだけ で
我々の暮らしが少しだけでも良くなると最高なのですが、、。そんな訳もなく!
Googleの移動記録は残ってるので、確かに移動はしてるのだけど…て事が。
アプリのレビューにも同じ様な事書かれてますので、そういうモノだと理解の上で利用された方が良いと思います。
自分の足でどれだけ移動したかがわかるiPhoneのヘルスケアやそれに連携してるGarmin connectで十分。
大阪府出身。日々エッジの効いたネタを探し続けるフリーライター。得意ジャンルはサブカル、テレビ、音楽、現代アートなど。
フリーライターさんなので、1記事につき報酬を支払うと思います。フリーライターさんに自社の記事を書かせて報酬を渡す事例(会社の体質次第ですが)少ないかもです。なので、他社サービスしか記事に出来ないのかと思います。
管理なく自由にてくてくし隊🐾🚩
様子見👀🏳
行動情報を提供する代わりに景品を得る。
その仕組みを理解したうえで活用するならよいアプリになるでしょうね。
やはり機種自体のGPSをつかむハードウェア次第の部分もあるかもしれません。
コカ・コーラのドリンクチケットは魅力です。
アプリの使用を検討します。
移動するだけでマイルが貯まるなんて(驚き)
まぁーなんだなぁ
そのマイル、年金に加算出来るように誰かしてくれんかね(笑)
自分には無理ですね、やっぱりウマい話には罠があるってことで。
情報提供ありがとうございます。
その会社に悪意がなかったとしても
データ漏洩して他で悪用される可能性もあるし
遠い未来、犯罪に巻き込まれたり、利用されたりする可能性があるかも知れないし怖いですね
犯罪者が行動範囲を把握出来ればテロ行為の駒等には便利だし
AI技術も進歩してるからビッグデータ利用も効率良く行われるでしょうね
偏った創作物語ばかり読んでるからか
そんな事を思ってしまう今日この頃
自分好みの特典がある人にはいいかも?
最初、無料で交換できてたコンビニコーヒーも無くなり抽選は当たるはずもない確率でそれだけの能力があれば他の事をするべきでしょうね。
何らかのポイ活の方がマシです。
アマゾンギフト券も数百円が抽選となってますので。
最初はメディアも良いとみて、取り上げてましたが今では皆無ですね。
本当に良ければSNS上で話題になってるんでは無いでしょうか?
話題となってないのは何故かと考えたら理由は明確でしょう。
バッテリー消費を考えると利点は無いですね。
私はmineo散歩で十分です。
なので、バッテリーの使用量が多くなる可能性があるみたいですね!
マイル自体も溜まりやすいです、移動手段にもよって獲得マイルが違うのも面白いですね(バス移動が車移動判定になっていちいち変更リクエスト送らないといけないですが)
ただ肝心のマイル交換先が…残念すぎます。
サービス系は初回限定割引ばかり、ギフト券系は在庫が少なすぎで、よっぽどタイミングが良くないと交換できないです。
入札制度もありますが、インフレしすぎてちちっとやそっとのマイルでは落札出来ないのが悩みの種です。
1日で獲得できる上限マイルとかは無かった筈で、バッテリー消費も少ない事から、普段からメチャクチャ移動する人で、割に合わない交換マイルを許容出来る方にはオススメできます。
個人的にはトリマのほうがいいですね。トリマもここ最近改悪続きではありますが、それでもポイ活ではまだ効率的かなと思います。。