アップル32％増益、サムスン34％減益

①日経8/1「アップル32％増益、iPhone販売単価20％上昇　4～6月」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33653700R00C18A8000000/

…米アップルが31日発表した４～６月期決算は純利益が前年同期比32％増の115億1900万ドル（約１兆2880億円）、売上高が同17％増の532億6500万ドルだった。増収増益は６四半期連続。

…スマートフォン（スマホ）の需要は停滞期を迎えているが、販売単価を２割近く引き上げ、収益性を確保した。腕時計型端末などスマホ以外の製品やアプリ販売の手数料収入も市場予想を上回り、業績を押し上げた。



②日経7/31「サムスン、スマホに暗雲　4～6月34％減益 〜インド2位後退　中国シェア0%台 望みは「折り畳み」〜」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33604350R30C18A7TJC000/

…「当社のライバルは米アップル。ファーウェイは注目しているが、小米などはほとんど気にしない」。17年春ごろ、あるサムスン関係者はこう豪語した。アップルの高収益体質に追いつくため、いかにブランド力を高めるか。当時のＩＴ＆モバイル部門はアップルしか眼中にない雰囲気があった。

…それが今では軽視していた中国勢に足元を揺るがされている。市場では「サムスンは中国スマホの品質向上のスピードに対する研究が足りない」（韓国の証券アナリスト）との声が聞かれる。アップルのみをライバル視する戦略を捨てなければ、サムスンのスマホ事業はじり貧になる可能性が高い。



③日経6/28「アップルとサムスンが７年経て和解、スマホめぐる知財紛争」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32334630Y8A620C1MM0000/

…もはや「信念」の戦いだったといえる。５月にサンノゼの地裁陪審がサムスンに損害賠償として５億3900万ドル（590億円）を支払うよう求めた際、アップルは「この係争は常にお金以上の意味があった」とコメント。「サムスンは明確に我々のデザインをまねていた。アップルで働く人たちの懸命な仕事と革新を守り続ける」とし、判決を歓迎している。



→日は昇り、また沈む