「正常性バイアス」という言葉を知っていますか?part2
こんにちは。
みなさんは「正常性バイアス」という言葉を知っていますか?
毎日、スマホやテレビから、コロナコロナ・・・
しかし「自分や家族は大丈夫」な気がしませんか?
だってあれはスマホやテレビの向こう側の話でしょ?
私は大丈夫!感染しない!
そう、それが「正常性バイアス」です。
正常性バイアスとは、認知バイアスの一種。
社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。「正常化の偏見」「恒常性バイアス」とも言う。
出典ーウィキペディア(Wikipedia)より
交通事故のニュースを見たから車で外出しない、という人は、ほぼいません。
地震に備えて非常食や装備を整えようという気持ちは長続きしません。
洪水に備えて自宅近くのハザードマップを確認する人は少ないです。
だってそんな心配を毎日していたら不安でたまらないし、精神的に疲れてしまいます。
「正常性バイアス」は人間の心を守るために必要なのです。
しかし「正常性バイアス」は人間にとって危険な場合もあります。
「今の時期に海外旅行する人」
「外出自粛要請出ているけど遊びに外出する人」
「海外旅行帰りで、咳が出るけど卒業式に出る大学生」
彼らはバカなのではなく、脳のメカニズム「正常性バイアス」に従って行動しているだけなのです。(程度の個人差はあります)
「私は大丈夫」「ただの風邪に違いない」などと考えるのです。
「周囲が自粛していないから、自粛しない」これは「多数派同調バイアス」と言います。
「周囲が自粛してるから自粛する」
「周囲がスマホだからスマホに換える」
「周囲がiphoneだからiphoneにする」
身に覚えがある人も多いのでは?
物事を考えて行動してる人など、そう多くありません。
コロナ対策にとって最も難しいのは「人の心」なのかもしれません。
あなたは「正常性バイアス」という言葉を知っていますか?
避難してって言われてるのに、津波がすぐそこに迫っているのに、全く危機感なく道を歩く人の映像を前に見ました。
軽症で病院にかからなかった人や、検査を受けていなかった人々(隠れ感染者)が、知らないうちに新型コロナウイルスを広めうる...
「その命を奪ったのは、わたしかもしれない」
感染スピードを遅らせる都市封鎖、学校・職場・店舗などの閉鎖や、他人と一定の距離を保つなどの対策が功を奏することを願ってやまない。
コロナに限らず危機管理が大事ですね。
私は物事を悪い方に考え勝ちなのですが(備蓄も一杯)家人が非常に正常性バイアスが効いているので😰、今やっている家の大掃除が済んだら遺書を書こうかなと。
その前に不義理にしている人々に手紙を書いて、会いに行けない人にこまめに電話しなくては……とやる事が多くて閉じ籠もりが全然苦でないのは良いのか悪いのか😓
……生き残れたら採算度外視でPCとスマホを購入してやる……
難しい話をありがとうございます。新型コロナウイルスのお陰で
世の中、横文字や難しい言葉が大流行りです。
やれる事は手を尽くしやれるだけやって頑張って生き延びましょう!
ドン底最悪を想定したらそれに向けての準備とそこを避けたり這い上がったりのルートが色々見えて来るのでむやみやたらと右往左往しなくて良いのです。