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死んだらどうなる?スマホのデータ、サブスク契約……「デジタル遺品」の落とし穴

死んだらどうなる?スマホのデータ、サブスク契約……「デジタル遺品」の落とし穴

しまだあや
ライター: しまだあや
エッセイを書く作家活動を中心に、企画やMCなど。代表作品に「今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く」、「7日後に死ぬカニ」、「小学1年生ぶりに、父の前で真っ裸になった話」、「日常を3日間タイムループさせたら、74歳に娘ができた」。大阪生まれ、奈良暮らし。家の94%を開放するという変わった暮らし方をしている。

こんにちは。しまだあやです。

今みなさんが手にしているスマホやパソコン。「もし自分が明日突然死んじゃったら、中のデータはどうなるんだろう」と考えたことはありませんか?

死後に残されたデジタルデータは「デジタル遺品」といいます。そして、故人の遺品を引き継ぐのは法定相続人。だいたいの人にとって、それは家族になるわけですが、私の親はデジタル系が大の苦手。もう、心配でしかない……!

「来週納品のデータどうしよう」
「サブスクの解除、全部ちゃんとできるかな」
「電子マネーとかポイントって引き継げるっけ?」
「取引中のメルカリがあったらどうしよう」
「ってかそもそもパスワードないと何もできないやん!??」

あああ、考えているとキリがなーーーい!!!!!

今や、誰にとってもデジタルなものは、切っても切り離せない関係。
デジタル遺品の整理って、何とかできないのかな? 何からすればいいのかな??

ということで! 今日は「デジタル遺品」と、それらに対する「デジタル終活」について、具体的なエピソードをもとに、専門家にお話を伺い、みなさんと一緒に向き合う時間をお届けしたいと思います。

まずは基礎から「デジタル遺品って何ですか?」

お話を伺ったのは、デジタル遺品専門家の古田雄介(ふるたゆうすけ)さんです。

古田雄介(ふるたゆうすけ)
ライター/ジャーナリスト/デジタル遺品を考える会代表

1977年生まれ。葬儀社スタッフ、編集プロダクション勤務を経て、2007年よりフリーランスの記者として活動。デジタル遺品や故人のサイトについての調査、執筆活動、講演や講座をおこなったり、デジタルと死生に関するサービスについてのコンサルティングなどもおこなう。著書に『デジタル遺品の探しかた・しまいかた、残しかた+隠し方』(伊勢田篤史氏との共著/日本加除出版)、『故人サイト』(社会評論社)ほか。
Web https://www.ysk-furuta.com/
Twitter https://twitter.com/yskfuruta


しまだあや
古田さん、はじめまして。今日はよろしくお願いいたします!
古田さん
はじめまして、よろしくお願いします。

しまだあや
まず、ものすごく基本的な質問になるのですが、「デジタル遺品」の定義を教えてください!
古田さん
自然発生的に広がった言葉なので、厳密な規定はないんですが、「デジタル上に残った、亡くなった人の持ち物」と言えるかなと思います。具体的には以下のようなものを指します。

しまだあや
実はこないだふと、「自分がもし死んだら……」って考えてて。何の準備もないままだと、いろんな人がめちゃくちゃ困ることに気づいて。それで一旦、自分なりに「デジタル終活」を考えて、エンディングノート的なものを書いてみたんですよ。けど、全ッ然終わらなくて。
古田さん
全てを把握するのはあまりに時間がかかるので、ちょっと現実的ではないなと思いますね。デジタル終活には優先順位やポイントがあるんですよ。
しまだあや
どうすれば……今からでもできる方法を教えてください!
古田さん
了解です。順番に話していきますね。

まずは「スマホのスペアキー」を! 今日からすぐにできること

古田さん
まず、一番最初にやってほしいことは「スマホのスペアキーづくり」。これはほんと、全ての人にやっていただきたいです。
しまだあや
スマホのスペアキーづくり??
古田さん
スマホのロックを解除するパスワードを記した紙をつくっておくんです。
しまだあや
えっ、思ってたよりめちゃくちゃアナログ!!!

しまだあや
どうしてこれが、「一番最初にしてほしいこと」なんですか?
古田さん
今やスマホって、その人とかなり結びついたものだからです。誰かと連絡を取ったり写真を撮るだけでなく、財布機能、サービスのログイン、あとはマイナンバーと紐付いていたり……
2015年の「サンバーナーディーノ銃乱射事件」って知ってますか? その事件でFBIは、犯人のスマホのロック解除をハッカーチームに頼んだんですが、かかったお金は1億円と言われています。
しまだあや
いちおく!?? しかもFBIでも解除できなかったんだ。
古田さん
はい、それくらい難しいんです。そのため遺族としては、パスワードがないと相当な苦労をすることになります。今は技術が進んで、解除を試みてくれるサービスがありますが、それでも国内で取り組んでくれる会社は片手で数えられる程度。100%解除できる保証はなく、かかる時間も数ヶ月〜数年、成功報酬ベースで平均30万円程度と言われています。
しまだあや
紙1枚、10分でできる「スマホのスペアキー」をつくっておいたほうが断然いいですね。

しまだあや
で、そのスペアキーができて、端末にログインできたとしても、取得したい情報にたどり着くのは難しいんじゃ……?
古田さん
大変さはどうしても残りますよね。なので、余力があれば次は「デジタル資産メモ」をつくってください。身の回りにあるデジタル資産を整理して、IDやパスワード、どうしたいかのメモを紙に書いておくというものです。
しまだあや
やっぱりめちゃくちゃアナログだ!!
古田さん
誰でもすぐにできる方法となると、現時点ではこれが一番いいなと思います。

自分ではなく「遺族目線」で。3種に分けて考えるデジタル遺品の優先順位

しまだあや
とはいえ、「デジタル資産メモ」も仕上げるまでに結構な時間がかかりそう……
古田さん
どんなふうに洗い出そうとしていますか?
しまだあや
んー、思いついたものから、とにかくバーっと。あとはパソコン見ながら「このデータは◯◯さん、連絡先は……」とか、登録中のサブスクを調べて「△△のIDとパスはこれ。解約してね」とか。
古田さん
なるほど。それはしまださん目線での整理ですね。デジタル遺品の整理って、自分目線で考え始めるとハードルが高いんです。なので、私が推奨しているのは、残された側の目線になること。つまり、家族だったりお客さんの目線で、ということです。
しまだあや
な、なるほど……?
古田さん
変な言い方になりますが、自分が死んでしまったら、一番強いのは、法定相続人にあたる「遺族」。最も強い権利を持ち、実際に行動する人だからです。なので、ご遺族が気にしそうなものを優先して整理していきましょう。
まず、ご遺族が気にするものは「責務」「権利」「思い出」の3種類と言われています。

古田さん
この3種類をベースに、「遺品の振り分けを考える」というよりは「遺された人達が納得できる環境を考える」。たとえば、しまださんのご遺族は、何を気にすると思いますか?
しまだあや
えーっと、たぶん主に母が動くので……「責務」「権利」は二の次かな。圧倒的に「思い出」重視タイプなので。まずは私のスマホに入ってる写真を取り出したいだろな……あ! ってなると、ちょっといろいろ隠したい写真がある(笑)
古田さん
優先順位が見えましたね。

古田さん
故人の隠したいものって、ご遺族がほしい情報を「どこかな」とあれこれ触る中で「あれ? これ何だろう」と見られてしまうことが多いんですよ。なので、ご遺族が必要そうな写真は、すぐ手が届くスマホやパソコンのトップ画面にまとめておき、「デジタル資産メモ」に記す。その上で、墓場まで持っていきたい写真は隠す。別の管理アプリに移したり、パスワードが必要なクラウド上にアップロードするなど、動線がかぶらないようにしておくんです。

落とし穴注意! サービス側の整備がまだまだグレーなサブスク系

しまだあや
あの、サブスクの話なんですけど……遺族が知らないままだと、永遠に利用料金が引き落とされちゃいますよね? さらに登録口座がネット銀行だった場合、貯金の存在すら気づかず、あげく残高0円に、なんてことがあるのでは……。
古田さん
さらに言うと、0円になっても放置していたり、口座自体を閉じてしまったとき、引き落とせなかった期間の料金が、後日遺族に請求されるケースもあるんですよ。
しまだあや
お金の支払い元が止まれば終わり、ってわけでもないのか!
古田さん
そういう運営もあれば請求する運営もあり、このあたりはバラバラです。

しまだあや
そういえば私、死んだ祖母の定期購入を解約したことがあって。ちょっとした化粧品だったので、電話一本でいけたんですけども。どんなサービスでも本人が亡くなったことを伝えればストップできるものですか?
古田さん
いや、サービスによりますね。まず、サービス側はユーザーの生死は一切わからないので、こちら側からのアプローチが必要です。遺族対応窓口がきちんとしているサービスなら、所定の手続きに従えば問題ありません。
ただ、海外のサービスには手続きが煩雑なものも結構あるんです。ちゃんとした書類を揃えて提出しても審査に通らないことがあったり、ほっとかれちゃったり。
しまだあや
それはめちゃくちゃ落とし穴だな……!!

古田さん
あと気をつけていただきたいのが、ビットコインなどの暗号資産を持っていた場合です。ビットコインって秘密鍵(複雑な文字列のパスワード)がないと、換金も売買もできないんです。たとえば1億円相当のビットコインを持ったまま亡くなったとする。このとき遺族が秘密鍵を知らなければ、暗号資産に手の出しようがないまま、1億円相当の相続税を負担することになる可能性があります。
しまだあや
えっ……めちゃくちゃこわい!!
古田さん
なかなかキツいですよね。最近は「NFT」というデジタル上の資産価値が流通し始めましたが、この相続も未整備です。なので、最新のデジタル資産を多く持った状態で、急な不幸があると、残された家族は相当困るんじゃないかなあ、と思います。

SNSやブログ、電子マネーの引き継ぎは一部可能な場合も

しまだあや
SNSはどうなるんだろ、誰かに託せるのかな?
古田さん
SNSは「一身専属」といって、家族を含めた第三者に譲渡することができない場合が多くあります。ですが、Webサイトをつくるサービスやブログサービスの中には、「第三者に相続できますよ」というものも少なくないですね。
しまだあや
相続を受けた人が、さらに別の人に託すのはありですか?
古田さん
そのあたりもサービスごとの利用規約によります。資産価値があるものなら「税制上どうなるの?」とかは、税理士さんに相談が必要かもしれません。
しまだあや
なるほどな〜。
古田さん
それから、たとえばFacebookやInstagramには「追悼アカウント」というものがありますが、Facebookの場合、故人が事前に設定した第三者が、故人のアカウントを管理できます。でもできることは限られていて、たとえばメッセンジャーは「通信の秘密」という観点から見ることができません。
しまだあや
個人間のやりとりまで引き継げちゃうと、ユーザーは安心して利用できないもんな。
古田さん
あとは、ご遺族が身分証明書と故人の死亡証明書を提出すれば、故人のアカウント削除のリクエストができる、というSNSもあります。

しまだあや
電子マネーは引き継げますか?
古田さん
電子マネーサービスも一身専属が一般的なので、アカウントは引き継げません。ただ、故人の所持していた残高の払い戻しに応じてくれるサービスは多くあります。たとえば、PayPayやLINE Payがそうですね。Suicaも専用フォームを開設しています。

デジタル遺品、遺言書に書いても効力がない!? 解決法は極めてアナログだった

しまだあや
あと、これは私がフリーランスゆえの質問なんですが……仕事関係のデジタル遺品を家族以外に託したいと思っていて。何か気をつけるポイントはありますか?
古田さん
お。たとえば、どんなものを家族以外に託したいですか?
しまだあや
主にエッセイや小説の原稿です。家族は、私のパソコンの中を見てもチンプンカンプンだと思うし、下手したらお蔵入りになりそうで。
古田さん
「ガラクタだと思って捨てたものが、実はコレクターにとってはすごく資産価値のあるものだった」などは、よくある話ですもんね。

古田さん
しまださんは、ご家族とよく仕事の話はされるんですか?
しまだあや
いや、自分の話は全く……。
古田さん
ではご家族は、仕事内容や仕事仲間のことをよく知らないわけですね。となると、しまださんが「◯◯さんに託して」と書いても、「本当に託すべきか」「優先することなのか」と迷われそうですね。日頃からコミュニケーションしていただくのがベストなのですが……。
しまだあや
日頃からのコミュニケーション……! またまためっちゃアナログな方法キタ!!
古田さん
事前に会話があれば、「そういえばあの子、◯◯さんとの仕事のこと、楽しそうに話してたな」「すごい大切そうだったな」って。多少の手間がかかったとしても、資産価値があるものでも、故人の思いを尊重して、託す気持ちになりやすいんじゃないかな、と思います。
しまだあや
心配だな〜。あ、ちゃんとした遺言書に書いておけばいいのでは?
古田さん
遺言書は財産や相続人などに関するものですが、デジタル遺品全てが財産とみなされるかというと…。このあたりは法律の専門家の判断を仰ぐべきだと思いますが、過度に期待するのは避けたほうがいいかもしれません。
しまだあや
ま、まじかーー!

古田さん
まあ、法律は最後の砦であって、諍いなく円満に引き継いだり処理したりしてもらうように備えておく意識が一番大切だと思います。その担い手になるのは、やはり家族ということが多いでしょうね。

しまだあや
でも一方で、家族を頼りにくい人もいますよね。 デジタル遺品の相続ルールが、家族との日頃のコミュニケーションありきだと、希望しない結果になる人も多そう。
古田さん
そこが課題なんです。デジタル遺品やデジタル終活は、言葉としては広がってきてますし、本や記事もたくさん出始めています。でも「多様な家族の在り方」という視点で考えると、本当にまだまだ整っていなくて。
しまだあや
なるほどなあ……。そういう意味でも、日々のコミュニケーションは重要なんですね。家族に話すのが本当に難しければ、まずは大切な誰かでもいいかもしれないですね。その人が、家族に話してくれるかもしれないし。
古田さん
デジタル遺品に対して、デジタルで対策を講じる技術も、もちろん進歩しています。でも根本的にトラブルなく処理を果たそうとするならば、アナログの力、人と人の力が必要なんです。

未来はどうなる? デジタル遺品のこれから

しまだあや
これから先、古田さんみたいなデジタル遺品の専門家って増えてくるのかな? いざというときに、こうやっていろいろ聞ける人がいると心強いな、と。
古田さん
私の中では、「デジタル遺品の専門家」っていう職業自体は、そこまで増えなくてもいいと思ってるんです。葬儀社さん、士業さん、ファイナンシャルプランナーさん……各業界のプロの方それぞれに、デジタル遺品の知識やスキルをつけてもらう形が、スマートでいいんじゃないかな、と。
しまだあや
たしかに!
古田さん
5年前に比べれば、だいぶ認知が広がってきました。実は10年前だと、こういった記事の企画を編集部に持っていっても「そんな縁起でもないこと書くなよ!」と言われたりしたんです。
けれど、最近は「死」を語ることについて、だいぶ風向きがかわってきたなあと感じますね。自分自身も生きやすくなってきましたし。次の10年で、対応できて当たり前になってるんじゃないかな、なってるといいなあと思います。

古田さん
……しまださんは「ネチケット」という言葉を知ってますか?
しまだあや
ネチケット!! めちゃくちゃ懐かしい響き! 小学生ぶりに聞きました。
古田さん
今から使う表現はあんまりいいものではないんで、あえてのたとえ話だと思って聞いてほしいんですが……私は「ネチケット」みたいに、「デジタル遺品」も死語になったらいいな、って思ってるんです。
デジタル遺品が「よくわからないもの」ではなくなり、特別な言葉でもなくなり、さらに、わざわざその単語が出てこないくらい、フラットな存在になれば嬉しい。いつもそう願いながら、活動しています。
しまだあや
じゃあ、この記事が「懐かしいな〜!」って言われるくらいになるといいなあ。
古田さん、今日はものすごく勉強になりました。本当にありがとうございました!!

「デジタル遺品」と、それらに対する「デジタル終活」。

まだまだ判断が難しく、グレーゾーンも多いのが現状です。だけど、そんなときに頼りになるのがアナログの力。どれだけ最新の技術が使われたものであっても、そこには必ず「人」がいて。結局は人間同士のお話なんだなあ、と思いました。


まずはスマホのスペアキーをつくること。デジタル資産メモをつくること。
ポイントは、自分目線ではなく、遺族目線で考えてみること。その上で自分の希望を織り交ぜること。そして重要なのが、大切な人達と、日頃からコミュニケーションを取ること。
みなさんぜひ、試してみてください。

ちょっと時間がかかりそうだけど、私もちゃんと向き合わなきゃな。
まずは母さんにこの記事のページを見せながら、
「こんなの書く仕事をしたよ、楽しかったよ」って、話してみようかな。


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264 件のコメント
65 - 114 / 264
紙の通帳の無い銀行も登場してきているのでネットやスマホが無いとアクセスできないことが増えています。
デジタルが苦手な人が相続人になったら相当苦労しそう。
ノートを託して存在を知らせてもできるかは別問題なので誰に何を任せるかが大事な気がします。
えっちいなサイトのサブスクとかバレたら嫌だなw

>> 伊勢爺い さん

訂正
Googleアカウント無効化管理ツールで、
アカウントアクセスが9ヶ月無ければ、
メールとSMSに通知が来て、
3ヶ月後にアカウント抹消設定しました。
いざというときに、困らないように色々と考えておかなければいけませんね。
めちゃくちゃ勉強になりました。さっそくスペアキー作ります❗️
身内とは縁がない私には心配な件です。

公共料金以外のサブスクや、ネットショッピングのカード払い以外の借金は出来るだけしないように気をつけていますが、ネットでの買い物や手続きが多すぎて自分でもまとめ切れていません。
死後の手続き一覧は早く作っておかなければ、と思ってはいるのですが。

身内が亡くなって解約の手続きをしに行ったら、本人を連れて来ない限り認めないと無茶を言って渋るところも結構あるようなので、最近は解約がスムーズに出来るかどうか、本人が死後の手続きにも触れているかどうかも確認してから契約するようにしています。

複数の携帯やスマホにはカバーの裏にも、契約SIMカードの会社や連絡先、携帯の電話番号を書いたメモを貼っています。(最悪ロック解除出来なくても連絡出来るように)

持病もあると死後の心配ばかりしないといけませんが(笑)、手続きをする人がデジタルが得意な人ばかりではないし、アナログでも1つにまとめてしまうのは楽な代わりに、盗難や紛失のリスクもあり悩ましいところですね。

皆さんのコメントを読んで勉強させていただきます。
対策済みです👍️
アナログ方式が1番かな。((笑))
死んだ後のこともそうだけど、災害時スマホやパソコンを被災で失った時とかにアカウント管理出来なくなる可能性も考えると、災害対策としてもデジタルデータは色々備えることがありそうですね。
普段何気なく使ってるスマホやパソコンが自分の有事でどうなるのか、使い手の責任としても改めて考えて整理しておくことが大切だと感じました😊

>> y2yuki さん

写真の共有で残すのは良いアイデア。
Googleドキュメントの共有も使えますね。
とても興味深い内容でした!
ありがとうございます。
デジタル資産メモは残しておく必要ありそうですね。
考えもつきませんでした
年齢に関係なく備えておかないといけないですね..。勉強になりました!
個人的にはわたしもとても興味のある内容です。

自分としては自分のコンテンツ(日記、SNSの投稿、創作物、プログラム その他諸々)については基本的に適切なライセンスを設定して全公開して欲しいくらいの気持ちですがそれを明記していてもちゃんと履行されるかどうかは遺族のリテラシーに寄りますしね。自分のスキルならスマートフォンを使って二段階認証解除して故人のサービスを… とかもできますが、じゃあ家族ができるかというと…。

また、「自分の死がインターネット上の知り合いに届くか」という問題もあるように思います。
Twitterなどを見てるとたまーにご遺族が「(兄は|姉は|父は|母は)○月×日に永眠致しました」というツイートをしているのを見かけますが、ああなるのってたぶん故人にとっては相当幸福な自体だと思うんですよね。大多数の人は家族にTwitterの使い方が分かってる人なんかいないので。
「なんかよくわかんないけど最近あの人見ないよね」と言われるのだけは避けたいですね(自分が未だ年賀状を書いてるのは、そのときにネットで繋がっている誰かにも連絡が届くことを狙ってというのもあります)。自分の場合は自NPOの関係者からたぶん伝わっておくであろう程度には思っていますが。
気になるけど、考えられない案件なんだけど。
考えたことありませんでした。
気にはなっていてもなかなか整理できないデジタル情報ですが記事を見て整理をするきっかけになりました
表立って言えるサービスは公表しておくべきですね〜。
問題はそのパスワードで親の設定しやすいパターンを読み取られることで、使用制限のあるアプリやなんやらにログインされてしまわないか...心配し過ぎかな。

私も忘れっぽいのでアナログパスワード帳作ってあります。
まあ、とんでもない数のゲームサイトに登録してパスワードを使いまわしていた歴史もありますから、言えるのですが、すっぽりと抜け落ちていくんですよ。
それと忘れないうちに使わないサービスは退会することですね。
私も専用のノートを作ってそこにパスワードなどを書き出しています。最初は自分の死んだ時用に作ったのですが、自分でもパスワードなどを長い間使わなかったりして忘れてしまうこともあるので、これがかなり自分用に役立っています。

>> 杏鹿 さん

私が貸金庫を契約したのは災害発生する可能性大の地域在住だからです。
銀行も近所なので被災する時は一緒なのですが(笑)自宅よりも安全性が高いし情報が取り出し易いだろうということで契約に至りました。

デジタル関連はクラウドにも置いてありますがまず本人以外がクラウドに入るのが大変そう💦
一部を共有ファイル化して家族に伝えるのも手だなとコメントを読んで思いました。
これは「アナログ化」で自分のデジタル遺産整理できた満足!!と目からウロコがとなっていたら、メモした「パスワード」いつまでその「パスワード」にしておくのですか?という次の落とし穴にハマりそう。

遺品メモ作った、メモを活かすためにはパスワードを変えられない。変えたらまた作り直しですから。時間をかけて頑張って、メモ帳を作る人ほどハマりそう。しかも結構危ない穴じゃないかな。パスワード変えないのは。
参考になりました。
思うところあって使っていないサービスの退会などを試みましたが、改めてアクセスする時にパスワードがわらない。
いま死んだらと思うと不安だらけですね。
今回の記事は大変参考になりました。
スマホのスペアキーづくり、デジタル資産メモをつくること、修正テープ、アナログ方式を再認識させられました。
ありがとうございました。
気になっていたことなので興味深く読みました。スマホのスペアキーを今すぐ作ろう、と思ったのですが名刺サイズの厚紙が無くてさっそく挫折(笑)
今までで一番の良スレかも。

楽天やpovoのように、mineoも一定期間利用実績が無い場合は自動解約してもらえたら、死んだ後の心配が1つ減って有難いです。
遺産整理のように、デジタル資産整理も必要と感じました
うほ。渋い話。勉強になります。
デジタル遺品とのこと以前から考えていました
結局アナログなんですね~
勉強になりました
対策考えてみます!参考になりました!
死んだら…驚いた!🤣
大霊界👻
ためになる記事でした
これは確かに大事な話ですね。
私も考えていきたいと思いました。
とても勉強になりました。いつ何が起こるか分からないので、遺された家族に迷惑がかからないように、そして自分が遺された立場になったときに困らないように、家族にも共有したいと思います。
以前新コロナウィルスでの急死者が多かった頃に、自分が急死したら困るであろう多くの契約等の情報を至急メモ書きして残したという書き込みを読みましたが、デジタル情報までも入れていたかどうかは覚えていません。ただそうだなぁ、あると安心だなぁとは思いました 。ある時母親の公正証書遺言書の作成の手伝いをした時に、人は死んだ後も誰かのお世話にならざるを得ないんだなぁと知り、ならば出来るだけ迷惑を掛けないようにしたいと思って、不要な物の処分をその後ゆっくりですがずうっとやり続けています。 見られたくないような書き込みの満載な、紙の日記を処分しSNS内の日記も削除しました。ですが、ネット上の書き込みはある程度は残っても仕方ないなとは妥協しています。相続人がやらなければならない手続きが困らないように、出来るだけ楽に出来るようにとの配慮をしたいと思っています。私の場合はネット回線の契約者や支払い方法の変更とクレジットカードの解約が必須かな。ネットで登録したIDやパスワードその他の情報はある時点から紙に一覧表で残してありますが、いざという時に相続人に見つけもらうにはどうしたら良いかが今の課題です。なにせ、普段は余り知られたくはないですから…ね😅
Apple 端末の場合、これを利用する?
亡くなったご家族の Apple アカウントへのアクセスを申請する方法
https://support.apple.com/ja-jp/HT208510
すごくためになる!ありがとうございます!
凄く勉強になります🥲また後で読み返そ。
仮想通貨の相続の話がありましたが、それこそ暗号資産のパスワードが分からなかったら相続したとしてもパスワードの再設定とかできるのでしょうか?出来なかったらもう何も出来ない資産になってしまいますね。。
う~む、そもそも自分でサブスクとか何に加入しているのか確実に把握できてないところがあるから、まずはそこの整理からなのかなぁ(´・ω・`)
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
デジタル遺品 まだまだ法律も追いついていない現状ですが、せめてデジタル終活だけはやっています
ホントにホントに!と共感しながら読んでました。数年前、父が突然になくなり、まさにパスワードがわからず、スマホもPCも開けられないままです。
まさか自分が…と思ってしまいますが、残された人たちのためにも、今のうちから出来ることはやっておこうと思います。
デジタル資産メモ大事ですねー!
ガラケーいっぱいあります。処分に困りますよねぇ
修正テープ貼る前にセロテープはると良さそうですね。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
自分のデジタル系は、ノートに一纏めにしてるけど…うちの人のは、スマホの解除もできんなぁ…
証券会社もネットやし、どうにかしてほしいなぁとは思う今日このごろ…
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