eSIMflyの1GB/7日プランが本当に4キャリア対応なのか試してみる
ossi555さんが、
「3キャリア対応のプリペイドeSIM」
https://king.mineo.jp/reports/325537
というスレッドを立てて、圏外対策用として3キャリアに対応したプリペイドのeSIMを調べているという話をされています。
その話の中で、eSIMfly(SIM2Flyではない)
https://esimfly.net/
1GB/7日については楽天モバイルを含む4キャリア対応となっているという話をされていました。
これは面白いと思い、本当に4キャリア対応なのか自分で購入して調べてみることにしました。
日本国内、1GB 7日間有効のeSIMとなります。1ドル161.3445円の換算レートになっていました。
PCで手続きをし、クレジットカードで支払いが済んだら画面にすぐeSIMのQRコードが表示されたので、今回はiPhone17にインストールすることにしました。
プロバイダは香港のHutchison HKのようです。
初めてインストールしたeSIMなのに、こういう場合なぜか「以前XXXXXとして使用」と表示されるんですよね。
この「以前XXXXXとして使用」と表示されることが、初心者の方が勘違いしてeSIMを削除してしまう原因なのかもしれません。
「ネットワーク選択」では、ソフトバンクが選ばれていました。
こういうローミングSIMの場合、下の「データローミング」をオンにした時点から利用開始となります。
本当に有効になっているかどうか、スピードテストで確認してみます。こちらのプロバイダ表示はMulti-byte infoとなっています。これはどうやら上海の会社のようです。
速度は下り12.6Mbps、まあ、いつもこんなものです。
今回の利用目的は本当に4キャリアに対応しているかなので、「ネットワーク選択」で「自動」をオフにし、KDDI(au)にチェックを入れます。
無事「ネットワーク選択」がKDDIに切り替わりました。
スピードテストをすると、下り55.9Mbpsです。私の自宅ではau回線が一番電波が強いです。
同様にして、今度は楽天モバイルに切り替えます。
下り17.0Mbpsとまずまずの速度です。
最後に、NTT DOCOMOです。
下り14.8Mbpsです。私の自宅ではドコモの電波が一番弱いときが多いです。ソフトバンクとどっこいどっこいです。
以上のように、本当に4キャリアを切り替えて利用することが可能でした。
それで、こういうローミングSIMを利用するときの注意点なのですが、MVNO用のAPN構成プロファイルがインストールされていると、データ通信ができない場合がほとんどです。
右上のアンテナ表示のところを見てもらいたいのですが、mineoのAPN構成プロファイルがインストールされている状態ではアンテナが立っていません。
APN構成プロファイルを削除して機内モードのオン・オフをしてやっとアンテナが立ちました。
次に、海外のローミングSIMを利用している場合、auPAYアプリとd払いアプリは問題なく利用できる状態で立ち上がるのですが、PayPayに関しては海外からのアクセスとみなされ、利用が制限されてしまいます。
これだと、PayPayをよく利用される方にとっては、利用価値が半減してしまいますよね。
これに対処するためにはどうするかというと、VPNサーバーを利用するとよいです。
「VPNとデバイス管理」の「VPN」のところで「VPN構成を追加」をタップしてVPNサーバーを登録し、上のVPN状況を「接続済み」の状態にします。
そうすると、設定のほうにVPNがオンになった状態で表示されます。
このとき登録するVPNサーバーですが、海外のサーバーを登録したのではやっぱり日本国内でPayPayが使える状態になりません。そこで私は筑波大学に表示されている日本のVPNサーバーを登録してみたところ、うまくいきました。
画像の一番右、PayPayの表示が真っ白になっていますが、これは秘密保持のため、iPhone17でスクリーンショットを撮ってもこういう表示になるということです。
本当に4キャリアに対応していることは確認できたのですが、このeSIMは購入してから有効にするまで何日間の余裕があるのか、FAQを見てもよく分かりませんでした。その点だけちょっと不安ではあります。1GBで1週間の有効期間があるのであれば、どこかに遠出する際にあらかじめ購入するといった使い方にするのがいいのかなと思いました。












自分も事前購入するのが良いとは思いますけど、自分はDENTも300〜400MBぐらいは常備しているので、DENTの通信でeSIMflyのアクティベートぐらいはできるかなとも思ってます。
>こういうローミングSIMを利用するときの
>注意点なのですが、MVNO用のAPN構成
>プロファイルがインストールされていると
>データ通信ができない場合がほとんどです
これって確かに mineoのAPN構成プロファイルが邪魔をしていると思うのですけれど、eSIMFLY自身はAPN構成プロファイル不要のようなので、「mineoのAPN構成プロファイルが邪魔をしている~」というのは、設定のところの「モバイルデータ通信ネットワーク」のAPN手書き欄に mineoのAPNの亡霊が自動的に囲まれてしまっているためではないかと思われますが、そうであれば、それを削除すれば、mineoのAPN構成プロファイルを削除しなくてもデータ接続出来たりするかもしれません~

皆さん、コメントありがとうございます。APNの件ですが、確かにmineoのAPNが記載されてしまっていました。
でも、それを削除して空白にしても、mobile.three.com.hkと入力して機内モードのオンオフをかけても、やっぱりアンテナは立ちません。
>> okitaomote さん
eSIMのキャリアバンドルに関しては、「Hutchison HK 66.0」となっています。>> okitaomote さん
早々のご確認、ありがとうございます。そうでしたか。最右画のようにすれば mineoのAPN構成プロファイルを残して置いても 影響を受けることなくデータ接続できるかと思っていました。残念です~(汗)