茶碗を持たない国々
ご飯茶碗を手に取り、お味噌汁の椀に直接口をつけるのは、日本ではごく自然な動作です。ですから、韓国や台湾の食事マナーを初めて知った時は、少し戸惑いました。
お茶碗は手で持ち上げず、テーブルに置いたまま食べる。汁物も器に口をつけず、スプーンやレンゲですくっていただく。
これらは日本の常識とは異なるものです。特に印象的だったのは、韓国のお酒のマナーです。目上の方がお近くにいる時は、顔を横に向けて口元を手で隠しながら飲むのだそうです。そういえば、石破さんもお酒以外でもそんな飲み方をしていたように思います。
日本ではむしろ背を向ける方が失礼にあたりますから、その違いにしばらく考えてしまいました。
とはいえ、これらはその土地の長い歴史と儒教の教えに基づいた、大切な文化でしょう。そう理解しましたので、ぎこちないながらも、その作法を真似してみることにしました。
テーブルに置いた茶碗に顔を近づけてスプーンでご飯をすくうのは、自分でも少し可笑しく感じられました。いぬ食いと日本では言うと思います。
それでも、相手の文化を尊重したいという気持ちの方が、勝りました。
異なる文化の食卓に座りますと、自分の当たり前が決して世界の当たり前ではないことを、改めて実感します。
そして、そのぎこちなさの中にこそ、他者を理解するかぎがあるのだと、今ではそう思うようになりました。
3 件のコメント
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。


最近でこそ、日本酒をワイングラスでいただく方も増え、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」
https://www.finesakeawards.jp/
なども設けられていますが、現在でも日本酒をワイングラスでいただくことに対する抵抗感を持つ方々も少なからずあります。
最近、やっと理由が理解できました。
昔ながらの日本酒では、香りをわざわざ飛ばす必要があったそうです。
吟醸酒を含む特定名称酒全盛の現在からは、理解困難な世界です😳
https://king.mineo.jp/circle/cf98ee8a1ef8a180/contents/973/comments/10373
おいしすぎて二度と飲むまいと思いました(笑)。
度々あちらの文化に造詣が深い方
を判別するのに話題に上がりますね。
かなりの数の国会議員が、
あちらの文化に傾倒されている事が
よく分かります。