Googlecast Audioをモバイルルーターで使ってみよう
新しいおもちゃを買いました。
Googlecast Audioというもので、Googleplay Musicやインターネットラジオなどのサービスを利用していればとても快適な製品です。
https://www.google.com/cast/audio/
クルマのオーディオにつなげたいので実験をしてみました。
Googleplay Musicアプリは低速回線でも充分使えるのですが、
Googlecast Audioをモバイルルーターに接続して低速回線で再生すると、、、
・・・使い物になりません。
(当然、節約OFFでは快適に利用可能です。)
モバイルルーターはLTE(MR-03LN)と3G(BF-01B)で試しましたが大差なし。
どうやらGooglecast Audioにはバッファが無い様子。
アプリでは充分なバッファ容量を確保しているということなんですね。
それでもたまに途切れたり少々苦しい感じがします。
mineo回線は低速で流れ続けるデータは苦手なのでしょうか。
以前使っていたOCNモバイルONEではもう少しマシだったと思います。
そこで。
低速が案外使えるという評価もあった某流通系のMVNOを契約することにしました。
契約するまでが一苦労というお話しもありますが、大型連休真っ只中に大型ショッピングモールに突撃。
ぐるぐると回り続ける駐車場の走行時間よりも短時間で手続き完了。
たぶん10分前後かと。
その後1時間ほどでアクティベーションも完了。
やっぱりSIMは切り離されて裏からセロハンテープで貼られていたわけですが・・・
で、低速モードに切り替えてみて、、、mineoと大差ないなぁ。。。と。
3日間で366MB以上消費すると制限が発動するので音楽かけっぱなしもマズい。
ということでいきなり存在価値を失ってしまったのでした。
某流通系の回線を普段使いのメインにして、
退役済みのAndroidにmineo回線を刺してGoogleplay Music専用にするのがいちばん堅いのかもしれません。
(低速モードでは量の制限がないので・・・)
twitterやらメールやらその他通知音、着信音を鳴らさない設定にしておけば当初の目的も達成できます。
Googlecast Audioは今のところ低速モードでは使用できないようです。残念。
音楽が流れているところに突然着信音が鳴り響いたり、通話内容がスピーカーから丸聞こえなんていう「事故」を防ぐことができます。
案外、電気を消費します。(無線LAN接続だから?)
モバイルバッテリーで使用可能ですが、5,000mAh(3.7V)では5時間程度でカラになります。
電源の端子と3.5mmジャックが反対側にあるので、実際に配線すると見栄えが悪く、情けない格好になります。
(操作するものが何も無いので、見えない場所に隠せばOKでしょう)
付属のUSBタイプの電源でもモバイルバッテリーでも電源由来のノイズは少なめです。
クルマのシガープラグからとるDC5Vのようにノイズまみれの電源では電源からのノイズが盛大に乗りますが当然でしょう。
音質は必要充分です。
さすがにハイレゾとか求める方には向いてないと思いますが、音は良いです。
ちゃんとしたDACが載っているんですね。。。
https://www.ifixit.com/Teardown/Chromecast 2015 Teardown/50189
http://www.akm.com/akm/en/file/datasheet/AK4430ET.pdf
マニアの方からすればオモチャだと思いますが、普通に聴くには充分なものだと思います。
複数個組んで広範囲で鳴らすなどの面白い使い方もできそうです。
電源ONで3.5mmジャックの奥から光デジタル出力が常時点灯します。
Diskmanなどで採用されていた3.5mmプラグ型のminiTOSLINK→TOSLINKの変換ケーブルが使えました。
とりあずDACというかAVアンプのDSPにつないだらちゃんと44.1KHzで動いています。
光デジタルで接続すると、電源由来のノイズが皆無になります。
Wi-Fiの設定変更は毎度パスワードを入力する必要があり、地味に面倒です。
頻繁につなぎかえることは想定していないのだと思います。
価格.comとかで多数のレビューがあるのでそちらを参考にされたほうがいいかと思いますが、とりあえず僕の目線での感想です。
いや、、スゴイです。コレ。
こんなにもコンパクトなのに据え置き用というのだけが残念ですが。