八王子変態端末オフ6に参加

2018年11月17日(土)、株式会社エイビットで開催された「八王子変態端末オフ6」に参加しました。エイビットは現在は防災および業務向け端末の開発・製造がメインですが、一般向け製品としてはPHS端末が有名です。ストラップフォン、Heart、イエデンワなどがあります。
PHSは現在も年10万台ぐらい製造していて、ガスメーターやエレベータのインターホンなどの3G・LTEへの代替が難しい分野ではまだまだ使われています。

去年に続いてMVNO事業者のエックスモバイル社長の木野さんが登壇されました。エックスモバイルは全国に70店舗の実店舗があり、100店舗をめざして全国各地へ1年700回もの出張をされているそうです。店舗はフランチャイズが多く、自社よりも規模が大きい会社が運営しているパターンが多いとのこと。
今回、「新製品」として「シム名刺」が発表されました。紙の名刺やアプリ名刺ではすぐ捨てられてり記憶に残らないですが、SIMカードとすれば自社サービスをすぐに試してもらえるメリットもあります。IIJをMVNEとしたプリペイドサービスで開通から3日間500MB使えます。
難点は1枚999円もかかる発行コスト。1万枚一挙に刷ってやっと実現したコストだそうです。

続いて、極楽鳥さんの発表。ガジェット好きのための「デジコーデ」というサービスを開始しています。
https://digi-coordi.com
国内からは入手が面倒な海外端末やクラウドファンディング端末を、レンタルで試せる仕組みです。とがった端末は、せっかく購入・バックしても気に入らなくて売却してしまうこともありますが、レンタルで試せば気軽に使うことができます。

トリは端末評論家である山根さんです。このイベントのため香港から駆け付けてくださいました。去年末から「ノッチ付き端末」ばかり出ていましたが、6月以降は「脱ノッチ。変態端末の宴」という状態になりました。カメラが飛び出す／背面もディスプレイなど。
来年は画面巨大化／背面が光沢グラデーション／トリプルカメラ・超広角／2画面 or 折りたたみ／音声入力／5Gがトレンドになるだろうとのお話でした。

最後の歓談タイムでは恒例となった「端末お披露目」です。一見すると、振り込め詐欺事件に使われた端末を押収したかのように見えます;-) イエデンワ・ホムテルが異様に多いのは「里帰り」だからですね (エイビットが開発)。Uniherz ATOM は4台集まりました。

なんと、抽選会でホムテル3Gを当てました!! デュアルサービスのSIMを入れると音声通話やテザリングが可能です。12月1日のmineoパーティーにはぜひとも持参したいと思います。