スキー場のインバウンド需要
こんにちは。
今年は雪が無いんです。毎週のように行くスキーが今年は出来ません(近場の片道1-2時間圏内のスキー場は全て積雪不足)ので「雪がありそうな」岩手県安比高原に行ってきました。
昔はよく行ったんですが、私の家からは3時間近いので子連れでは泊まりになるためここ数年は遠ざかっていました。子連れだと日帰りできる近場を選びますので久しぶり、息子にとっては初の「遠征」です。
2022年には北京で冬季五輪があるということもあるとは思いますが、まぁ当然のことながら中国の方が多いです。あとは今夏季である豪州の方でしょうかね、結構見かけました。
インバウンド需要によって復活の兆しがあると言われるスノーリゾートですが、行ってみて驚いたのはスキーセンター(リフト券販売や売店、レストランがある建物)がちょっとした免税店になっているわけです。
AV220V仕様の炊飯器、14万円也。スキー場で売れるんでしょうかね??
この時期、山は全体的に白くなるはずなんですが、見事にゲレンデのみが白い。まるで春スキーの季節です。
気温はそれなりに寒いのですが雪が降りません。そうそう、北京冬季五輪は夏季五輪も行った会場、同じところで開会式をやるみたいですね。もちろんスキー場なんかは別の場所になるわけですけれども、冬の北京に雪のイメージはありません。やはり全体として降雪量は少ないらしく、中国のスキー場は人工降雪がメインみたいですね。従って天然雪のパウダースノーにはやはり一定の魅力はあるわけで、それを求めて日本に来るみたいです。
コースはそれなりにふかふかの雪があって息子(手前)も満足した様子でしたが、人がいませんwwガラガラです。今年は雪が少ないというのもあるから低調なんでしょうけれども、積極的にインバウンド需要を得ようとしないとスキー場も淘汰される時代が来ているのは確かなようです。リフト等設備老朽化と共に需要減で閉業するスキー場もだいぶ多いみたいですね。快適に滑れるのはとても気持ちが良いのですが、無くなっちゃうと困ります。
スキーの後の一杯は格別です。
ゲレンデ中腹のレストラン。外国人の方はとても多いのですが、レストラン支払いは現金の他はAliPay(PayPay)とクレカ対応。メニューは日本語のみ。で、セルフ方式なので「番号札18番の方ー」などと呼んでいましたけれど(それでわかる人は良いが)やはり細かいところでこういう部分の「国際化」は難しいと感じます。
英語のアナウンスまで必要か?というとそれはどうなんだろうとか。それでも街中には英語メニューを用意している店もだいぶ増えましたが。
それでもラーメンやソフトクリームをニコニコしながら食べている人を見ると「ああよかったね」と思えるw東京五輪・大阪万博を控え、どこまで対応していくのか考える必要があると感じました。
コースに入っていました。
日本人がスキーに来なくても、外国人が来てくれるのはありがたい
ですねえ❗❗
いま、日本中の観光地(に限らず?)が外国人が来てくれるように躍起になっています。それは大いに結構、そうしないと需要減でどこもかしこも縮小してしまいます。
キャッシュレスの推進はそのためでもあると思うんですよね。
北京は確かに雪が少ないですが、今年は降雪が多いですね。
スキー場には行ったことがないので、スノーマシンがどの程度使われているのかは知りません。
中国全土で考えると、人工ではないスキー場は多くあると思いますよ。
>今推進しているキャッシュレスって、中国人以外でも使えるような仕組みになっているのでしょうかね?
バーコード決済(AliPay=PayPay)は中華向けだと思いますが、基本的にクレカが使えるようになっていればそれでOKかと思います。非接触である必要性は無いですし。VISA/MasterがOKならOKかと。
>北京は確かに雪が少ないですが、今年は降雪が多いですね。
>中国全土で考えると、人工ではないスキー場は多くあると思いますよ。
なるほど。そもそもスキー場って多いんですか?
少なくとも先日行った長春には、きちんとしたスキー場が複数箇所ありました。
多分ハルピンにもあると思います。
四川省にもあるようです。
多いか少ないかというのは難しい回答ですが、絶対的な数だともしかしたら日本より多いかもしれませんね。
何しろ日本より遥かに広いですから…
でも、スキーをする比率はかなり低そうに思います。
そりゃまぁ国土を考えると中国にも多数あっても不思議ではありませんが、本当のところはどうなんだろう。