au系iPhone を利用するために IIJが発見した手法の解説
ケータイWatchの記事より
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20150727_713651.html
「au系のMVNOでは音声通話は3Gを、データ通信はLTEのみを利用できる。IIJの推測によると、auのネットワークを利用したiPhoneでは、LTE接続で、MVNOの認証サーバーではなく、auの認証サーバーに転送されてしまい、LTE接続に失敗し、3Gでのデータ接続が利用できず、接続ができなくなっている状況だという。
IIJの手法でカスタマイズした構成プロファイルを利用することで、LTEでの接続が確立し、利用することができるようになるという。ただし、この方法では、通信が不安定になる問題が発生する場合があるとして、検証が必要との結論となっている。」
→これまで利用できなかった理由が、やっと理解出来ました。
<追記>
IIJによる公表資料は下記スライド(pp.50-54)にあります。
詳細情報が満載ですが、専門用語も満載で、難解です。
http://www.slideshare.net/IIJ_techlog/iijmio-meeting-8-50909324
6 件のコメント
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既に、参照済みかも知れませんが。。。。
ご指摘有り難うございます。
リンク先を追記しておきました。
確かに。この説明を読むと、iPhone5S/5C(iOS8.x w/ mineo-MVNO)で安定利用するには、やはり3G回線が必須のようですね。
しかし、iPad系はなぜ安定接続できているのでしょう?。
SMS機能が無いから?
いつも投稿を参考にさせていただいています。
iPad系で安定しやすいのは(今回たまたま?)、やはりiPad自信がそもそもデータ通信デバイスとして設計(設定)されていることから、位置情報登録からデータ接続確立に至るシーケンスが、本来の目的が電話/SMSを中心とするiPhoneとはどこか異なっているのではないかと勘ぐっています。
いずれにしても、更なる「データ接続確立の詳細なシーケンス」を解析してきちんと対応されない限り、電話端末(iPhone)であろうが、データ端末(iPad)であろうが、接続したり接続しなかったり、接続しにくかったり、また一部機能が使えたり、使えなかったり現象が続くように思えます。。。
そうですね。しかし、IIJさんからこんな素晴らしい塩を送ってもらったのですから、後はmineoさんの企業努力で美味しい肴に変えて送り返して欲しいものですね。