【自作PC】NVMe SSD WD SN500(500GB)導入
今までCrucial M550 256GB(CT256M550SSD1)というSATA接続のSSDを使用したのですが、
以前よりもゲームアプリのデータが大きくなり何本も入れていると空き容量が少なく
なって来ました。
そこで現状よりも容量の大きいSSDを導入しようと検討し、どうせなら今まで使った事の
ないNVMe SSDをと考え、WD Blue SN500 500GB(WDS500G1B0C-00S6U0)を10月に
購入しました。
価格は10月時点、NTT-Xにて7,480円(税込)。
WD Blue SN500の特徴ですが、独自のコントローラーチップとキオクシア(旧東芝メモリ)
の64層 TLC NANDチップを採用した、NVMe SSDとしては比較的安価なモデルになります。
一般的に、最近のNVMe SSDではPCIe Gen3 x4という4レーンタイプのものが多くヒート
シンク無しでは、温度が高くなりすぎてサーママルスロットリングが働き、スペック
通りの速度が出ないケースが多いです。
しかし、SN500はPCIe Gen3 x2と2レーンでシーケンシャルリードが1,700MB/sと
遅めな分、低発熱な事に利点があります。(^^
また、遅いと言ってもそれでもSATA SSDだと最大でも550MB/s程度が限界なので
それよりかはずっと高速です。
さて、実際の製品はこんな感じです。
一般的なType 2280というサイズ規格のもので幅22mm×長さ80mmとSATA SSDに比べて
かなりコンパクトです。
ちなみに、Windows 10 November 2019 Updateをクリーンインストールしたかった為、
最近取り付け作業を行いました。(^^ゞ
取り付け後、Crystal Disk Info 8.3.2で確認してみた所下記の表示となりました。
アイドル時ではありますが温度が37度とNVMe SSDとしては低めです。
ちなみに使用しているマザーボードがASUS H97-PROという古めのものの為、
PCIe Gen2 x2止まりの対応で、規格上10Gb/sが上限になります。
そして、Crystal Disk Mark 7.0.0での結果がこちらになります。
比較参考の為、以前使用していたSATA SSD、Crucial M550 256GB(CT256M550SSD1)の結果
も掲載します。
前述の通りマザーボードが古い関係から、フルの性能は出せず、シーケンシャルリード
で828MB/sと理論値の約半分という結果となりました。(^^;
それでも、以前使用していたSATA SSDだと557MB/sだったので、約1.5倍の速度アップ
にはなっています。
また、同時並列なQ32T16 4KBランダムリードが403MB/s⇒815MB/sと2倍以上に向上
した為、HDDからSATA SSDを導入した時程では無いものの、体感的にも少し速くなった様
に感じますね。(^^
さらに、単独のQ1T1 4Kランダムリードに関しても、27MB/s⇒43MB/sと向上しているので
この効果もあると思います。
ランダムアクセスに関しては、下記サイトと見比べる限り、Crystal Disk Markのバージョンが
違う為単純比較は出来ませんがPCIe Gen 3かGen 2かの差は殆ど出ない印象ですね。
・【自作ゲームと趣味の日々】「WD Blue SN500 NVMe M.2 SSD 500GB」をレビュー。
上位互換でSATA SSDキラーなエントリーユーザー向けNVMe M.2 SSD
http://blog.livedoor.jp/wisteriear/archives/1074227982.html
WD Blue SN500は、初めてNVMe SSDを導入してみたいという方でも扱いやすく、NANDメモリを
製造する会社と直接関わりのあるWestern Digitalが販売している製品なので安心して選べる製品だなと思いました。(^^
また、3D TLC NANDチップを使用している製品なので、安いが書き換え耐性の低い
QLCチップのものを避けておられる方にもオススメです。
(実はPCIe x2接続のSSDは以前から存在していたらしいのですが、SN500が登場するまで知りませんでした…)
僕は残念ながら(?)、SN500登場前にPCを組んでしまったため、SATAタイプのWD Blue SSD(M.2)です。
惜しむらくは、1TB以上のモデルが何故か登場しないことです。
試しに私のSSDのベンチ結果です。このようなベンチ結果ではMVNeなのかSATAなのかは不問ですね。どちらにしてもパフォーマンスが出ていません。
ちなみにasustekのZ77マザーです。
自室のデスクトップ(ショップPC)は i7 2600Kが普及して安くなってきた頃に買ったと思われるんで、7年くらい前なのか。
なので、昨今のPCを取り巻く事情には疎いんですが、NVMeSSDなんてものが普及してたんですね。
ググってみたら、既に結構安い!
コレ ↑ はテスト方法とか、何かがおかしいのですかね?
アプリの設定はデフォ
自室の古いPC+新しくもないSSD
デバイスマネージャーによると〝SamsungSSD 850 EVO 250G〟
850 EVOにはRAPIDモードというものがあるようですね。
空いてるメインメモリ(RAM)をキャッシュ代わりに使って、少しでも高速化させようとする技術のようです。
SSDの純粋なスピードテストをする場合、おそらく既にインストールされてあるSamsung Magician SoftwareというソフトでRAPIDモードをOFFにする必要がありそうです。
ざっと調べた感じなので間違ってたらすいません。
コンピューターの事を良く、知っておられて羨ましいです‼(^▽^)/
CPU-Ryzen2600
マザボチップ B450
SSD SSD 760p SSDPEKKW256G8XT
です。
発熱怖いのでヒートシンク付けて60℃行かないくらいです。
安い上にヒートシンクなしで40℃以下はイイですね。その位の速度ならウチのPCと体感では差はないでしょうし。
はい、バランスの取れた良いNVMe SSDだと実際に使用して感じます。(^^
私も、最大容量が500GBなのは少し残念に思いました。(^^;
>アオリイカ0614さん
11/5に登場したばかりの最新バージョンになります。(^^
・【窓の杜】UIを刷新、ベンチマーク機能も強化した「CrystalDiskMark 7」
が正式リリース
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1216454.html
>jyoroさん
M.2スロットが搭載となりNVMe SSDに対応する様になったのはZ97やH97と
いったIntel 9シリーズチップセットからなので、Z77でしたらSATA SSDだと
思います。
ただ、SATAだとしてもやや低めの結果ですね。
元々速度が遅めのSSDをお使いなのか、連続した空き領域が少なくなり
速度が落ちてきているのかどちらかだと思います。
ちなみに後者に関してはMyDefragというアプリを使い、Flash memorydisks
という空き領域の連続化のみを行うモードを実行し、その後Windows標準の
デフラグツールを実行してTrimを掛けるとある程度は速度が回復するかも
しれません。
・【ぼくんちのTV別館】MyDefrag:簡単・高速・高機能なフリーの
デフラグソフト
https://freesoft.tvbok.com/freesoft/pc_system/mydefrag.html
仰る通り、昔は非常に高かったので、その頃から比べるとかなり手頃に
購入出来るものになりました。(^^
ただ、起動ドライブをHDD⇒SATA SSDに変更する時に比べると体感的な
速度差は小さいので、M.2スロットのないマザーをお使いの場合は、
CPUやメモリ、マザーボードを一式入れ替える時に導入するのが良いと
思います。
ちなみに850EVOのベンチ結果に関してですが、これはorion_さんが指摘
されておられる通り、メインメモリがキャッシュとして働いているの
だと思います。
Samsung Magician SoftwareのRAPIDモードをオフにすればSSD本来の
ベンチ結果になるでしょう。
>たけちゃん3さん
いえ、そう大した事はないです。(^^ゞ
>AMDユーザーさん
発熱が少ないのは実際に使っていて気楽に使えて良いなと
感じてます。(^^
シーケンシャルな読み書きに関しては余程大容量なデータを日頃から
扱っていないと差を感じにくいので体感差は確かにそれほどなさそう
ですね。(^^
あとは、AMDユーザーさんお使いのIntel 760pの方がQ1T1の4Kランダム
リード性能が上なので、もしかするとこの差を少し体感できるかも
という所かなと思います。
>のいんさん
可愛いキャラクターなのでプロ生ちゃんバージョンを入れて
みました。(^^
Windows起動も速くなったでしょう(*´ω`*)
自分では十分だと思います。
それ以上速くしても変わらないと思いますが
ゲームだと違いが出るのでしょうかね?
最近まったくゲームしないので違いが判らない自分です(;^ω^)
私もやってみました。
結果はこんな感じです。
自分もやってみました。SSDはADATAのXPG SX8200(480GB)です。
スペック上では読込3200MB/秒、書込1700MB/秒とのことです。
ヒートシンクが標準装備なのでベンチマーク中でも58度ぐらいまでしか上がりませんでした。
実際に使っていても速度に不満はありません。むしろ最近やり始めたゲームで、ロード中にちょっとした説明文が出るのですが、ロードが短すぎて読めないぐらいです(笑)
それにしても使用時間8231時間で電源投入回数が25回って……
SATA SSDを導入した時点でかなり高速化していましたが、さらに少し速く
なった印象です。
ゲームに関してですが大抵の場合はSATA SSDで十分高速なので差が出て
読み込みに1~2秒短縮出来るかどうかという感じだと思います。(^^ゞ
これ以上の高速化はメモリ素子自体の革新が起こらないと難しい
でしょう。
一応、Intelの3D Xpointメモリ(Optane)があり、ランダムアクセス性能が
NANDメモリより高速なのですが、価格が約6万8千円とかなり高いのでとても
手が出せないですね。(^^;
・【自作PCとゲームと趣味の日々】「Intel Optane SSD 905P M.2 380GB」
をレビュー。高速ランダム性能かつ高耐久なOptane SSD、待望のM.2版は
システムストレージに最適か
http://blog.livedoor.jp/wisteriear/archives/1073222015.html
・【オリオスペック】Intel SSDPEL1D380GAX1 380GB Optane SSD
905Pシリーズ M.2
https://www.oliospec.com/shopdetail/000000007588/
>のいんさん
おぉー、WD Black SN750 1TBをお使いですか!
流石、WD Blackといったベンチ結果ですね。(^^
>jun428さん
ADATAのSSDは安くて速くコストパフォーマンスが良いですね。(^^
私もXPG SX8200 ProやSX6000 Liteあたりを検討に入れていました。
ゲームのロードが短すぎて説明文が読めないのは速いのは良いですが
ちょっと不便なところもありで複雑ですね。
私の所もそんな感じになりそうです。(^^ゞ
電源投入回数25回ということはほぼ付けっぱなしでの利用かなと
思いました。(^^
故障率に関してはむしろSSDの方が低く壊れにくいです。
・【パソコンの選び方と買い方】SSDはHDDよりも故障率が低い?
https://pcinformation.info/pcparts/ssd-lower-failure-rate-than-hdd.html
最近は大規模なサーバーにも使われる様になりました。
・NAND型フラッシュメモリの生みの親 東芝に聞く エンタープライズ向け
SSD製品の最新動向と将来に向けた取り組み【前編】
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/special/747089.html
問題があるとすれば、適切な移行ツールを用いてデータ移行を行わないと
データコピーの問題で正常に動作しないリスクがある事でしょうか。
私の場合は、そもそもWindowsをクリーンインストールしていますが、
バックアップはAcronis True ImageのWD版を使用して行ってました。
以前勤めていた職場のPCをSSDへ移行する際もこのソフトで移行して
問題なく動作しているのでこちらがオススメです。(^^
ちなみに、なるべくNANDメモリを製造している企業の製品の方が無難
です。
あまりに安い製品だとNANDメモリチップがリマーク品だったり品質が
悪いものが使われている事があります。
会社で使用される場合はCrucial、Intel、WD(Western Digital)、SanDisk、
Samsungといったメーカーのものがオススメです。
そうなんですね
ちょっと打診してみようかと思います