【SIM道楽】楽天miniで UnLimitから MTXC-eSIM(docomo)への切替えに挑戦

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楽天mini にiOS13ランチャー ↑ とコントロールセンターを適用してみました。やはり慣れ親しんだ iPhoneライクなトップが使いやすいです。
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楽天miniは、国内初のeSIMオンリーなスマホであったり、1円キャンペーンの猛烈販促やら、さらに対応周波数・LTE-B1仕様変更問題やら…と次々に話題の尽きない楽しみ満載の楽天MNOのオリジナル･デバイス。
そうは言っても通話アプリの Rakuten-Linkと併せて使えば、これまでに無い一味違った楽しみ方のできる新製品だと実感しています。



さて、当方としては複数のeSIM(Un-limit, Flexiroam、MTXC, Ubigi)については既にインストール可能を確認してきました。　
そこで確認されたのは、搭載後の eSIM間の 『切り替え』操作がイマイチ安定せず、有効な eSIMを切り替えると「ロード済」の他のeSIMが　「一覧リスト上から消えてしまう…」という難儀な問題がしばしば発生するということでした。「消える…」といっても跡形もなく削除されてしまうわけでは無く、「一時的に回線一覧リストに表示されなくなる…」というものでした。

と、ここまでのことは 前回レポ ↓ 参照　

【SIM道楽】楽天Miniで Un-Limit(eSIM)に加え 複数eSIMをトライ…[追記あり]
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/74650





今回はさらに一歩進めて、同時搭載してある複数のeSIMのうち、Un-limit eSIMから、MTXC eSIMへと 『eSIM回線の切り替え』 ることで、楽天パートナー(aU)ネットワークから、MTXCローミング回線になる NTT Docomoネットワークに接続変更することを試みました。



まず事前準備しておくこととして :

楽天mini に
・ Un-limit eSIM ロード済み　(現在・Rakuten 有効)
・ Flexiroam Global Prepaid eSIM ロード済み(待機中/今回お休み中)
・ MTXC Global Prepaid eSIM ロード済み(待機中/ PAYG=Active中 )
・ Rakuten-Link は楽天mini上でアクティブ中

まずここ まで ↑ 辿り着かないと、ここからの話の醍醐味が味わえません(笑)
ここからが本番です。

↑ 画像の中、携帯通信会社(eSIM回線)一覧リスト(左図)を開き、MTXC-eSIM回線名をタップすると、「携帯通信会社を切り替えますか?…」という選択肢が表示されます(中央左図)。ここで覚悟を決して(笑) …[切り替え]を選びます。

(ここで最も注意するポイントとして、MTXC-eSIM回線名の右端にある『歯車』マークをクリックすると、中央右図のような 「無効になっています　[有効にする][ 削除 ]　」という選択スイッチが表示されます。

しかしここで、この[有効]スイッチを押してはイケマセン!!!
押すと、MTXC回線は[有効]に切り替わるものの、非常に高い確率で、他のロード済の待機すべきeSIMが全部消えてしまう現象が発生します(経験では ほぼ 99%)

ということで、この既知の難儀な問題を回避しながら、eSIM回線の切り替えを行います。 約3～8秒程度の時間が掛かります。瞬時というわけには行かないので…ちょっとドキドキします(笑)　そして上手く行けば、右図のように MTXC [有効]、Rakuten [待機]と言う状態に切り替わり、更新されます。

この段階で、これまでアクティブになっていた Rakuten-Linkは、回線切り替えと同時に強制的にログアウトされてしまいました。
一旦ログアウトされると、UnLimitが既に無効(MTXC有効)になっているので、Rakuten-Linkを再ログインすることは出来ません。(認証コードが受信できない)
なので、回線切り替え後も そのまま Rakuten-Linkをアクティブ利用したい場合には、回線切り替えの前に Rakuten-Linkを他の Androidスマホに分離インストール&アクティブ化しておくことが必要になります。
そうすることで、回線切り替え後(UnLinit=OFF)であっても、他のスマホ上で Rakuten-Linkは影響を受けることなく、普通に利用可能です。



【重要・注意!!!】 【重要・注意!!!】 【重要・注意!!!】
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これら一連の操作で、エラー発生なくeSIMの切り替えが上手く行えるのは、当方の経験的からみて現時点で 成功確率 50%(五分五分)位(?)というような感じです。なので、eSIM操作に不慣れな方や、少しでも不安な方、復帰方法の分からない方は、やらない方がいいです。現時点で 安易にお勧め出来る操作ではありません。

さて、
MTXC GlobalプリペイドeSIMの利用時に、当方の生息地では NTT Docomo の LTE:B1,3,19が接続できるので、それぞれの接続を確認してみました。



①MTXC-eSIM @楽天mini で NTT-Docomo(B1)回線データ接続
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測定APP : OoKla
TGTサーバー : Tsukuba
Ping = 178ms
DN = 24.6Mbps
UP = 14.7Mbps
ローカルネットワーク : NTT Docomo (B1)
SIM管理元 : MTXC (Luxembourg)



②MTXC-eSIM @楽天mini で NTT-Docomo(B3)回線データ接続
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測定APP : OoKla
TGTサーバー : Tsukuba
Ping = 198ms
DN = 17.6Mbps
UP = 8.16Mbps
ローカルネットワーク : NTT Docomo (B3)
SIM管理元 : MTXC (Luxembourg)




③MTXC-eSIM @楽天mini で NTT-Docomo(B1,3,19)回線接続の確認
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B1,B3,B19 を比並べてみると、やはり 私の生息地は都会に比べて地方ゆえに B19の電波は B1, B3に比べてシッカリ入ってきていることが分かります。いずれにしても、この楽天miniで Docomoネットワークが使えることが確認出きたことは有難い。



該当するどの周波数帯の電波もあまり強くは無い場所なこと、それとMTXC-eSIMの接続国が Luxembourg(LUX)ゆえに PING=170-200msと 国内simより 大きな値を示している環境ではありますが、通常のウェブ・ブラウジング、SNS、IP電話等では、特に不都合はないレベルでした。




ここ数日、楽天miniの 周波数対応仕様について、「当初搭載されていた B1 が削除され、B4が追加される仕様変更がなされ…」という突然の予期せぬお知らせが入ってきました。米国を除く世界各国でも主要なFDDバンドの B1が落とされる変更ということで、ユーザーからは疑問や落胆の声が多数上がっています。　

そんな中、幸か不幸か、当方の楽天miniは「仕様変更前」の旧ロットだったようで、シッカリと B1 を掴んでくれていました。
まぁ、もともとメインスマホにする予定も無く、最初から期待値もそれほど高くなかったので 結果オーライということにしておきます(笑)


ということで、国内唯一の IIJ-eSIMも今後の利用可能な選択肢になる～と言うことで、また次の機会を見て楽天miniの eSIM体験に加えてみたいと思っています。




以上、Android eSIM機、楽天miniを使い、楽天Un-Limit パートナ～(AU)回線から、 GlobalローミングeSIM-MTXC に切り替えて、NTT-Docomo回線で B1, B3, B19についての接続体験でした。

おまけ TIPS-1;
Rakuten-miniに　eSIMはいくつ迄追加ロードできる…???
今のところ、4つのeSIMを同時搭載できることを確認しています。最大いくつか…? 知りません(汗)

おまけ TIPS-2;
Ubigi-eSIM と Airalo-eSIM についてはeSIMロード出来たものの、なぜかデータ接続に至りませんでした。理由は不明。当方の単なる操作ミスかもしれません。要フォロー、上手く行った方がいたら教えて～

おまけ TIPS-3;
MTXC-eSIM, Flexiroam-eSIM, Ubigi-eSIMについては、一旦インストールした後に『歯車』のところで[削除]をした場合には、後の操作に於いて、既に一度使用した QRコードが再利用できます。ただし、最初にインストールした時と同じスマホに再インストールした場合のみ(体験済み)。別のスマホに同じQRコードを再インストールした場合～??? (再使用できるか否か、たぶんダメ? 未体験です)

おまけ TIPS-4;　↑　
MTXC も Flexiroam SIM状態管理のAPPが提供されているので、利用に際しては eSIMの状態(Active, 接続、プラン、APN等) をよく理解しながら操作する必要があります。事前にAPPの理解を深めることで不測の事態に陥らずに済むかと思います。




最後に、

楽天miniの対応周波数は どちらかと言うと国内特化の周波数対応なので、Un-limitの海外ローミング利用や他社Global ローミングeSIMの海外利用を予定するユーザーは、UnLimitプランでは海外利用(2GB/月)出来ることになってはいるものの、実質的にあまり期待できそうにない感じです。

なので、現時点で複数 eSIMロードして切り替え利用の可能性を考えるのであれば、せめて IIJ-eSIM(44003)との同居で Rakuten/Docomoの回線の国内使い分け程度に限定した使い方落ち着くのではないでしょうか。

また周波数対応が少ないことから、この楽天mini-eSIMモデルでは 「海外データローミング・2GB/月」という恩恵があるにもかかわらず、実質的な使い道が極めて限られた サービスになりそうです(泣)
やはり 「海外データローミング・2GB/月」を効果的に利用するには iPhoneや Pixcelのように 多くの周波数帯をカバーするGlobal対応なスマホで Un-limitプランを活用するのが賢明のように思います。



[ 参考 ]
【SIM道楽】楽天Miniで Un-Limit(eSIM)に加え 複数eSIMをトライ…
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/74650