【金曜美術館】クリムト展 ウィーンと日本1900/東京都美術館
Eテレ「日曜美術館」ではありません(笑)
http://www4.nhk.or.jp/nichibi/
本日(5/17)、午後半休を取って上野へ···。
東京都美術館です。
クリムトと聞くと官能的な女性の絵を思い起こされる方も多いと思いますが、単にそれだけではありません。
そこには生と死の間で、女性が瞬間的に輝く時を切り取ったクリムトならではの感性が見て取れます。
クリムトは風景画も多く遺していますが、その多くが正方形です。
諸説ありますが、望遠鏡で風景を眺め、それを元にデッサンしたとも···。
《アッター湖畔のカンマー城III》制作1909/10年
ウィーン万博で日本は初めて公式出展を果たしますが、それ以降ジャポニスムがブームになり、クリムトも貪欲に取り入れます。
また、同世代の画家たちからも影響を受けています。
その顕著な風景画は下掲。
<今日の一点、僕のお気に入り>です(笑)
《丘の見える庭の風景》制作1916年頃
過日にスレ立てした【水曜美術館】ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道/国立新美術館 と併せてご覧になられると良いかもしれません。
https://king.mineo.jp/my/59b45e4f4c098b0e/reports/50918
画家というよりも、芸術家クリムトを濃密に堪能できる展覧会です。お勧めです!
17 件のコメント
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大きな銀玉のある美術館ですかね。
行こうかどうか迷ってます。
溢れる好奇心と知識の集まり(̿▀̿ ̿Ĺ̯̿̿▀̿ ̿)̄☝
( ̄∇ ̄ノノ"パチパチパチ!!
(´・c_・`)💭
![DSC_1049.JPG](https://img.king.mineo.jp/system/content_comment_images/images/000/000/376/142/M_image.jpg?1558145748)
>619_ak@mnemo さん>大きな銀玉のある美術館ですかね。
この「銀玉」のことですか?
これなら東京都美術館の前庭に展示されていますよ(笑)
>クリムトを題材に再現写真撮ってるアーティストをこの間知りました。
それ、興味あります。
Inge Prader氏のことですよね?
クリムトの絵画は装飾性・寓意性が高いだけにある意味面白いかもしれません。
>溢れる好奇心と知識の集まり(̿▀̿ ̿Ĺ̯̿̿▀̿ ̿)̄☝
溢れる知性、漂う気品···トヨバレタコトモアル(笑)
>近くにいらっしゃったら、お寄り下さいませ♪
ニアミスしてたかもねぇ~?(笑)
>う……うん、行きたい
>(´・c_・`)💭
トヨタ自動車が協賛していることもあって、7/23~10/14 豊田市美術館でもありますよ。
どっちにせよ新幹線ですね!(苦笑)グフフ
そんな感じの方です。
着眼点が面白いけど、僕はクリムトの装飾性より(エゴン)シーレの狂気の方に惹かれます。
芸術において難しいのは模倣となぞりの間の自意識です。
割り切れない自身の暗部との向き合い方、多くは見えかったり無かったことにしてやり過ごします。
>僕はクリムトの装飾性より(エゴン)シーレの狂気の方に惹かれます。
シーレに理解のある方がいて他人事ながら嬉しいです!
「狂気」という言葉を借りるなら、「恐れや不安」からの逃避ではなく対峙するための手段として「狂気」を自身の芸術性の中に昇華させたものと捉えています。
六本木の国立新美術館へお出掛けくださいませ(笑)ペコリ
はまだ余裕あるので、東寺を優先してトーハク見に行ったら、入場規制が掛かってました。
ただ並んで待つのも嫌だったので、常設展を先に見ようと思ったら、丁度無料デーでして。こちらもなかなかの盛況でしたよ。
刀剣女子とか、昔はいなかった客層も結構増えましたね。外国人客も沢山。
館内をあれこれ見て回り歩き疲れましたが、十一面観音立像はとても良かったし、平成館も楽しい見せ方してました。伊能忠敬の地図や江戸時代の五街道図も大変素晴らしく…
などと考えてましたら。
特別展を見るの、すっかり忘れてました!
東寺の仏像さんを見に行ったはずだったのに。立体曼荼羅は来週に持ち越しですorz。
まずいまずい。来週は表参道に行かねば。
最近、色々忘れっぽくていけません。
東寺講堂は3月末に行って、多くの仏さまたちは入れ違いで上野にご出張でした(苦笑)
その後、上野で拝することができましたが、間近に、そして背面も拝観できるのがいいですね!
しかし、講堂の天井高さと空間、空気感は何物にも代え難いです。
ぜひ、上野でもお楽しみくださいませ。ペコリ
>最近、色々忘れっぽくていけません。
僕もそうですよ(苦笑)
展覧会情報はグーグルカレンダーに入れて管理しています。
リマインダー利用しています(笑)
引っ越しマニアだったとか、人間臭いエピソードが好きです。
(多分、部屋汚かったんだろうな笑)
娘を題材にした芝居のチラシ絵を五十嵐さんが描いてたの思い出しました。
実は昨年ウィーンのベルべデア他で観て圧倒されました。でまた今年も先週行ってきました。とくに昨年見落としていたレオポルド美術館(なかでもエゴン・シーレ)が目的。
素人の感想ですが、クリムトはどうもイコンを感じるところがあって、非常に惹かれるとともに反発するところもあるんですよ。でも観たい。
![燦々/五十嵐大介.jpg](https://img.king.mineo.jp/system/content_comment_images/images/000/000/377/026/M_image.jpg?1558313776)
>619さん北斎、号を改めること30回。
引っ越しは93回だそうです。
ゴミ屋敷(長屋)になったら引っ越す、その繰り返し?(笑)
画業よりも、その人間により惹かれます。
ハッキリ言って奇人です(笑)
いみじくも法名に「奇」の一文字が入っています。
南牕院奇誉北斎居士
>娘を題材にした芝居のチラシ絵を五十嵐さんが描いてたの思い出しました。
漫画家の五十嵐大介さんのこの絵ですね!(笑)
ウィーンにまた行かれたのですね!
羨ましいです!
>クリムトはどうもイコンを感じるところがあって、
多くのイコンは二次元的に描かれており、クリムトの装飾的な手法に通じるところがあります。
だからではないでしょうか。
>豊田市で見る予定です。
日本の多くの美術館は天井高さが足りないような気がします。
そのため同じ絵画でも違った印象を受けます。
豊田市美術館は(行ったことが無いので)どうなんでしょう?