スマホのバッテリー「完全放電後に充電すべき」は嘘
日刊SPAの電子版に面白い記事が掲載されていたので転載します。
バッテリーを永持ちさせる方法についての記事です。
以下、日刊SPAの電子版からの転載です。
新たな学説や研究結果により、これまで信じて疑わなかった常識が覆ることがしばしばある。なるべく賢くお得に生きるためにも、常識は常日頃から更新しておこう!
バッテリーを長持ちさせるためには、完全放電後に充電すべき?
「スマホのバッテリーを長持ちさせるためには完全放電してから充電すべし」という話はよく耳にするが、これは嘘だという。
「単3形などのニッケル水素電池では残量がある状態で充電するとメモリー効果が出て100%充電できなくなっていました。ですが、スマホで使われているリチウムイオン電池ではこうしたことはないので、残量がある状態から充電しても構いません。むしろ、完全放電後に充電すると電池の劣化が進むので避けるべきです」
なお、100%充電後はケーブルを抜くのが理想だという。特に充電中の利用はNG。99%→100%のような細かい放充電が繰り返され、劣化に繋がるのだとか。
詳細は以下をご覧ください。
http://nikkan-spa.jp/1089861
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9 件のコメント
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一時期(けっこう長い期間)、バッテリー消費の激しいゲームを、ケーブル繋ぎっぱなしで毎晩やっていたことがあり、1日に何度もケーブルを差したり抜いたりしていたこともありました。
バッテリー交換を検討中ですが、近くにアップルストアも正規サービスプロバイダもないため、iPhone修理工房さんならアップル純正バッテリーを使用して交換してくれるとのことなので、依頼しようかと思っています。唯一、単身赴任先から自宅に帰れば来店できるお店なので。
満充電は仕方ないにしても、完全放電は避けたいものです。
パナソニックみたいなバッテリーメーカーが資料公開してますから、その辺ググると詳しく出ています。
満充電や電源に繫ぎっぱなしはだめにしてもすっからかんから満充電が一番まずいとか(つд`)
化学的安定性が一番高い状態なんだとか。
新品のバッテリーとかだいたい50%前後なのはその為。
私はこの話は会社で何かのReportを見て知りました。
従来聞いていた話とちがうなあ~ と思ってました。
>>100%充電後はケーブルを抜くのが理想だという。特に充電中の利用はNG。99%→100%のような細かい放充電が繰り返され、劣化に繋がるのだとか。
これは気を付けたいですね。
分かっていてもやってしまう時が有りますから。
一方で、使用途中での充放電を繰り返すと、充電制御の設定レベル(0〜100%の電圧の学習値)がずれていくので、0%まで一度放電することでリセットをかけると、設定レベルが適正になって正常動作に戻ってくれると考えています。
ごくたまに0%まで放電するというのは、そういう意味かなと。
もれなく私もそうしています。
例えば6時間後に起床します。
スマホ見るといつも100%充電です。
これもしかして99%→100%のような細かい放充電してるんでですか?
充電中に電源落とすわけにも行かないし、
気にしようにも難しいですね。
その辺は端末メーカーの充電制御次第だと思います。チャイナなんか、酷いの一杯ありますからね。一概に言えないんですよ。
通話中のスマホが爆発して顔や指が…(自己規制)…とか、信じられないような事故が大陸ではほんとに起きてます。
過放電させてから過充電すると爆発して当然なのがリチウム充電池です。メーカーはそれを安全に使う為に様々な保護回路をつけています。
充電池がどうなるか、は充電制御次第なんですよ。ピンキリです。
例えばノートPCなんかはACアダプタ繋ぎっぱなしで使うのがごく普通ですよね。一旦フル充電するとバッテリー回路を切り離して給電ケーブルからの電気だけで動作させたり、満充電に近いゾーンだと多少減っても充電させなかったり、そういう制御をする事で繋ぎっぱなしで使えるようになっています。
なので、結論は「一概には言えない」でしょうか。責任ある立場になればなるほど、公式回答はこうなると思います。
---無駄な豆知識---
ざっくり言ってチャイナバッテリーなんかは3.7V表記です。国産だと3.6V表記を目にする事もあるでしょう。
3.7Vを標準とする事で短寿命になりますが、3.6Vより詰め込める分、見かけの容量が増えます。同じバッテリーでも、3.7V表記にする事で大容量に化けるのです。
安い互換品のチャイナバッテリーが短命だったり、表示の数字ほどバッテリーが持たない気がしたりする事があるのは、この辺の誤魔化しも一因になっています。
(これも構造の違いによるものもあって「一概には言えない」んですが…)