【SIM道楽】カードeSIMの SlimDuetで 平成最後のスピードテスト 12:30 の実績
Slimduet SIMサービス は海外グローバル・ローミングSIMサービスのうち、eSIM(カード・タイプ、or スティッカー・タイプ)という分類に入ります。 HISの「変なSIM」と同様で、その本家(original)となるサービスであろうと勝手に想像していますが、その「変なSIM」と比べ、サービス価格が約1/3となる、コスパの観点に大きな魅力を感じられるサービスかと思います。
「変なSIM」プランとSlimDuet プランの価格比較の例については下記するように、ほぼ世界各国別に一律に、
「変なSIM」=200MB/1日/500円に対して、
SlimDuet =200MB/1日/US$1.51(約170円)
となっています。
また、「変なSIM」は日本国内での利用は不可ですが、SlimDuetは国内での接続が可能です。この差についての理由は知る由もありませんが、Slimduetの国内ローカルネット接続先がSoftBankであるのに対し、HIS 「変なSIM」は b-mobile (docomo MVNO)が裏方サポートしている都合上の不都合によるものではないかと邪推しています。。。(真偽不明)
さてさて、本題。
SlimDuetで 平成最後のスピードテスト測定結果です。
相変わらず国内MVNOにおいては鬼門の12:30の接続パフォーマンス。なかなか快適な速度を確保するのが各社とも難しい状況が続いているようですが、SlimDuet SIMのスピードテストをしてみました。
スマホ : iPhone 6S(SIMフリー)
測定 : OoKLa アプリ, Signal Checkアプリ
接続元オペレータ : CUHK (China Unicom HK)
接続サーバー・address : 203.160.71.XXX
ターゲットサーバー : TSUKUBA
ローカル・ネットワーク・オペレータ : SoftBank LTE
接続バンド : B-3 (1,3,8,28,41)
PING : 147ms
DNスピード : 32.3Mbps
UPスピード : 2.75Mbps
日本国内利用の場合の接続元オペレーターはChina Unicom HKが選ばれるので、PING=147msと、海外ローミングSIM接続としては、まずまずの値を示してくれます。(国内SIMのPING=二桁msには及びませんが…)
GWの真っただ中、皆さんそろって民族大移動中のせいか 12:30にもかかわらず快適な接続パフォーマンスでしたね~
SlimDuetは利用対象国が120ヵ国+、200MB/1日/US$1.51という、解り易い料金体系なのが特徴で、利用国(地域)によってローカルネットワーク・オペレータはもとより、接続元オペレータも変更するという、グローバルローミングSIMとしては珍しく、IMSI/APNを書き換えるというeSIM機能を携えているサービスです。
IMSI/APNを書き換える機能を持っている同様のeSIMサービスとしては AIRsimサービスが挙げられますが、AIRsimサービス, SlimDuetサービス、共通している注意事項としては、
①SIM入替え後や、
②渡航先到着後の接続開始
には、eSIMの書き換えが発生するので、それを確実にするために、必ず電源OFFからの再起動をすることが必要かと思います。この点、IMSI/APNを固定している一般のグローバル・ローミングSIMの利用開始操作とは少し異なる操作になっています。
相変わらずの SIM道楽、ニッチな話題に興味のある方向けで恐縮です(笑)
参考投稿 : SlimDuet について
【SIM道楽】待望のSlimDuet・コンボSIMを香港からゲット <その1・入手編>
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/47115
【SIM道楽】待望のSlimDuet・コンボSIMを香港からゲット <その2・試用編>
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/47122
【SIM道楽】 SlimDuet を使ってみたいけど…
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/36815
・ ビデオやYoutubeなど 動画を見ない
・ 大量の高画質写真をアップロードしない
・ アプリの更新しない
・ スピードテストしない !! <== これ重要(笑)
程度の抑制が効くようなユーザー(笑)であれば、
・ SNS,
・ eメール、
・ グーグルマップ使用
・ IP電話利用
を賄えるデータ量ではないでしょうか。 (200MB/日=6GB/月)
また データー量使い切り後は 128kbps接続となります。SNSやeメールでは問題なく利用できますが、グーグルマップの移動中の利用はちょっと苦しいかも。
業務出張などの業務で利用するには不向き。やはりオフィスではWiFi優先利用が必須です。
オマケとして、
simcard infoデータです。
IMSI はサービス購入毎に書き換えられます。
ここに表示はありませんが、APNは利用国、または利用地域により設定されていて現地到着時点で電源ON・起動で「自動で書き替え(可変)」されます。
自動書き替えエラーも発生することがあるので、不慣れな向きには要注意ポイントです。
4/24発表 : 日本通信、Taisys 社と暗号資産(仮想通貨)のスマートフォン向けコールドウォレット機能提供で合意
https://www.j-com.co.jp/news/1902.html
そもそも、日本通信が進めている FinTechプラットフォーム、FPoS(Fintech Platform over SIM、エフポス)は、貼るタイプのSIMの特許保有者である Taisys社のSIMを採用したもので、この二社間では eSIMのサービス化において協業が進んでいるようです。HISの「変なSIM」もこの一環から派生してたということでしよう。(途端に SlimDuetの国内販売が終了してしまいましたが…汗;)
将来的にまた何か新しいサービスが出て来ると面白いですね。
iOS版 SlimDuet APPについて
4/30付で
v 1.0.0.8
が更新リリースされました。