広島トライアングル復活
広島市はもともと川でできた三角州ですが、このトライアングルというのは三角州という意味ではありません。
広島県内には県主導で昔から広島市、呉市、東広島市の3つの市を交通網で結ぶトライアングル構想があります。東広島市側には広島空港もあってこの構想の一部です。(空港は厳密には東広島市ではありませんがお隣です)
東広島~呉間はJRがなくバイパスで結ばれているのですが、広島~呉、広島~東広島間は道路でもJRでも結ばれており、このJRの在来線がいずれも2か月前の大雨災害で不通となり大混乱を生んでいました。
世間の関心はその後の台風や地震の話題に移りましたが、広島ではこの主要幹線の復活が緊急課題でもあったのですが、それが昨日になりようやく回復しました。深夜たゆまぬ復旧作業でやっとここまでこぎつけたようで、多くの人がほっとしています。
まだ災害の傷跡は各地に残されていますが、アクセス面での大きな課題が解決したことで一つの節目を超えたように思います。
4 件のコメント
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よいニュースです♥
電車の本数もほぼ元に戻ったようで、一安心です。
復旧活動をされている方々、ありがとうございます。
広島市などの西方面や呉市などの南方面からアクセスする場合は、高速、バイパス、JRのいずれも東広島市の高屋がアクセスポイントになります。
知る人ぞ知る事実ですがJRのアクセスポイントである白市駅は実は白市ではありません。実際には高速道路のSAもある高屋町の小谷(おだに)という場所にあります。
白市というのは少し離れた場所にあって、かつては城下町として、交通の要衝として栄えていたそうで、その名を残すためにあえて近隣のJR駅を白市駅と名付けたようです。