定額給付金10万円がもし毎月給付されたら
コロナ禍の中、世界でも必要性が議論されている無条件ベーシックインカム(Unconditional Basic Income)
日本でも今年、10万円の一時的な給付金が、全ての国民に無条件で支給されましたが、ベーシックインカムとは、これを毎月、生まれてから死ぬまで全ての国民一人一人に無条件で給付する施策をいいます。
前提として失業保健、生活保護、年金は減額又は廃止され、これにかかる経費などが財源にあてられます。
少子高齢化、将来のAIの進展による雇用の減少、貧困対策、犯罪の減少、地域格差是正、最近では景気対策などに効果が期待されている反面、財源をはじめ、怠惰な者を助長するなどの反対意見も多く、日本ではほとんど議論されていませんが、スイスやフィンランドでは限定的な実証実験が行われました。
先月はドイツでも、社会実験の実施が発表されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0bb44a99b82269ce137a930e72b910414fd6e82
「最低限の生活を国家が保証する」実は200年も前から、経済学者などが論文を発表しているこの政策ですが、未だ実現した国はなく、限定的社会実験にとどまり議論が続いている状況ですが…
さて、国の財源はさておき、各国の社会実験の焦点である毎月数万円の給付金、例えば10万円だと四人家族だと40万円になります。これだけあればあなたは働くのをやめて遊んで暮らしますか?
あるいは(転職も含め)働き続けますか?
また、このベーシックインカム(UBI)が導入されたら、社会は成り立たなくなるのでしょうか?それとも経済学者の言うように、様々な社会問題の解決につながるのでしょうか?
複数選択可としています。
皆さんの意見をお聞かせください。
なお、よくある財源論、社会主義、共産主義との違いなどの疑問、その他、コメントにて意見交換していこうかと思います。
他の社会福祉みたいなものはどうなるかと言うこととのバランスもありますよね
教育費がかかりすぎる社会のまま
あるいは医療費がかかりすぎる社会のままベーシックインカムがはじまってもチグハグな状態だと思いますし
教育医療その他の生活の基本的な部分が無償に近い状態にできればベーシックインカムも自然に議論がなされるようになると思いますが
今はまだ空想的な感じがします
なので、今まで以上に働かないと生活が苦しくなる可能性も秘めているのではないかと。
年金を増額する制度を作れば、健康な社会が作れそうな気がします。
※ベーシックインカムというわけではないですが、
財源として、医療と介護を使用する案になります。
という本が本棚にあるのですが、なぜあるのか..?
アンチで買ったのか?ネタで買ったのか..?
今となっては気持ち悪いです。
今となっては、ベーシックインカムとか、お近づきになりたくない言葉となっています。
それぞれの人間や企業が、自由にそれぞれの利益を追求すれば、自然とうまく行くのだという考え方がある。しかし、個別の利益追求が、全体としての最善になるとは限らない。
英知が必要である。
こういう場合を考えていただきたい。漁師たちがある湖で魚をとっているとする。
ある漁師が大型船と大きな網を導入し、たくさん魚を捕るようになった。他の漁師も競って、大型船を導入する。だが、それを続けていれば、やがて魚は取り尽くされ、すべての漁師は破産してしまうのである。
個別の漁師はそれぞれの最善の利益を追求している。しかし、全体は破滅する。
人件費についても同じことが言える。乱削減すると、全体が破滅するのである。
科学文明が発達した。人間の代わりに、機械という奴隷たちが、効率よく正確に働く。経営者は、大型工場と近代技術で生産性を上げ、人件費を必要最小限にする。
人間はできるだけ雇わない。企業は競って、雇用を減らす。
しかし、それを続けていればどうなるか。やがて雇われている人間は減るし、払われる労賃はどんどん減る。人々が貧しくなる。人々にモノを買う力がないから、工場も破綻する。
一企業としては人件費は少ないほどよい。しかし、国の経済全体としては、人件費があまりに少なくなると、全体が破綻してしまうのである。もちろんストレートにこのようになるわけではない。高度成長期には問題なかった。次から次へと、新しい職が生まれて、職を求める人たちを吸収していった。国も公共部門で雇用を作りだした。
しかし、高度成長が終わって、個々の企業の合理化が進めば、働き口も、労賃の総計も減る。
そのとき、労働の報酬以外の所得がないと、全体の購買力を保つことができないのである。一つ一つの会社は人件費を減らすことを考えざるを得ないが、一国の経済全体に関しては、人件費を切り詰めたからいいということはない。むしろ、どれだけ生活費に回ったかが、国の豊かさなのである。
ベーシックインカムが必要になる、経済学的理由である。
非正規ばかり増やす政策がなってない。
従ってベーシックインカムは天下の悪法。
大反対です。
と📺️でやってたなぁ…🤔
アンケート中、ベーシックインカムを初めて知った、という回答がありましたので、少し解説しておきたいと思います。
ベーシック・インカムとは
すべての人々に無条件に一定の所得が与えられる制度である。
・世帯ではなく個人に交付される
・無条件に交付される
・ほかの所得の有無を問われない
・資力を問われない
・職歴を問われない
・能力を問われない
・就労条件を課されない
ベーシックインカム(以下UBI)は社会主義と同じか。
・社会主義国では給料を同じにする。UBIの場合、UBI+労働に応じた給料という形になるのでUBI以外の個々人の収入は同じにならない。
・社会主義国では採算の合う企業でも採算の合わない企業でも給料が同じなので経済の効率化が起こらない。
・社会主義国では全員雇用の労働報酬だが、UBIは全員雇用でも労働報酬でも無い。
即ち、UBIは生きる権利に基づく国民一人一人への国からの配当であって、それ以上でもそれ以下でもありません。
▶他の社会福祉みたいなものはどうなるかと言うこととのバランス
所沢条司さん
▶所得税と消費税の大幅な増税が必要なので、今まで以上に働かないと生活が苦しくなる可能性
はまりんozさん
▶所得税や消費税は上がるはずがありません。
いろんな声(意見)が聞けてありがたいです。
所得税、消費税は上がるとも限りませんが、上がらないとも限らないです。財源を何に求めるか、決定しているわけではないですから。ドイツのように毎月15万円までいくと、所得税増税とワンセットになるのかもしれません。
憲法の「健康で文化的な最低限の生活を営む権利」を保障する制度というところから考えると、生活保護、年金、失業保健の3つが財源としてトレードの関連性を持ち、医療費、教育費はベーシックインカムとは少し関連性の遠い別の項目なのかな、という印象です。
単純に。
例えば、1人あたり年間120万のお金をあげる為には、1人あたり年間120万以上の税金、を課さなきゃ成り立たないと思うんですけど?
…と、ここで聞いてみる前に、ググってみました。
で、なるほど!と思ったのが、下記のサイトの解説。元ソースをちゃんと読んで欲しいんですけど、結論だけ抜き出せば…
++++++
“ベーシックインカムのアイディアはリバタリアンの「再分配を所与の条件とした現実的な妥協点」として生まれた発想”
(quaora『ベーシックインカムの財源はどこから確保されますか?』から)
https://jp.quora.com/be-shikku-in-kamu-no-zaigen-ha-doko-kara-kakuho-sa-re-masu-ka
++++++
そもそもが【リバタリアンからの発想】って事に大変驚きました!
けど、わかってみれば納得です。個人的には面白いし、やれるであろう自分にとっては悪くない話だと思います。「が。」
…でも、これ相当キツいと思いますけど、本当に大丈夫ですか?社会保障とかの一切合切やめて、ベーシックインカム一本に絞るって、相当な【自助】の世界になっちゃいますけど?弱者には厳しい世界になりそうな気もしますけど。
イヤなら働かなくても済む、とかそんなヌルい話じゃ無いですよ?
ベーシックインカムって「巨大な釣り針」の様な気がして、今まであまりよく調べて来なかったのですけれど。
でも、これならわかる気はしてきました。
…うーん…けど…。やっぱり激甘な夢を見て、現実を直視しないでベーシックインカムに賛成する人が沢山出てきそうな予感。
1人1人が「自分の頭で」で相当しっかり考えないと、弱者には厳しい事になりそうに思います。
後になって、こんなつもりじゃないなかった、ってならない様に、よく気を付けて考えるべきではないかと。
リバタリアンとは一番遠い人達が、ヌルい事を考えて賛成してしまいそうで、ちょっと心配ですね。
結論。
私はいいけど、本当にいいの?
大きな勘違い産みそうなので、ちょっと危なくないですか?
「定額給付金10万円」と「ベーシックインカム10万円」は
「天国」と「地獄」
くらい大きな隔たりがあると思いますけど、大丈夫ですか?
全議会議員報酬、公務員給料半分に減額、消費税増額、ここまでして
実施する価値はないと思う。
ただし、定額給付金10万円はもう1回ぐらいはほしい。
興味深いスレッド有難うございます。色んな意見が集まり始めてなる程と考えながら読ませて頂いております。私の考えは今夜ゆっくり書き始めます。
多額の借金…それをどうするか?
10年後20年後若者の人口減少で、その負債を返済できるのか?気になります。
それに、ベーシックインカム導入により更なる格差社会に成ると思います。
「自己管理ができない人は淘汰される制度」
ですよね。
これ以上我が家の税金が増えないのならやってもらって構いませんが、絶対増えると思う。
しかも、医療費問題とかどうするのだろう。
困る人続出かな。
小泉「進」次郎ですね。
◆lickyさん
◆ギリアム・イェーガー・ヘリオスさん
皆さんコメントありがとうございます。
あまり人の(好きはともかく)嫌いに絡む気はありませが…
会社が非正規を雇うのは、労働力は欲しいけれど、終身雇用を求めていないということなんでしょうね。
なぜそういう社会になったのか?
山びと源さんが、インフレについて触れていますので、ここでベーシックインカムの役割について、引用してこようと思います。
『富裕層が貧困層を養っている様な仕組みは、今の状態です。BIは富裕層にも支給します。
経済の観点でいうと、生産が消費より上回っている状態が続いて、所謂成熟した経済社会での話になります。
仕事する人を増やすより、消費する人を増やそうという発想の転換です。今でも失業者や失業予備軍がいっぱいおられますけど、無理矢理仕事を作っている状態なんですね。そういった無駄を省こうという発想です。』
経済面でみたベーシックインカムの目的は生産と消費のバランスをとることです。
現在は大幅に生産が消費を上回り、例えば、まだ乗れる車を捨ててでも新しい車を買う(エコカー減税)…のような消費促進策で、消費を生産に追いつかせようとしています。
つまりこれは企業を通じて賃金という形でしか消費者にお金が回らない形だから、このような消費促進でしか生産と消費のバランスをとれないということです。(実際これでバランスがとれるともおもえません…環境にも悪いですし、まだ使えるものを大々的に破壊することも有り得ます。歴史が証明しているように思います。)
この、企業を通じた賃金という消費者へのお金の流れを、ずばり企業を介さずに消費者にお金を回すのがベーシックインカムです。
ベーシックインカム導入時は消費が大幅に促進されると考えられますが、生産に対し消費が上回りそうになれば必ず雇用が生まれます。何故なら、作れば売れる状態からです。
また時間が経てば消費も落ち着き、必要なときだけ賃労働が生まれるのではないかと考えます。賃労働にも需要と供給の関係が生まれ、誰もやりたがらない例えば3K労働などの仕事の賃金は上がることも考えられます。』
コメントありがとうございます。
スレタイは「ベーシックインカム」という知らない人には?な言葉を使わず、イメージしやすい言葉で、アンケートを集めたいと思ったゆえのタイトルです。
ここまでの流れを見て、誤解があるな、と思うのは、
医療保健(国民皆保健)はトレードすべきものではない。
社会保健の全てを廃止するわけではなく、トレードされるであろうものは、失業保健の廃止、生活保護の廃止、そして年金の減額、という3つかな、と考えます。
◆タケシ28さん
公務員の給与を減額するのではなくて、生活保護の資格審査にかかる手続きや、失業保健支給に関わる公務員を減らすことになります。
これらが財源の(全てではなくとも)一部と想定されます。
消費税は貧困層には重い税制ですから、所得税の増税が考えられます。
例えば、富裕層から貧困層まで、全て一律に20%の所得税を課すとしましょう。
年収200万円の人なら40万円の所得税が課されますが、年間120万円のベーシックインカムが支給され、プラス80万円ということになります。
年収1000万円の人だと、200万円の所得税が課され、120万円のベーシックインカムで、マイナス80万円ということになります。
これは、あくまで試案のひとつに過ぎません。
何を財源とするのか、いろいろな案があるわけです。
ベーシックインカムの目的は、複雑な複数税率の税制、社会保障の審査にかかるコストをシンプルな形にひきなおし、再三書いておりますように、今日の成熟した社会では、仕事を失い消費出来ない人たちが増えるほど、結果的に社会は富裕層も含めてマイナス成長に陥るという経済学の観点からその打開策として提案されたものです。
じゃあどうすればいい。失業し職を失った人は経済活動の輪から外れるしかないのか。それはそれで困る。景気がいいというのはお金の回転がいい事であり、消費を多くするために人口が必要。でも仕事がないから収入がない。だからお金を配るんです。全ての人が消費者として生きていけるだけのお金を渡し使ってもらえば経済は回る。
本当にそうなんかい?仮に一人10万円渡すには10万円の税収が必要。ありっ?配った10万円全部税金にしないとだめじゃん。財源足りない。では実際に計算してみる。10万円もらう。10万円使い切る。10%の1万円が税金になるとする。残りの9万円分がまた使われる。10%の9千円が税金になる。残りの8万千円がまた使われる。これを100サイクル位すると税金はほぼ10万円に到達する。つまり給付金は勿論、得た収入を全てみんながみんな使い切れば税金に戻る。財源は理論上確保可能。じゃあその他の社会保障はですが、毎月必ず働かなくても収入が得られるならば、医療費が掛かっても月賦で払えばいい事だし、生活保護なんて給付金を出すから不要となる。職を失っても生きていけるという論理である。つまり、失業するのではなく労働からの解放である。でも給付金でぎりぎりの生活で我慢できるのかという問題が残る。これは物を生産するのに人がいらないから安く作れる。給付金しか収入が無い人が多いから高い物は売れない。結果物価が下がる。物価が下がれば普通は給料も下がりデフレスパイラルになるが給付金があれば全員公務員状態で収入は減らない。収入一定で物価が下がれば相対的に収入が増えた事になる。
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つづく
では実例を見てみよう。フィンランドの社会実験結果によると給付を受けても仕事をやらなくなるわけではない。失業者も職を探す人の方が多い。なによりも人に対する信頼感が増すという報告がされている。
こうしてみると今すぐとか、限定した人向けでやると問題ありそうなベーシックインカムだけど、結構いけそうですね。
以上のことを踏まえたうえでの私の考え。「それでも日本には受け入れられないだろうな」今も原始的な生活を過ごしていると言われる狩猟民族には、獲物を集落全体で分ける人々がいるそうです。狩猟民族はいつ次に獲物にありつけるかが分からないから今食べられるのであれば食べる。そしてみんなで分ける。そんな土壌の文化なら消費が支えるベーシックインカムの考え方は受け入れられやすいって思います。一方農耕民族は収穫がある程度予測できるが、長期スパンでコツコツ働かないとならない。収穫までの時間が掛かるし、一部は次の種にしないとならない。だから備蓄に重きを置く文化ではないでしょうか。であればベーシックインカムは向いていない国民性かと思えます。日本って基本後者ですよね。
ですが大量失業社会本当に怖いです。我が子が働き盛りの頃ですが例え仕事が無くても自分を見失わない子にしないとな。
コメントありがとうございます。
ところで、ベーシックインカムは定格給付金のような一時的な制度ではなくて、社会構造を変えることによって生み出す制度ですから、多額の借金を財源にして続けるようなものではありません。
そんな銭ゲバの言うことを真に受けるのは危険だと思います。
当面の間は、AIが人間の仕事を奪うのは限定的でしょうね。
そんなにAIが役に立つなら、ブラック企業の経営者や利権ばかり主張する国会議員やその取り巻きをごっそり入れ替えてもらいたいです。
コンピュータなので、不正な蓄財は法令違反をすることは無さそうですし。
◆ほくのうさん
コメントありがとうございます。
先に、6つほど前のコメントで、タケシ28さんのコメントに答え、所得税率一律20%でざっくり計算しましたが、図のように、現在の日本の最高所得税率は45%なので、これ以下の税率ならば、富裕層の海外移住はないのではないか?と考えます。
◆Banyさん
そうですね。ベーシックインカムと国民健康保険はトレードしてはいけません。
しかし、支給されたベーシックインカムから国民健康保険を差し引くことによって、健康保険料を払えない人が皆無となります。
そして、ここが肝心なのですが、『企業が社員の健康保険(の半分)を払う必要がなくなる』ということです。
これにより企業の負担が軽減されます。社員の人数を絞って残業に頼るよりは人員を増やすほうが効率的ということになるわけです。
なかなか深い考察コメントありがとうございます。
『AI=人工知能』による雇用の減少。そう遠い未来のことではないといわれています。
ところで2045年の『シンギュラリティ』の意味ですが、これは「人工知能が人間の知能を上回る」年の予測と聞いています。
現在のようにひとつの事に特化した能力ではなく、何を命じても人間の代役が出来る汎用頭脳の誕生ということらしいです。
なんなら、AI自身がAIを設計し始め、もう人知の届かないレベルの人工知能を産み出し始めるそうですが…
物価が下がるかどうかは疑問です。人々の購買力が上がり、むしろ物価が上がるかもしれません。
と、いうより企業の雇用募集に対し応募人員が少なければ、給料水準を上げざるを得ません。
ベーシックインカムをするとブラック企業がなくなる、といわれる由縁です。
結果、それは商品の値段に反映するのではないかと僕は思います。
現時点でのAIでは、経営者や国会議員と入れ替えるのは無理です。AIは言葉などの情報の意味を理解していないからです。あくまでも差の特徴を人間では理解できないレベルで判別しているだけです。だから何かに特化した機能しかないんです。ですが2020年の今現在で少しづつ意味を理解しているようなAIも見受けられます。但しあくまでも「ような」のレベルです。
例えば、「今日動物園に行って、〇〇〇。」この○○〇を埋めろと要求すると、今までのAIはフリーズします。それは文章として何を入れても成立するため、何を選べばいいのか分からないんです。回答例として、「楽しかった」とか「街頭演説をした」でも文法上なんでも正しいですよね。だけど、文章として間違いが無くても、普通の人ならこの文章だけなら何となく「街頭演説をした」は変だなーって思いますよね。でも今のAIはそれの差が分からないと言われています。
ただ最近徐々にそれまでの文章を踏まえたうえで判断をするAIが開発されつつあります。動物園の例でいえば、「動物園に行った」と「楽しい」というつながりの文章が沢山あれば、AIもそれを学習して「楽しかった」という回答を導くらしいです。でもまだ意味は理解していない。動物園で動物を見て、触れ合うというのが楽しいという感覚・経験がAIにはないからです。でもこういった感情なども学習し意味を理解する強いAIが2045年位までには出現すると言われています。そんなAIが生まれたら所沢条司さんの言われる「ごっそり入れ替えてもらいたい」が実現するかもしれません。残る問題は国民がAIの導きを信じるかですね。医療の判断も医者の先生が言うのなら納得できるが、AIが判断したものは根拠が不明なので正しくても信じられないのではと言われてます。医療の世界ではAIの判定に理由付けをしてくれるお医者様が必要になるかもしれません。
BIから離れてAIの話になってしまいましたが、私としては竹中さんが安易に言うBIは信じないのですが、AIによって労働から人間が解放された時にどうするかの答えの一つがBIではないかと思っています。ただそれで実際に日本の社会が回るとは信じていません。日本人にBIは多分合わないと思うんですよね。でもこれからの若人は柔軟にそれを受け入れるかもしれないですね。
>AI自身がAIを設計し始め、もう人知の届かないレベルの人工知能を産み出し始める
そう、映画みたいな話なんですけどこういう時代がきっと来ます。プログラミング言語で一見文字化けじゃないの?っていうような文法の物があるのですが、その言語で初めて書かれたプログラムはAIが書いたそうです。そもそもそのプログラミング言語を作ったのは人間の筈だからその開発者なら書けるんじゃねーのって思いますが、雑誌の一角にちょっと書かれていた記事なので詳細は分かりません。
AIが発展しBIが社会インフラになった場合、物価は今以上に2極化が進むのではないかと思います。まず物(物理的に実態がある物とします)は安くなる。なぜなら人手を掛けずに安く作れるから。この物を買うのがBIが生きる為の生命線な層。一方エンターテイメントや芸術などのサービスはこれは人間にしかできないから高付加価値で値段が高くなる傾向かと思います。でも当然安いサービスも残ります。だって誰もが自分の才能を高く売れる訳じゃないですか。世にいる多くの人は(当然自分もです。)人に高く買って貰える才能は持っていないですよね。でも安いサービスでも買ってくれる人さえ多ければ相当な収入になりますよね。
でもBIで生きる事はできるんだから、そんなに贅沢を目指さず気の置けない仲間とゆったり過ごすのもありです。またBIならば複数人で共同生活する方が得なんだから、子供もたくさんつくるようになるかもしれません。仮に子供4人いて6人家族で7万円のBIなら42万の所得ですよ。これなら食っていけますよ。
うーんBI信用しない派の自分だけどAI&BI現実的にも思えてきたな。まあでもまだまだ30年以上はBI無しに皆さん働かないとですが。
>企業年金分として差し引かれていた
こういうのはリセットでしょうね。年金制度は積み立てではなく、世代間援助ですから。こういった問題もあって実際にBIに移行するのはそう簡単な事ではないと考えられます。
いってみれば革命的なアイデアだから定着して機能するには何かしらの痛みを伴い、痛みばっかりの人もいれば、徳だけする人もいる。でもほおっておくと、総共倒れの可能性が高いですよね。
他の方の話にも竹中平蔵氏の名前が出てくるので、気になっていたのですが、このアンケートを立てた主の私は、竹中平蔵のベーシックインカム案を知らないんですよね。
というわけで検索してみたのですが、月7万円、生活保護、年金廃止を主張されており、富裕層からは支給後に返してもらう、とか。
───私の感想は「雑だなぁ」です。もう少し案を詰めてもいいんじゃない?
うちの両親の年金支給額が月7万円に足りない金額です。
その意味では国民年金は廃止しても大丈夫なのかもしれません。
都会ではこの金額では暮らせませんね。田舎に移住する人が増えるでしょう。
とはいえ月7万円レベルで「健康で文化的な最低限の生活」を保障したとするのは無理があります。
フィンランドの社会実験がこのレベルだったと思うのですが、フィンランドは医療や教育など社会保障が充実した国で、その点での経済的不安が国民にありません。
ベーシックインカムのやり方は、これ!と決まっているわけではありません。
竹中平蔵案が全てではないし、私たちがベーシックインカムを論じる時、皆さんがご指摘するように、自己責任や弱者排除の社会に
導くものではないか、十分考える必要はあると思います。
私もAIが万能になり得るとは思ってないので、皮肉交じりに発言しました。
事務処理や過去のデータと参照など機械的な処理には便利でしょうけど、製造業への転用はかなり困難だと感じてます。
現行の技術だと業務用のバーコードや数字を読み取る装置もかなり高額です。
勤務先で導入する業務用の読み取り機は1台40万円で動作プログラムは別料金と話を聞きました。
AIで判断するなら、そこにコンピュータが必要になります。
AIのメンテナンスにかかる費用も従業員を雇うより安くなるのはずっと先の話ではないかと。
>おれんぢ式部さん
国民生活の根本が変わることなので、消費税のように政治家が勝手に決めてよい範疇の問題ではないと思います。
年金に関しても、きちんと払った世代が突然無しだからとか言われる不安もあるので拒絶反応が大きいのだと思います。
竹中平蔵氏が話題になるのは、菅内閣のブレーンとして彼がいるからです。
公的な福祉を縮小して、ベーシックインカムで賄えという案だと確実に少子化が加速しそうな気がします。
再びのコメントありがとうございます。
インフルではなくインフレと言いたいのだろうと思いますが、世帯人数によって金額を減額してしまっては、ベーシックインカムとはいえません。
ベーシックインカムは個人単位のものであり、世帯に支給するものではないからです。
インフレとは、相対的にお金の価値が下がる現象(ものの値段が上がり今まで100円で買えていたものが買えなくなる。つまり相対的に100円の価値は下がっている)ですが、バブル景気の頃がそうでした。
よく一万円のお札を降ってタクシーを止めていた、とかいう時代の話を聞きますが、僕自身そんな経験はありません。
あの頃は、派遣会社にいて残業三昧でした。
さて、今の世の中はインフレとは逆の、供給に対して需要がないデフレの状態です。さらにコロナが追い討ちをかけ、人々は旅行にすら行かなくなっている。
経済は低迷し、さらにデフレが加速しています。
Go to キャンペーンなど需要を掘り起こす対策ですが、仕事がなくても収入が保障される、ベーシックインカムは、その打開策となれるでしょうか。
まずは、その仕組みを多くの国民が知り、議論を深めることだと思います。
コメントありがとうございます。
年金はリセット、といっても厚生年金に含まれる国民年金部分がリセットされ、厚生年金部分は毎月返却することになるのでは?
というのが僕の予想です。
どうなるかはわかりませんが、
生活保護も同様です。
生活保護を受ける場合いろんな要件を満たさないと受給できませんが、BIの場合は全く無条件で、BIの使い道も他に収入があるかどうかも車を持っているかどうかも無関係になります。生活保護をBIに置き換えた場合、生活保護受給者は他人の目を気にしたり、不正受給を取り締まる必要もなくなります。
すなわちこれに関連する公務員は要らなくなります。
まずは公務員を減らさないと財源のプラスになりません。
>国民生活の根本が変わることなので、消費税のように政治家が勝手に決めてよい範疇の問題ではないと思います。
これが核心ですよね。今ある社会の延長ではなく全く仕組みを変える。それで本当にいいのか分からない。でも何もしなかったら40-50年後に大量失業少子化更なるデフレスパイラス等々の危険が考えられます。
だからこそ、こんな風にいろんな人が考える必要があると思うんですよ。別にBIという形はまだこれだって決まったものではないんですよ。だって日本じゃやってないんだもん。また数か国で社会実験をしていますが、限られた人でしか実験ができない以上莫大な税金が必要で、BIで経済が回るかの実験までには至っていません。(経済が回るかどうかの実験は国単位位でやらないとだめでしょうね。)あくまでも考え方の一つであって他にいい方法があればもっといいし、それを歴史はずっと探してきたんですよね。
だから、「BIってなんだよー。そんなの上手く行くわけないじゃん。」で澄ませるのはちょっと思考停止じゃないかなと個人的には思うんです。今回こうして色んな人の意見が交換できた事に大きな意味があると思っています。子供たちの未来のために今の大人が何かしないとならないのはいつの時代も避けれないテーマですよね。
因みに「2045年位に意味も考えられる強いAIが生まれて多くの仕事において徐々に人の手が不要になる」にはもう一つ大きな技術の進歩が必要です。各種センサーデバイスですね。色んなデータを集めてフィードバックするには、必要なデータだけを収集できるデバイス開発が不可欠です。例えば会話をするなら、相手の声だけ拾いたい。でも意味を考えるのであれば周囲のリアルな音もやっぱり必要。その辺をうまく区別できないと処理できないらしいです。なのでまだまだ人間は働ける(働かないといけない?)わけですね。
ありがとうございます。
意味のある深い考察をされていると思います。
子供たちの将来の時代、AI が仕事と雇用に大きな影響を及ぼしている。
自動運転が普及すればタクシー運転手は職を失いますし、銀行や事務職は大幅な人員削減が可能になるでしょう。
AI の時代を見越すことは大切ですが、今も富裕層と貧困層の格差が広がり続けています。私は現在の資本主義経済が、このまま汎用AI が生まれる30年後まで継続していけるとも思えないのです。
『働かざるもの喰うべからずの議論ですが、今の現状は、飢餓への脅迫を行い、過酷な長時間労働を半ば強制しており、今では、ワーキングプアも生じています。
飢餓の脅迫を迫らず、最低限の保障を誰にでも行うという事で、束縛を解かれた自由な労働を選択できるメリットがあります。
例えば、自営業を営むとして、倒産して、喰うに喰えなくなる懸念が解かれ、より積極的な商いもチャレンジできるようになります。
それに、人間というものの欲望から、積極的に働かずに最低限の生活で満足できるとは思えません。
ですから、BIは、働かなくても生活できるが、働けばより豊かになるシステムですよ。』
私が度々引用しているのは、私がベーシックインカムを最初に知った10年以上前のネット上の掲示板に書かれたコメントからの引用です。
その頃はAI の台頭など、誰もあまり意識していなかった時代です。
その掲示板のコメントが、今でも通用するところに、資本主義経済の限界が近づいている気がします。
30年先まで、今の生活が継続できるでしょうか。
消費税が上がり続け、生活が困窮し、人々は子供を産まなくなる。
少子高齢化社会で、誰が税金の負担を出来るでしょう。
貧困が蔓延している国ほど、犯罪が多発しています。
税金が納められない国では、警察官も雇えません。
30年も待っている場合ではないように感じています。
社会保障も取捨選択で行うことになるのが自然な考えで、ベーシックインカムの導入イコール全ての既存の社会保障の廃止というのも、暴論のミスリードかと。
提供される社会保障の一元化によって劇的に業務コストを下げることは出来ないかも知れませんが、纏められるもで現状より業務コストを下げられれば良いかと。
金額に関してもベーシックインカムを、何処までカバー出来るものにするかという話で、5万円の安アパートに住めるレベルにすればホームレス対策にはなるでしょう。
考え方として現在の消費税は、逆進性の高い税制で、一方でベーシックインカムは収入の多少に関わらず同じ金額しか貰えないので、相対的に消費税の逆進性を解消するメリットもある。ベーシックインカムを収入とすれば高額所得者の納税も増えるので、高所得者を外す必要もないと思う。
将来的という前提で。
ベーシックインカムの必要性が、ロボットやAIによる労働者の余りであるとするなら、ベーシックインカムの財源は、ロボット税やAI税になること予測します。
近い将来、高度に進み、かつ安価に導入できるようになったロボットやAIは劇的に生産性を上げることでしょう。
労働者よりも消費者の方が、より必要になるのかもしれません。
この場合、労働時間の上限を短くしてゆくことでワークシェアした社会になるかと思います。
ベーシックインカムの可能性があるとすれば、やはり現在では無く、未だ先という考えになりそうです。
もっとも、ベーシックインカムの形は、もっと根本的に違うものであった方が良いのでは無いかと思っています。
多分、一般的な配布を前提としたベーシックインカムでは導入自体が、社会全体には受け入れられないのかと想像します。
支える人が現状少なくなっていってるので、どんだけ税金を払わないといけないのだろうか?
コメントありがとうございます。
>将来的という前提で
やはり、ベーシックインカムはAI の普及と雇用者の減少とは切っても切れない関係ということになりそうですね。
先に僕は2045年の「シンギュラリティ」を人間の頭脳をコンピューターが上回る年と書きましたが、これは全人類の知識、能力を上回る、ということで、予測では、ひととおり一般的な人間と同じことができる汎用AI は2030年頃には登場すると言われています。
現在のSiri やgoggleアシスタントは、飛行機や宿の予約をする程度ですが、決算書やホームページ作成、市場動向の報告書作成など、上司が部下に命じるような事務作業ならなんでもこなせるようなコンピューターが登場し、やがてこれがヤマダ電機で売られるような価格まで下がってくると、劇的に人間の雇用を変えてしまう、とされています。
そして、そういうAI をいち早く開発、普及させた国が、いち早く蒸気機関の普及したイギリスや、いち早く内燃機関、電気が普及したドイツやアメリカ、インターネットを開発したアメリカのように、この産業革命後の時代の世界をリードする覇者になる、とまでいわれていて、恐ろしいのはアメリカや中国がこの方面でも進んでいることですね。
彼らの国は、軍事にこれを利用する可能性があります。
だから次の時代の覇者は平和思想を持つ国、日本でなくてはならない、という…
ところが、このままモノを買えない人が増え、需要が減っていく社会になると資金が回らず、AI を開発、普及させ世界をリードするような国になることもおぼつかなくなるかもしれません。
コメントありがとうございます。
月7万円の給付の場合、約100兆円の増税という試算があります。
現在の社会保障を廃止した場合、36兆円が浮くので、残りの64兆円を全て所得増税でまかなうとすると25%の増税です。
年収400万円の人が100万円の負担ということですね。
ただし、月7万円×12=84万円が支給されるので、実質的な負担は年間16万円、ということになります。
ここで「えー、16万円も!」と思う人もいるかもしれませんが、家族一人一人に年間84万円支給されるわけなので、世帯的な負担も軽減されるということを見逃さないでください。
4人家族の世帯では年間336万円の支給があります。
こうなってくると、子供をたくさん生み育てることが得になってきます。
そうなると結局民間の保険に入ることになって出費が増えますし
全世帯の数パーセント以下の高額所得者だけが累進課税が利かなくなる分だけ得するだけですよね
それでは支配者階級が庶民の面倒は見なくていい世界です
教育格差も固定され古代ローマみたいな一見リベラルだけど奴隷階級のある社会みたいになディストピアにしかなりえない
独り者で教育費の負担とか考えなくてよく
そこそこ収入もあり将来的に年金が不安な世代だとありなのかもしれないな
自分が弱者になるとか考えたこともない人ならありなのだろうな
古い話ですが、こんな記述をネットから見つけました。
『山崎元の試算によれば年金・生活保護・雇用保険・児童手当や各種控除をベーシックインカムに置き換えることで、1円も増税することなく日本国民全員に毎月に4万6000円のベーシックインカムを支給することが可能であるとする。具体的には日本の社会保障給付費は平成21年度で総額99兆8500億円であり、ここから医療の30兆8400億円を差し引くと69兆円となる、これを人口を1億2500万人として単純に割ると月額4万6000円となる』
ここで医療保健を除く、社会保障69兆円とされているのが、公務員人件費を含む金額なのかな、と思われます。
で、4万6千円。
この金額を毎月給付するからと言って、年金や失業保健、生活保護を廃止されては、大反対されること必至かと思われます。
その4万6千円から医療保健料を差し引くと2~3万円、これで失業保健がない!となれば、もうもらったぶんは貯蓄に回り、とても消費を増やす、というベーシックインカムの目的には届かないような気がします。
まあ、これは10年以上前の試算なので、『ベーシックインカム 財源』でネット検索してみるとよいかもしれません。
私は増税のない『政府通貨の発行』という手段を知っていますが、これを説明するのはとても難しいです。
キューバはスローライフで貧しく色んな意味で日本とは異なりますが、それはそれでせちがらくなく幸せなようです。ただ今の日本人が今更スローライフに戻れるかって怪しいですね。スマホのバッテリーが40%を切っただけでくるいそうになる子もいる時代なのに、そういう技術の多くが使えない生活なんて厳しいですよね。
ベーシックインカムはその制度自体がもはや異次元的なので(労働しないのに富がもらえるって事ですからね)、社会が異次元化しないと成立しないでしょう。でも人間の仕事が奪われる時代という異次元社会到来は避けられないと言われているため、それでも新たな仕事を作るか、人を掛けずに得られた富を消費する為に、所得の回転(ベーシックインカム)が必要になるかなんでしょうね。
順番としてはベーシックインカムを語る前に、人間は果たして本当に労働から解放される(仕事を失う)のかの議論なんでしょうね。
ただ労働からの解放もある日突然来るのではなく徐々に人間が不要になる。その時にじゃあベーシックインカムならどうよって議論していちゃ間に合わないんだろうな。
富裕層の気持ちになってみれば…
私達は45%もの所得税を払っているのに、なぜ低所得者は5%~10%程度なんだ?
みたいな思いがあるのではないかと想像します。
こうしたことから、国民一律の所得税による、再分配論が出てくるのかなと思います。
しかしながら、これから失業者がどんどんと増え、生活保護などの社会保障が必要となる人が増えていくと、今のままの課税システムで社会が維持できるはずがないのは明らかで、消費税の増税では、さらに貧困層を増やす結果になり、企業に増税すれば、企業は海外逃亡する、という、いずれも経済衰退の結果になっていく。
これを解決するには、「消費を増やして経済を回す」という観点が必要で、そこがベーシックインカムの主眼だという理解を広げることが必要なのだと思います。
格差社会が広がるとか縮小できるとかは、どうでもいいとまでは言いませんが、やや二次的な議論かなぁ。と僕は考えていますが、まあ、生活のことを考えるのは無理もないですよね。
共産主義が失敗したのは、
「一生懸命働いても怠けていても、収入は同じ」だから社会が発展する気力を失った。
共産主義は富は一律平等なんで、富の再分配ではないんですよね。
国家による分配ではありますが、頑張った人は収入が高かったわけではない…
しかも土地は全て国家のもの。個人の土地じゃあないので、嵐が来るからといって農地を保護しに行く理由もない。自分の土地だったら、保護しに行きますよね。
結果、農作物が不足して餓死者が出た。
そこは、一緒にしてはいけないところだと思います。
ベーシックインカムは、頑張れば収入を増やせるのですから。
日本人が貯蓄するのは、戦争の費用をまかなうために国家が「欲しがりません勝つまでは」と一大キャンペーンをした結果、民衆に貯蓄癖がついてしまったからと、池上彰さんが解説していました。
宵越しの金は持たねえ、という江戸っ子気質なんか、今の都民には聞かれませんね。
働かなくても収入がある、このアンケートでは10万円を設定しましたが、ベーシックインカムを浸透させるとしたら、2~3万円から始めるのが現実的なのかな、とは思います。
これから親になる方々が悲しい思いをしない為に
そういう制度になると良いですね
こうしてコロナ禍を経験すると、今の社会保障制度ってさすが無難ですね。ベーシックインカムって給付金を定期的に与える代わりに基本なんでも自己責任。コロナ禍みたいな緊急時に選択と集中がやりにくいんかなと。
といっても現在の制度で完全な選択と集中ができているわけでもないんですけどね。それを極めると多分中国共産党の体制になるのかな。それは困る。
>> じんで@肘の君 さん
>>ベーシックインカムって給付金を定期的に与える代わりに基本なんでも自己責任。社会保障の全てをベーシックインカムに置き換える。これは新自由主義的ベーシックインカムといって僕は反対です。
その他の社会保障は無くしても、国保は置き換えてはいけない、と主張しています。
選択と集中、とか言っても、それは政治家が予算配分を決めるわけで、ベーシックインカムがあったとしたら、選択と集中が出来なくなる、という理由にはなりません。
また、コロナ禍での選択と集中が、果たして正しい決断なのか、ということにも受け止め方が多々あると思います。
そりゃ多少予算の余裕はなくなるかもしれませんが、国家予算の全てがベーシックインカムに回るわけではありませんし、それ以外の予算では政治家が采配を振るう余地があるわけで…
コロナ禍で考えると、収入減少を多くの方が体感していると思いますが、ベーシックインカムがあれば、大衆の購買力は無くなりませんから、経済は回る。
商店の経営者も仮に店をたたむことになっても、失業保険なら受給期間の制限がありますが、ベーシックインカムならとりあえずコロナが長引いても食うには困らない。
大きな借金を抱えないうちに、店をたたんで質素に暮らし、景気回復したら再出発する、そんな機動力の軽さが提供出来ると思います。
今の選択と集中は、経営者を借金漬けにしているだけだと思うんですよね…
経営者は補助金で家賃を払って、店を貸す家主(資本家)は家賃収入は入って安泰だけど、経営者は苦しい。
これって健全なのかと。
ベーシックインカム下の社会では、見通しが立たなければ経営者は店を手放せばええんですよ。
景気が悪くなれば家主(資本家)の収入は減少する、これが健全な社会やと思う。
今の制度で救済されていない方々を
少しでも減らす政策がまずは肝要かと
ホームレスとなって住民票を失うと
ほぼ福祉から見放される事になります
ネットカフェ難民の方でもスマホは
正式の手続きで入手したはずでしょう
契約や履歴等を遡れば住民票が無くても
戸籍に繋げる事は必ずできるはずです
礼節を知るには先ず大前提として
「狭いながらも楽しい我が家」が必要です
今 雨風を凌ぐ事にさえ苦しんでいる方を
少しでも見逃さない様にしてください