iPhoneに負けない。“好き”を選べる「Android」の良さをファンの僕らが伝えたい

日本国内でスマホの代名詞のように扱われる絶対的人気の存在、それが「iPhone」。
それゆえに、世界シェアならiPhoneより高いはずのAndroid勢のほうが、何かと肩身が狭い。
家電量販店のスマホ関連グッズのコーナーでも、iPhoneのエリアは広く、Androidのエリアは狭い。特に100円ショップでiPhone用のガラスフィルムが売っているのは本当にうらやましい。
さらにiOSのみ対応のアプリも多く、Android民は歯がゆい思いをしている。
しかし、いちAndroidユーザーの僕は思う。このままでいいのだろうか?
ここで静かに「Androidの逆襲」を宣言し、少数であるAndroidのすばらしさをiPhoneユーザーにも訴えたい。
iPhoneが美川憲一で、Androidがコロッケ?
その前にまず知りたいのは、iPhoneユーザーがAndroidをどう思っているのかだ。
iPhone歴9年のライター仲間・うないに話を聞いた。
左=うない 右=辰井(筆者)
——いつからiPhoneを持っているんですか?

——なぜAndroidにしなかったんですか?

————なぜですか?

——マネ?

——(笑)。確かに最初はiPhoneを少し参考にした(?) とも言われますが。

——iPhone 4Sから機種変はしましたか?

——そこでもAndroidに変えようとは思いませんでしたか?

——おお。Androidなら、新機種でも1万円台から買えますからね。たとえば……こういうやつです。
▲安さでブレイクしたGalaxy A20(サムスン電子)。1万円台前半でおサイフケータイや防水に対応した。
▲筆者私物のRedmi Note 9S(シャオミ)。2万4,800円とは思えない動作の速さと、脅威の電池持ちを誇る2020年最強クラスの廉価モデル。

▲うない私物のiPhone SE2(スマホケース装着)。
——SE2はAndroidユーザーも目を見張る高コスパ機でしたからね。

——それは、わかりますね……でも僕もiPhoneを使ったことがありますが、操作面に大きな心配はいらないですよ。ちなみにずっとiPhoneで不満はないですか?

——なるほど。結構ライトな使い方なんですね

Android専門店があった!
Androidユーザーにとって、大きなコンプレックスがある。Androidには「専門店」がなかなかないのだ。
逆にiPhoneは、渋谷のパルコにもグッズを扱う専門店があるし、他の地域でもiPhone専門の修理店や、中古iPhoneの専門店などが存在する。
しかしAndroid専門店など、探しても出ない。だが唯一見つかったのが、2016年に徳島にオープンした「アンドロイ堂」 なるAndroid専門店だった。
▲アンドロイ堂、開業当時の写真
Androidの専門店、果たして商売は成り立っているのか。運営会社「ミッド・インターナショナル」代表取締役・CEOの森田孝夫さんに話を聞いた。
——Android専門店……やっていけているのですか?

——良かった(笑)。ほかにAndroidを扱うお店ってどれだけあるんですか?

——人口が少ない徳島にAndroid専門店があるなんて、徳島のAndroidユーザーはうれしいでしょうね。

——どんな方が?

——ええ? その方はAndroid専門店を開いたんですか?

——やはりここはホントに貴重なお店ですね……。
▲なお、数店舗あった店舗は現在徳島本店1つになり、iPhoneとAndroidを両方扱うお店としてあと1年以内にすべて統合される予定だそう。
——「アンドロイ堂」は、どんな人にありがたがられていると思いますか?

——Androidのグッズ探しは、大きなお店がないとしんどいですよね。

——すごい……! そんなお店、日本でも数少ないのでは……?
▲ズラリと並ぶ、Android機種のスマホケース。
▲Android機種の修理も受け付けている。
Androidは“刀”、磨きながら作り上げるもの
——Androidの専門店まで運営されている立場からして、Androidのいいところってどこだと思いますか?

——確かに、Googleの各ネットサービスは世界最強クラスですもんね。

▲「3日持ちバッテリー」など、バッテリーの進化がうかがえた(Photo by STB-1 )
——目的別に機種を選べるのがいいですよね。

新機能攻勢をかける、いまのAndroid勢
もともと国内でユーザーが多く、居心地のいいiPhone。不自由を感じていなければ、そこから乗り換えるのはハードルが高い。
それでも乗り換えたくなるほどの「Androidの良さ」とは何か?
以前にもご登場いただいた 、中古スマホ販売業界の大手・イオシスから、アキバ中央通店の店長・石山祐輔さんに話を聞いた。
——Androidの良さって何だと思いますか?

——最近だと、2画面スマホのGalaxy Z Fold2 5G あたりは熱狂的なファンがいますからね。
▲Galaxy Z Fold2を開いたところ。1画面でふつうのスマホのようにも使えるが、ディスプレイを開けば2画面分を同時にタブレットのごとく使用できる。(画像提供:イオシス)

▲50倍ズームの望遠カメラで、月もここまでくっきり撮影可能
——画面内指紋認証もAndroid独自の機能ですね。

▲「画面内指紋認証」はディスプレイ領域を広く取れて、指の動きが少なく手から落下させる恐れが少ない認証方式

——確かにAndroidユーザーからすると「少し遅れて来た」って機能も多いですよね。最近出たiPhone 12も「11からの変更点が少ない」とみなす声もありました。

——iPhoneは「戻るボタン」がないから、小さい方が扱いやすいですもんね。
▲Androidは右下に戻るボタンが標準搭載されており、大きな画面でも比較的操作しやすい。ボタンを表示せず、ジェスチャーで操作する設定にもできる。他にもホーム画面のアイコンの数を変えられるなど、カスタマイズ性が高い。

——Android、モノ好きにはたまらない所有感がありますよね。

——僕も、そのタイプかも知れません(笑)。
国産メーカー、希望の星が登場
——Androidと言えば、国産メーカーががんばるプラットフォームでもありますよね。

▲筆者も気になる傑作、AQUOS sense4
——これ、名ガジェッターらがこぞって絶賛していますね。通常使用では困らない処理スピードで、おサイフケータイや防水もついていて3万円台ですし。

※ 概ね5万円くらいまでの廉価機のこと。
▲3眼カメラすべてに電子式手ブレ補正も内蔵。IGZOディスプレイも搭載して3万円台。ちなみにmineoでも購入可。
——海外ではAndroidのシェアのほうが高いですが、ブランド力もありますか?

※ mineoが2020年12月現在で扱うHUAWEIのnova 5T、P30、nova lite 3はいずれもGoogleサービスが利用可能。
——日本ではGalaxyが苦戦しているので、意外でした。ちなみに私もGalaxy Note20 Ultra 5G(サムスン電子)を持っているので鼻が高いです。
▲筆者の私物、Galaxy Note20 Ultra 5G。ペンで字や絵が描けるのに加えて、50倍ズームの望遠カメラ、6.9インチの大画面ディスプレイなどを搭載。
iPhoneがゲームに強いワケ
——Androidの良さだけ聞いても不公平なので、iPhoneの良さも聞いていいですか?

——自社開発の強みですね。

——なぜAndroidには最適化しないんですか?

——お金は大事ですからね……Androidのハイエンド機のシェアってそんなに少ないんですか?

——iPhoneの強さが見えますね。

——記事タイトルに反してiPhoneをだいぶ褒めてしまいましたが(笑)、最後にAndroidの良さをもう一度お願いします。

▲「ペン付き」「丸洗いできる」端末ごとの特徴も楽しい(価格は2020年12月時点のもの)
◇
ぼくはなぜAndroidを使い続けているのか。3人への取材を通して、新機能満載で好きな機種を選べる自由度と、己の愛刀を磨き上げるようなカスタマイズ性に惹かれていたんだと思えた。
それは同時に、iPhoneの良さも知る時間でもあった。
Androidも、iPhoneも。ぜひそのメリットを見きわめて、ホントに自分へ合った一台を選んでほしい。
取材協力:ミッド・インターナショナル株式会社 /株式会社イオシス
(編集:ノオト )
ローカルネタ・卓球・競馬などが得意のライター。過去に番組リサーチャーとして秘密のケンミンSHOWなどを担当。
とりあえずスマホカバーが多いのは羨ましいです(笑)
androidは手軽にプログラムを自作出来て動かすことができる。
はじめから、選ぶ基準は背面の色!
カバーやケースをつけると、大きくなるし重くなるからそのままで使ってます。
なので、背面が気に入ったもので、選んでました。
最近はSIMフリー機がたくさんあるので、選び放題です!といっても、お安い機種ばっかりなんですけどね。
10万円以上の機種なんて、使いこなせる自信がありませんしね🤣
株とか銀行アプリはiPhoneに入れるようにして、クリーンな使用のためのスマホにしてます。
Androidの方はゲームとか趣味用です。
携帯電話は電話ができれば良く、画像やインターネット等の試聴等はタブレットを使用するので、そんなに気にしていません。使用目的に合わせ、コストを加味して選択すれば良いと思います。また、通学、通勤等で画像等の情報を観ている方がいるが小さくて観にくいのでは?
AndroidマニアやiPhoneマニアが伝える記事の方が興味深い。
iPhoneの良いところはバッテリー交換や修理が大抵その場で解決する事です。Apple StoreやQuick garageを予約して来店すれば、その場で修理、場合によっては交換してもらえます。以前、iPhone Xのバッテリーが膨らんでフロントパネルが浮いた状態になったのでQuick garageに修理に持ち込んだのですが、通常使用でのバッテリー異常とのことで、バッテリー交換費用だけで本体まるごと新品に交換してもらえました。保証期間が過ぎている状態なので、そこそこ高額な修理費用を覚悟していましたが、助かりました。
また、そのiPhone XはApple Storeで購入したSIM Freeの物でしたが、なにも言わなくてもApple IDに紐付けされて情報を把握しているためか、ちゃんとSIM Free の物に交換されました。
キャリアで契約している場合にはショップで同様の事をしてもらえるのかもしれませんが、MVNOユーザーにとっては、このような端末のサービスがありがたいと思います。
Androidの機種では、このようなサービスをしてもらえるメーカーはまず無いと思います。自分が知らないだけかもしれませんが。
そのあたりのサポートの強みがiPhoneのメリットかなと思います。
私はiPhone持ちです。家族もみんな。
iPhoneの能力をきっと使いこなせていませんが、単純にデザイン、ブランドが好きで、もう直ぐ10年来というところです😅
しかし、初めてのスマホは、INFOBAR A01です。
それまでINFOBAR、INFOBAR2を溺愛していたので、A01は必然的でした。
ですが、今は…
iPhone11、iPad mini、Apple Watch、AirPods Pro、まもなくMacBook Airと言う感じですね😆
Appleマニアではありません…多分。
andoroid専門店の方の写真に写っている使用PCは、apple社製みたいですね笑。
逆に制限の多い?iPhoneが
使いやすく感じます。
指に吸い付くスクロールも
🙆♂️です^ ^、
カバーを求めて家電量販店巡りした時のiPhoneコーナーの広さにはイラッとしますが。
GALAXYのスペック堪らんのですよー
どれが良いか迷う〜!
検討の余地ありですね
デザインの良さでiPhoneを使い続けていましたが、ここ数年は変な待ち受け画面や、おせっかいな機能が増え、CMもイラつく時が…。
でも良いところはiOSのアップデートがあるので長年使用し続けても中身が刷新されるところなんですよね。Androidも同じ仕組みなのでしょうか?だったら変えてみたいな。
iPhone憧れはしますけどお金がありません。確かにiPhone進化が止まってきてる感じがあるので将来的にどうなんでしょう?
悪い所もあるからいちいち記事にして
書く必要ないと思う。
Androidが好きな人はAndroidが
好きだし、iPhoneが好きな人はiPhoneが
好きだし両方使ってる方も居るし
そこできそうことではないと思う。
お互いのいい所をもっと調べて
こういうのがあればいいなとかの
記事の方が読むと思う。
どっちも使って考えて見てほしいですが、結局初めて触った方になれてしまいますよね。
そういった意味では初めて触ったのがAndroidで後悔はないです!!
端末料金はAndroidのほうがスペックなどの違いもありますけど、格安から高級まで幅広く選べるのが良いと思います。
最初に買ったAndroidが、起動、終了でいちいち振動して、それが苦手で
買う前に前評判が分かりやすいiPhoneにしました。
でも、ホームボタンなしとか電源ボタンはAndroidが良いかも。
AndroidではGboardを使っていて、GODANレイアウトのキーボードがいいですね。
Q&A形式、読み易いですね^_^。
対比表、途中で力尽きましたが、作りました。
添付は控えます。手書き、、、。
Q&A形式はプレゼンの鉄板^_^^_^^_^だ。
iPhoneの時期もありましたが、大手の機種代込みの二年縛りや、画面の割れやすさ(自分的に)など、不都合をよく感じました。
Androidに変えてから特別不都合は感じないですし、これからも使い続けると思います。
それにしてもアンドロイドのカスタマイズを刀の鍛錬とはよく言ったものですね。
最初は4s、5s、6s、現在は11を使用しています。
やはり強みは、最新OSが古い機種でも十分に動くというスペックの高さ、OSの安定性ではないでしょうか。
6s~11まで機種変更していないのは2015年に発売された6sでも最新iOS14までストレスなく動作してくれたからですね。
6sは今でも予備機として持っています。
Androidは使ったことはありませんが、iPhone、Androidともにいい面、悪い面持ち味があると思います。
ユーザーが自由にカスタマイズ出来るAndroidにはiPhoneにはない良いところもたくさんあるので、比べるのではなくて
使い勝手が良いと思うものをユーザーが選べばいいと思います。
また、UIをころころ変えてくるAndroid(アプリならGooglePhotoが特に酷いのう)は、年寄りには迷惑以外の何物でもないわい。
メーカー独自UIも機種選定の際に障壁となるのう。
儂は機種選定が楽しいからAndroidじゃよ。
自分がiPhoneを中古で手にするまではおサイフケータイとワンセグを理由にAndroid一択でした。
使い比べて感じたのは「音」の違いがありましたね。同じYouTubeの動画を倍速再生するとiPhoneは綺麗に聞き取れるのに対して、Androidはすこしゴニョゴニョ感がありましたね。
それじゃAndroidにメリットがないのか言ったらそうではなく、誰もが知っている某艦隊ゲームがスマホに真っ先に(実質的には作成・提供する運営サイドに管理された野良アプリではあるが)正式対応したのがAndroidで、iPhoneは非正規ではあるもののPC版のHTML5化を待たされた格好でした。
ただ、自分の年齢からすれば日本で初めてソフトバンクでiPhoneが上陸した頃とau、ドコモの順でiPhoneを取扱いを始めた頃のインパクトを今でも覚えており、ガラケー全盛の頃のAndroidはiPhoneに並ぶ高級な端末のイメージがありました(その頃はパケット定額制プランがガラケーと分けられていて、キャリアメールすら非対応でした)。初めてAndroidを手にした時も震災から一年近く経過した後に中古で入手した時でした^^;。
今ではmineoを含めた格安SIMの存在や中古端末の取扱う店舗が増えた事もあり、その気になれば両方持てる時代になったのでどちらか一方しか使っていなかった方がもう一方にチャレンジするのも良いかと思いますよ。
私はスマホを買う以前に、ipodとWALKMANで迷い、WALKMANにしました。
パソコンがWindowsでしたし、ipodは価格が高くて……。
スマホにする時は、NHKのスマホ講座を見て、どちらが操作しやすそうか考え、Androidにしました。
価格も影響しましたが。
ちなみに、私のスマホデビュー=mineoデビューです。
Androidと格安スマホがあったからこそ、スマホデビューできました。
…やはり使い慣れないんです、iPhone。
AndroidもiPhoneも操作感が近づいていますが、使い心地が変わってもやはりAndroid派です(^_^;)
iPhoneは事務職の女性だけ。
仕事柄、融通の効かないiPhoneは敬遠され、カスタマイズの余地があるAndroidが好まれています。
iPhoneはやりたい事ができない、実現出来るとしても有料アプリばかり。おまけに自作のモジュールも入れられないしで。
1番良いと思います。
どんどん進化しているので、買い替えも大変です(笑)