JDI(ジャパンディスプレイ)、中国ファンドからも見放される
スマホの有機EL化が進んだり、白山工場を新設する際に巨額投資を行った影響等で
経営が傾いているJDI(ジャパンディスプレイ)ですが、中国ファンとからの支援が
見送りになった様です。
・【日経新聞】JDI、中国ファンドが支援見送り 再建案白紙に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50233940W9A920C1I00000/
高品質なスマホ向け液晶ディスプレイを供給していた同社ですが、有機ELディスプレイ
開発が遅れている他、中国ディスプレイメーカーの台頭によりコスト面でも太刀打ち
出来なくなっているという構造的な問題があるため厳しいのだと思われます。
こうなると、「もはや解散した方が良いのでは…?」とも言えなくもない状況ですね…
6 件のコメント
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” 経営再建中の液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)は26日、金融支援を受ける予定だった中国の投資ファンド「ハーベスト・テック」から、支援を見送るとの通知を受け取ったと発表した。一方、1億ドル(約107億円)を支援する予定だった米アップルが、支援額を2億ドルに引き上げるという。・・・”
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190926-OYT1T50248/
「大変だったけど、あの件で供給過剰で価格叩き合いのスマホは見切れて、5Gや自動車、ロボット、手術カメラなど新しい分野に集中できたんだなぁ」。
となるといいです。
ただ潰さないとは思いますが。
逆に中国系ファンドの場合は現状だと欧米のファンドが「ハゲタカ」と呼ばれていた以上にシビアだと聞きますし、むしろ「選択と集中の結果、うまく持ち直せばそれで良い(そうすりゃ最終的にお手頃、かつ需要側の言い値で取引させられる)」ってことじゃないかと。
※昔から言うじゃないですか、「xxとxxは絞れば絞るほど取れる」
って。まさに金を出してるところはそれを望んでると考えれば、余計に
背筋が寒くなりますけどね(苦笑)。